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Yamareco

記録ID: 6256723
全員に公開
沢登り
丹沢

弥七沢−箒沢乗越周回 詰めがすごく大変 ミツバツツジも咲いていた

2023年12月07日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:37
距離
16.3km
登り
1,517m
下り
1,520m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:52
休憩
0:44
合計
8:36
8:10
27
8:37
8:37
280
13:17
13:19
3
13:22
13:29
19
13:48
14:14
76
15:30
15:36
37
16:13
16:16
17
16:33
16:33
13
16:46
16:46
0
16:46
ゴール地点
天候 晴れ、暖かいが稜線は強風だった。
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
玄倉駐車場に停めた。朝8時過ぎで自分の車だけ。
コース状況/
危険箇所等
(1) 玄倉駐車場〜弥七沢出合:林道(工事の車が沢山通るので注意)
(2) 弥七沢:ほとんどの滝は巻きでした。また各所に虎ロープもありました。滝は大部分、淵が深くて取り付けません。滝の巻きもすごく大変でした。標高800mからの詰めは急で、途中から尾根筋に逃げましたが、尾根も凄く急でまばらな木と根が頼りで、足だけでなく腕も攣りました。この沢の詰めは長くて急で、時間とエネルギを要して大変でした。
(3) 稜線〜箒沢乗越:激急細尾根で慎重さが要求される。稜線は強風でした。
(4) 箒沢乗越〜穴平ノ沢〜ヤブ沢:箒沢乗越からの下りは、右の尾根状を木ごとにピッチをきってロープダウンしました(以前、登った時も大変でしたが、下りはさらに大変で、ロープなしでは下れません。)。ヤブ沢へ降りる経路は落ち葉で不明瞭になっており、RF必要。
(5) ヤブ沢〜県民の森〜林道:沢からは穴平橋へは柵が張り巡らされてしまい、降りられないので、一旦ぐずぐず急斜面を県民の森へ上がりますが、最後のエネルギを使い果たします。
(6) 県民の森〜玄倉駐車場:林道。
玄倉駐車場は自分の車だけでした。
2023年12月07日 08:08撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 8:08
玄倉駐車場は自分の車だけでした。
今日は風が少し強いみたいです。
2023年12月07日 08:11撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 8:11
今日は風が少し強いみたいです。
弥七沢出合。堰堤は右のステップで越えますが、流木が邪魔で、ちょっと大変です。
2023年12月07日 09:03撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:03
弥七沢出合。堰堤は右のステップで越えますが、流木が邪魔で、ちょっと大変です。
堰堤を越えると、林道から見えるF1、5m。左から容易に巻けます。流心の左は滑ってます。
2023年12月07日 09:10撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:10
堰堤を越えると、林道から見えるF1、5m。左から容易に巻けます。流心の左は滑ってます。
巻きの後、沢へ戻るとこんな感じ。
2023年12月07日 09:17撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:17
巻きの後、沢へ戻るとこんな感じ。
次の滝、F2、5m。左のアルミの梯子を使って超えました。
2023年12月07日 09:18撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:18
次の滝、F2、5m。左のアルミの梯子を使って超えました。
これがヒョングリ滝ですかね。もっと大きな滝かと思ってましたが、7m位ですかね。左から高巻きますが、経路に乗るには結構な大高巻きになります。
2023年12月07日 09:21撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:21
これがヒョングリ滝ですかね。もっと大きな滝かと思ってましたが、7m位ですかね。左から高巻きますが、経路に乗るには結構な大高巻きになります。
これが経路です。12m下方には、さらに3つの滝がありました。
2023年12月07日 09:29撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:29
これが経路です。12m下方には、さらに3つの滝がありました。
沢に戻る手前の経路は一部が欠けている細い経路になりますので、慎重に降ります。
2023年12月07日 09:30撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:30
沢に戻る手前の経路は一部が欠けている細い経路になりますので、慎重に降ります。
その経路を振り返って。
2023年12月07日 09:33撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:33
その経路を振り返って。
この沢の水は多く、淵は深いです。
2023年12月07日 09:33撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:33
この沢の水は多く、淵は深いです。
これは右から取りつけそうですが、最後が逆相でチェーンスパイクでは無理です。多分左から巻きました。
2023年12月07日 09:45撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:45
これは右から取りつけそうですが、最後が逆相でチェーンスパイクでは無理です。多分左から巻きました。
巻いたのに、落ち口から撮影。
2023年12月07日 09:55撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:55
巻いたのに、落ち口から撮影。
この沢はゴルジュっぽいです。
2023年12月07日 09:58撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 9:58
この沢はゴルジュっぽいです。
一旦明るくなりました。
2023年12月07日 10:00撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:00
一旦明るくなりました。
ここは深い谷なので、右から巻きました。
2023年12月07日 10:17撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:17
ここは深い谷なので、右から巻きました。
2段の滝。
2023年12月07日 10:17撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:17
2段の滝。
また大きな滝、6mが出てきた。膝下まで浸かって、流心左を上がりました。しっかりした石のホールドがあります。
2023年12月07日 10:19撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:19
また大きな滝、6mが出てきた。膝下まで浸かって、流心左を上がりました。しっかりした石のホールドがあります。
落ち口から。
2023年12月07日 10:24撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:24
落ち口から。
2条小滝。
2023年12月07日 10:25撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:25
2条小滝。
小滝の連爆。
2023年12月07日 10:28撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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小滝の連爆。
スラブっぽい滝。最初、浸かって左からトライしましたが、写真左に見える凸岩に足が届かず断念。多分左から巻いた。
