ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 605348
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

北面白山

2015年03月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:56
距離
8.7km
登り
714m
下り
708m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
0:41
合計
4:56
8:16
17
駐車場
8:33
8:33
59
9:32
9:33
30
10:03
10:17
45
11:02
11:13
29
11:42
11:56
11
12:07
12:08
64
13:12
天童高原駐車場
天候 晴れ/曇り
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天童高原スキー場の駐車場に駐車。
朝8時過ぎに着いた時にはほとんど人影はなし。
コース状況/
危険箇所等
■雪は締まっていてワカン、スノーシュー等はなくとも大丈夫な状況でした。
■三沢山から鞍部に下りて面白山へ登り返す尾根の北側に小さな雪庇があり、
 亀裂が入っていたのでなるべく南側の樹林に近い方を歩きました。
■最後の急斜面はピッケル、アイゼンがあった方が安心です。
人影のない天童高原スキー場の駐車場。
2015年03月22日 08:21撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 8:21
人影のない天童高原スキー場の駐車場。
スキー場の舗装路をキャンプ場へ向かう。
2015年03月22日 08:24撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 8:24
スキー場の舗装路をキャンプ場へ向かう。
クローズしているキャンプ場にはテントが3張。
2015年03月22日 08:35撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3
3/22 8:35
クローズしているキャンプ場にはテントが3張。
夏の巻道を右手に見て直進します。
2015年03月22日 08:39撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 8:39
夏の巻道を右手に見て直進します。
尾根に乗りました。
2015年03月22日 08:44撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 8:44
尾根に乗りました。
右手に面白山スキー場を見て進みます。
2015年03月22日 08:49撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 8:49
右手に面白山スキー場を見て進みます。
尾根を辿ります。
2015年03月22日 09:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 9:00
尾根を辿ります。
何度か細かなアップダウンを繰り返します。
2015年03月22日 09:01撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 9:01
何度か細かなアップダウンを繰り返します。
放牧場への道("山と高原地図"には廃道と記載してある)を左に分ける地点で休憩。
2015年03月22日 09:06撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 9:06
放牧場への道("山と高原地図"には廃道と記載してある)を左に分ける地点で休憩。
せっかく持ってきたのでスノーシューを装着。
2015年03月22日 09:11撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
3/22 9:11
せっかく持ってきたのでスノーシューを装着。
この尾根は危険個所はなく歩き易い。
2015年03月22日 09:20撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 9:20
この尾根は危険個所はなく歩き易い。
明るく開けたなだらかな斜面に出ました。
2015年03月22日 09:49撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 9:49
明るく開けたなだらかな斜面に出ました。
右手には面白山が見えます。
2015年03月22日 10:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
3/22 10:00
右手には面白山が見えます。
振り返ると正面に天童高原スキー場。右手に大畑山、スキー場の背後には雨呼山〜鵜沢山〜三角山。
2015年03月22日 10:04撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 10:04
振り返ると正面に天童高原スキー場。右手に大畑山、スキー場の背後には雨呼山〜鵜沢山〜三角山。
一登りで三沢山の山頂。
2015年03月22日 10:05撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
3/22 10:05
一登りで三沢山の山頂。
一息入れてここからはアイゼン、ピッケルで行きます。
2015年03月22日 10:13撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
3/22 10:13
一息入れてここからはアイゼン、ピッケルで行きます。
三沢山からはちょっと下って登り返し。鞍部からは左手に雪庇が張り出しているのが見えます。山頂直下はけっこうな急斜面です。
2015年03月22日 10:19撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
3/22 10:19
三沢山からはちょっと下って登り返し。鞍部からは左手に雪庇が張り出しているのが見えます。山頂直下はけっこうな急斜面です。
雪庇は所々で亀裂が入り落ちています。
2015年03月22日 10:20撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
5
3/22 10:20
雪庇は所々で亀裂が入り落ちています。
雪庇に入ったクラック。なるべく右手の樹林に近い所を歩きました。
2015年03月22日 10:23撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 10:23
雪庇に入ったクラック。なるべく右手の樹林に近い所を歩きました。
初めの急斜面。
2015年03月22日 10:25撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 10:25
初めの急斜面。
斜度が緩んで一息つけます。
2015年03月22日 10:32撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 10:32
斜度が緩んで一息つけます。
山頂直下の急斜面。
2015年03月22日 10:50撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 10:50
山頂直下の急斜面。
所々に露出した藪を避けて登って行きます。
2015年03月22日 10:58撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 10:58
所々に露出した藪を避けて登って行きます。
稜線に出ました。右手に面白山の山頂がもうすぐ。
2015年03月22日 10:59撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3
3/22 10:59
稜線に出ました。右手に面白山の山頂がもうすぐ。
左手には深く切れ落ちた谷。
2015年03月22日 11:01撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 11:01
左手には深く切れ落ちた谷。
誰もいない北面白山山頂。
2015年03月22日 11:03撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
5
3/22 11:03
誰もいない北面白山山頂。
中面白山へ続く稜線。その奥に大東岳。
2015年03月22日 11:04撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4
3/22 11:04
中面白山へ続く稜線。その奥に大東岳。
南面白山〜北蔵王方面。この日は晴れてはいたものの霞がかかったような感じでした。
2015年03月22日 11:05撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3
3/22 11:05
南面白山〜北蔵王方面。この日は晴れてはいたものの霞がかかったような感じでした。
下り始まます。直下の急斜面で二人組とすれ違いました。
2015年03月22日 11:25撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 11:25
下り始まます。直下の急斜面で二人組とすれ違いました。
中央右手の奥から二つ目のなだらかな白いピークが三沢山。そこから尾根を辿ると出発した天童高原スキー場。
2015年03月22日 11:25撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
2
3/22 11:25
中央右手の奥から二つ目のなだらかな白いピークが三沢山。そこから尾根を辿ると出発した天童高原スキー場。
三沢山の山頂に戻ってきました。
2015年03月22日 11:42撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
3/22 11:42
三沢山の山頂に戻ってきました。
開放的な斜面を下ります。視界が悪い時は迷いそうな場所です。
2015年03月22日 12:02撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 12:02
開放的な斜面を下ります。視界が悪い時は迷いそうな場所です。
左手に夏道?を分け尾根を辿ります。
2015年03月22日 12:30撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 12:30
左手に夏道?を分け尾根を辿ります。
右手に見えた放牧場。その後ろに大畑山の三角錐。
2015年03月22日 12:39撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 12:39
右手に見えた放牧場。その後ろに大畑山の三角錐。
マンサクの黄色い花が咲き始め。
2015年03月22日 12:45撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
6
3/22 12:45
マンサクの黄色い花が咲き始め。
天童高原に戻ってきました。
2015年03月22日 12:55撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 12:55
天童高原に戻ってきました。
ここでスノーシューを外して舗装路へ。
2015年03月22日 13:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 13:00
ここでスノーシューを外して舗装路へ。
舗装路を駐車場へと戻ります。
2015年03月22日 13:02撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/22 13:02
舗装路を駐車場へと戻ります。

