憧れの田代山から帝釈山へ

2023年10月17日(火) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,102m
• 下り: 1,089m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:37
• 休憩: 1:51
• 合計: 7:28

7:30 猿倉登山口（南）
7:40 7:46 水場
8:13 8:13 山頂まで1km
8:31 8:39 小田代
9:02 9:10 田代山湿原
9:19 9:33 田代山
10:41 11:33 帝釈山
12:41 13:01 田代山
13:27 13:27 田代山湿原
13:36 13:36 田代山
14:07 14:07 小田代
14:20 14:22 山頂まで1km
14:49 14:50 水場
14:58 14:58 猿倉登山口（南）
14:58 ゴール地点

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湯の花温泉から猿倉登山口まで、途中から未舗装路になります。ゆっくり運転すれば問題ないです。私は40分かかりました。
駐車場の手前にトイレがあります。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はありません。
田代山のトイレはとてもきれいです。協力金100円。

その他周辺情報

湯の花温泉に前泊。民宿かじや。温泉は共同浴場に行きます。お弁当と日本酒つけて一万円ちょっとです。
共同浴場だけ入る場合は３００円です。

写真

10/17 7:35

猿倉登山口

10/17 8:40

小田代

10/17 8:40

10/17 8:57

日光の山が近い。左は女峰山

10/17 9:06

田代山に出ました。全体が緩い湿原です。木道は反時計回りに歩くようになっています。

10/17 9:07

木道の先は会津駒。雲がかかっています。

10/17 9:09

池塘

10/17 9:10

田代山。山頂になっていますが、特に周りに比べて高いわけではありません。

10/17 9:28

気持のいいなだらかな湿原の中の木道

10/17 9:29

帝釈山に向かいます。

10/17 9:31

トイレの下。この日は役場の方と森林組合の方でトイレの掃除に来ていました。中の便槽を出して、予備の便槽に取り換えたそうです。

10/17 9:32

外に出した便槽。初めて見ました。ヘリで下ろすそうです、ワイヤーが付けられていました。

10/17 9:34

トイレの仕組み

10/17 9:35

10/17 9:35

登山靴をはいたままはけるスリッパ

10/17 9:39

小屋の墓には弘法大師様が祀られています。

10/17 10:24

便槽を運ぶヘリコプター

10/17 10:57

民宿で作ってくれたお弁当

10/17 11:18

帝釈山で

10/17 11:26

燧ヶ岳。平ヶ岳には少し雲がかかっています。

10/17 11:28

高原山

10/17 11:37

那須連山

10/17 11:39

帝釈山から見た田代山。山頂は平だ。田代山からは帝釈山は見えなかったと思う。

10/17 11:42

紅葉

10/17 11:44

黄葉

10/17 11:47

段差が大きい所にははしごがあります。

10/17 13:11

田代山に戻ってきました。

10/17 13:23

10/17 13:26

会津駒も見えてきました。

10/17 13:34

青空の下の池塘

10/17 16:07

桧枝岐に向かう途中にある前沢曲家集落に立ち寄りました。
300円です。

10/17 16:08

今でも人が住んでいます。

10/17 16:08

10/17 16:10

資料館の展示物

10/17 16:10

10/17 16:11

10/17 17:58

ここからは桧枝岐の民宿「松源」のお料理

10/17 18:02

天ぷらとキノコの和え物

10/17 18:04

サンショウの天ぷら

10/17 18:02

右上の赤っぽいのは「マスタケ」というキノコです。

10/17 18:08

岩魚の刺身

10/17 18:14

日本酒1本目。300mlです。

10/17 18:16

岩魚の塩焼き

10/17 18:25

鹿肉

10/17 18:31

10/17 18:49

裁ちそば

10/17 18:57

日本酒2本目

10/17 18:59

ジャガイモのすいとんとお漬物

10/17 19:03

ハットウ

10/18 6:04

朝食

10/18 6:04

舞茸ご飯。残りはラップに包んでお弁当になりました。

撮影機器：

EOS Kiss M ボディ CANON

AQUOS sense6 SH-54B docomo シャープ

感想

mayutsubo

10月19日に安達太良山の麓の岳温泉で大学時代の同期会があるので、そのついでの山旅。
うちから福島までは遠くて時間もお金もかかる。同期会だけで行くのはもったいない。福島県の山のガイドブックを眺めていて、行きたいと思ったのは南会津地方の田代山帝釈山。
この山は20代の頃東京に住んでいた時に行きたいと思った。しかし、交通の便が悪い。当時、運転免許がなく車で行くことは考えられない。そのころは林道も悪路で歩かないといけないような感じだった。
だが、最近のレコを見ると、悪路ではあるがみんな車で行っている。なんとかなるんじゃないかな。

