御池岳【気になる尾根で奥の平へ登り、鞍掛尾根へ登り返す。】
- GPS
- 06:57
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,083m
- 下り
- 1,082m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:56
天候 | 曇り 時々霧 【気温】コグルミ谷登山口:7℃ 御池岳頂上:10℃ 鞍掛峠:12℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【仮称:奥の平北東尾根】 1》真ノ谷が八合目に向かう分岐を過ぎ、小さな谷を2本見送った次に はっきりした支谷に出合うと、右岸にほぼ南向きの顕著な尾根が 現れる。 これを使って真の谷から奥の平まで約300mほどを直登しました。 2》取り付きこそ急ですが以降は歩きやすい明確な尾根が続き、 100mほど登ると徐々に尾根が広がり、やがて苔むした岩の集まる 急斜面に変わってきます。岩を踏んだり避けたりして100mほどを 登ると岩のゾーンが終わり、残り50mほどで奥の平に到着します。 【仮称:タテ谷左岸尾根】 タテ谷の三股出合から本流(中股)の左岸を鞍掛尾根のP1056に向かう 短くて急登も無く、歩きやすい尾根です。 |
写真
感想
以前から御池岳を歩く度に気になっていた尾根がある。
一本は奥の平から北東へ延びる尾根。もう一本は鞍掛尾根P1056から東へ
タテ谷の左岸を下る尾根。
この二つの尾根を歩くため、真の谷から登りみぶな野を下ってみた。
明るくなるのを待ってコグルミ谷登山口に到着すると新しい道標が
立っていた。そしてタテ谷の分岐に出ると新しい道標が立っていたが
鈴北岳分岐を示す道標はそのままになっていた。廃道同然のコースを
示す道標を撤去できないのは管轄の違いなのだろうか?
主要な分岐に細かく立てられた道標を見ながら長命水に到着するが、
落ち葉に埋もれたのか「長命水」の水場を探し出す事はできなかった。
コグルミ谷を歩くのも久しぶりなので、旧道の二股に鎮座する「近藤岩」に寄り道をした後カタクリ峠に出て、見送る支谷の本数を地図で
確認して真の谷へ下る。
「小野田セメント」の石柱が残る二股で本流を確認し、伏流から流れが
現れ始めた辺りで3本目の支谷に出合うと右岸にしっかりした尾根が
現れた。念のためGPSで現在地を、コンパスで尾根の方向を確認して
確信を持って急斜面に取り付くとすぐに下生えの無い歩きやすい尾根に
変わった。快適で明確な尾根が徐々に広がり、やがて苔生した岩が集まる
斜面に変わると同時に傾斜もきつくなってきた。
岩を踏んだり避けたりしながら急な苔のゾーンを抜け、しばらくすると
目に入ってきたシンボルツリーを目指して登りきると、奥の平はガスと
強風で迎えてくれた。
幸いすぐにガスも強風も収まったので計画通り東側の尾根を辿って
東ボタンブチまで歩き、池を巡りながら西側の縁に沿って御池岳頂上に
上がったが、小さな山頂には人も多く、山頂標識もいっぱいだった。
のんびりする場所も無いので早々にお池通り(仮称)に下り北池から
県境尾根の1160m台地に上がり「みぶな野」へ下山を開始する。
紅葉の季節を終え、落葉した「みぶな野」の明るい林も悪くなかった。
主の様な「霧のブナ」から山の恵みを頂戴してタテ谷の三股出合まで
下り、中股となるタテ谷の左岸尾根を確認して鞍掛尾根のP1056へ
向かうとブナ混じりの歩きやすい尾根が続いていた。
【奥の平北東尾根は、地形図から覚悟した急登ゾーンで苔生した岩を
踏むとは思わなかったが、ほぼ100m毎に変わる雰囲気を楽しみながらの
直登だった。
又、従来「みぶな野」へは、コグルミ谷から廃道となったコースで
厳しく脆い斜面を攀じてタテ谷の右岸を急登していたが、代わって
今回のP1056からタテ谷の三股出合へ下るコースが快適で安全な
コースだとわかったのが大きな収穫だった。】
同じ感じのコースを歩き、ボタンブチ〜東ボタンブチ辺りですれ違っていた様ですね。
御池岳っていろんな楽しみ方ができるよい山ですね。
コースを楽しく拝見しました。
来シーズンに参考にします。
コメントありがとうございます。
御池岳は登る楽しさ以外に、むしろ山上を彷徨う楽しさに惹かれる
珍しいお山ですね。四季を通じて楽しみ方が変わるのも魅力で
つい何度も歩いてみたくなりますね。
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