記録ID: 6142783
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ハイキング
丹沢
菰釣山(富士見林道~シキリ尾根~大栂・富士見峠ルート)
2023年11月04日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:19
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:23
距離 18.1km
登り 1,323m
下り 1,052m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
シキリ尾根は静かで登りやすくとても良かった。天気が良く菰釣山からの富士山は素晴らしかった。菰釣山から大栂までは右手に富士山のアップを眺めながらの稜線歩きでとても気持ち良かった。 西丹沢登山詳細図の通り。黒実線は道標のない登山道。黒点線は道標がなく難易度の高い径。大栂からの富士見峠ルートは文字通り黒点線のルートで難易度は高めだった。色々な意味でインパクトの多い周回だった。 ◆ 大又沢林道(地蔵平まで) 長い。法面崩落などなく平和な林道歩きができた。平坦なので途中小走りした。 ◆ 地蔵平~富士見林道 林道小径分岐(広場)までは大又沢林道と同様の道幅の林道が続く。多少角度が出、雑草や落ちてきた小石で道が覆われるところありだが、荒れてはいない。 ◆ シキリ尾根~菰釣山 道標がなくピンクテープもほぼない。踏み跡を追える箇所もあるが大半は落ち葉に覆われてルートらしきものは見つからない。登りだったこともあり迷わずに済んだ。急登はなく、終始同じような角度の斜面が続く。踏み跡や九十九折りなどの道がないため、直登するか気持ち九十九折りでセッセと登る。 ◆ 菰釣山~大栂の先の分岐点(菰釣山・椿丸ルート) 道標はないが道迷いのリスクもなく歩きやすかった。 ◆ 富士見峠ルート 難易度高し。道標もピンクテープも皆無。3回ほど下りの尾根を間違えた。風巻尾根や矢駄尾根を彷彿とさせる急坂があり、しかも道になっていなかった。最近下りの際の歩き方が出来てきたため下りることが出来たが、6カ月前の自分だったら立ちすくんでいたのではないか。 富士見峠から林道と登山道を選択できたが林道をとった。だがこれが失敗。富士見林道の林道終点という地点で斜面の大崩落があり、ルートに戻るのに難儀した。結果的に崩落地点をトラバースすることで先に進みルートに合流できたが、正直「今日は帰れないかも。。。」という思いが頭を過ぎった。登山道を選択すれば連続的にコースを辿れた可能性が高い。 その後下りの急斜面が続いた。複数の支尾根からルートを選択せねばならない場面が多数。全方向が急斜面なため方向が掴めない。正直GPSがなければ辛かった。残り標高が200メートルくらいのところから黄色ペンキの道標が出てきた。黄色ペンキに沿って渡渉地点までたどり着いた。さすが黒点線、難易度高し。 |
写真
誰にも会わないだろうと思っていたら、地蔵平の先の河原でキャンプをしているご夫婦を発見。ザックを背負い身支度をしていたので、どこかに登ろうとされているのかも。声をかけたが沢の音に消され届かなかったよう。
中央やや左の落ち葉が溜まっているところが旧登り口。ここから下りてきた。西丹沢登山詳細図には赤文字で「旧登り口危険」と書いてある。。。念のため青文字の「登り口」を確認したところ。。。
林道終点の先の崩落地をトラバースした後、振返って撮った写真。砂状になっておりザラザラと崩れるため、手の届く木の根や枝を掴んでトラバースした。ロープを持っていたが使うほどではなかった。
ちなみにトラバース前、「大栂まで戻るのは辛いなぁ、今日は帰れないかも。。。」と若干弱気になった。
ちなみにトラバース前、「大栂まで戻るのは辛いなぁ、今日は帰れないかも。。。」と若干弱気になった。
感想
素晴らしい眺望。気持ちのいい尾根歩き、道標やピンクテープなしだがスムーズなルーティング、一方でルート誤りによる3度の引き返し、ルート/踏み跡のない急坂、崩落地での弱音、いい思い出になりました。歩き方は本当に大事ですね。また来ます!
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どんな人工物よりも美しい
絹のような巻雲がいいですね!
かなり手を振ったり、大声出したりしたんですが、届きませんでした💦
ちょうど焚き火の火を消されて、白い煙が立ち上ったタイミングでした。あの奥深いところでのヒトの気配は嬉しかったですー
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