うちを5時に出て新宮駅6時20分発の始発の特急南紀に乗る。名古屋、東京で新幹線に乗り換えて郡山には13時17分着。
郡山駅近くの格安レンタカーのガッツレンタカーでフィットを3日間借りる。
3日間で15000円弱。
その日の宿、湯の花温泉の民宿に着いたのは17時。うちからちょうど12時間かかった。

夜中にちょっと雨が降ったが、朝は青空ものぞいた。
小田代まで来ると湿原に木道が設置されていた。
さらに行くと田代湿原で、山頂とも言えない場所が山頂だった。
何しろだだっ広い平坦な湿原だ。
私には山上の天国に思えた。

登山口近くで会った4人の方にトイレの前で会った。
役場の方と森林組合の方で、使用済みの便槽を予備の空の便槽に取り換えていた。使用した便槽はヘリで運ぶそうだ。
とてもきれいなトイレだ。ありがたく使わせていただく。
トイレの下や運び出した便槽を見ることができた。

帝釈山への道はほとんど針葉樹の森で紅葉はあまり見られなかった。
帝釈山からは燧ヶ岳が近かった。

田代山に戻ると、会津駒も見えてきた。朝より青空が広がり気持ちよかったので、木道をもう1周した。
だだっ広い湿原の向こうに山々が見える。なかなかない景観だ。

帝釈山は三百名山になっているが、帝釈山だけ登ったのではどうかな。やはりこの山は田代山と一緒に登ることで価値があるように思えた。
途中で会った方は田代山は何もないと言っていたが、私は田代山が気に入った。
空から見ると、プリンの形のような山らしい。

長年の憧れだった田代山帝釈山を下りて桧枝岐に向かう途中で前沢曲家集落に寄った。
白川郷などの茅葺の家と違って鍵型の造りの家だ。
その後、桧枝岐村の「松源」という民宿に泊まったが、料理がとてもおいしく、御主人夫婦の人柄も温かく、他の宿泊者との会話も楽しかった。
料理は山人（やもーど）料理と言われている。
サンショウの天ぷらは初めてだったが、違和感なく食べられた。
朝食の舞茸ご飯の残りはおにぎりで持って行ってくださいと、ラップやポリ袋が用意されていた。
また桧枝岐に泊まることになったらここに泊まりたいなと思った。
舞茸ご飯のおにぎりとあらかじめ頼んでおいたお弁当をザックに入れて、前日に見た会津駒に向かった。

コメント

ery100

民宿　松源の料理は品数も内容も素晴らしい！機会あれば泊まってみたい宿ですね。

mayutsubo

ery100さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

ヤマレコで知った民宿です。
今まで他の民宿に泊まっていたという方がいました。そちらがいっぱいだったので松源に泊ったそうです。でも、こちらのほうがいいと言っていました。
是非こちらの山に登られるときは泊ってみてくださいね。

s_fujiwara

mayutsuboさん おはようございます！
ずいぶん遠くに遠征されたので？？と思っていましたが、同期会があったのですね。
いい宿でのごちそうは絶品ですね！これだけ食べれば力も出るというもの。頑張りましたね。
いいお天気で景観が素晴らしい!!
mayutsuboさんと山の景色はよくお似合いです。
遠くまで遠征される勇気に励まされます。

今日も一日お疲れさまでした

mayutsubo

s_fujiwaraさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

大学が仙台だったので東北で同期会がありました。
遠いと思っても新幹線は速いですね。新宮から名古屋までの特急の時間より、名古屋から郡山までの新幹線の時間のほうが少し短かったです。
桧枝岐の松源という民宿はヤマレコでどなたかがいいと書いていました。
一緒に泊まった方は今までは違った民宿に泊まっていたが、一杯だったのでこちらの民宿にしたそうですが、こちらのほうがいいと言っていました。
また行く機会があったら泊まりたいです。

山も民宿もよくていい1日になりました。

紫

民宿のお料理凄く美味しそうです。
若い頃から登りたかった山、よかったですね。同窓会とセットで満足でしょう！檜枝岐通りましたが、名前にロマンがありますね。

mayutsubo

紫さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

このあたりでも尾瀬や会津駒は電車とバスで行けますが、ここはマイカーかタクシーでないと行けません。昔はもっと道が悪く、歩いて行かないと行けなかったようです。秘境の山ですね。

松源さんはとてもいい民宿でした。もし、こちらに泊まることがあったら是非！
湯ノ花温泉の民宿は安かったけど、普通かな。でも、温泉は良かったです。