爺ヶ岳（扇沢〜南峰）

2023年11月26日(日) [日帰り]

• GPS: 08:59
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,452m
• 下り: 1,455m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:34
• 休憩: 1:24
• 合計: 8:58

距離 11.6km 登り 1,454m 下り 1,464m

2:16 柏原新道登山口
3:30 ケルン（柏原新道）
3:50 3:51 駅見岬
4:55 水平岬
5:39 6:09 富士見坂
7:37 7:51 爺ヶ岳南峰
8:49 9:10 富士見坂
9:40 9:47 水平岬
10:10 10:12 駅見岬
10:24 10:33 ケルン（柏原新道）
11:13 柏原新道登山口
11:14 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り
スタート時−2℃〜南峰−7℃＋強風（体感で15m／s）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢の爺ヶ岳登山口西側の駐車場を利用（SG地点）・・下山時5割方で、南側は深夜の到着時から満車

上信越道の信州中野IC〜上越高田ICはスタッドレス規制があったようですが、この日は（豊田南〜安曇野IC経由）扇沢までノーマルタイヤでも行けた感じでした（ビビリの自分は4WD＋スタッドレスですが）

コース状況／危険箇所等

標高千7百m辺りから雪が繋がり、序盤〜中盤は雪質・トレース共に問題ありませんでした

種池山荘手前の危険なトラバース(下山時小デブリあり)は避けて冬道へ・・ここもトレースに助けられましたが、雪がユルくて登りはかなり苦戦

山頂近くの稜線は体が浮くような爆風で、吹溜りもあって中々大変でした

写真

11/26 2:16

爺ヶ岳登山口から

11/26 3:19

予想以上に雪が多く、新雪の下が硬いのでここからチェンスパ使用(上部は12本爪)

11/26 3:29

トレースあって順調で、この頃は「ご来光タイムには早過ぎかな〜」なんてノーテンキ

11/26 6:15

冬道からはユル雪にかなり苦戦しましたが何とか稜線に出ました

11/26 6:15

南アの空が染まっていますが、残念ながらご来光は南尾根に阻まれて諦めています↓

11/26 6:16

蓮華岳〜針ノ木岳〜スバリ岳

11/26 6:37

岩小屋沢岳方面がモルゲンロート

11/26 6:42

鹿島槍に〜

11/26 6:43

剱岳も

11/26 6:38

雲海と南ア

11/26 6:52

ウッスラと富士山も見えます

11/26 6:52

南ア北部

11/26 6:54

振り返ると種池小屋を中心にいい眺め

11/26 7:01

爺ヶ岳南峰へ

11/26 7:06

右手に穂高〜槍

11/26 7:38

南峰に到着・・爆風です

11/26 7:38

ご来光には遅れて残念

11/26 7:39

立山〜剱が雪のおかげで素晴らしい眺め

11/26 7:40

雲海の先には四阿山〜浅間山

11/26 7:40

北峰〜中峰と奥に頸城の山々

11/26 7:41

鹿島槍への稜線

11/26 7:41

盟主の貫録十分

11/26 7:43

立山〜真砂岳〜別山〜剱岳

11/26 7:43

剱岳〜池ノ平山

11/26 7:43

池ノ平山〜毛勝三山〜駒ヶ岳

11/26 7:48

何枚も撮ってしまういい眺め

11/26 7:49

立山

11/26 7:51

北峰の奥に焼山〜火打山〜妙高山〜高妻山

11/26 8:13

爆風を避けて小休止

11/26 8:14

針ノ木〜スバリ

11/26 8:14

剱が真っ白になる位降ったのですね

11/26 8:14

下山にかかります

11/26 8:18

針ノ木岳〜赤沢岳の間には〜

11/26 8:18

薬師岳〜北薬師岳

11/26 10:13

扇沢駅を見下ろす地点から蓮華〜針ノ木

11/26 10:45

冬道の南尾根への取付き点ですが、ヤブが濃そうでトレースがある今回のルートを使用··南尾根で行けたらJPより上のどこかでご来光が見られたでしょうが

11/26 11:13

扇沢の登山者用駐車場に帰着

11/26 11:39

標高を下げた里はいい色づきでした・・特に、帰路の中央高速沿いが"色づきロングロード"でした（もちろん写真は撮れず）

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

ILCE-7M3 SONY

SC-51C samsung

感想

sht

本日は高山帯も予報が良さげで、しかも前日に降雪があったよう。これはアルプスに向うっきゃない状況で、扇沢へのアクセス道が12／1から冬期通行止めに入ることもあり、北アの爺ヶ岳に向いました。

実際、コースの積雪は予想以上に多く、硬い層の上に新雪が乗る比較的歩き易いコンディション。トレースもあって、「ご来光タイムより随分と早く登頂できそうだなぁ〜」なんてノーテンキな序盤中盤でした。

ところがトラバースにかかった辺りから雪がさらに深くなり、横に張り出す木の枝で歩き難い状態に。（左の半崖下方が暗くて見えないのが心理的に影響した感じ）

冬道に入ると、トレースのヘルプはあってもユル雪の急登に一歩一歩の登行ペースが大幅↓で、残念ながらご来光には間に合いませんでした。

それでも、山頂稜線が爆風で中峰へはパスとなったものの、白銀のアルプス大展望はバッチリ♪

今シーズン初の本格雪山だったせいか、レイヤリングや装備調整の段取りが悪くて反省点が多かったですが、雪化粧した北アルプスの峰々の絶景に救われた山行でした。