那須岳周遊。ビビり気味の朝日岳、とても静かな三本槍岳、それなりの茶臼岳
野風
体力度について
- GPS
- 08:39
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 999m
- 下り
- 978m
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- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:30
| 過去天気図（気象庁） | 2015年04月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
4月1日から峠の茶屋Pまでアクセスできるようになりました 平日だからでしょうか、6時半で私が2台目の到着 当日は大丸温泉まではノーマルで全く問題なし。ロープーウェイ駅Pまでは雪解け水の流れている個所で凍結気味ながらノーマルで問題なし。峠の茶屋Pまでは、雪解け水による凍結箇所が数か所あり。親切に融雪剤がまいてありましたが、朝早い時間は凍結しています。それでもノーマルで行ってしまいました（チェーンは携行） 峠の茶屋Pに到着して車を降りると、つるつる状態で歩行注意でした。よくノーマルで上がってきたと感心しながら反省（一応AWD車） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
駐車場から避難小屋： 駐車場の一番奥から雪の壁をあがって登山指導所に向かい登山届を提出。駐車場真ん中あたりのトイレ（4月2日時点で使用不可）の横からも上がることができます 雪に埋もれた鳥居の横を通り、雪の斜面をあがって進みます。踏み跡やリボンで迷うことはありません。中の茶屋跡の石碑のあたりは雪はありません。以降は、トラバース2か所に雪がありますが、避難小屋まで登山道はほとんど雪がありません。私は避難小屋までストックも、ピッケルもアイゼンも使用せず 避難小屋から朝日岳： すぐに剣ヶ峰のトラバースになります。厳冬期は剣ヶ峰を越えていく人がほとんどですが、この時期は雪の斜面をトラバースする人が多いと思います。私は行きはトラバースし、帰りはためしに剣ヶ峰越えをやりました。トラバースは雪の状態、トレースの有無、個人の力量で判断してください。剣ヶ峰越えは難しいわけではありませんが、一般登山路ではないので決して上り下りしやすい道ではありません。落石しやすい道ですので、絶対に落石させないよう歩いてください 剣ヶ峰を通過して、今度は反対側を巻くように進みます。こちらも油断できないトラバースルートですので、頭上の落石に注意しながら、足元に注意して進んでください。雪がついているときは特に足元ばかりに注意が行きますが、頭上の落石も注意です。岩場のトラバースの鎖は大体出ています。 朝日岳の肩から朝日岳は難なく登れますが、頂上間近で左に巻く踏み跡が雪の上にあります。こちらを行くと最後にアイゼンやピッケルがほしくなる登りになります。左側への踏み跡に惑わされず、右側をまっすぐ登れば、簡単に山頂に行けます 朝日岳の肩から清水平： 最初の熊見曽根までは、途中から雪面を上がります。踏み外すと雪面をかなり滑落しますのでピッケルやストックも使いながら登ってください。不安な方はアイゼンなどの滑り止めを。なお、雪のない登山道は一見乾いているように見えますが、たっぷり水を含んでいて歩くとぐちゃぐちゃです。これは今回のルート全般に言えます 1900m峰から清水平までは雪の斜面を下りますが、ところどころ踏み抜きます。清水平の木道はほとんど露出しています。木道保護のためアイゼンやチェーンスパイクを外して歩きましょう 清水平から三本槍岳： 木道から北温泉の分岐まで進み、そこから三本槍岳方面に進みます。木道から少し進んで左手の方にショートカットも可能ですが、踏み抜きは多くなります。三本槍岳の手前の雪面の急登はどこを登っても大丈夫です。登り切る最後と、登り切って三本槍頂上へ向かう道が踏み抜き注意です。三本槍頂上は雪がなく、ぐちゃぐちゃです 三本槍岳から避難小屋： 同じ道をもどります。午後になって気温が上がると、行きよりは雪が緩んで踏み抜きが多くなり、足元も安定しません 避難小屋から茶臼岳： 雪解け水が登山道を流れているので、適当に左右を歩いてください。お釜に到達する最後にちょっと急な雪面を登ります。踏み跡もしかりしているので大丈夫ですが、軽アイゼンかチェーンスパイクがあった方が安心して登れます。下りは特に滑り止めがあった方が安心です その他： 私は峠の茶屋Pから避難小屋までは何も使用しませんでしたが、避難小屋でチェーンスパイクを装着してからは、朝日岳、三本槍岳、剣ヶ峰、茶臼岳、そして峠の茶屋Pに戻るまで、雪のないところもずっとチェーンスパイクを履いて歩いていました。清水平の木道のみ外しました ただし、剣ヶ峰のトラバースはしっかりしたアイゼンを使用した方がより安心です。12本爪のアイゼンも携行しましたが、結局使用せず。トラバースを終えてから使用すべきだったと反省しました |
