檜又谷大スラブ沢


- GPS
- 10:43
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 1,310m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
安全登山の広場で登山届を出せる 河川の分岐地点に堰堤工事用の道の隅っこに駐車 |
写真
感想
いい天気、素晴らしいロケーション、ほどよい難易度の素晴らしい沢登りとなった!
今回意識したのは、弱点を突き、簡単に行ける範囲はランナーを取らず、難しいところが出てきたら取る。手に負える範囲のリスクを受け入れ、極力時短で距離を伸ばす、ということだった。
そこはうまく行ったように思う。自分のクライミングには満足している。
面白いのが僕のラインはフェルトソールのラインだったのかなぁ〜ということ。Kudanさんはスルスルとスラブを登ってて、僕が進退極まった箇所も思いもせぬライン取りで歩いていった。
その後、クライミングシューズに履き替えたらスラブに簡単に立てた。こんなにも違うのか…。適切な道具を使うって、本当に大事だ。スタミナやスピードを左右する。
スラブ帯を抜け、リッジを詰めると美しい風景が広がっていた。山って素晴らしい趣味だよな…と改めて思う。地球ってすごい。
素晴らしい風景に出会え、かつ技量と難易度が釣り合った課題を見つけてくれてKudanさんには感謝の言葉も見つからないほどです。もっとレベルアップします❗️
越後のスラブを登る前に手頃な所でスラブ系の登攀したいよねということで大スラブ沢に行きました。
久し振りに車中泊で前泊した、相方はシュラフ無しで何故か外で寝ていてほぼ眠れなかったらしい。(寒くて)
檜又谷本流は河原歩きだが3つ位ゴルジュと滝があってそれなりに楽しい。前滝沢の圧倒的岩壁をパスしつつ大スラブ沢へ
ぬるっとした一枚岩のスラブを登ったらすぐに15m滝、ここは私がリードした。簡単だが滑りが怖く、実際はそこまでヌメリがないのだがテカテカしていて怖い。トラバース気味に足を横に高く上げる動作が多かったのでより怖かった。過剰にランナー取ったので抜けるのに時間がかかった。
実際登攀難易度としては3級程度。
その後もスラブ滝40mという触れ込みなので相方につるべで越える。
その後、スラブまでにワンポイント微妙に難しい滝が4つくらいあって意外とよい。特にスリングがついた滝が、あぶみで滝を豪快に乗っこす楽しいムーブだった。
スラブはそこそこ傾斜があって適当に行くとやばい感じ、近距離、中距離、遠距離とラインを見ながら登っていた。ラバーのスラブの安心感は強いが弾かれたらやばいので攻めの見極めが大事。
断層帯前のスラブは傾斜緩めでのぺっーとした感じが多いが断層帯以降は傾斜がだんだん強くなり、草付きが多くなる。ただ横クラックが増えた分ガバも多くなった。
藪漕ぎはルートが築かれており、トレースできればそこまで苦労はしない。ただ沢から尾根に乗っかるルートを外すとかなり大変そう。尾根に乗りはじめはかなり急で灌木掴みながらほぼクライミングみたいなことするので結構大変。初心者連れてきたらここ大変かも、ロープ出しづらいし。
今回ほぼトレース外すことなく行けたのは少しは成長したか。
大スラブの頭まで詰めたら後は踏み跡が続き、簡単な歩き。
稜線に出ると谷川岳の一連の山が一望できる良い景色と良い天候、良いパートナーに恵まれてよかった。
またよろしくとお願いします。
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