紅葉黄葉で真っ盛りの栗駒山へ


- GPS
- 10:24
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,303m
- 下り
- 1,314m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:23
天候 | スタート時は曇天も昼前から紅葉黄葉が映えるほどの快晴(乾冷微風が気持ち良い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
現地に到着した午前3時半時点で須川キャンプ駐車場は満車でした。 なお、須川高原温泉向かいの大駐車場は夜間閉鎖されていました。 トイレは須川キャンプ場駐車場の一番奥にあります(朝は順番待ちの行列) ※須川温泉からの帰り道で車道に出てきた黒い影、改めて確認すると熊でした。 当方は運転車中だったので問題ありませんでしたが、ちょっとビビリました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
3県にまたがる栗駒山ですが、今回は時間をたっぷり使って、須川温泉→産沼コース→山頂→東栗駒コース→中央コース→山頂→秣岳コース→須川温泉 という登り返し付のロング周回ルートをガッツリ歩きました。 ・産沼コース:岩手県 須川温泉の源泉地帯、名残ヶ原と観光散策ルートから始まり、沢の渡渉を経て、途中には泥濘地帯も多いのですが、紅葉の山道を所々で紅葉した眺望を楽しみながら山頂に登れます。須川コースが閉鎖されているため岩手県側からの登山者ですれ違いも多くて混み合います。 ・東栗駒コース:宮城県 山頂からいわかがみ平への下りで利用しましたが、上部は見晴らしの良い大展望、稜線歩きから沢地形に入ると沢の渡渉と紅葉下の泥濘地帯の下りになります。下部は雨天直後はドロドロになること間違いなしなコースでした。中央コースとの周回とするなら登りで使うのが賢明でしょう。 ・中央コース:宮城県 いわかがみ平から山頂への登り返しで利用、東栗駒コースとは対照的な観光登山も可能な整備されまくった道ですが、上部は見晴らしの良い大展望があります。道が広いので、観光客・登山客が大勢いますが、止まらずにすれ違えます。 ・秣岳コース:秋田県 ここまでの各コースに比べると周回距離が長くなることもあり、とても空いているコースですが、秣岳まではずっと気持ち良くて見晴らし抜群な稜線トレイルになるのでおすすめしたいコースです。特に県境を越えて秋田県に入ってからの稜線は草原と丘がほどよく連続した稜線漫歩コースで、丘が古城で草原が海、木道が陸のようにみえるモンサンミシェルっぽい景気の場所もあります。 ※須川コース(岩手県)は通行止です(火山ガス濃度が基準値超のため) |
その他周辺情報 | ・須川高原温泉大露天風呂・大日湯(大人700円) http://sukawaonsen.jp/onsen.html 登山口横にあるとても大きな木枠の露天浴槽が特徴的なお風呂です。洗い場は3席と小さいので軽く洗って、大きな露天浴槽に浸かって癒されるのが良いとおもいますが、すぐ横にある源泉が熱いため、樋を通して流れ込んでくる湯も熱くて長くは入っていられませんでした(浴槽が大きいので一番遠い場所で入れば大丈夫だと思うが)。夜9時まで入れるのもウレシイ。 |
写真
感想
所属の山の会のRさん計画で、本当は土日で飯豊山(川入からの飯豊本山ピストン)に行く予定でしたが、日曜日が朝から雨予報に変わったため、予定を変更して土曜日の日帰りで栗駒山に行ってきました。栗駒山は2回目、7年前に紅葉登山で来たけど雨と暴風、ガスガスで紅葉をほぼ楽しめずに中尊寺観光が一番の収穫となった山行、今回はそのリベンジでもあります(7年前の記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-980911.html )
栗駒山は岩手・宮城・秋田の県境にあるので、家からはとても遠い。
前夜発でRさんと交互に運転(運転しない間は車内仮眠)して、午前3時半に須川温泉に到着。紅葉ドンピシャタイミングなので満車だったらとの不安がありましたが、キャンプ場の駐車場は満杯ながら露天風呂横の駐車スペースはまだガラガラでひと安心、そのまま朝まで改めて車中仮眠。
朝、目覚めてみるとガラガラだった駐車スペースもすでに満車、ナンバーも全国各地からで、やはり紅葉で有名な山であることを再認識。
天気は雲が山頂周辺にかかっていたものの天気は快方に向かう予報だったので、少しゆっくりめに岩手県側の須川温泉登山口をスタートしました。
栗駒山は標高1600mちょっとで登山口からの標高差は500mほど、ピストン山行だと半日で終わってしまう味気なさになるし、せっかく遠路遥々やってきたので、丸一日かけて栗駒山の紅葉を楽しもうと、岩手県側から山頂に登り、そこから一旦宮城県側に下って登り返し、山頂稜線をぐるっと秋田県側まで行って須川湖に下山して、最後は車道を歩いて須川温泉に戻るというドMな計画を実行、道が意外と泥濘で歩きづらかったり、人が多すぎてすれ違いに時間がかかったりもあって、秣岳登山口に下りてこれたのが日没真っ暗の手前ギリギリになってしまうぐらいのガッツリ長時間山行でヘロヘロになってしまいました。
それでも岩手県側から、宮城県側から、秋田県側から、それぞれからの栗駒山域の紅葉黄葉を、もうお腹一杯というくらいに存分に堪能出来て楽しい一日となりました。
真っ暗になってから駐車場に帰着し、隣接の大露天風呂で存分に癒され、一ノ関市街地に出て遅い夕食をとって、真夜中の高速を帰りは睡魔との壮絶な闘いを運転交互(仮眠)でなんとか凌いで、朝3時半に自宅へ帰れました。
Rさん、お疲れさまでした。
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