黄葉の鳳凰二山、高嶺(ソロの方に付添い下山)

2023年10月27日(金) [日帰り]

• GPS: 12:12
• 距離: 19.0km
• 登り: 2,460m
• 下り: 2,443m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:00
• 休憩: 2:08
• 合計: 12:08

5:36 御座石鉱泉
7:03 7:03 旭嶽
7:24 7:31 燕頭山
8:39 8:47 鳳凰小屋
9:36 9:43 地蔵ヶ岳
9:51 9:53 アカヌケ沢の頭
10:26 10:55 高嶺
11:28 11:29 アカヌケ沢の頭
12:01 12:01 鳳凰小屋分岐
12:26 12:48 鳳凰山
13:03 13:03 鳳凰小屋分岐
13:26 13:45 鳳凰小屋
14:13 14:19 五色の滝
14:32 14:42 白糸の滝
15:31 15:42 南精進ヶ滝
16:52 16:58 青木鉱泉
17:43 17:43 御座石鉱泉
17:44 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御座石鉱泉駐車場(無料　本日2台のみ)
小武川沿いのルートからアクセスした。(20号線から10km程度)。概ね舗装だが一部未舗装。

写真

10/27 5:31

無人の御座石鉱泉。最近の熊騒動で怖いけど覚悟を決めて出発。

10/27 5:57

日の出間近。今日は雲や靄が多そう。暗闇の熊の恐怖はなくなった。

10/27 6:04

西の平通過。この辺りの標高は紅葉まっさかりだが暗くて分からなかった。

10/27 7:20

八ヶ岳は真正面だが今日は靄が多い。富士山は薄っすらと見えたがこの後見えなかった。

10/27 7:24

燕頭山到着。ここまでなかなかの急登。

10/27 7:31

この辺りはサルオガセが良く見られる。

10/27 7:37

途中で西側が開けると甲斐駒ヶ岳をバックに手前の尾根が錦絵状態。予想しなかった景色に気分上昇。この先の崩壊地でも更に開けた。

10/27 7:37

甲斐駒ヶ岳はやはり日本10名山に入るなー。

10/27 7:59

落葉松の斜面の上にオベリスク確認。

10/27 8:36

2000m辺りから落葉松（唐松）の黄葉が丁度盛りのようだ。

10/27 8:38

鳳凰小屋到着。丁度来年にかけて建て替えのためのヘリ資材が見える。水飲み放題なのにいっぱい持ってきてしまった。

10/27 9:08

名物の地蔵岳への蟻地獄の登り。疲れて何度か立ち止まる。

10/27 9:24

なかなか近づかないんですけど。

10/27 9:34

やっとたどり着いて、スライドした人と撮りあう。

10/27 9:39

オベリスクの根本まで行ったが危険なので登らず。仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳、中央に早川尾根が伸びる。

