ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6136278
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

(飛騨) 位山(くらいやま) 〜奥深い森と、乗鞍、御嶽山の展望〜

2023年11月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:00
距離
12.4km
登り
676m
下り
659m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
0:27
合計
4:53
11:12
44
11:56
12:03
78
13:21
13:21
38
13:59
14:04
1
14:05
14:07
14
14:21
14:22
63
15:25
15:37
24
16:01
16:01
4
16:05
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・高山市内から南へと進み、位山の東面にある「モンデウス・飛騨位山スキー場」へと向かう。ここまで道は良好。
・「モンデウス・スキー場」は、「道の駅」を兼ねており、ここの大きな駐車場が使える(無料)。
なお登山口は、このスキー場の一角にある。

(ご参考) 「モンデウス・スキー場」のホームページ
  http://www.montdeus.jp/
コース状況/
危険箇所等
・よく整備されていて歩きやすい、傾斜もそれほどきつくはない。(但し、雨のあとはぬかるむらしく、一部は木道となっていた)。
・道標は少な目だが、代わりに「〇〇岩」といった標識が多い。
・山頂部は、登山道が錯綜しており、ちょっと解りにくい。三角点のある場所は展望もないので、広場状の場所で休憩するのをお勧めします。
・頂上部の一角に、「天の泉」という水場あり。その近くにWCもあった。

・この山は、「ダナ平林道」終点(八合目相当)から登る人も多いもよう。「天の岩戸」の場所で、「モンデウススキー場」からのルートと、「ダナ平林道」からのルートが合流する。
岐阜市から約2時間半かけ、お昼まえにようやく、登山口のある、「モンデウススキー場」に到着。
さて急いで出発しよう!
2023年11月03日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 11:13
岐阜市から約2時間半かけ、お昼まえにようやく、登山口のある、「モンデウススキー場」に到着。
さて急いで出発しよう!
登山口には、「クマ警報発令中!!」との表示が。。
とりあえず、熊よけスプレー、熊鈴など持ってゆくけど、ちょっと気になるなぁ・・
2023年11月03日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
11/3 11:15
登山口には、「クマ警報発令中!!」との表示が。。
とりあえず、熊よけスプレー、熊鈴など持ってゆくけど、ちょっと気になるなぁ・・
スキー場は、この季節はススキの原となっており、秋らしい風景だ
2023年11月03日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 11:15
スキー場は、この季節はススキの原となっており、秋らしい風景だ
1時間弱歩いて、スキー場最上部に到着。もうお昼なので、軽い昼食休憩とした。
ここは展望が良く、今日は暖かいし、休憩に良い場所だ
2023年11月03日 12:02撮影 by  SH-54B, SHARP
1
11/3 12:02
1時間弱歩いて、スキー場最上部に到着。もうお昼なので、軽い昼食休憩とした。
ここは展望が良く、今日は暖かいし、休憩に良い場所だ
スキー場最上部より、御嶽山が望めた
2023年11月03日 12:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
11/3 12:04
スキー場最上部より、御嶽山が望めた
樹林帯の中を歩いてゆく。広葉樹が少な目のコースで、紅葉はそれほど見られなかった
2023年11月03日 12:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 12:15
樹林帯の中を歩いてゆく。広葉樹が少な目のコースで、紅葉はそれほど見られなかった
コースには、なにやら謂れのあるらしき巨岩が多く、それぞれ名前が付けられている。これは「御手洗岩」と言うらしい
2023年11月03日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 12:26
コースには、なにやら謂れのあるらしき巨岩が多く、それぞれ名前が付けられている。これは「御手洗岩」と言うらしい
この岩は「門立岩」と言うらしい。岩がというより、岩の上に根を張って大きく育った樹のほうに、生命力の強さを感じ、ちょっと感銘した
2023年11月03日 13:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
11/3 13:07
この岩は「門立岩」と言うらしい。岩がというより、岩の上に根を張って大きく育った樹のほうに、生命力の強さを感じ、ちょっと感銘した
緩やかな登山道を進むと、「鏡岩」の標識と、またまた「クマ注意!」の標識。
ここは、「ダナ平林道」からのルートとの合流点ともなっている
2023年11月03日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
11/3 13:23
緩やかな登山道を進むと、「鏡岩」の標識と、またまた「クマ注意!」の標識。
ここは、「ダナ平林道」からのルートとの合流点ともなっている
この日は三連休の初日だけど、登山者は思いのほか少なかった。全体で10人ほどであった程度
2023年11月03日 13:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 13:25
この日は三連休の初日だけど、登山者は思いのほか少なかった。全体で10人ほどであった程度
「天の岩戸」から10分ほどで、頂上部の一角、広場状の場所に到着。
2023年11月03日 13:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 13:33
「天の岩戸」から10分ほどで、頂上部の一角、広場状の場所に到着。
この、頂上部の一角は西側が開けていて、(写真では解りにくいですが、)白山の辺りまで望めた
2023年11月03日 13:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 13:40
この、頂上部の一角は西側が開けていて、(写真では解りにくいですが、)白山の辺りまで望めた
晩秋の午後。孤高の樹に、傾いた日差しが当たっている
2023年11月03日 13:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
11/3 13:41
晩秋の午後。孤高の樹に、傾いた日差しが当たっている
秋らしい蒼空と、白い雲と、ダケカンバの林と、
2023年11月03日 13:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
11/3 13:41
秋らしい蒼空と、白い雲と、ダケカンバの林と、
山頂部をぐるりと回ると、乗鞍岳が望めるポイントがあった。剣が峰辺りのみ、雪で白くなっている
2023年11月03日 14:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
11/3 14:14
山頂部をぐるりと回ると、乗鞍岳が望めるポイントがあった。剣が峰辺りのみ、雪で白くなっている
山頂部の一角からは、御嶽山も望めた。こちらも山頂部は少し白い
2023年11月03日 14:16撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 14:16
山頂部の一角からは、御嶽山も望めた。こちらも山頂部は少し白い
下りの途中で見かけた樹。根元の中央部が空洞になっている。おそらく、「倒木更新」なのだろう
2023年11月03日 14:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
11/3 14:33
下りの途中で見かけた樹。根元の中央部が空洞になっている。おそらく、「倒木更新」なのだろう
これは倒れた巨木。根っこは横にしか広がってなく、よくこんな状態で立っていたな、、、自然の厳しさを想う
2023年11月03日 14:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 14:46
これは倒れた巨木。根っこは横にしか広がってなく、よくこんな状態で立っていたな、、、自然の厳しさを想う
ここは、朴の木の葉っぱだろうか、白い落ち葉が一面に落ちていて、まるでお祭りの後のような雰囲気だった
2023年11月03日 14:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
11/3 14:43
ここは、朴の木の葉っぱだろうか、白い落ち葉が一面に落ちていて、まるでお祭りの後のような雰囲気だった
これは、ほぼ中間にある、「畳岩」。この岩の上に登って、のんびりと小休止をとった。岩肌は少しひんやり
2023年11月03日 15:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 15:07
これは、ほぼ中間にある、「畳岩」。この岩の上に登って、のんびりと小休止をとった。岩肌は少しひんやり
スキー場最上部まで戻ってきた。空が澄んできて、遠く北アルプスあたりも遠望できた
2023年11月03日 15:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 15:30
スキー場最上部まで戻ってきた。空が澄んできて、遠く北アルプスあたりも遠望できた
北アルプス辺りをズームアップ。中央部が大キレットで、穂高連峰辺りが見えている感じ。手前には笠ヶ岳も鋭鋒として見えていた
2023年11月03日 15:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
11/3 15:32
北アルプス辺りをズームアップ。中央部が大キレットで、穂高連峰辺りが見えている感じ。手前には笠ヶ岳も鋭鋒として見えていた
乗鞍岳もくっきりと見えるようになってきた
2023年11月03日 15:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 15:29
乗鞍岳もくっきりと見えるようになってきた
麓を眺める。のどかな風景だけど、、冬は厳しいのだろうな・・
2023年11月03日 15:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
11/3 15:39
麓を眺める。のどかな風景だけど、、冬は厳しいのだろうな・・
さて、なんとか日が沈む前、16時に、登山口に戻って来た。
2023年11月03日 16:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/3 16:02
さて、なんとか日が沈む前、16時に、登山口に戻って来た。
【趣味の石ころかんさつ】
・この山は、産総研「シームレス地質図」によると、白亜紀末の、「濃飛流紋岩」でできている。
転石は風化が進んでいるのが多いが、全体に白っぽく、いかにも流紋岩(珪長質)という感じがする
2023年11月03日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
11/3 12:26
【趣味の石ころかんさつ】
・この山は、産総研「シームレス地質図」によると、白亜紀末の、「濃飛流紋岩」でできている。
転石は風化が進んでいるのが多いが、全体に白っぽく、いかにも流紋岩(珪長質)という感じがする
新鮮面のズームアップ。おそらく粘土鉱物化している白っぽいマトリックスで、その中に石英や有色鉱物が散在している
2023年11月03日 12:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
11/3 12:27
新鮮面のズームアップ。おそらく粘土鉱物化している白っぽいマトリックスで、その中に石英や有色鉱物が散在している

