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記録ID: 6257312
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ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐の国から南アルプスを展望する櫛形山

2023年12月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:26
距離
7.2km
登り
417m
下り
411m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:41
休憩
0:46
合計
3:27
8:17
8:21
15
8:36
8:37
14
櫛形山(三角点)
8:51
8:59
35
櫛形山(山頂標)
9:34
9:55
33
10:28
10:28
13
櫛形山(山頂標)
10:41
10:41
8
櫛形山(三角点)
10:49
10:58
2
P2003
11:00
11:03
12
11:15
池の茶屋登山口
天候 快晴 気温0〜6℃ 風2kt
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
池の茶屋登山口の駐車場を利用しました。休憩所とトイレあります。
麓の増穂ICから20Kmほどあります。駐車場まで全線舗装路です。積雪もありません。
麓から平林地区までは広い道ですが、丸山林道に入ると狭小路となり離合に難儀します(狭小とは言っても地元の林道に比べれば高速道路並みの優良林道ですが)。この日は大型ダンプ3台をやり過ごしました。単独で入山の場合は狭小林道のバック走行に備えてください。ところどころに展望地があり景色は抜群でした。
※なお林道は12月11日より冬期通行止めとなるそうです。
コース状況/
危険箇所等
地元富士川町(ちょう)でも力を入れているようで、案内は豊富です。ほどよく整備されハイキングに最適なコースだと思います。積雪もありませんでした。保護区のような場所でところどころに獣対策ゲートがあります。また、カモシカの繁殖地域らしく多くの個体と遭遇しました。危険は少ないと思いますが距離感を保って観察してください。
その他周辺情報 道の駅富士川が盛況でした。食事メニューはいまひとつでしたが、お土産は豊富です。中部横断自動車道のおかげでアクセスが非常に楽になりました。
富士川町は町にしては施設や道路がよく整備されていて、田舎の市レベルだと思いました。さすが甲斐の国です。
富士のシルエットに見守られながら
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富士のシルエットに見守られながら
狭小林道を上ってゆくと
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狭小林道を上ってゆくと
辺りが急に明るくなり
辺りが急に明るくなり
見事な夜明けを迎えました
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見事な夜明けを迎えました
行く手には南アルプスの有名どころが
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行く手には南アルプスの有名どころが
ちょうど朝日を浴びて
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ちょうど朝日を浴びて
その山容を誇るかのように
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その山容を誇るかのように
威風堂々と鎮座しているではありませんか
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威風堂々と鎮座しているではありませんか
さてプレリュードはここまでで
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さてプレリュードはここまでで
やっと登山口に到着です
やっと登山口に到着です
ここは林道の終点で2級というのがあるそうです
ここは林道の終点で2級というのがあるそうです
案内図を確認したところで
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案内図を確認したところで
地元とは比較にならないほど立派なゲートをくぐり
地元とは比較にならないほど立派なゲートをくぐり
樹林に踏み入ること10分で尾根筋に出合います
樹林に踏み入ること10分で尾根筋に出合います
展望が開けたこのベンチからは
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展望が開けたこのベンチからは
富士山の眺めが素晴らしく思わず立ち止まってしまいました
1
富士山の眺めが素晴らしく思わず立ち止まってしまいました
ベンチから先がこの日一番の急登で
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ベンチから先がこの日一番の急登で
振り返れば東岳と赤石岳が見事です
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振り返れば東岳と赤石岳が見事です
急登の終盤にはこのような展望地が用意されていました
急登の終盤にはこのような展望地が用意されていました
なるほど南アルプス眺望エリアなんですね
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なるほど南アルプス眺望エリアなんですね
さっそく山名パネルとの対比を楽しみました
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さっそく山名パネルとの対比を楽しみました
さきほどの悪沢岳と赤石岳から
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さきほどの悪沢岳と赤石岳から
上河内岳までそのままの姿です
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上河内岳までそのままの姿です
この方向には塩見の頭が見えるようですが
この方向には塩見の頭が見えるようですが
あ〜なるほど見えました
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あ〜なるほど見えました
北の方はどうでしょう
北の方はどうでしょう
お〜雪形までそっくりじゃないですか
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お〜雪形までそっくりじゃないですか
どうやらこれらのパネルは同じような時期に撮影されたみたいです
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どうやらこれらのパネルは同じような時期に撮影されたみたいです
などと感心しながら美しき南アルプスの景色に
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などと感心しながら美しき南アルプスの景色に
しばし没入の時を過ごしました
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しばし没入の時を過ごしました
これで今日の目的はほぼ達成なのですが
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これで今日の目的はほぼ達成なのですが
せっかくなので先に進みましょう
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せっかくなので先に進みましょう
相変わらずの富士山を横目にしながら
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相変わらずの富士山を横目にしながら
なだらかな丘を登ると
なだらかな丘を登ると
甲府盆地が見えてきました
甲府盆地が見えてきました
そこからほんの少し尾根筋を登れば
そこからほんの少し尾根筋を登れば
三角点のある櫛形山に到着です
三角点のある櫛形山に到着です
が、山頂標のあるピークはもう一つ先らしいので
が、山頂標のあるピークはもう一つ先らしいので
いったん樹林を下って
いったん樹林を下って
登り返します
(このコースには富士見ベンチがところどころにあります)
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登り返します
(このコースには富士見ベンチがところどころにあります)
幅広の尾根を少し登ると
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幅広の尾根を少し登ると
ありました
ここが山頂のようです
(櫛形なのでどこが山頂かは関係ないですね)
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ありました
ここが山頂のようです
(櫛形なのでどこが山頂かは関係ないですね)
相変わらずいい感じの富士山を眺めながら一息ついたところで
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相変わらずいい感じの富士山を眺めながら一息ついたところで
もう少し先まで進んでみることにしました
(カラマツにまとわりつくサルオガセが見事な森でした)
もう少し先まで進んでみることにしました
(カラマツにまとわりつくサルオガセが見事な森でした)
原生林を抜けあたりが開けてくると
原生林を抜けあたりが開けてくると
ここが裸山になります
想像とは違い樹木に覆われた小高い丘という感じです
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ここが裸山になります
想像とは違い樹木に覆われた小高い丘という感じです
この山頂標ちょっとだけ悩むのは
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この山頂標ちょっとだけ悩むのは
ここが裸山なのか裸山はあっちと指しているのか紛らわしいところですね
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ここが裸山なのか裸山はあっちと指しているのか紛らわしいところですね
360度のパノラマではありませんが
360度のパノラマではありませんが
歩いてきた稜線方向には
歩いてきた稜線方向には
富士山の頭がちょっとだけと
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富士山の頭がちょっとだけと
反対側の切れ間には
反対側の切れ間には
南アルプスの高峰たちが展望できます
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南アルプスの高峰たちが展望できます
ガイド曰く「日本で標高1、2、3番の山が見える場所」だそうです
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ガイド曰く「日本で標高1、2、3番の山が見える場所」だそうです
でもね3位のもう一つの山が見えませんよね
と突っ込むのは野暮な話なのでやめておきましょう
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でもね3位のもう一つの山が見えませんよね
と突っ込むのは野暮な話なのでやめておきましょう
いいじゃないですか
荘厳なバットレスを眺めているだけで大満足です
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いいじゃないですか
荘厳なバットレスを眺めているだけで大満足です
北岳山荘だって手が届きそうですよ
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北岳山荘だって手が届きそうですよ
そしてなんといっても夜叉神からの甲斐駒
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そしてなんといっても夜叉神からの甲斐駒
鳳凰三山から続くアサヨ峰と
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鳳凰三山から続くアサヨ峰と
突き詰めたその先に摩利支天
まさにパーフェクトビューです
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突き詰めたその先に摩利支天
まさにパーフェクトビューです
途中で引き返さなくて良かった
と改めて思い返し
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途中で引き返さなくて良かった
と改めて思い返し
三角点のある山頂を後に
三角点のある山頂を後に
来た道を戻ります
来た道を戻ります
500万円の蝶が生息する保護地区を離れ
500万円の蝶が生息する保護地区を離れ
原生林に踏み入ると
原生林に踏み入ると
こんな巨木や
あんな巨木が
林立していましたが
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林立していましたが
そんな景観を楽しむ余裕もなく
そんな景観を楽しむ余裕もなく
ある一つの作業をこなしながらひたすら引き返し
ある一つの作業をこなしながらひたすら引き返し
気が付けば最初の富士見ベンチのところまで戻っていました
気が付けば最初の富士見ベンチのところまで戻っていました
その作業にも諦めがついたところで
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その作業にも諦めがついたところで
シーズンを振り返りながらしばし休憩し最後の下りに取り掛かりました
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シーズンを振り返りながらしばし休憩し最後の下りに取り掛かりました
例の展望地では
素晴らしい景色をもう一度目に焼き付け
2
素晴らしい景色をもう一度目に焼き付け
あ〜なんと素晴らしい青空と
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あ〜なんと素晴らしい青空と
冬支度の南アルプス
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冬支度の南アルプス
これで見納めとはちょっとだけ寂しい気がしますが
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これで見納めとはちょっとだけ寂しい気がしますが
また来年素晴らしき山々と再会することを楽しみに
さようなら
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また来年素晴らしき山々と再会することを楽しみに
さようなら

