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Yamareco

記録ID: 6042226
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

美濃禅定道で別山へ(往復)

2023年10月11日(水) 〜 2023年10月12日(木)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:25
距離
22.2km
登り
2,167m
下り
2,155m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:59
休憩
0:47
合計
7:46
7:13
8
7:21
7:21
49
8:10
8:11
30
8:41
9:03
32
9:35
9:41
22
10:03
10:03
47
10:50
10:51
34
11:25
11:25
8
11:33
11:43
37
12:20
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4
12:24
12:24
6
12:30
12:30
46
13:16
13:16
31
13:47
13:54
20
14:14
14:14
39
14:53
14:53
6
2日目
山行
3:12
休憩
1:14
合計
4:26
7:01
7:15
4
7:19
7:20
23
7:43
7:43
49
8:32
8:33
14
8:47
8:57
19
9:16
10:00
20
10:20
10:21
34
10:55
10:55
5
11:00
11:03
3
11:06
ゴール地点
天候 [天候 晴れ時々曇
[気温] 日中、気温は日が当たらないと 10℃。日が当たると20℃程度。朝方は 0℃位まで下がる
[風速] 初日朝方は稜線では多少風吹き寒い。ただし、その後収まり程よい風(暑い)。二日目も同様。
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆ 石徹白登山口 P (20台弱可) 。登山時は私の1台のみ、下山時は8台ほど。ここが一杯ならば、登山口より車で5分?(1.4km)ほど街に向かったところに、河原に降りられる広い場所もある(googlemap で確認できます)。
★ 白山中居神社から登山口までの道について:2022年に舗装・整備され、穴ぼこの道は綺麗になりました。ただ、道路には水が流れるようにV字型の溝が道を横切る形でいくつもあります。また小さな落石もあります。登山口に近いV字の溝で、往路でバンパー擦りました。(ハンドルをいいタイミングで切ると免れるかもしれません。帰りは擦らずに済みました)。
コース状況/
危険箇所等
◆登山届:登山口のあずま屋にポストあり (ただし私は、コンパス (mt-compass で検索)が、石川、福井、岐阜の3県に対応してるので、コンパスにて提出)。
◆山道:銚子ヶ峰〜一ノ峰の間のアップダウンがかなりきつかった。一歩一歩の高さがあり、体力が削られてきます。また、一部崩れているところもあります。注意してあるくと大丈夫です。
◆水場:3か所(登山口、神鳩ノ宮避難小屋、水呑釈迦堂跡)あり、すべて水量が十分ありました。2023年の夏は一時期すべて涸れたとのこと。(神鳩の小屋には、いつどの水場がOKになったかなど書かれています)。
📶(電波状況):三ノ峰避難小屋の前、少し石徹白側に寄ったところで au 。白山頂上が視界に入る別山の近くで au と sb が入ります。
その他周辺情報 ♨:満天の湯 :900円、食事(千円前後)
左手前から駐車場 (20台弱止められます)、奥に登山ポストがあるあずま屋、その奥にトイレ、右に登山口(太陽光を使った人のカウンタ機器があるところ)看板の右後ろ奥に水場。
2023年10月11日 07:11撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4
10/11 7:11
左手前から駐車場 (20台弱止められます)、奥に登山ポストがあるあずま屋、その奥にトイレ、右に登山口(太陽光を使った人のカウンタ機器があるところ)看板の右後ろ奥に水場。
登山口。右手に水場も
2023年10月11日 07:12撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
3
10/11 7:12
登山口。右手に水場も
400段ほどの石段を登ります
2023年10月11日 07:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
3
10/11 7:15
400段ほどの石段を登ります
石徹白(いとしろ)の大杉。・・そういえば、昔、「いとしろシャーロットタウン」というスキー場のポンチョ(ITOSHIRO CHARLOTTE TOWN・・・と書いてある)を着てたら友人に「伊東四朗のポンチョ?」と聞かれたのを思い出した😆
2023年10月11日 07:20撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
6
10/11 7:20
石徹白(いとしろ)の大杉。・・そういえば、昔、「いとしろシャーロットタウン」というスキー場のポンチョ(ITOSHIRO CHARLOTTE TOWN・・・と書いてある)を着てたら友人に「伊東四朗のポンチョ?」と聞かれたのを思い出した😆
真ん中の細い杉が普段私たちが見ている杉のサイズ(よりも少し太いくらい)。どれだけ太いかがわかります。
2023年10月11日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
10/11 7:23
真ん中の細い杉が普段私たちが見ている杉のサイズ(よりも少し太いくらい)。どれだけ太いかがわかります。
大杉から、ここまでの間、姿は見えないが「ゴロゴロ、ゴロゴロ」という低い音が私を付いておっかけてくる。多少鈴を鳴らしても鳴りやまず。思いっきり鳴らしたら、消えた。
熊か? https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-68956.html
それとも、ヤマドリ? https://yamap.com/communities/1726
