ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 621011
全員に公開
沢登り
丹沢

表丹沢 源次郎沢(ほとんど直登できて満足^^♪)

2015年04月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.5km
登り
1,168m
下り
1,157m

コースタイム

大倉バス停7:30−7:50竜神の泉−8:25戸沢山荘(入渓準備)8:40−8:50入渓点−9:25F4下−9:50F4上−9:55F6下−10:30F6上−11:15F10下−12:10F10上−12:30登山道(沢装備解除)12:50−12:55花立山荘13:05−14:15大倉バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
○コース状況
行程は短いものの、F4、F6、F10を登るか巻くかで随分難易度が変わると思われます。

○登山ポスト
・渋沢駅北口バス停
・大倉バス停
に設置されています。このほか、
・戸沢山荘
にも設置の情報がありましたが、未確認です。
にゃお?
色とりどり
竜神の泉
春らしい色です
ここで沢装備に
入渓点の様相
F1です。簡単。
奥に見えるのがF2。水流右から。
1
奥に見えるのがF2。水流右から。
小滝が続いてまずまずの渓相
小滝が続いてまずまずの渓相
唯一右から巻いてしまった滝…(F3)
1
唯一右から巻いてしまった滝…(F3)
F4は源次郎沢の中で最も立派
1
F4は源次郎沢の中で最も立派
中央リッジより突破(交差法で見てください^^)
1
中央リッジより突破(交差法で見てください^^)
ザック引上げ中・・・
1
ザック引上げ中・・・
なんでもないゴーロに、真新しいボルトが
なんでもないゴーロに、真新しいボルトが
F6です。手前は何ともありません。
F6です。手前は何ともありません。
赤破線がF6上段の登攀ライン(上が切れてしまってました)
2
赤破線がF6上段の登攀ライン(上が切れてしまってました)
こちらもザックは後から
1
こちらもザックは後から
大岩の滝(右の岩から)
大岩の滝(右の岩から)
「F」を付ける基準が全く分からないのだが…
「F」を付ける基準が全く分からないのだが…
F8って・・・滝はどこ???
F8って・・・滝はどこ???
ヤマツツジと青空と
ヤマツツジと青空と
再びまともな滝が出現!(F9)
1
再びまともな滝が出現!(F9)
F9直登中です
核心部のF10。赤破線が登攀ライン。
2
核心部のF10。赤破線が登攀ライン。
下から見ると結構立ってる(^^;)
2
下から見ると結構立ってる(^^;)
見下ろすとこんな感じ(交差法で見てください^^)
見下ろすとこんな感じ(交差法で見てください^^)
さきほど残したハーケン等は懸垂で回収に
1
さきほど残したハーケン等は懸垂で回収に
何としても抜かなければ…(笑)
1
何としても抜かなければ…(笑)
秦野市街地が見えてきた♪
秦野市街地が見えてきた♪
いよいよ源頭の様相
いよいよ源頭の様相
最後は草原状に
丹沢メインストリートに飛び出した!
丹沢メインストリートに飛び出した!
初夏の雰囲気
なかなか絵になる
なかなか絵になる
定番ショットですが天気もいいので一応・・・
定番ショットですが天気もいいので一応・・・
花が美しいです
新緑も美しいです
新緑も美しいです
この時期ならではですね〜
この時期ならではですね〜
大倉に帰還

感想

天気が良いとあって、渋沢駅から大倉に向かうバスは予想通り通勤電車並みの込み具合。

大倉バス停を降りると、花壇に色とりどりの花が咲き乱れていて春を感じさせる。というより気温的には初夏と言った方がいいかも。

大倉周辺の喧騒を離れ、水無川沿いの静かな林道を歩く。この林道は何度歩いたことか。

竜神の泉、新茅山荘などを順調に通過し、戸沢山荘の裏手の東屋で沢装備にchange。

堰堤の上から源次郎沢に入ると、すぐにF1が現れる。特に問題は無く、足慣らしにちょうど良い。

F2は左から巻けるが、練習がてらなるべく直登しようと思い、一番右の水流に沿って登った。

F3はまともに直登するとずぶ濡れになりそうだったので、左岸側を巻いて進んだが、結果的にここが唯一直登しなかった滝となってしまった。(もうちょい頑張っても良かったかも(^^;))