装備

個人装備
腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ モバイルバッテリー ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル レジ袋 日焼け止め 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ トレッキングポール 双眼鏡 虫除け 無線従事者免許証 携帯トイレ マスク アルコール消毒液 First Aid Kit 無線機

感想

前回に引き続き山梨県の山を探訪しました。今回は国境沿いの山ではなく甲斐の国深くに入り込んだ、今もって賛否に揺れるリニア中央新幹線の地上走行部分が予定されている富士川町におじゃましました。町内ではリニアの「リ」の字も見かけませんでしたが本当に建設されるのかはよいとして、櫛形山はとても良い山でした。
いくつかコースがあるみたいですが、今回のコースは麓からのアプローチが少し長いので大変ですが、その分アップダウンも抑えられほどよくハイキングを楽しむことができました。天候にも恵まれ快晴なのはもちろんですが、この時期にしては気温も高めで寒さに凍えることはありませんでした。
今回反省すべき出来事は、櫛形山山頂までの行程で手袋をロストしてしまったことです。暖かかったのでポケットに入れて歩いていたのですが、どこかで落としてしまったらしいです。そんなわけで周回の予定からピストンに切り替え復路で目を凝らしながら捜索したのですが、結局見つかりませんでした。たぶん、心優しい登山家の方が回収してくれたのだろうと思います。
ありがとうございます。

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コメント

sanga1993さん、こんにちは。
さすがは甲斐の国、富士山が大きく見えますね。雪を纏った南アルプスの山々も素晴らしい!冬を目前にしたこの時期は空気も澄んで山を眺めるには最高ですね。今年の締めくくりにふさわしい山行だったのではないでしょうか。
私も年内の山行は先週末で終了し(レコアップはサボってますが)、また年明けから心機一転都心近くの山から始めてみようと思っています。
2023/12/16 14:18
awa3956さん、こんにちは。
今年もコメントありがとうございました。
おかげさまで無事シーズンを終えることができました。
富士山はどこから見ても富士山ですが、南アルプスや八ヶ岳は信州から見るのとはまた違った姿で新鮮ですね。来年もいろいろ楽しめそうです。
それでは来年もよろしくお願いいたします。レコ楽しみにしてますよ。
よいお年を!
2023/12/16 14:52
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