笹山（山梨百名山・奈良田からピストン）

2023年12月09日(土) [日帰り]

• GPS: 09:13
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,935m
• 下り: 1,936m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:37
• 合計: 9:09

6:29 奈良田湖バス停
6:35 6:35 奈良田八幡社公園
7:45 7:45 1344
8:22 8:22 水場入口
10:05 10:05 2256
11:52 11:53 笹山 南峰
12:13 12:25 笹山北峰
12:38 13:02 笹山 南峰
13:48 13:48 2256
14:44 14:44 水場入口
15:01 15:02 1344
15:37 15:37 奈良田八幡社公園
15:41 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

塩見橋前の駐車スペースへ駐車。20台は駐車可能なスペース。６時着で先着１台のみ。

コース状況／危険箇所等

破線ルートだがピンクリボン多数で迷うことはない。危険箇所はないが、全体として急登多め。積雪は2000mくらいからアイゼンがほしくなる積雪量。2300mくらいから積雪が多くなり30cmから多いところで90cmくらいか。

その他周辺情報

みさかの湯（520円）

写真

12/9 6:29

駐車場からスタート

12/9 6:30

まずは塩見橋を渡る

12/9 6:41

発電所の横を通り抜け登山口へ

12/9 6:53

最初は手すりのある登山道を登る

12/9 7:57

ひたすら樹林帯を登る

12/9 8:20

1600m付近に水場への分岐
寄らずに登り続ける

12/9 9:18

徐々に雪も増えてくる

12/9 9:56

途中で北側に唯一の展望が
北岳の頭が見える

12/9 10:21

重いパウダースノーの雪質
なかなかハードでスタミナが尽きてくる

12/9 11:52

ようやく笹山に到着

12/9 11:52

結構広いが眺望はいまいち
ここにテントを張る人もいるそう

12/9 12:05

さらにら５分ほど歩き、北峰に到着

12/9 12:06

山頂は雪が少なく広々している

12/9 12:06

南峰と違い北峰の景色は抜群

12/9 12:15

眼前には塩見岳

12/9 12:15

塩見岳の横に荒川三山
奥に聖岳も見える

12/9 12:16

白根南嶺と奥に北岳
ここも歩いてみたい

12/9 12:17

鳳凰三山も見える

12/9 12:17

中央アルプスはすっかり雪化粧
難敵空木岳も見える

12/9 12:18

乗鞍岳と穂高連峰
北アルプスは完全に冬山モード

12/9 12:24

甲府盆地方面

12/9 12:17

もちろん富士山も見える

12/9 13:13

ひたすら下る
急なので、標高がぐんぐん下がる

12/9 14:55

ブナのトンネルができている
ちょっと癒される

12/9 15:38

やっと塩見橋まで戻ってきた
つかれたー

12/9 15:41

駐車場に戻って終了
なかなかハードだった
お疲れさまでした

撮影機器：

iPhone 15 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

masa_masa51

山梨百名山・四天王の一角、笹山へ。
本当は谷川岳を考えていたが、人が多そうで嫌だなと思い、静かで景色も良さそうな山で思いついたのが笹山。思ったとおり会ったのは前日テント泊の方とすれ違ったのみ、見事に貸切でした笑

駐車場は塩見橋前のスペースを利用。約20台は駐車可能。６時着時点で先着１台のみ。この１台が唯一すれ違った前日テント泊の方かな。

登山道は、破線ルートだがピンクリボン多数で、辿っていけば迷うことはなく、危険箇所もなし。ただ約７キロで1900mを登るので、平坦部分は少なく急登が続きます。
積雪は、1800mくらいから雪が見え始め、2000mを過ぎると滑り止めが必要。2300mを超えると30～90cmの積雪となり一気に雪が深くなります。

私は登りでチェーンスパイクを使ったのが失敗でした。湿り気あるパウダースノー気味の雪で、刃に雪がつき使い物にならず。横着ぜすアイゼンに履き替えれば良かった。下りはアイゼンに履き替えましたが、急登が続くのでアイゼンの方が安全です。

笹山は四天王と言われるだけあって、なかなかハードな山。もう少し眺望のある山かと思っていましたが、登山道はほぼ眺望はなく、山頂の南峰もハイマツで視界が遮られあまり良くない。ひたすら登り続け、急登を越え、山頂にやっと辿り着くも眺望はいまいち…なかなかハードです笑

ただ、苦労が報われるの北峰。南峰から約５分の距離で、360度が見渡せ眺望が抜群。眼前には塩見岳、荒川三山、奥に聖岳。乗鞍岳や北アルプスも見渡せ北岳や鳳凰三山、もちろん富士山も見える。
なかなかの景色です。

笹山はとくにく体力勝負。
全体的に急な登山道だが、登り始め、2000m付近、最後の200mとかなりの急登で骨が折れる。登りもなかなかだが、急登が続く下りがきつかった。雪、木の根、落ち葉でスリッピーな急登で、もし転んだら何mも転げ落ちそうな箇所多数で、気が緩められず、膝の古傷も痛みだし、もうくたくた。
笹山よりずっときつい笠新道はどんなだろうと想像してしまいます。

とりあえず今年中に山梨百名山・四天王の一角を崩せたのは満足。
いつか白峰三山から白峰南嶺まで縦走もしてみたいな、と夢も膨らむ山行でした。