この辺は小滝が続いて(丹沢にしては)そこそこ良い感じの渓相だ。

F4 10mはこの沢では一番存在感がある。水流中をダイレクトに登ることはできないが、中央リッジが登れるようなので空身でトライしてみる。技術的にはそれほど難しくはないが、若干高度感があるのと、落ち口のところで身をかがめながら岩の下を通過しなければならず、ザックがあるとかなり邪魔になりそうだ。

結果的に、空身で登って正解だった(^^)
ザックは上から引き上げる。ちなみに、右岸から巻くことも可能。

次の存在感のある滝がF6 3段12m(遡行図と現地の滝番号が異なっていますが、本レコでは現地の番号を採用しています。) 下の2段は全く問題が無いが、上段がかなり立っていて渋そう。

巻くかどうか悩んだが、練習、練習、、、と思って、左壁に取りついてみる。最下部が若干被っている感じだが、それほど難しくは無い。ただし、高度感はあるので、適宜残置ハーケンにセルフビレイを取りながら慎重に進む。(そろそろハーケンを打とうかと思うところには絶妙な具合に残置があり、結局自分では一本も打つ必要がなかった)

ザックは先ほどと同じく後から荷揚げ。軽いのでガルダ―ヒッチを作るまでもない。

これを過ぎるとしばらく目立った滝はない。F7とF8に至っては、滝というより「段差」だ。何を基準に標識を付けてるのか・・・

ここまで来ると既に水は枯れ、暑い。周囲を彩るヤマツツジが青空に映えて美しい。

F9は再び「まともな」滝。オポジションを活用して直登する。

F9の上の涸小滝を越すと、やっと本日の核心F10CS 8mが現れる。なるほど、これはちょっと厄介そうだ・・・

登るとしたら右壁or左壁であり(巻くことも可能)、左の方が若干簡単そうに思えたが、落ち口に覆いかぶさる倒木が邪魔になるかもしれない。ルートとしては右壁の方がキレイだろう。

ここまで直登してきたので、今回もザックに一方の末端を結んだザイルのもう一方の末端をハーネスにくくりつけ、空身で登攀を開始する。最初はホールドスタンスとも大き目のものが多いが、中盤から少し細かくなってきたので、一か所ハーケンを打ってセルフビレイをとって登る。ハーケンを打った位置からダイレクトに落ち口には抜けられないので、少し右に移動してから落ち口方向にトラバースをかける。この過程で、上部にあった残置ハーケンもいくつかセルフビレイ用に活用した。

そうこうして、なんとか落ち口に抜け、ザックも無事引き上げたが、まだ終わりではない。そう、途中に残置した1000円相当のハーケンを回収するという重要ミッションがあるのだ(笑)
そこで、落ち口周辺の残置ハーケンから流動分散で懸垂の支点を作成し、先ほどの残置のところまで下降し、ハーケン等を回収(思いのほか抜けずに時間がかかった。。。)、腕力登攀で登り返す。ふぅ〜

あとは問題となるような滝はなく、淡々と詰めていく。

最後は草原状となり、標高1330mから東に派生する尾根に突き上げる。ここからわずかに西に進むと、丹沢のメインストリートに飛び出した。

流石大倉尾根、入渓してから誰一人会わなかったのに、ここは人通りが途絶えることがない。ギャップがすごい。。
とりあえず沢装備を解除して、あとはバカ尾根をひたすら下っていく。(塔ノ岳はもう10回くらいいっているので、パスさせてもらいました<(_ _)>)

まあ、バカ尾根とはいいつつ、今日はヤマツツジや新緑が大変美しく、これらを眺めながらわりと楽しみながら下ることができた。

いや〜、しかし暑い!!

大倉バス停のレストハウスでアイスクリームを買って食べ、本日の締めとしました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:647人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳(大倉尾根往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
大倉尾根から丹沢山往復
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
大倉〜塔ノ岳〜不動ノ峰ピストン
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳(大倉尾根往復)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳周回ルート 三ノ塔尾根からあがって主脈を堪能、バカ尾根下り
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳〜丹沢山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
鍋割山-塔ノ岳-大倉尾根
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら