金峰山〜ヤマノススメの聖地巡礼と紅葉すすむ秋の金峰山〜



- GPS
- 09:27
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,242m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 9:21
天候 | 晴れ時々曇り。山頂雲おおめ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・100台くらい ・朝15台くらい埋まってました。帰ってきてもあまり増えてなかった ・舗装あり ・トイレはみずがき山荘のところ。駐車場から100mくらいのとこ。100円 ・アクセス路ダートなし。ただし最後の2kmほどは道路に大きな段差や穴がある場所があるのであまりスピードは出さないほうがいいです。前よりは穴埋められてましたがいくつか大きい穴ありました |
コース状況/ 危険箇所等 |
○危険箇所なし ・よく整備されていて危険箇所らしい危険箇所はありません。 ・大日岩は裏側に目印があってのぼれますが、やや足場が不安定なところがあるので気をつけてください。 ・山頂付近の岩場はところどころ足場に迷うようなところもありました。気をつけてください ・大日岩周辺で下り方向通過時に迷い込みそうになる場所はありましたがそばに目印があるので目印を追っていれば迷うことはないです。 ◎紅葉 すでに登山口から色づいています。大日小屋付近から先では真っ赤な木も多く見頃です |
写真
感想
さて、秋深まり一段と寒くなってきた今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回はTVアニメ/マンガ『ヤマノススメ』の聖地巡礼を兼ねて金峰山に登ることにしました。
ヤマノススメとは関係なく昨年も登りましたが、昨年は深いガスに包まれ憂鬱な山行となってしまったので、それのリベンジも兼ねてアニメの舞台となった場所をちゃんと見ながら登ろうかな〜となりました。
さてまず朝、いつも通り到着です。
増冨より先瑞牆山荘までの2キロほどの区間の舗装は知ってましたが荒れています。
数年前瑞牆山に登った際にはここの段差をスピードあまり落とさずに通過してしまって、衝撃で車のタイヤのサイドが破れてパンクしてしまった苦い記憶もあります。
大きな段差や大きな穴はだいぶアスファルトが埋められてましたが、下の方に大穴が1か所と、橋の継ぎ目などに数カ所まだ大きめの段差あったので注意してください。
車内で朝食を取りながらアニメ『ヤマノススメ』を視聴してモチベーションを高めるとともに劇中ででてくるポイントと構図をチェック。
作品で金峰山が登場するのはまさに秋、この季節です。
さて、ぼちぼち身支度をして出発。駐車場付近も山が金色です。
まずはちょっとおりて瑞牆山荘へ。
瑞牆山荘はアニメでも登場したのでここも作中の構図を意識しながら写真撮ります。
そこからは富士見平小屋までしばらく歩き。
途中の森が切れて瑞牆山が目の前にドーンと目の前にあらわれる見晴らしスポット、ここも聖地。
ここは作中でみんながここからみえる瑞牆山をみて感動したところです。
それにしても森が金色。一気に紅葉進みましたね。
めちゃくちゃいい写真も撮れたので先すすみます。
しばらくいくと富士見平小屋。ここがまたキレイな金色の森。秋の森!って感じがします。
ここも聖地。
ヤマノススメではみんながここにテントを張って泊まり、1日目瑞牆山、2日目金峰山と歩いていました。
まさにここに座ってたんだなあ…などというところを写真におさめたりしながら小休止。
このあたりは野鳥おおいのでいいですよね。
写真撮りまくっていたらだいぶ長く休憩してしまったのでさきすすみます。
富士見平小屋をでると他の登山者もおらず、静かな山行に突入しました。
ここからの道はやや単調な緩やかなのぼりです。
しばらくいくと鷹見岩分岐。ここから大日小屋までは今度は緩やかな下りです。
このへんもすでに結構紅葉がきています。
大日小屋までつくとこのへんは紅葉まっさかり。なんならちょっと散っちゃってる木もあります。
大日小屋の上の開けたあたりは前来たときも思いましたが紅葉がきれいですね。
さて、大日岩まで。
大日岩のあたりが作中もっとも大事になる場面なのでこここらは聖地を探しながら歩いていきます。
大日小屋をすぎると徐々に上り勾配が大きくなり、鎖が張ってあるところもあります。でも鎖つかわずとも通過できるくらいの勾配です。
作中ではこの頃気持ちのすれ違いが大きくなったひなたとあおいはなんだかうまくいかなくなり、ついにこの瑞牆山&金峰山の山行の際、あおいの遅刻でひなたがプッツン。イライラを引きずったまま登り始めたひなたが強引に岩から飛び降りた際に膝を痛めるというアクシデントにあって砂払いノ頭でリタイアするのですが、砂払いの頭からあおいと一緒に下山する際に大日岩あたりの見晴らしのいい岩の上で仲直りするという作中のターニングポイントとなる場所です。
作中の構図を探してこのあたりでは時間かけながら仲直りの岩を同定していきます。
すると大日岩から少し下の開けた岩場にそれらしきところを発見!!
そこから見える景色も似ているのでここにちがいない!
仲直りの岩自体は登山道のわき。
木のヒョロっとしたのが岩から生えているのが目印です。
実際行ってみると段差があるので足痛めててここよじ登ったのか…と思わないこともなかったですが、無事聖地巡礼です。
岩の上に登ってみると作中でみていたよりだいぶ狭い。
ここで二人が肩を寄せ合いながら景色を見つつ羊羹を食べて仲直りするのですが、二人で座るとちょっと狭いですね(笑)
岩の上からの写真も撮ってすすみます。
大日岩分岐の看板。これも作中に登場しました。
今回はお天気も良かったので大日岩寄っていきます。
大日岩は分岐から上がっていけば登れますが、目印ペンキを辿っていても段差の大きい箇所あります。
無事大日岩も登峰に成功。卵みたいな岩があります。
ここから振り返ってみる金峰山が一番かっこいいかな。
金峰山がさーっと色づいているのがわかります。
大日岩をすぎるとあとは砂払いの頭までは単調なちょっと勾配きつめの斜面。
あまり面白みはないですが、たしかに足痛めてるとこの登りはキツイかもなぁ。
と思っていると砂払いの頭に到着〜。
ここまで登ってきてひなたはギブアップ。ここの分岐で話し合ってひなたは下山。楓先輩とここなちゃんは山頂を目指し、ひなたを一人で下山させられないとあおいがついていって下山。ここでお互いの気持ちがほぐれ始める作中の大事なポイント。
ここもアニメにでてきたのを忠実に再現した構図で写真撮りました!
さて、前回きたときはこの先は完全なガスの中で寒かった記憶しかない金峰山ですが、今回も山頂には雲が目立つ嫌な流れ。
日が当たっているところはあったかいけどかげっているところはすごく寒い。あれです。
ここから先は岩場なのでおもったほどペースはあがりません。
晴れてくれないかなぁ…などと思ってペースダウン。
とはいえそんな距離はないのでぼちぼち山頂到着。
ガスこそかかっていないものの頭上には雲があって寒いさむ寒い。
なんとか晴れてほしいと思いながら五丈岩に参拝。
瑞牆山側の景色は晴れていたので景色見ながらごはんたべます。
ご飯の最中は風も出てちょっと凍えましたが温かい食べ物が沁みます。もう冬はすぐそこ。
ごはんを食べているとだんだん雲がとれてきて、だんだんおひさまがでてきました。日が出るとちょっと暑いくらいあたたかい。太陽は偉大。
晴れさせてくれた五丈岩に感謝しつつあとは数分あがって三角点まで。
今回は無事、ちゃんと晴れた山頂を踏めました。
下りはピストン。下っていたら随分曇ってきましたが山頂晴れてくれてよかった。
あとはぼちぼち歩いて下山です。日没はやくなってきたからこれ以上ゆっくり歩いたら真っ暗ですね。
日のあるうちに下山完了。
聖地の写真とりまくってたら随分ゆっくりになってしまいました。
でも作中にでてきた場所にでてきた時期にいって同じ風景を見るというのはやっぱり楽しいですね。
ヤマノススメ聖地巡礼の金峰山。秋深まり紅葉もすすむ金峰山でした。
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