武尊山 急登に囲まれた威厳のある山

2023年10月27日(金) [日帰り]

• GPS: 06:48
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,184m
• 下り: 1,170m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:46

7:56 裏見ノ滝駐車場
8:20 8:20 武尊沢林道終点駐車場
8:31 8:32 須原尾根分岐
9:15 9:25 武尊神社下降点
9:31 9:32 手小屋沢避難小屋分岐
11:18 11:47 武尊山
13:34 13:34 武尊沢渡渉点
14:13 14:13 武尊沢
14:17 14:18 須原尾根分岐
14:24 14:24 武尊沢林道終点駐車場
14:43 14:43 武尊神社
14:45 ゴール地点

天候

午前中は晴れたが、12～14時は小雨。14時過ぎに再び晴れ。
天気予報では雨が予報されていなかったので、少しびっくり。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

武尊山裏見ノ滝駐車場。
20～30台は停められそうな駐車場に8時時点で4台。
悪路の林道をさらに上がった場所に武尊沢林道終点駐車場があり、10台程度停められそうなところ7台停まっていた。石の多いダートの林道を通る必要があり車高の低い車は下を傷つける恐れがあるため、自己責任での通行を認めている。

コース状況／危険箇所等

武尊神社出発からの時計周りの周回コース。
徐々に斜度を上げていき、稜線までは急だが歩き易いものの、武尊山山頂に近づくと、鎖場とロープの急な箇所が5箇所ある。
山頂から剣ヶ峰へは急な下り、その後武尊神社への分岐を過ぎた辺りからは、大股で足場を確保しなければならない段差の大きい急坂が続く。他の山域では、階段を設けているような急坂を自力で降りなければならないので、注意が必要。
土が粘土質で滑り易い。稜線など平坦な道は泥濘になり易い。

写真

10/27 14:47

裏見ノ滝駐車場。これは帰って来てからの写真で3台ですね。朝は8時時点で4台。
全部で20～30台停められそうです。

10/27 14:47

トイレが完備しています。手洗いもありますが、飲み水はありません。利用料金1回100円。

10/27 15:00

駐車場の端が登山口です。武尊神社までは舗装道路。

10/27 7:58

武尊神社

10/27 14:43

武尊神社由来。日本武尊についての言及はありません。スキー場からの登山道には、2体の日本武尊像があるようですが…

10/27 7:58

この先は石の多いダートの悪路ですが、自己責任で林道を車で進めます。

10/27 8:04

登山口付近の紅葉。登山口近くが見頃か、少し遅いくらいでしたね。

10/27 8:11

登山口付近の紅葉その2

10/27 8:20

ダートの先にある武尊沢林道終点駐車場。林道で車の下を擦りそうですが、自己責任で。結構上がって来ていたのでびっくりしました。8時頃で7台。

10/27 8:31

周回は時計回りで行くか、反時計回りで行くかの分岐。私は時計回りで手小屋沢避難小屋方面経由で登りました。鎖場が多く有りますので、下りよりも登りで使いたいと思いました。