2023年12月07日 10:31撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:31
スラブっぽい滝。最初、浸かって左からトライしましたが、写真左に見える凸岩に足が届かず断念。多分左から巻いた。
その先には湧水が数か所ありました。
2023年12月07日 10:51撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:51
その先には湧水が数か所ありました。
そしてまた明るくなった。
2023年12月07日 10:57撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:57
そしてまた明るくなった。
まだ大きな滝が出てくる。これは右にロープがあって、それを頼りに右を巻き越えます。
2023年12月07日 10:59撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 10:59
まだ大きな滝が出てくる。これは右にロープがあって、それを頼りに右を巻き越えます。
これがそのロープです。これまでも、滝を巻く所にはトラロープが埋まってる所が数か所ありました。
2023年12月07日 11:02撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 11:02
これがそのロープです。これまでも、滝を巻く所にはトラロープが埋まってる所が数か所ありました。
特徴的な岩。少し休憩しました。
2023年12月07日 11:03撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 11:03
特徴的な岩。少し休憩しました。
上がれない滝がまだ出てきます。これはどっちを巻いたか覚えてない。
2023年12月07日 11:05撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 11:05
上がれない滝がまだ出てきます。これはどっちを巻いたか覚えてない。
ズルズル斜面。
2023年12月07日 11:08撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 11:08
ズルズル斜面。
樋状斜爆、これは問題ないです。
2023年12月07日 11:12撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 11:12
樋状斜爆、これは問題ないです。
CS、左を超えました。振り返って。
2023年12月07日 11:22撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 11:22
CS、左を超えました。振り返って。
残り少ない秋。
2023年12月07日 11:25撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 11:25
残り少ない秋。
この谷状は右のバンドを越えます。
2023年12月07日 11:27撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 11:27
この谷状は右のバンドを越えます。
急なゴルジュ。この先から左へ上がりますが、沢状はとても上がれないので、途中から支尾根へ変更するも、これも急で、まばらな木と根が頼りで、まるで格闘です。
2023年12月07日 11:40撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 11:40
急なゴルジュ。この先から左へ上がりますが、沢状はとても上がれないので、途中から支尾根へ変更するも、これも急で、まばらな木と根が頼りで、まるで格闘です。
稜線に出ました。詰めの途中は写真を撮る余裕がありませんでした。おまけに足だけでなく、腕も攣りました。
2023年12月07日 13:19撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 13:19
稜線に出ました。詰めの途中は写真を撮る余裕がありませんでした。おまけに足だけでなく、腕も攣りました。
弥七沢ノ頭です。ここから箒沢乗越まで下ります。
2023年12月07日 13:24撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 13:24
弥七沢ノ頭です。ここから箒沢乗越まで下ります。
ムッ!!なんだ!ミツバツツジか??この時期に??珍しいものを見たゾ!
2023年12月07日 13:40撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 13:40
ムッ!!なんだ!ミツバツツジか??この時期に??珍しいものを見たゾ!
ウーム!!
2023年12月07日 13:40撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 13:40
ウーム!!
箒沢乗越に来ました。ここを下ります。写真右のリッジ状を木ごとにピッチをきって、6mm/20mロープで下ります。以前、上がった時もかなり大変でしたので、下りはロープなしでは無理です。
2023年12月07日 13:53撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 13:53
箒沢乗越に来ました。ここを下ります。写真右のリッジ状を木ごとにピッチをきって、6mm/20mロープで下ります。以前、上がった時もかなり大変でしたので、下りはロープなしでは無理です。
穴平ノ沢〜経路〜ヤブ沢へは慎重に降りました(写真なし)。ヤブ沢の堰堤が降りられるか不明なので、ズルズル斜面を這いあがって、県民の森へ抜けました(以前は穴平沢橋へ降りられたんですが、今は柵が張り巡らされて、抜けられません)。
2023年12月07日 15:26撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 15:26
穴平ノ沢〜経路〜ヤブ沢へは慎重に降りました(写真なし)。ヤブ沢の堰堤が降りられるか不明なので、ズルズル斜面を這いあがって、県民の森へ抜けました(以前は穴平沢橋へ降りられたんですが、今は柵が張り巡らされて、抜けられません)。
この堰堤群は越えられるのかな?? 林道を歩いて帰ります。今日は沢でかなり時間を取られました。
2023年12月07日 15:32撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 15:32
この堰堤群は越えられるのかな?? 林道を歩いて帰ります。今日は沢でかなり時間を取られました。
今日歩いた弥七沢です。どうにか歩くことができたのでOKです。
2023年12月07日 15:53撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 15:53
今日歩いた弥七沢です。どうにか歩くことができたのでOKです。
アオバトが用壁と金網の隙間に閉じ込められて、引っかかってました。助けられません。
2023年12月07日 15:58撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 15:58
アオバトが用壁と金網の隙間に閉じ込められて、引っかかってました。助けられません。
自分撮り。
2023年12月07日 15:59撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 15:59
自分撮り。
今日は時間がかかってしまい、暗くなってしまいました。
2023年12月07日 16:43撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 16:43
今日は時間がかかってしまい、暗くなってしまいました。
今日は弥七沢を無事歩くことができました。自分には少し難しかった様です。ありがとうございました。
2023年12月07日 16:43撮影 by  DMC-TZ35, Panasonic
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12/7 16:43
今日は弥七沢を無事歩くことができました。自分には少し難しかった様です。ありがとうございました。

感想

いつかは歩いて見たいと思っていた弥七沢を今日歩いて見ました。いくつかのブログを見ると「最初に出てくる滝を越えると、その後は楽」と書かれていましたが、自分には最初に出てくる滝を越えてからの方が、大変でした。特に詰めの部分は、急で長いので凄くエネルギを要しました。箒沢乗越の下りはかなり大変でした。また、ヤブ沢から県民の森へのズルズル急斜面の登りは、ほぼ無くなったエネルギをさらに要しました。左岸の柵をどうにかしてくれないかな?
途中でミツバツツジ(多分)の花があったのにはびっくりしました。

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コメント

old-diverさん、こんにちは。

登りも下りも未踏ルートでとっても参考になりました。ありがとうございます。
例によってトレランシューズとチェーンスパイクでしょうか。あんまり滑っていないなら、弥七沢、パドリングシューズで試してみたいところですね。
ところで文章からすると箒沢乗越からの下り、登りに使った時にはロープは使わなかったのですよね?
2023/12/10 14:52
風太郎さん、こんにちは、
靴はトレランシューズ+チェーンスパイクでした。スラブ状の滝はあまりなかったので大丈夫でした。滝はほとんど巻きですが、埋まっていて見つけにくかったですが、巻きにはいくつかトラロープが設置されていたので助かりました。
この歳で詰めの長い急斜面を這い上がるのはすごくつらかったです。
以前、箒沢乗越を上がった時には、あくまで沢状を詰めようと思ってましたが、ズルズルの急斜面で、2度も3-4mほどずり落ちて上がれなかったので、リッジ状の木の生えている所に移って、そのまま這い上がりました。
今回の下りの時は、ロープを木にかけて3〜4ピッチで下りました。そのままは下れないと思います。
石棚山付近では最近遭難があったようですね。
2023/12/10 16:13
プロフィール画像
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