旭岳


- GPS
- 05:25
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,200m
- 下り
- 691m
コースタイム
天候 | 晴れているけど、雲の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・旭岳温泉〜姿見の区間は、もう少し雪が積もるまでやめておいたほうがよいです ・雪山装備は必須です ・降雪直後はスノーシューの方がベター ・今回はツボ足→アイゼン着用 |
写真
感想
今週末、初心者さんを黒岳へアテンドする予定。
ところがペアリフトが運休になっているとのことだったので、代案として旭岳を提案しようと思った。道内最高峰とはいえ、ロープウェイで姿見駅へ行ってそこからの標高差は700m未満。行動時間もせいぜい4時間程度だから夏山なら簡単な部類だろう。
ただ、雪の状況が分からないので事前の偵察を兼ねて登っておこうと思う。何度登っていても、さすがにこの時期は慎重になる。自身が何度も怖い体験をしているからこそ、他人にそうさせるわけには行かない。積雪の状況も分からない。そもそも自分の物差しは多少狂っているのだし。
結果はもう完全に雪山だった。旭岳へのアテンドは即刻却下にした。
一方で自分自身は思わぬ雪景色に楽しめた。晴れると思ってお出かけしたら、中腹から上部は雲の中だったものの、想像していたよりも雪が多くてウィンターシーズンへ向けて気持ちが高揚するメリットもあった。
下りはロープウェイを利用。中途半端に腐れ雪が残るあの道を全身ずぶ濡れになりながら下山するのはもうごめん。1300円使って時短した分、一般道で札幌まで帰ればお釣りがくる。
ロープウェイ内は日本人よりインバウンドの方が圧倒的に多い。
姿見の池への登山道で尻滑りしているのはちょっと迷惑にも思えたが、雪の降らない国々から遠路はるばる北海道へ、しかもこんな旭岳の中腹まで来てくれたのだから、地元民として温かい気持ちで、そして大目に見ようじゃないか。なによりそんな姿が微笑ましいし、彼ら全員が心から楽しんでいるのだ。
登山者にも外国人が数名いたが、あの雪の中、かなり軽装な姿の人もいてちょっと心配になった。でも危ないかどうかなんて、本人が一番よく分かるはずだし、注意喚起の看板だって設置されている。絶対に事故が起きないようにあらゆる制限・管理をしてしまうと、登山の自由度が失われてしまう。線引きは難しい。この辺はもどかしいところだ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する