DMVと石立山 ふるさと百名山 96座目


- GPS
- 04:10
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
天候 | 晴れ 山頂は濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
列車軌道と道路の双方を走行できるよう改造されたバス車両 阿佐海岸鉄道株式会社 https://asatetu.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道全体を通じて アップダウンもなく、山頂まで等高線どおりにひたすら急坂を登り詰める 登山道のそのものの難易度は高くないが、最近は登山道の刈払いがされておらず一部股下程度の笹漕ぎがある 日和田登山口〜日和田下降地点 登山口から急登が始まる(激急登ではない) 最初は鬱蒼とした杉の植林地歩き 道迷い要注意箇所 登山時、標高880m付近で枯れ沢に下降後、鋭角に下流側へ曲らねばならない場所が道迷いし易く要注意(もし登山道を辿らず、そのまま枯れ沢を登り詰めても何とかなる) 標高1000m付近から上部は杉植林伐採地となり眺望が開けるが、足元は股下の笹原藪漕ぎで少々歩きにくい 伐採地の途中に3か所小さな崩落地があり、粘土質の滑りやすい土壌で歩行には慎重を要する 特に下山時、小崩落地通過直後に、そのまま崩落地を下ってしまいそうになる箇所がある(そのまま下って枯れ沢に降りても何とかなる) 伐採地からまた植林地にもどり九十九折れで尾根に登り詰めると日和田下降地点 日和田下降地点〜尾根分岐 尾根歩き 最初は樹林に囲まれ眺望はイマイチだが、ほどなく裸出カルストの岩場が現れ眺望が開ける 右手(北側)には次郎笈その奥には剣山が姿す 多分・・太平洋も見えると思うが、この日は霞がっており遠望は効かなかった 裸出カルスト岩場そのものはホンの少し高度感のあるトラバースもあるものの然程厳しくはないが、浮岩が多く、転倒や落石を発生させないように丁寧に足を運ばねばならない 崩れた避難小屋を通過したら尾根分岐はすぐ 尾根分岐〜石立山 股下の笹原漕ぎ(刈払いなされていない) 急登個所で踏み跡が交錯している個所があるので要注意 笹原が薄くなり、左手に鹿避け柵が見えたら山頂はすぐ |
写真
この付近足元はよくない
この直後にあるホンの小さなガリー状崩落地が登山道と間違え易い
歩行が初見の縦走下山時要注意
因みにその小崩落地を下ると眼の前の枯れ沢に着床、そのまま枯れ沢筋を降ってもまぁまぁナンとかはなる
トヨタ「コースター」(4代目)がベース車両
日野エンジニアリングアネックスがシャーシ・フレームの補強、サスペンションの改造
東京特殊車体がワンマンバス化、車内の不燃化改造
NICHIJOが軌陸装置の設置
因みに土佐くろしお鉄道のTKT8021気動車は一両1億1359万
感想
阿佐海岸鉄道DMV乗車ついでに石立山登山をしてみた
石立山登山
徳島県南部で登ったことのない名峰は無いかと検索し、ふるさと百名山の石立山をチョイス
ふるさと百名山も気が付けば96座目 新潟の鉾ヶ岳さえ登れたら年内に完登も可能な状態になっていた…(来週新潟へ乗り鉄をしに行くが、積雪でもぅ登れないだろう)
4時前に自宅を出発し、徳島市内からクネクネ道をひた走り日和田登山口へ
登山口で仮眠後登山開始
樹林帯歩きや尾根歩きなどあるが、ひたすら急登を歩き石立山登頂
悲しいかな山頂付近のみ濃霧に包まれ眺望ゼロ…
捨身嶽へ眺望堪能するため立ち寄る予定だったが、濃霧のため取りやめ、テクテクと下山…
下山後、酷道とも云われる193号線霧越峠を走り阿波海南文化村バス停へ
DMVDMV (Dual Mode Vehicle)デュアル・モード・ビークル
列車軌道と道路の双方を走行できるよう改造されたバス車両
日本で唯一「阿佐海岸鉄道」が2021年12月25日から運用開始
DMV乗車券
DMVは全席指定
DMV始発バス停の阿波海南文化村到着後、発車オ〜ライネットで道の駅宍喰温泉往復の指定席乗車券をスマホで購入
チケットレスなので乗降時に名前と座席番号を運転士に告げればよい
DMV乗車
DMV入場後、乗車してみると、車内が狭い…
後輪タイヤハウス上の座席だったこともあり、体育座り状態でとても窮屈
鉄道車両の特徴である広い空間は無く、マイクロバスを改造しているので仕方がないが、ただでさえ狭い車内がシートピッチの狭いハイバックシートのため圧迫感が半端ない
阿波海南文化村から道路を走って阿波海南駅へ
阿波海南駅で乗降を済ませ阿波海南駅に併設された阿波海南信号場(モードインターチェンジ)で車輪を出してて鉄道車両モードに
ここからは軌道の上を走る
最高速度60km/hと普通鉄道当時の85 km/hよりも遅い
車輪にバネが付いていなのだろうか? 走行音が大きくなり、定尺レールの継ぎ目の振動がもろにバス車体全体に伝わってくる
鉄のレールの上を走るのがデメリットになっている
マイクロバスと鉄道の悪いところばかりが露呈
そぅこれはもぅアトラクションだ…
それを表わすかのように満席の乗客は観光客&乗り鉄らで地元客はゼロ
高架線路を10km走り、甲浦信号場で車輪を収納 バスモードとなりスロープを下りて地上の甲浦駅へ
甲浦駅からは一般道を走行
太平洋沿いを走る車窓が美しい
終点、道の駅宍喰温泉到着 僅かな折り返し時間でそのまま折り返し阿波海南文化村まで乗車
ほどよく混みあった帰りの車内も全員観光客で地元客はゼロだった…
コメント
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DMVは、ジョルダン「乗換案内」には出てきません(Yahoo!乗換案内には出る)。発車オーライネットで予約等、見た目もシステムもバスでした。
DMV93形はマイクロバスですね…
鉄道友の会のブルーリボン賞の選定からも鉄道車両としては除外されてしまいましたからねぇ
・鉄道モードでの走行距離10キロに対して道路上の走行距離40キロ程度と、選考規定第2条の「専ら鉄道事業または軌道事業に供されるもの」に当たらないことから、「鉄道車両」として含めない
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