2023年10月11日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 7:32
大杉から、ここまでの間、姿は見えないが「ゴロゴロ、ゴロゴロ」という低い音が私を付いておっかけてくる。多少鈴を鳴らしても鳴りやまず。思いっきり鳴らしたら、消えた。
熊か? https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-68956.html
それとも、ヤマドリ? https://yamap.com/communities/1726
遠くの山が見えます。快晴です。
2023年10月11日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 8:16
遠くの山が見えます。快晴です。
神鳩ノ宮避難小屋。少し休ませてもらう。
トイレブースあり(要携帯トイレ)。持っていくので携帯トイレがもうないとのこと😫。「もう用意しない可能性もある」との記載。もって帰らずその場で使いましょう。(トイレ清掃協力金か、下での使用済トイレの回収量との差を見てるのではないかと思う)
2023年10月11日 08:37撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 8:37
神鳩ノ宮避難小屋。少し休ませてもらう。
トイレブースあり(要携帯トイレ)。持っていくので携帯トイレがもうないとのこと😫。「もう用意しない可能性もある」との記載。もって帰らずその場で使いましょう。(トイレ清掃協力金か、下での使用済トイレの回収量との差を見てるのではないかと思う)
小屋の中です。綺麗です。
2023年10月11日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
10/11 9:01
小屋の中です。綺麗です。
神鳩ノ宮避難小屋の水場。一時涸れてたとのことですが、生きてます。(上の水場が生きてるかどうか不明なので) 1L ほど汲む。
2023年10月11日 08:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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10/11 8:46
神鳩ノ宮避難小屋の水場。一時涸れてたとのことですが、生きてます。(上の水場が生きてるかどうか不明なので) 1L ほど汲む。
登山道にヘビ。頭が向いてる方と反対を、おっかなびっくり通りました😅。⇒ 分かりづらい模様、目が真ん丸で黒っぽい、ということから、アオダイショウとあとからわかりました。
2023年10月11日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 9:58
登山道にヘビ。頭が向いてる方と反対を、おっかなびっくり通りました😅。⇒ 分かりづらい模様、目が真ん丸で黒っぽい、ということから、アオダイショウとあとからわかりました。
銚子ヶ峰に到着。
2023年10月11日 10:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4
10/11 10:04
銚子ヶ峰に到着。
今から歩くルート。右奥の山が別山、左の方の手前が三ノ峰。まだまだある。
2023年10月11日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 10:05
今から歩くルート。右奥の山が別山、左の方の手前が三ノ峰。まだまだある。
紅葉と別山、数少ない綺麗な紅葉でした。
2023年10月11日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 10:09
紅葉と別山、数少ない綺麗な紅葉でした。
一ノ峰に到着。まだ元気です。
2023年10月11日 10:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
2
10/11 10:51
一ノ峰に到着。まだ元気です。
リンドウ
2023年10月11日 11:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 11:18
リンドウ
二ノ峰に到着。そろそろへばって来る。
2023年10月11日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 11:25
二ノ峰に到着。そろそろへばって来る。
[水呑釈迦堂] この木の札そばの薮を下りていきます(道あります)。水がなければ引き返すつもりで降りて行くと、出てました。500cc 水を追加。合計 4.5L。ずっしり来ます。このあたりで足が攣りそうになる。
水は、岩に開いた10cm 程度の穴から岩を伝って湧いていて、すぐ下の水たまりに溜まります。なので、口の細い長い容器が汲みやすいです。
2023年10月11日 11:42撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 11:42
[水呑釈迦堂] この木の札そばの薮を下りていきます(道あります)。水がなければ引き返すつもりで降りて行くと、出てました。500cc 水を追加。合計 4.5L。ずっしり来ます。このあたりで足が攣りそうになる。
水は、岩に開いた10cm 程度の穴から岩を伝って湧いていて、すぐ下の水たまりに溜まります。なので、口の細い長い容器が汲みやすいです。
別山もずいぶん近くなりました。
2023年10月11日 12:13撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
1
10/11 12:13
別山もずいぶん近くなりました。
越前三ノ峰を左手に見て回り込むと、今晩のお宿の三ノ峰避難小屋が突然現れます。トイレ(和式の汲み取り式)あり。au の電波も小屋前(この写真のあたり)では入ります。
トイレの紙は、「お持ち帰りください」(黒板)。「持って帰るか便槽に入れて」(トイレ内)・・もって帰ったけどどっちやねん。なお、夕方になり、同宿の人が一人現れ、二人で泊まることに。
2023年10月11日 12:14撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 12:14