装備

個人装備
熊よけスプレー 熊すず ホイッスル

感想

※ この日は、「飛騨の山旅」 第2日目。
元の予定では、この「位山」は翌日に行くつもりだったので、拠点とした岐阜市のホテルでは朝寝坊したが、天気予報を見ると、明日は天気が下り坂に変わっている・・(汗)

・・・で、慌てて出発準備をして、3連休初日で混んでいる高速をひたすら走り、高山市内の混雑も何とかクリアし、登山口に着いたのは、もう11時。

・出発時刻は遅くなったが、今日は一日、晴れの天気予報だし、標準コースタイムは4〜5時間なので、なんとか日暮れの前には戻れると考え、出発する。
・・ただ、登山口には「クマ警報発令中!!」の警告板があり、気にはなるなぁ。。一応、熊よけスプレーをザックにくくりつけてはいるが、お守り程度なんだろな。。

・最初のスキー場の登りは、パッとしないかと思っていたが、ススキの原が逆光に輝いていて、以外と秋の風情を感じられた。

・スキー場最上部からは、乗鞍岳、御嶽山などが望め、気持ちの良い展望ポイントだった。

・その後は、樹林帯を行く。昨日の「大日が岳」が、広葉樹が多くて紅葉が素晴らしかったので、この山でも紅葉を期待していたのだけど、この山は針葉樹が優占種で、紅葉はあまり見られなかったのは残念だった。
(冬季の積雪の量の違いが、植生の違いになっているようだ)

・山頂部は、広場状となっていて、白山などの眺めも良くて、のんびりと休憩ができた。のんびりしたあとは、三角点ポイント(展望なし)、「天の泉」など周遊してみた。

・下りは、同じ道を淡々と下った。静かな午後遅い山道。登山口に着いたのは、日が暮れる少し前の、午後4時。駐車場にはもう、自分の車だけがポツンと自分の帰りを待っていた
 
・・・この「位山」、期待していた紅葉はあまりなかったが、展望も良くて、まずまず楽しめた一日だった

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:103人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら