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Yamareco

記録ID: 621675
全員に公開
雪山ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

藪&残雪の川桁山と観音寺川の桜

2015年04月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:28
距離
9.2km
登り
829m
下り
955m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:29
休憩
0:00
合計
6:29
距離 9.2km 登り 829m 下り 964m
7:45
177
スタート地点
10:42
43
11:25
167
14:12
2
14:14
ゴール地点
5分ほどの小休止を数回とっています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
別荘地奥にある千石川登山口の空きスペースに駐車。
4~5台ほど停められます。
コース状況/
危険箇所等
【登山道概況】
1)千石川登山口〜1,192m峰(スキー場分岐)
登山口からしばらくは林道を通ります。
林業の作業道が枝分かれしていたりしますので迷いこまないように。
川から離れていくと、右手に平坦な地が現れ、目の前に尾根が見えますが、登山道はその尾根とその尾根の向こう側にある沢との間を通って行きます。
ピンクテープが少ないながらもありますので、目印になります。
登山道が尾根に沿うようになると、20cmほどの残雪が続くようになります。
傾斜が急なので、チェーンスパイクを使用しました。
稜線に出ると、やがて方向の書かれていない道標が立った分岐に出ます。

2)1,192m峰(スキー場分岐)〜山頂
山頂から伸びる尾根を進んでゆきます。
激藪というほどではありませんが、笹や木の枝、倒木などで道が若干不明瞭です。
ピンクテープも見当たらず、雪渓から夏道に戻るときは夏道を探すことになります。
残雪も部分的にあり、風下に雪庇が出来ていますので要注意。

3)山頂の稜線
山頂は1m以上の残雪に埋もれていました。
また、山頂のある稜線は風下に雪庇が突き出ており、要注意です。
観音寺川からの登山道はこの稜線の風下側から稜線に上がるため、雪庇が出来ているこの時期では通行不能であるように見えました。

4)スキー場分岐〜877m峰下分岐
1,192m峰からは、リステル猪苗代に向かって登山道が伸びています。
全般的にほぼ夏道で、藪もなく快適な登山道です。
877m峰が尾根上にありますが、登山道はその峰をトラバースします。
トラバース部分は道が細いので要注意。
トラバースを終えると「バーベキュー広場」と「スキー場」との分岐に出ます。

5)877m峰下分岐〜リステル猪苗代
道標に従い、分岐から「バーベキュー広場」に向かって進む道は、かつて階段が整備されていたようでしたが、今はそのステップが土や落ち葉に埋もれ、階段に使われた木材が少しだけ見える程度の道になっています。
斜面を九十九折れで下って行きますが、リステル猪苗代まで残り標高差40mほどの地点から木の伐採作業による倒木などで道が不明瞭になり、草木を掻き分けながら進みました。

【水場】
なし

【トイレ】
なし

【地形図】
25,000分の1 関都

その他周辺情報 【温泉】
ホテル リステル猪苗代
大人1,000円(毎月26日は500円になるとのこと)
※ホテルと猪苗代駅との送迎バスが運行されているようです。
運行時刻や日帰り温泉客は利用できるかなどは要問合せ。
「登山口」の標があるところからスタート。
2015年04月26日 07:46撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
4/26 7:46
「登山口」の標があるところからスタート。
最初は林道を歩いていきます。
2015年04月26日 07:46撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 7:46
最初は林道を歩いていきます。
林業の作業道とおぼしき道が交錯しています。
ここは左折。
2015年04月26日 08:00撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 8:00
林業の作業道とおぼしき道が交錯しています。
ここは左折。
また作業道との分岐。
右に入り、沢の奥に行くように進みます。
2015年04月26日 08:10撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 8:10
また作業道との分岐。
右に入り、沢の奥に行くように進みます。
フキノトウ見っけ(・∀・)ノ
平地ではすっかり大きくなってしまいましたが、これはまだ食べられるかな(^^)
フキノトウの天ぷらは大好きです。
2015年04月26日 08:12撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 8:12
フキノトウ見っけ(・∀・)ノ
平地ではすっかり大きくなってしまいましたが、これはまだ食べられるかな(^^)
フキノトウの天ぷらは大好きです。
残雪が現れ始めました。
2015年04月26日 08:14撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 8:14
残雪が現れ始めました。
沢と尾根の間を登っていきます。
ピンクテープはあるにはあるのですが、とても少ないです。
2015年04月26日 08:30撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 8:30
沢と尾根の間を登っていきます。
ピンクテープはあるにはあるのですが、とても少ないです。
チェーンスパイクを使います。
2015年04月26日 08:38撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 8:38
チェーンスパイクを使います。
山頂から伸びる尾根に出ました。
尾根の雪解けは早いですね。
2015年04月26日 09:14撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 9:14
山頂から伸びる尾根に出ました。
尾根の雪解けは早いですね。
日当たりが良い分、笹が茂っている部分もあります。
掻き分けながら道を探して進みました。
2015年04月26日 09:21撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 9:21
日当たりが良い分、笹が茂っている部分もあります。
掻き分けながら道を探して進みました。
部分的に残雪もあり、雪庇が出来ているところもあります。
こういう残雪から登山道に戻るとき、笹藪で道が分かりにくかったです。
ピンクテープがもっとあればいいのだけどね(´・ω・`)
2015年04月26日 09:28撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 9:28
部分的に残雪もあり、雪庇が出来ているところもあります。
こういう残雪から登山道に戻るとき、笹藪で道が分かりにくかったです。
ピンクテープがもっとあればいいのだけどね(´・ω・`)
1192m峰。
行き先が書かれていませんが、分岐に出ました。
リステル猪苗代に抜ける道ですね。
2015年04月26日 09:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 9:32
1192m峰。
行き先が書かれていませんが、分岐に出ました。
リステル猪苗代に抜ける道ですね。
尾根からは北側の展望が望めます。
西大巓と西吾妻かな?
2015年04月26日 10:13撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 10:13
尾根からは北側の展望が望めます。
西大巓と西吾妻かな?
木の陰でひっそりと咲く花。
2015年04月26日 10:14撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 10:14
木の陰でひっそりと咲く花。
前方の視界が開けました。
これを登れば・・・。
2015年04月26日 10:36撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 10:36
前方の視界が開けました。
これを登れば・・・。
山頂!
雪で真っ白。山頂を示すものはなにも見当たりません。
2015年04月26日 10:39撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 10:39
山頂!
雪で真っ白。山頂を示すものはなにも見当たりません。
猪苗代湖。
2015年04月26日 10:39撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 10:39
猪苗代湖。
安達太良連峰。
来月には行きたいね。
2015年04月26日 10:39撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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安達太良連峰。
来月には行きたいね。
東大顛と中大顛?
2015年04月26日 10:40撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 10:40
東大顛と中大顛?
磐梯山も見えますが、木でちょっと遮られます。
2015年04月26日 10:42撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 10:42
磐梯山も見えますが、木でちょっと遮られます。
雪庇で観音寺川登山口へ下りられそうになかったので、急遽ルート変更。
分岐まで戻って、リステル猪苗代へと進路を取ります。
2015年04月26日 12:14撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 12:14
雪庇で観音寺川登山口へ下りられそうになかったので、急遽ルート変更。
分岐まで戻って、リステル猪苗代へと進路を取ります。
イワウチワですかね。
道端に結構たくさん咲いています。
2015年04月26日 12:23撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 12:23
イワウチワですかね。
道端に結構たくさん咲いています。
皆で集まって何の会議かな。
2015年04月26日 12:23撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 12:23
皆で集まって何の会議かな。
休憩に良さそうなところ。
昼メシにしたかったのですが、クマ−さんが怖いので先に進みます。
2015年04月26日 12:35撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 12:35
休憩に良さそうなところ。
昼メシにしたかったのですが、クマ−さんが怖いので先に進みます。
ふと見上げると宙にポツポツと見える白いモノ。
2015年04月26日 12:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 12:51
ふと見上げると宙にポツポツと見える白いモノ。
コブシの花かな?
2015年04月26日 12:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 12:51
コブシの花かな?
ピンクテープは申し訳程度にしかないものの、道は明瞭で危険個所もなく、快適な道。
こんなに快適だとは思いませんでした。
2015年04月26日 12:52撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 12:52
ピンクテープは申し訳程度にしかないものの、道は明瞭で危険個所もなく、快適な道。
こんなに快適だとは思いませんでした。
877m峰のトラバースは少し道が細いので注意です。
2015年04月26日 12:55撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 12:55
877m峰のトラバースは少し道が細いので注意です。
また分岐に出ました。
スキー場に下りようかとも考えましたが、道が不明瞭だったためバーベキュー広場へ下りることにします。
2015年04月26日 13:06撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 13:06
また分岐に出ました。
スキー場に下りようかとも考えましたが、道が不明瞭だったためバーベキュー広場へ下りることにします。
木で造られた簡易なベンチ。
だいぶ前のものなのか、木が柔らかくなっており、腰掛けられそうにはありません。
2015年04月26日 13:06撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 13:06
木で造られた簡易なベンチ。
だいぶ前のものなのか、木が柔らかくなっており、腰掛けられそうにはありません。
切り倒された木で道が遮られながらも、灌木を突破したりしてようやく平坦地に下りてきました。
2015年04月26日 13:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 13:32
切り倒された木で道が遮られながらも、灌木を突破したりしてようやく平坦地に下りてきました。
やっぱり出るのね。
2015年04月26日 13:33撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 13:33
やっぱり出るのね。
「天狗の森」と呼ばれる散策コースであったようです。
でも、整備されているとは言い難い状況で、お勧めはできませんね・・・。
2015年04月26日 13:34撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 13:34
「天狗の森」と呼ばれる散策コースであったようです。
でも、整備されているとは言い難い状況で、お勧めはできませんね・・・。
バーベキュー広場。
2015年04月26日 13:34撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 13:34
バーベキュー広場。
観音寺川のせせらぎが聞こえます。
2015年04月26日 13:34撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 13:34
観音寺川のせせらぎが聞こえます。
自販機があったので、冷たい水でも買おうかと思ったら、動いていませんでした。
左の自販機なんてガラス破られてるしね・・・。
2015年04月26日 13:34撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 13:34
自販機があったので、冷たい水でも買おうかと思ったら、動いていませんでした。
左の自販機なんてガラス破られてるしね・・・。
アスファルト歩きを減らしたいので、川を渡って林道に出ます。
2015年04月26日 13:43撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 13:43
アスファルト歩きを減らしたいので、川を渡って林道に出ます。
見えてきました、観音寺川の桜並木。
2015年04月26日 13:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 13:51
見えてきました、観音寺川の桜並木。
満開です♪
2015年04月26日 13:52撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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満開です♪
そして・・・。
2015年04月26日 13:54撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 13:54
そして・・・。
カタクリ。
こちらも良い咲き頃です。
2015年04月26日 13:54撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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カタクリ。
こちらも良い咲き頃です。
今日、桜まつりだったんだ。
2015年04月26日 13:55撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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今日、桜まつりだったんだ。
枝いっぱいに花が広がります。
2015年04月26日 13:55撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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枝いっぱいに花が広がります。
2015年04月26日 13:57撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 13:57
青空をバックにすると映えるね♪
2015年04月26日 13:59撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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青空をバックにすると映えるね♪
屋台も出ています。
2015年04月26日 14:03撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4/26 14:03
屋台も出ています。
2015年04月26日 14:05撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 14:05
ちょうど盛りです。
2015年04月26日 14:07撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 14:07
ちょうど盛りです。
2015年04月26日 14:08撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 14:08
ヤマレコ初登場のMTB。
コイツで登り口に停めた車まで戻ります。
平らなところだと早いですね!
登り坂ではヘトヘトになっちゃったけど・・・。
2015年04月26日 14:16撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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4/26 14:16
ヤマレコ初登場のMTB。
コイツで登り口に停めた車まで戻ります。
平らなところだと早いですね!
登り坂ではヘトヘトになっちゃったけど・・・。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 折畳傘(1) 1/25 000地形図(1) ゲイター(1) シルバコンパス(1) ダウンジャケット(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料水 ポケットティッシュ(1) 行動食 タオル(1) レインウェア(1) 携帯電話(1) 計画書(1) ウェットティッシュ(1) 腕時計(1) 予備食糧 軽アイゼン(1) トイレットペーパー(1) 熊鈴(1) 予備靴紐(1) マグカップ(1) トレッキングポール
共同装備
医薬品類(1) エマージェンシーシート(1) 携帯用簡易トイレ(3) ツェルト(1) サバイバルシュラフ(1) 調理用バーナー(1) バーナー用ガス(1) クッカー(1) 折畳ナイフ(1) オールウェザーブランケット(1) サムスプリント(2)

感想

お気に入りの山の一つ、額取山を登ってその存在が気になっていた山、川桁山に登ってきました。
他の山に比べ、ネットでの情報の少ない山なのですが、どんな山なのか興味を持ち、千石川登山口より登り観音寺川登山口へと降りるコースを計画。

千石川沿いに位置する別荘地を抜け、一番奥の手頃なスペースに車を置いて出発します。
最初は林道を歩いていきますが、徐々に雪が現れ始めます。
雪には動物以外の足跡はなく、登山者の少なさを物語っていました。
登山道が尾根に沿うようになると残雪に急勾配が加わるようになり、ツボ足では限界を感じたのでチェーンスパイクを装着。
爪を食い込ませながら登りますが、急勾配のため雪のない尾根に避難し登ります。
程なく夏道とも合流し登っていきますが、この時期ではまだ刈払いがされるわけもなく、笹や木の枝、折れた木の枝が行く手を遮るため掻き分けつつ進みました。
また、残雪が現れると当然登山道が覆われてしまいますが、ピンクテープなどの目印がないため道の続きがどこにあるのか分からず、辺りを見回して道を見つけ出し進む必要もありました。
そうしてようやく山頂に到達。
山頂は1m以上の残雪で覆われて真っ白。
背後の磐梯山方面の眺めはイマイチですが、南〜東〜北の眺めは良く、安達太良連峰などが良く見えました。
本当は山頂でお昼としたいところですが、真っ白で風もあったため、このまま下山し、その途中の手頃なスペースで取ることにしました。
下山は計画では観音寺川へと下りるコースですが、まずは今いる稜線から東へ下りなければなりません。
しかし、山頂のある稜線は風下である東側に雪庇が発達しています。
とても下りられる様子ではありません。
誰か登山者が通りかかればどうやって登ってきたのか尋ねようかとも思いましたが、誰も来る様子がなかったので、進退について自問自答します。
斜面を直下降する登山道ではなく、尾根を下りるか。
ただ、稜線から見る感じ、残雪が多く下りるにも容易でない上、登ってきたコースと比べ登山口までの距離もあります。
登りで思ったより体力を消費してしまったので、良い方法とはいえません。
ならば、来た道を戻るか。
でも、残雪&急勾配のあまり尾根に逃れたあの道を安全に下りることができるのかどうか。
「遭難」の二文字が一瞬頭をよぎりました。
冷静にしばし考え込み、そういえば途中に分岐があったことを思い出します。
1,192m峰からリステル猪苗代へと降りる登山道が確かあったはず。
地形図で改めて確認すると、南西に伸びる尾根を通るルートのようです。
これならば日当たりが良く雪も少ないはずだと判断し、このルートで下山することにしました。
1,192m峰まで戻り、計画にはなかった道を歩いていきます。
どうやらその読みは正解だったようで、落ち葉で足元が少々不安定ながらも、雪のない快適な道が続きました。
踏み跡はありませんが道は明瞭。

順調に下りていくと、再び分岐に出ました。
どうやら、リステル猪苗代のスキー場に下りる道と、バーベキュー広場に下りる道の分岐のようです。
スキー場に下りる道は不明瞭であったので、進路をバーベキュー広場へ下りる道に変更します。
相変わらずピンクテープによる目印はありませんが、足元を注意してみると道が分かります。
しかし、残り標高差40mほどのところで、林業か何かで切り倒された木に道が遮られるようになってしまい、ルートが不明瞭に・・・。
でも、下りる方向は明白なので、道なき道も構わず歩き、無事にリステル猪苗代にたどり着きました。

あとは、川桁駅にデポしておいたMTBを回収し、車に戻るのみ。
川桁駅まで、観音寺川沿いの桜を見ながら歩きます。
聞いていた通りの満開の桜です。
人も多く、屋台まで出店する中を歩いて川桁駅でMTBを回収。
平坦なところはこれで飛ばします。
別荘地内の登り勾配が疲れた身にとても応えましたが、その分、その後の温泉が心地よかったのは言うまでもありません。

普段以上に疲れた山でしたが、残雪期におけるリスクとその対策について考えさせられ、今後の計画を立てる上で非常に良い教訓を得た山となりました。
山頂の稜線では、「もう少し進めば打開策になるルートが見つけられるんじゃないか」「そろそろ退くときかもしれないけど、あとちょっと・・・」との迷いに葛藤もしましたが、やっぱり、退く勇気は大事ですね・・・。
「どういう状況で退く決意をするのか」を身に付けるのも必要な経験なのだと感じました。

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