| その他周辺情報 | コンビニは那須ICを降りてすぐにファミマが１件。その後、Save On、セブン３軒、ファミマがあります。交差点角の右側にある３件目のセブンが最後です おいしそうなレストランやお菓子の店が道沿いに一杯あります 道の駅は午前中で野菜や山菜が売り切れ、山の帰りに寄っても何もありません 今回は鹿の湯ではなく、はなやホテルの小鹿の湯にしました。東京都の銭湯料金４６０円より安い４００円です。鹿の湯は石鹸、シャンプーが使用できませんが、小鹿の湯はOK。備え付けはありませんが、受付で購入できます（持参も可）。シャンプー５０円、ボディソープ５０円。なんと良心的な！合計５００円で入れます。 鹿の湯と源泉が同じで掛け流しの良い硫黄泉です。浴槽は小さめですが、内風呂２つに露天１つ。内風呂はちょうど良い湯加減と熱めの浴槽の２種類。露天もよい湯加減ですが、外気の影響か少し入りやすく感じます http://maywind.sakura.ne.jp/onsen/onsenblog/2014/04/post-36.html 鹿の湯はこちらのURL参照 http://www.shikanoyu.jp/ |
写真
トラバースを終えました。剣ヶ峰越えで降りてくる斜面。雪のあるところを下りてきますが、写真で見るより急です。こちらもそれなりに難しそう
6
清水平でお会いした方。半袖Tシャツでした。人懐っこいゴールデンレトリバーと一緒に赤面山の方からきて1900m峰へ向かわれました
5
熊見曽根まで戻りました。左側の隠居倉へ向かう計画もオプションとしていましたが、稜線をじっくり眺め、時間と自分の技術を考えてあきらめました
4
感想
3月は仕事やら定期健診やらで、好天が続いた週末を立て続けに棒に振った。アイゼンにヤスリをかけたりしながら気を紛らわしたものの、悶々とした日々をすごした。
4月第1週の週末には山に行くぞと意気込んだが、天気予報がよろしくない。ところが、2日の木曜だけぽっこりと晴れマーク。仕事も都合がつきそうなので、休暇を取って那須岳周遊に。大正解の山行になりました
昨年同時期に同じコースを計画したものの、清水平から北温泉分岐あたりで三本槍岳は厚い雲に覆われ、雪も振り出す始末。やむなく三本槍は断念して北温泉へ周回した。今回は行きそびれた三本槍岳へ出かけ、朝日岳、茶臼岳を周遊した
峠の茶屋の駐車場には2番目の到着でした。朝は前日降った雪で朝日も茶臼も雪山っぽく見えました。避難小屋まで登って初のチェーンスパイクを装着し、剣が峰のトラバースに突入。前日の雪でトレースは消えてきれいな斜面になっており、色の違いで過去のトレースらしきルートが分かる状態でした。先行者もこちらに進まれたようで、12本爪アイゼンの踏み跡がわずかにありました
この時期のここのトラバースは本当に気持ち悪い。避難小屋へ向かう道からトラバース斜面を眺めている人がいたら、私がへっぴり腰で歩く姿が見えたはず。利き腕でなく、しかも昨年北温泉に下る途中でプチ滑落し、その際に打撲した後遺症で自由に腕が上がらない左手でピッケルを操りながら時間を掛けて渡りました。渡り終えたときには喉からから（笑）。トラバースの最後で上から小さな自然落石。慌てて逃げるように最後の10歩くらいを駈け抜けました
次の朝日岳の肩へ向かう岩と雪のトラバースは、慎重に進みながらも難なく通過。以降は快適な雪山ハイクです。朝日岳に寄ってから1900m峰を越えたところで先行者に会いました。地元栃木の70代と思しき年配の方でした。清水平まで写真を撮りに行かれたとのこと。冗談で「葬式用の写真にするので撮って欲しい」と頼まれ、シャッターを押しました
清水平から三本槍は踏み抜きを心配し、迷った挙句に重いのでスノーシューを車においてきました。結果的には思ったより踏み抜きは少なく正解でした。朝日岳同様、独り占めの三本槍山頂では南、西、北に広がる一大パノラマを満喫でき、極上のひと時でした
来た道をもどり、剣ヶ峰。踏み跡もしっかりついて利き腕の右手でピッケルを使える帰りの剣が峰のトラバースは、多少気が楽でしたが、次回の冬山のために山越えを試してみることに。今回は逆なので恐怖にかられることなく最初の急斜面を登りましたが、避難小屋からのぼってくる場合は、トラバース終点ちょっと先へ下る急斜面が確かに怖く、クライムダウンすることになりそうだと感じました
避難小屋から茶臼岳をささっと登り、山頂でお会いしたソロ3人の即席パーティに私も加わり、4人で一緒に話をしながら駐車場まで下りました。あっという間に下れたのは、楽しい会話のおかげです。下りの最後は雪たっぷりの斜面ですので、泥んこになった靴やチェーンスパイクがみるみるきれいに。雪山の特典ですね（笑）
帰りは小鹿の湯に寄って、鹿の湯と同じ源泉の硫黄泉を満喫しました。思い切って会社を休んで出かけてきて本当によかった。素晴らしい一日でした。感謝感謝。
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Pinball_1957さん、こんばんは！
那須岳も快晴でしたね！日光白根山からも那須岳がよく見えましたよ
那須岳にするか、日光白根山にするか悩みました
どちらも前日に大雪が降らなくて良かったですね
トラバース道はかなり厳しそうな写真ですね
那須からの絶景、拝見させていただきました。
もうすぐ開通するNo.43の山、狙ってます
Jimnu-Hikerさん、コメントありがとうございます
風も強くなく、本当に良い天気に恵まれ、前日までの悪天で空の塵もきれいになり春霞みのない眺望を満喫することができました
次は尾瀬ですか。至仏山はシリセードで大斜面を楽しく下りてこられます。燧ケ岳は俎�瑤�ら柴安�瑤惴�かう際に、柴安�瑤了劃瑳蠢阿砲海了�期ちょっと嫌な急斜面があります。アイゼンがあると安心です。ピッケルがあればなお安心ですが、ストックでも十分です。この斜面だけは要注意ですが（特に下り）、それ以外は何もなくても大丈夫です。楽しんできてください
通常、尾瀬ヶ原の木道はまだ雪の下だと思いますが、今年はどうでしょうか。木道が見えないと外した時にドボンといきそうでスリルがあります。そんなドキドキも含めて楽しんできてください（笑）
Pinball_1957さんおひさしぶりです！
えーと、この青ってすっごいですねカメラでしょうか！
去年は一切動かず冬眠していたのですが今年はチョロチョロと動いてまして、空の青さに魅せられています。
手軽さについつい甘えてしまい、iPhoneを駆使して撮ってはいるのですがPinball_1957さんの写真は青の再現度の高さが断然違いますね！
見てみようにも撮ってみなきゃわかんないじゃん！
多分iPhoneじゃあこんな深い青は出せないなぁー
fickleさん、唐松岳は大当たりでしたね。時々刻々と雲が取れていく様子が伝わりました
私も来シーズンは唐松に行ってみたいけど、日帰りはきつそうなので前日に山荘入りかな
カメラはキャノンのEOS Kiss7です。私の身体はでかいのですが、少しでも負担を減らすように一番小さくて軽い機種を選びました。猫に小判、豚に真珠、おっさんにデジイチで、機能をほとんど使いこなせず、コンデジとして使ってます（笑）
写真の青は天気がいいからで何も操作していません。ピクチャースタイルのクリアを選択し、そのまま使い続けています
黒斑山で同じ日に同じ場所から同じ写真を撮った方のレコがあり、自分のKiss7より空が青いので尋ねたところ、iPhoneで撮影してなんかのソフトで空の青を調整しているとか教えてもらいましたが、全くちんぷんかんぷんで未だにどうやるのか分かりません、、、
ありがとうございます！カラ松くんは久しぶりのホームランでした！！
そうですねぇ、カラ松くん自体は日帰り行けちゃうんですけど移動がなにせツライです。
が、それでも3時間とちょっとでした。深夜なら順調に行けるかもしれません。
早月尾根日帰りの移動をどうするか考えていたのですがこれならイガイと行けちゃうかも！
なるほど。iPhoneの自動補正を使うのですね。少しだけ調べてみました！
http://www.ipodwave.com/iphone/howto/iphone-photos-auto-enhance.html
写真選んで、右上の編集ボタン、で自動補正をON、で右下チェックで保存！だけですね。
けっこう簡単そうでフィルタもいらないのでいけそうですよ？
私もさっそくやってみまーーす
Pinball_1957さんも2台もお持ちだとの事なのでぜひぜひ！
あ、でもKissクンの方がもっといいのか。
私はiPhoneで引っ張りまぁす！
fickleさん、自動補正のURLありがとうございました
サイトの事例で見ると確かに鮮やかになっていますね
多分、私に教えてくれた512abcさんの方法と同じだと思います
私も今度やってみます
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