越前三ノ峰を左手に見て回り込むと、今晩のお宿の三ノ峰避難小屋が突然現れます。トイレ(和式の汲み取り式)あり。au の電波も小屋前(この写真のあたり)では入ります。
トイレの紙は、「お持ち帰りください」(黒板)。「持って帰るか便槽に入れて」(トイレ内)・・もって帰ったけどどっちやねん。なお、夕方になり、同宿の人が一人現れ、二人で泊まることに。
三ノ峰に行く途中で振り返る。小屋前のお二人が、この日この時間までにお会いしたすべての人です。
2023年10月11日 12:27撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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10/11 12:27
三ノ峰に行く途中で振り返る。小屋前のお二人が、この日この時間までにお会いしたすべての人です。
三ノ峰頂上と別山
2023年10月11日 12:31撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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10/11 12:31
三ノ峰頂上と別山
別山平。素晴らしい景色。
2023年10月11日 13:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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10/11 13:13
別山平。素晴らしい景色。
観光新道と、殿ヶ池避難小屋。ガスの中でも目では見えたのですがわかりづらい。
2023年10月11日 13:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
10/11 13:45
観光新道と、殿ヶ池避難小屋。ガスの中でも目では見えたのですがわかりづらい。
別山到着。無事にこれたことのお礼を述べて手を合わせる。
2023年10月11日 13:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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10/11 13:48
別山到着。無事にこれたことのお礼を述べて手を合わせる。
白山(御前峰)。あいにくガスがかかっています。
正面右手の山の頂上に人が二人いるのがわかります?
2023年10月11日 13:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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10/11 13:48
白山(御前峰)。あいにくガスがかかっています。
正面右手の山の頂上に人が二人いるのがわかります?
登ってきた方向。左手奥の平らなところが三ノ峰。あそこまで帰ります。
2023年10月11日 13:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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10/11 13:54
登ってきた方向。左手奥の平らなところが三ノ峰。あそこまで帰ります。
唯一の岩場(振り返って撮影)。手前(岩場向かって左手)から登り降りのでなく、岩場の右手から登り降りが簡単。
2023年10月11日 14:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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10/11 14:08
唯一の岩場(振り返って撮影)。手前(岩場向かって左手)から登り降りのでなく、岩場の右手から登り降りが簡単。
池。水場の水が切れているときこの水を浄水器で通すしかない模様。
2023年10月11日 14:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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10/11 14:13
池。水場の水が切れているときこの水を浄水器で通すしかない模様。
天の川。そらを見上げると、近視の私でも見えました。手でBULB モードで撮影しましたがまあなんとか撮れた。
2023年10月11日 18:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/11 18:53
天の川。そらを見上げると、近視の私でも見えました。手でBULB モードで撮影しましたがまあなんとか撮れた。
御来光。雲がかかってて無理かなと思ってましたが、一応形になってた。
2023年10月12日 06:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4
10/12 6:00
御来光。雲がかかってて無理かなと思ってましたが、一応形になってた。
遠くに雲海も。左奥は、御嶽?
2023年10月12日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/12 7:22
遠くに雲海も。左奥は、御嶽?
きた道を帰ります。(どうもアンダー気味にしていたかな・・暗い)
2023年10月12日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
3
10/12 7:23
きた道を帰ります。(どうもアンダー気味にしていたかな・・暗い)
下山しました
2023年10月12日 11:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/12 11:00
下山しました
白山中居神社。川の向こうに社が見えますが、階段を上り下りするだけの体力はもうありません😅。
2023年10月12日 11:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
10/12 11:33
白山中居神社。川の向こうに社が見えますが、階段を上り下りするだけの体力はもうありません😅。

装備

個人装備
合計重量 16 Kg (途中確保した水含む) ・持ち物:ツェルト 雨具 シュラフカバー シュラフ 上下のダウン 化繊の薄い防寒ジャケット メリノウール長袖他 水 4L 消費(持参した水は3L) 水場で往路 1.5L 確保 ( 神鳩ノ宮避難小屋1.0 + 水呑釈迦堂で 0.5) 水場で復路0.5L (水呑釈迦堂) 下山時残水量: 1L 行動着 メッシュT + 半袖T (+長袖メリノウール薄手:寒いときのみ) 寝始めは暖かくダウンパーカは使わず。明け方は寒い 昼食1日目:コンビニのスティックパン 夕食1日目:リゾッタ+パスタ(あえるだけのパスタソース) 朝食2日目:チキンラーメンと乾燥野菜 + リゾッタ 昼食2日目:棒ラーメン
備考 往路、万一、熊と出会った時、ふと、このダンス効くんかなーと思って、山を歩きつつ「こんなんだったけ〜」と思い出してたら、突然人が現れてびっくり😅(相手もびっくりしただろうなー)
https://www.youtube.com/watch?v=ZHRs-OXejWs

感想

[美濃禅定道]
 前から美濃禅定道は一度歩きたく。また別山も登ったことがない。そこで、三ノ峰までにしようか、別山までにしようか考えましたが、泊まりにすれば、十分別山まで行けるだろうと考え、以前から知っていた三ノ峰避難小屋で一泊することにして計画を立てました。
[水場の情報収集に力を注ぐ]
 さて、目標とする山を設定し、安全に登り降りてくるためにどんなことを注意するか?「情報を得る」というのは共通ではあるものの、改めて(登り方、選ぶ山の性質、また個人の体力・技術もあるでしょうが) 、山によって、どの情報の取得に重点を置くか違うということを感じます。
 この山の場合は、1泊する場所は避難小屋。人はいません。なので食事・水は購入できません。ただ、天候は9月に東北を回っていた時と違い、天気予報もコロコロ変わることはありません。そうなると重要視するのは水。調べてみると、今年は水場の水が涸れていた時期があったとのこと。これで別山までいけるかどうかが変わります。15kg 位を MAX とし、自宅から3L を用意。登りながら神鳩、水呑の二か所の水を確認。合計 1.5L 確保。これならば泊まれるということから、三ノ峰避難小屋で一泊しました。
[登ってみて]
 一日目、実際に登ってみると、アップダウンがきつい。晴天で、稜線での風も比較的穏やかで登っていると汗が吹き出します。最初メッシュT + メリノウール薄手長袖+半袖Tでしたが、暑くて、メッシュT + 半袖T で登るなど調整しました。
 なお、朝食は、仮眠していた長良川 SA でとりましたが、昼食はスティックパンを適宜とるということで往路は過ごしています。消費した水はおそらく 1L 弱でした。
 結果、水分量が足りなかったのか、エネルギー不足か、往路 2ノ峰と3ノ峰の間で、足が攣りはじめます。水をポカリスエットに切り替え(ポカリも結構カロリあります)、芍薬甘草湯を飲み、バナナ(乾燥チップ)を食べるなどし、別山まで行って帰ってくることができました。
(なお三ノ峰避難小屋と別山との間はアタックザックで登ってます)。
 その日の夜ですが、同宿の方が、遅くまで火を使っていたせいか、小屋の中は暖かく感じました。なのでダウンパーカなしに寝ましたが、明け方になるとかなり冷え込みます。
 二日目、4:30 起床。前日の行動で濡れたズボン、タイツ、Tシャツ等をロープで干してましたが乾かず、濡れた状態で改めて着ることに(とっても冷たい)。
 後は降りてくるだけということで、少し朝が早いですが、6:30 に出発。すると、朝露にぬれた笹、草が、太ももから下に当たります。太ももならば、ゲイターしてても意味ないしと思ってましたが、実は足首のあたりの草の朝露が曲者で、気が付かない間にズボンのすそはびしょびしょ。そのうちに靴の中もビショビショ。歩くと、靴の中の空気が水の中で動いて「ブブ」とかいう音を立てる。。。靴を脱いで靴下を絞ったり、靴の中の水を捨てるということを、何度も繰り返しました(朝露の攻撃は、銚子ヶ峰〜三の峰で多いのですが、一日目、歩いた時刻だとすでに草が乾燥しており、これほどになるとは夢にも思わず)。
ちなみに、食事は、一日目に懲りて、出発前 (5時ごろ)に朝食、神鳩小屋(9時半頃)に昼食をとり、エネルギー切れが無いように気を付けました。
[小屋について]
神鳩ノ宮避難小屋、三ノ峰避難小屋も協力金などはありません。このルートを歩くには、必要な施設かと思いますので、携帯トイレも含めて皆で大事に使えればとおもいます。
[すれ違った人]
往路、途中で1グループ(2名)の方に抜かされました。復路は、8名の方に出会う

[計画 (x 0.8)との差]
◆ 一日目
         実績  計画   差
--------------------------------------------------------
登山口        7:13 7:00 0.13 (遅れ)
神鳩ノ宮避難小屋  8:41 8:57 -0.16
銚子ヶ峰      10:03 9:49 0.14 (遅れ)
三ノ峰避難小屋   12:20 11:46 0.34 (遅れ)
三ノ峰       12:30 11:56 0.34 (同上)
別山        13:54 13:22 0.32 (同上)
三ノ峰       14:53 14:25 0.28 (同上)
避難小屋      14:59 14:25 0.34 (同上)
◆ 二日目は、途中4回靴の水を捨て、靴下を絞るなどしたがペースはほぼ一定
        実績  計画   差
--------------------------------------------------------
避難小屋     6:40 6:40 0.00
銚子ヶ峰     8:32 8:14 0.28
神鳩ノ宮避難小屋 9:16 8:47 0.29 (ここ実績では45分休憩)
登山口     11:00 9:55 1.05

 
 
 

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コメント

ジュピタさん、今晩は🌟
別山⛰️お疲れ様でした。紅葉🍁した、静かな山歩き。標高差も結構あって荷物も16キロ‼️
過去に足の手術もされてる様ですが、そんな事全く感じない位、凄いご健脚ですね👏
それに、ジュピタさんの綿密な計画。私も見習わないとなぁと思います。
素敵な写真を沢山✨私も白山へ再訪したくなりました。(別山はハードそう⁉️)
2023/10/13 19:37
junjun11030401さん、こんばんは、コメントありがとうございます。頑張って歩きました。ただ、水場、どちらも 20m-30m ほど下って登るのです。そのたびに足は疲れ、重たくなるザック。きつかったです😅。
 ただ、三ノ峰の小屋に荷物をデポし、アタックザックで別山行ったらとってもらくちんでしたので、ザックがある程度軽ければ、別山までの日帰りとかも夢ではなさそうです。他、時間があれば逆に、石徹白〜白山〜一ノ瀬なども(途中1 or 2泊) いいなぁと思いながら、縦走路を歩いてました。是非! 素敵な稜線です
2023/10/13 19:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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