10/27 9:51

赤抜沢の頭付近より白峰三山が目の前。

10/27 9:55

北岳頂上アップ。間ノ岳も積雪ある。

10/27 9:55

広河原の山麓まで落葉松が綺麗すぎる―。

10/27 9:57

未踏のルート（高嶺まで）に進む。コースタイム37分で行けるのか？

10/27 10:26

高嶺登頂2回目。昨日南御室小屋泊で広河原に降りる76歳の方が年々体力が衰えると嘆いてた。いやいや凄いです。

10/27 10:29

左　アサヨ峰に続く早川尾根。

10/27 10:29

甲斐駒ヶ岳は日本10名山どころか5名山にも入るな。

10/27 10:30

中学生のとき連れられた初アルプスの思い出の仙丈ケ岳に再度行きたい。

10/27 10:59

地蔵岳から観音ヶ岳への稜線。見たことの無い色彩。

10/27 11:01

橙、緑、白、青。この景色に心を奪われ暫く見とれる。

10/27 11:00

たまたま黄葉の最盛期ならではの景色。

10/27 11:28

赤抜沢ノ頭に戻ってオベリスク。靄が無ければ北アルプスも見えたのかなー。

10/27 11:32

落葉松越しの甲斐駒ヶ岳も綺麗。

10/27 11:43

赤抜沢の頭から下り斜面を振り返る。この辺りが一番白い。

10/27 11:44

白砂と落葉松とオベリスクと青空のコントラスト。
スキー場で紅葉みたい。

10/27 11:45

オベリスクに陽が戻る、、、、見とれる。

10/27 11:59

鳳凰小屋への降り口から鳳凰山(観音ヶ岳)に登り返す。この先で会った神奈川からのソロの方と御座石鉱泉まで一緒とはこの時思わなかった。

10/27 12:20

高度が上がるとバックに再び甲斐駒ヶ岳が見えてくる。

10/27 12:20

ココから見ると地蔵ヶ岳への砂斜面の傾斜が凄い。

10/27 12:30

久々の観音ヶ岳頂上からガスの迫る薬師岳方面を望む。

10/27 12:31

観音ヶ岳頂上の積み重なる岩は開けていて山麓までの黄葉も一望で最高の景色。吹きさらしで寒いが至福の時間を過ごす。

10/27 12:36

ガスが迫るオベリスクも良い。

10/27 12:43

岩稜の険しさが際立つ。岩稜と落葉松の黄葉と白砂を一度に見られるのはラッキーだった。

10/27 12:54

では甲斐駒ヶ岳さんバイバイ

10/27 13:02

ここから鳳凰小屋に降りる。

10/27 13:19

このルートは全く眺望が無くかつメッチャ急。

10/27 13:43

南アルプス天然水をありがたく頂き家に持ち帰る。

10/27 13:51

鳳凰小屋で再び一緒になったソロの方が五色滝を見たいというので案内することに。

10/27 14:17

五色滝。紅葉は終わり気味で鮮やかさはないが凄い高低差。ここまでの下りでソロの方の足が厳しくなってきたのに気付く。

10/27 14:40

白糸の滝は樹木で全容は見えない。ソロの方が踏ん張りが効かなく転倒や滑っていたのでストックを貸す。

10/27 15:02

1500m付近は錦絵。

10/27 15:18

鳳凰の滝はだいぶ下らないと見えなそうなのでやめた。この辺りから紅葉が綺麗。

10/27 15:25

怪我すると助けられないのでユックリ行くよう声をかける。日没までに絶対着かないがヘッドライトもスマホGPSも熊鈴も無いとのことで御座石鉱泉まで同行確定。
遅くなり妻の頭に角が生えるのが気になる。

10/27 15:40

南精進ヶ滝はルート上に展望台がある。相当に足が厳しそうなのでここで休んで貰った。

10/27 16:52

人気の無い青木鉱泉au電波が入らず。鉱泉の方に事情を話しドコモ携帯をお借りして妻に連絡。
16時前に下界から連絡するはずだったので叱られると思ったが褒められホッとした。

10/27 16:59

御座石鉱泉に向け山に入る。登り返せるか心配したがマラソン経験者とのことで登り体力は問題なく安心。

10/27 17:13

森に入ると真っ暗でヘッドランプとGPSが有っても迷い、最後の下りは落ちたらヤバそうな谷のトラバースが続く。前を行って貰い後ろからライトで照らし進行方向を伝える。最後まで付き添い正解

10/27 17:45

予定より2時間遅れて御座石鉱泉到着しほっとする。人生の先輩ではあるが今後登山で揃えるべき装備をお話した。

撮影機器：

PowerShot G1 X Mark II CANON

感想

shin123

　高嶺は以前早川尾根から登ったが地蔵ヶ岳〜高嶺間と御座石鉱泉からが未踏なので訪問。
　丁度稜線の落葉松の黄葉真っ盛りで、鳳凰三山の白の花崗岩とのコントラストが綺麗で写真700枚越。この時期のアルプスはリスクは上がるが魅了されてしまう。

　途中お話しした還暦の方が遭難してもおかしくない状況なので御座石鉱泉までご一緒した。標高差の大きな登山の経験が少ないため下りで足をやられ、日没必至なのにヘッドランプやGPS等無いとのこと。

　鮮やかな四季彩に魅了された山行でした。

燕頭山683座、地蔵ヶ岳、高嶺、観音ヶ岳:2回目

コメント

run-eros

コメントなど書いたことが無い人間なので乱筆散文で失礼いたします
拍手👏だけでは物足りないほどの実録ストーリーに感動しました
自分には貴方のような英雄的行動が取れる自信も実力も全く無いので自らの力で登頂下山できる体力的な努力と準備をしようと思いました

shin123

run-erosさん
誉めて頂きありがたいですが英雄とは恥ずかしすぎです。
街では人助けってイロイロ考えてなかなか出来ないのに、山では何故かできるただのおじさんです。