10/27 8:31

右は剣ヶ峰経由の登りになります。

10/27 8:32

最初は緩やかな道。落ち葉がすごいですね。

10/27 8:36

渡渉します。登り降りで何度か渡渉します。

10/27 8:41

明るい登山道

10/27 8:44

登山口に近い場所は紅葉しています。

10/27 8:47

黄葉の中の登り

10/27 8:54

少し急になってきました。

10/27 8:57

岩場が出てきました。

10/27 9:02

木の根で出来たルート

10/27 9:03

紅葉の中の赤く染まった山

10/27 9:26

手小屋沢避難小屋分岐

10/27 9:27

分岐を過ぎると稜線歩きになります。ここまでで高度を稼ぎましたが、この後、鎖場などでさらに高度を稼ぎます。

10/27 9:31

手小屋沢避難小屋への分岐。左に降りて行くと避難小屋に着きます。

10/27 9:31

避難小屋を稜線上から覗きます。カマボコ型の建物みたいですね。

10/27 9:41

稜線から見上げる剣ヶ峰山

10/27 10:00

チラッと見える武尊山方向

10/27 10:21

鎖場その1

10/27 10:28

紅葉の山が木々の間からチラチラ見えます。

10/27 10:30

長いロープ場

10/27 10:37

右は至仏山、左奥は平ヶ岳。

10/27 10:39

ロープ場その2

10/27 10:41

鎖場その2

10/27 10:43

紅葉越しの燧ヶ岳

10/27 10:44

鎖場その3

10/27 10:47

右から燧ヶ岳、至仏山、平ヶ岳。

10/27 10:52

稜線は平坦な場所が多くなるので、泥濘になっています。ちょっと前に降った初雪が溶けてぐちゃぐちゃになっています。

10/27 11:00

稜線から見た武尊山山頂方向

10/27 11:00

剣ヶ峰山方向

10/27 11:03

剣ヶ峰山アップ。奥は方角的には八ヶ岳連峰

10/27 11:15

紅葉する上越の山々

10/27 11:09

左奥に苗場山、左は双耳峰の谷川岳と一ノ倉岳、右は朝日岳

10/27 11:18

武尊山山頂標識。2158メートル。平坦な広場になっていて、お昼や休憩の適地です。

10/27 11:27

武尊山は一等三角点です。

10/27 11:23

パノラマ写真。左から奥に苗場山、手前は谷川岳、その右に朝日岳、巻機山など。

10/27 11:24

武尊山山頂から前武尊への稜線。左奥の高い山が日光白根山、その右奥が男体山、右奥の尖った山が皇海山。

10/27 11:24

武尊山山頂から見る剣ヶ峰山と稜線。なかなか絵になります。

10/27 11:26

剣ヶ峰山の右に紅葉の山々、奥に人工の藤原湖

10/27 11:26

一番右の前武尊への稜線。オグナほたかスキー場からは、この三つの峰々を登り降りして越えて来る必要があります。一部はトラバースも出来るようです。

10/27 11:41

山頂直下に剣ヶ峰山方面への分岐があります。右に下って行きます。

10/27 11:41

下り道の様子

10/27 11:43

剣ヶ峰山目指して降りていきます。結構、急でした。

10/27 11:43

紅葉する山々

10/27 11:45

パッチワークの紅葉の山々と藤原湖アップ

10/27 11:51

振り返ると武尊山山頂。色々な色が溢れていますね。

10/27 11:51

前武尊への稜線

10/27 11:54

振り返って見上げる武尊山山頂

10/27 11:59

剣ヶ峰山への道。なかなかカッコ良い。

10/27 12:01

中央は谷川岳と上越国境の山々

10/27 12:04

ここから見た剣ヶ峰山は、上を向いた人の横顔の鼻に見えます。

10/27 12:13

紅葉の山越しの谷川岳と一ノ倉岳

10/27 12:14

谷川岳アップ。真ん中がロッククライミングで有名な一ノ倉沢。右側が一ノ倉岳。

10/27 12:18

紅葉越しの奥は赤城山

10/27 12:19

どっしりとした武尊山の山容。

10/27 12:27

近づく剣ヶ峰山

10/27 12:30

左は剣ヶ峰山へ、右は武尊神社への分岐

10/27 12:32

見上げる剣ヶ峰山。雨が強くなってきたので先を急ぐことにして、登頂はパスしました。残念。

10/27 12:34

紅葉で赤く色づく山。奥は上越国境の山々。

10/27 12:37

急な下り道。結構、長い距離があります。

10/27 12:37

右上に見えている出っ張りの下の斜面が、鎖場満載の武尊山山頂への登り道。

10/27 13:34

渡渉点はどこ？結構、幅広い沢でした。

10/27 13:40

見事な紅葉

10/27 13:59

赤や黄色の落ち葉で埋め尽くされる登山道

10/27 14:00

紅葉の中の下り道

10/27 14:08

まだまだ赤いです。

10/27 14:14

結構な流れを渡る渡渉。落ち葉がすごい！

10/27 14:16

剣ヶ峰山方向から降りて来ました。

10/27 14:30

紅葉の中の林道歩き

10/27 14:30

赤や黄色

10/27 14:34

真っ赤っか

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

hirocroc

皆さんのレポートを見ていたので、長い鎖場＋ロープの箇所があることは事前に把握していましたが、実際に目の当たりにすると、他の山には無いような緊張感を必要とする場所でした。
山頂から剣ヶ峰山方向に降りる時も急なジグザグ道で、また、武尊神社への分岐を過ぎた辺りからも大股で足場をようやく確保するほどの急坂が続きます。これらは油断せず慎重に行動すれば、大丈夫だと思います。
山頂付近はなだらかで見る場所によってはゴツい形をしていますが、そこにたどり着くために少し険しい登山道を登り降りした印象が強く残る武尊山でした。