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Yamareco

記録ID: 605801
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

尾瀬・帝釈の秘峰・四郎岳 2156m。3度目の試みで山頂到達

2015年03月25日(水) [日帰り]
 - 拍手
tanigawa その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:20
距離
10.9km
登り
840m
下り
846m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:45
休憩
1:23
合計
8:08
距離 10.9km 登り 854m 下り 853m
8:27
5
丸沼高原スキー場
8:32
8:46
26
大尻沼取水堰
9:12
9:14
110
登高尾根取り付き点(小さなアンテナ塔)
11:04
11:28
42
四郎岳主尾根(南尾根)取り付き点
12:10
12:21
59
林道横断地点
13:20
13:40
41
14:21
14:22
52
林道横断地点
15:14
15:25
51
四郎岳主尾根(南尾根)取り付き点
16:16
19
登高尾根取り付き点(小さなアンテナ塔)
16:35
丸沼高原スキー場
天候 快晴。
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
丸山高原スキー場が冬季の登山口になります。スキー場の駐車場に車を置かせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
四郎岳は、夏季は林道と踏み跡をたどって、少数の登山者が登っている山です。標識らしいものは夏、冬ルートとも基本的にありません。   冬季ルートは、大尻沼の落ち口を起点に、北へ進む登高尾根を登り上がり、四郎岳と唐沢山(1687m)とをつなぐ主尾根(南尾根)へ到達。そこから、主尾根をたどって、四郎岳へと登ります。   このルートは上部で林道とクロスするまで、踏み跡もありません。尾根は痩せた部分は短く、全体に平坦なうえ、樹林隊のなかで見通しが利きにくいため、視界が悪い場合は、現在地と進路のに気を配る必要があります。  前回2月の登山の時も、今回も、人にまったく会わず、トレースもありませんでした。  四郎岳の山頂は、尾根の頂点部で、やぶと樹木に囲まれています。数メートル位置を変えれば、南東側に奥日光連山の眺望が得られます。   スノーシューに好適のロングコースですが、登高尾根上部はやや急。斜度のある深雪ラッセルになることもあります。主尾根に出たあとは、東面に大きくない雪庇とその下の崖が状地形が続き、踏みぬき・転落などに注意がいります。
大尻沼の落ち口の取水堰管理建屋から沢を横断して、対岸の森を上がります。
2015年03月26日 09:11撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
1
3/26 9:11
大尻沼の落ち口の取水堰管理建屋から沢を横断して、対岸の森を上がります。
2015年03月26日 09:14撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
1
3/26 9:14
初代ポチロン、なお活躍中。
2015年03月26日 09:25撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 9:25
初代ポチロン、なお活躍中。
森の上部出て、林道を2回折り返して登ると、登高尾根の取り付きにでます。
2015年03月26日 09:43撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 9:43
森の上部出て、林道を2回折り返して登ると、登高尾根の取り付きにでます。
登高尾根を上がる。
2015年03月26日 09:48撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
1
3/26 9:48
登高尾根を上がる。
目的の四郎岳が右手、はるか高い位置に。
2015年03月26日 09:59撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 9:59
目的の四郎岳が右手、はるか高い位置に。
その右手に、燕巣山(つばくろすさん)。15年前に沢から上がった山。
2015年03月26日 09:59撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 9:59
その右手に、燕巣山(つばくろすさん)。15年前に沢から上がった山。
2015年03月26日 10:03撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 10:03
主尾根を四郎岳方向へ進みます。
2015年03月26日 11:53撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 11:53
主尾根を四郎岳方向へ進みます。
1山越えて緩く下降すると、尾根の鞍部で、ここで大尻沼からの林道と交差します。
2015年03月26日 12:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 12:24
1山越えて緩く下降すると、尾根の鞍部で、ここで大尻沼からの林道と交差します。
ここからのぞむ日光白根山は堂々としています。
2015年03月26日 12:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 12:24
ここからのぞむ日光白根山は堂々としています。
2015年03月26日 12:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 12:24
2015年03月26日 13:07撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 13:07
2015年03月26日 13:07撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3
3/26 13:07
雪庇に注意しながら、尾根を進みます。
2015年03月26日 13:46撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 13:46
雪庇に注意しながら、尾根を進みます。
四郎岳の山頂部に到達。
周囲を確認して、ここらあたりが一番高い。
2015年03月26日 14:03撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 14:03
四郎岳の山頂部に到達。
周囲を確認して、ここらあたりが一番高い。
10mほど離れた位置からは、奥日光の山々が眺められます。
2015年03月26日 14:06撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 14:06
10mほど離れた位置からは、奥日光の山々が眺められます。
2015年03月26日 14:07撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2015年03月26日 14:08撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 14:08
山頂部の北の一角。夏季は、ここから、隣りの燕巣山への踏み跡が続いていますが、今はすべて雪の下。
2015年03月26日 14:19撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 14:19
山頂部の北の一角。夏季は、ここから、隣りの燕巣山への踏み跡が続いていますが、今はすべて雪の下。
四郎岳から、往路を下降。左手には雪の山々が連なります。
2015年03月26日 14:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
1
3/26 14:24
四郎岳から、往路を下降。左手には雪の山々が連なります。
2015年03月26日 14:25撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2015年03月26日 14:25撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2015年03月26日 14:25撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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燕巣山。山頂手前にテラス状の地形があり、15年前は、下降は、そのテラスからカラノマタ川を下りました。
2015年03月26日 14:27撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 14:27
燕巣山。山頂手前にテラス状の地形があり、15年前は、下降は、そのテラスからカラノマタ川を下りました。
尾根上の森には、いろんな雪の造形がありました。
2015年03月26日 14:56撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 14:56
尾根上の森には、いろんな雪の造形がありました。
2015年03月26日 15:22撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 15:22
2015年03月26日 15:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 15:24
雪庇と、四郎岳方面。
2015年03月26日 15:26撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 15:26
雪庇と、四郎岳方面。
太ももがはまるくらいの、雪庇の穴。
落ちると、体が雪と太い枝などで雪中に閉じ込められます。
気温が高い日は、とくに危険。
2015年03月26日 15:31撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 15:31
太ももがはまるくらいの、雪庇の穴。
落ちると、体が雪と太い枝などで雪中に閉じ込められます。
気温が高い日は、とくに危険。
八朔みかんに砂糖をかけて、元気づけのおやつ。
ここから、登高尾根を一気に下ります。
2015年03月26日 15:38撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 15:38
八朔みかんに砂糖をかけて、元気づけのおやつ。
ここから、登高尾根を一気に下ります。
2015年03月26日 15:58撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 15:58
林道まで降りてきました。晩冬の斜め日は、暖かみが感じられます。
2015年03月26日 16:30撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 16:30
林道まで降りてきました。晩冬の斜め日は、暖かみが感じられます。
森の下降。
2015年03月26日 16:38撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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3/26 16:38
森の下降。
取水堰で川を渡って、200mほど先のスキー場へ。結局、一日誰とも会わない山でした。
2015年03月26日 16:45撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3/26 16:45
取水堰で川を渡って、200mほど先のスキー場へ。結局、一日誰とも会わない山でした。
撮影機器:

感想

四郎岳は、15年前に、燕巣山(つばくろすさん)とともに登ろうとして果たせなかった山でした。2年前の2月に挑戦したものの、このときは主尾根の積雪が少なく、尾根上の状態が悪く、引き返すことに。今回は、雪が2年前より多くて、主尾根が格段に歩きやすく、運よく山頂を踏めました。
条件が良い場合は、このルートはスノーシューの格好の活躍の場になるようです。今回は気温が高くなりすぎ、スノーシューに湿雪が張りついて、重くて消耗させられました。それでも下降では、気温が下がり出して雪の付着がなくなり、持ち味が発揮されたようでした。

関連の記録
燕巣山――大薙沢遡行、カラノマタ沢下降
http://trace.kinokoyama.net/kanto/tubamenosu2000.htm

尾瀬・帝釈のはざまの薮山・四郎岳(南尾根1867m峯まで)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-265932.html
2013年2月

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コメント

リベンジ
流石tanigawaさん
2年前のリベンジ・登頂おめでとうございます

上手く言えませんが、何か独特の雰囲気のある山行
tanigawaさんらしくていいですね
2015/3/27 12:55
Re: リベンジ
 kazikaさん、実は2年前の四郎岳退却のあとに、癌が見つかり、手術・リハビリ、ゆっくり回復期をすごすという期間を送ったので、ここまで回復してきた体で四郎岳に行けたのは、とてもうれしかったんです。
 1回で登れた山もいいですけれど、時期とチャンスを選びながら、時間をかけて山頂に立つ日を迎えるというのも、いいものですね。

 四郎岳と燕巣山の個性的な2峰は、日光白根山の側から見ても、尾瀬の、これもマイナーなピーク?の
オモジロ山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-23856.html
や三平峠付近から見ても、なかなか魅かれる山です。
2015/3/27 21:25
本格的な冬山
凄いですね・・・北国に住んでいるがなかなか本格的に山へ登る気にはなりません。雪山の怖さを知っているのと妻が無理なので夏山を楽しむのが仙人流です。
2015/4/13 7:19
Re: 本格的な冬山
tokiyosi64 さん、四郎岳は、険しい地形は北面側にあるだけで、難しい山ではないです。
ただ、人に頼る登り方はできないので、そういう面はいい体験ができる山です。
東北から北海道方面は、こういう一見、地味だけど、ちょっと奥行きがある山が多いですね。
2015/4/13 21:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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