感想

久しぶりの山行・・・昨年秋に体調を崩して以来実に6か月振りの山。
暮れになって体調は戻ったもののなかなかモチベーションは上がらず、
とても雪山に行ける状態じゃなかった。
今回山に行こうと思えたのはようやく心も体も元気になったということか。
・・・で、今回久しぶりの山行に選んだのは、昨春に天童高原から登った面白山。
春に登った時に雪の時期に行ってみたいと狙っていた山です。

天童高原の駐車場に着いたのは8時15分ころ。
スキー場にはまだお客さんの姿はなくリフトの試運転が始まったところ。
スノーシュー、アイゼン、ピッケル、ストックをザックい括り付けて出発。
スキー場の間の舗装路を歩き天童高原キャンプ場に向かいます。
キャンプ場はまだ雪に覆われていたが、その中にテントが3張。
辺りに人影はなくすでに山に向かった様子。
「お〜、テント張ってあるよ〜」来シーズンはここにテントを張ってみるか。。。
一気にモチベーションが上がり軽やかに歩を進めます。

すぐに夏道を右手に分けて斜面を直登すると尾根に乗りました。
左に牧場を見てなだらかな尾根を辿って行きます。
葉の落ちた木々の間からは右手に面白山スキー場の白い斜面が見て取れます。
何度かわずかなアップダウンを繰り返しながら高度を上げていくと、
放牧場に向かう道を左手に分ける地点に出てここで一息入れました。
この道は「山と高原地図」によると廃道と記載してありました。
ここまで雪は締まっていてツボ足で全く問題ありませんでしたが、
せっかく持ってきたスノーシューなのでこの先は装着して歩くことに。

スノーシューを着けて歩くのは2年振りくらいかな〜
八ヶ岳の杣添尾根や小泉ルートでの山行を思い出しながらユックリと歩きます。
そのうちパッと視界が開け明るく広々とした斜面に出ました。
ここで10人ほどの高校生と思われるパーティとすれ違いました。
おそらく下のテントは彼らが張ったものでしょう。
ここから一登りで三沢山の山頂に着きました。

三沢山の山頂で軽食を摂りながら、面白山を観察。
こうして見ると結構な急斜面で、昨春に歩いた時も急だったことを思い出します。
スノーシューとストックはここにデポして、この先はピッケル片手にアイゼンで行きます。

三沢山からわずかに下って登り返し。
鞍部から出だしは左手に小さいながら雪庇が張り出し、その基部にはクラック。
気温が上がって雪も緩んでいるので右手の樹林に近い部分を歩きます。
急な斜面をちょっと登ると傾斜が緩んでホッと一息。

山頂直下の急斜面は所々ブッシュが出ていてそれを避けながら登って行きます。
久しぶりの雪山。急な雪面にアイゼン、ピッケル。
厳冬期はこの斜面はどんな状態なんだろうか・・・
ちょっと恐怖を感じながらも一気に登った。

登り切ると右手には山頂へと導く白い稜線。。。
その景色を味わいながらユックリと山頂へと向かう。
そしてあっけなく面白山の山頂。
誰もいない山頂でオニギリを片手にしばし眺望を楽しんだ。

下山は来た道をそのまま戻った。
三沢山の山頂でアイゼンを外し、スノーシューに履きかえる。
久しぶりの雪山に満足しながら、次はどこの残雪の山に登ろうか考えていた。
そして来シーズンは厳冬期に再びここを訪れてみたいと思った。

(TONO)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:703人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら