岩倉・静原 南尾根からP331、廃墟いろは明神、箕ノ裏ヶ岳〜桶谷東尾根下山〜岩倉村松BS 京都北山 静原稲荷神社
- GPS
- 06:11
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 652m
- 下り
- 649m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:12
天候 | 晴れ、朝方時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
行き 叡山電鉄鞍馬線 岩倉 京都バス(岩倉村松行きの場合) 岩倉駅前〜岩倉村松 京都バス(岩倉実相院行きの場合) 岩倉駅前〜忠在地 ※ 岩倉村松バス停が登山口に一番近いが、岩倉村松バス停は通っていない。今日の記録で通ったバス停で登山口に一番近いのは忠在地(ちゅうざいち)。バスは全路線全区間均一運賃区域内。 帰り 京都バス(岩倉村松始発の場合) 岩倉村松〜岩倉駅前 京都バス(岩倉実相院始発の場合) 忠在地〜岩倉駅前 ※ 以上のバスは全路線全区間均一運賃区域内。 叡山電鉄鞍馬線 岩倉 京都市営地下鉄烏丸線 国際会館 京都バス 国際会館駅前 ※ 岩倉村松が下山口に一番近い。国際会館駅前発のバスは、鞍馬方面行きと静原方面行きは、野中を含む市原までが均一運賃区域内。それ以外の路線は全区間均一運賃区域内。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
坂原峠近くのP331(P325.6)へ既知のルートと異る南尾根から登る。 ピストンせずに、廃墟化しているいろは明神(静原稲荷)を参詣。 下山の桶谷東尾根は落葉もあって滑り易く、お勧めしない。 京都北山 (岩倉外周) 叡電岩倉駅〜岩倉駅前バス停〜忠在地バス停→坂原→林道岩倉長谷線→山の神西側→ P331南尾根→ P331(P325.6) →岩倉一周トレイル(救助標識12〜救助標識14)→四等三角点五郎谷→いろは明神(静原の稲荷廃墟) →坂原峠→箕ノ裏ヶ岳→桶谷東尾根→桶谷東尾根東支尾根→村松橋西詰(桶谷登山口)→岩倉村松バス停〜岩倉駅前バス停〜叡電岩倉〜国際会館駅前バス停・地下鉄烏丸線国際会館駅 主要区間の所要時間(おおよそ) 叡電岩倉駅→ P331 105分 叡電岩倉駅→ P331 →静原いろは明神 145分 叡電岩倉駅→P331→いろは明神→坂原峠 190分 坂原峠→箕ノ裏ヶ岳 35分 坂原峠→箕ノ裏ヶ岳→岩倉村松バス停 80分 危険個所:桶谷東尾根は急傾斜あり。少なくとも、落ち葉の多いこの時期は今後止めておこうと思った。P276から村松橋西詰へ下山にしようか。もしくはさらに一般的なルートがある。 道迷い:ルートが判らない区間があれば、一般的なルートへ迂回して下さい。 * 今回の山行の付近の、より一般的なルートは、ヤマレコアプリで登山時に表示されるルート図の「みんなの足跡→夏道・橙色」にあります。 * 但し、現時点では、次の2箇所はみんなの足跡がありません。 1. 「いろは明神」への立寄り。 2. 「桶谷東尾根・東支尾根」の下山。 この山行記録の地図や説明でルートを探すか、ルートのダウンロードが必要です。もしくはみんなの足跡のある一般的なルートへ迂回して下さい。 念願の静原の稲荷神社「いろは明神」に到達。感動してるのは、わたしだけ? 目次 1. 林道岩倉長谷線→南尾根先端→ P331 2. P331 →岩倉一周トレイル 3. 救助標識14→静原いろは明神→箕ノ裏ヶ岳 4. 箕ノ裏ヶ岳→桶谷東尾根~支尾根下山 上記の1〜4以外は里道です。 1. 林道岩倉長谷線→南尾根先端→ P331 岩倉駅スタートで岩倉の里歩きで坂原から林道岩倉長谷線へ入った。 京都市中心部のある京都盆地から、宝ヶ池のある馬の背山(山地名)を越えた北側に位置する岩倉盆地。その北部、岩倉村松町の風の岩の北側の坂原はまた、岩倉盆地の北側のごく小さな盆地と言っても良い様に見える。そこから北に伸びる林道が林道岩倉長谷線。最初「岩倉村松線やないん?」と思ったが、坂原は西部は岩倉村松町、東部は岩倉長谷町に含まれるのだった。 林道岩倉長谷線入口から少し入った所に橋を渡って山に入る林道があるが、個人の林道で幾重にも立入禁止標識がある。万一下山してここに出た場合は、熊と間違われなければ山へ戻れとは言われないだろうが、ここから登山する訳には行かない。 その入り口付近から北へ巻いて行く道があり、その終り付近には岩倉長谷線から直接入る事が出来る。その辺りには、丁寧に柵をした榊(さかき)樒(しきみ)栽培地があり、電気柵まで設置されている。また、その後ろには「山の神」の祭壇もある。 山の神の向かって左(=南側)から後ろの尾根を北へ登って行くと、一直線で簡単にP331(P325.6)に達する。マーキングも多いが、中程までに多い広幅のテープやその他の一部は林業の為の物の様で、これを頼って進むと妙な事になる可能性がある。登りの場合は尾根を外(はず)し難いが、下りの場合は注意されたい。傾斜は妥当な範囲内でかなり歩き易い。踏跡もそこそこしっかりしているが、上の方では獣道が多い様で、最善のルートはやや曖昧。しかしどのように歩いても簡単に高い所に到達し、そこがP331(P325.6)だ。 下の方には虎ロープがある。初めてここを歩いた時、登山者の為に親切にロープまで設置されているのだと思ったが、それは榊樒栽培地の囲いだった。 2. P331 →岩倉一周トレイル(救助標識ルート) P331へは、次の2ルートが良く歩かれている。 (1)岩倉坂原から静原の共同墓地のある坂原峠へ行く林道のような谷道の、谷川の分岐地点から東へ向かう尾根を登る。(普通は北側の支流(谷)に一旦入り、そこからすぐに尾根に上る。) (2)岩倉外周の救助標識のある岩倉一周トレイルから南へ尾根を下る。 今日は2のルートで岩倉一周トレイルに出た。トレイル出合前はかなり傾斜がきつい。まあ、そんなに歩き難くはないが。 救助標識12〜救助標識14は普通の山道。 3. 救助標識14→静原いろは明神→箕ノ裏ヶ岳 静原の稲荷神社、通称いろは明神は唯一 satsuki_ttj さんの山行記録があり、それを読んで何回か行こうとしたが行けなかった。ぞろっぱちをして satsuki_ttj さんの山行記録のルートをダウンロードせずに行ったのだ。先日はルートをダウンロードしておいて念願を果たした。いろは明神についての説明や資料へのリンクなどは satsuki_ttj さんの山行記録「静原〜坂原峠〜岩倉〜大田の小径」ID: 432352 (2021年12月3日) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3804126.html を参照。 なお、上記からのリンク先資料には「稲荷神社は権丞本家から移築された」とあるが、「権丞(読みは多分、ごんのじょう)」は現代の姓では「西村家」となっている。 837年に丹後元伊勢近くの真井原から、豊宇気比女命(読みは多分、とようけひめのみこと)と言うお姫様(時代によっても意味が異なるが、ここでは身分の高い女性の意味だと思う)が静原を訪れて、静原神社の森と真名井池(この池の名は後の命名)を気に入って定住した。姫は独身のまま静原で老いて没したが、姫に付き添った人夫七人の子孫が今も残っており、静原の名家とされている。そのうち一つが「権丞(西村家)」である。真井原は「まないはら」と読むらしく、宮津の篭神社の北側「真名井原」と同じの様だ。 現在のいろは明神の社殿は昭和十年(1935年)頃に大工中大路松之助氏が新築した。1983年の西村昭次氏の記録に「瓦がずり落ち屋根に穴が・・・」とある。それから40年たっているが、けなげに良く持ちこたえている。良い木が使われている様に思う。 いろは明神までの行きしなの尾根道は satsuki_ttj さんのいろは明神から出る際の山行ルートをなぞった。傾斜はきついが、滑り易くもないのでそれほど歩き難くはない。 satsuki_ttj さんは南から巻いていろは明神に入っておられるが、試してみたがわたしでは無理だったので、谷を通って一般ルート(四等三角点五郎谷のある尾根道)に出た。ここも傾斜はきついが滑り難いのでたいして歩き難くはない。 尾根先端方向に、一旦下山した。但し、フェンスを避ける必要もあり、正確な尾根先端よりやや東寄りに降りている。 その後坂原峠から岩倉一周トレイルで箕ノ裏ヶ岳へ。 4. 箕ノ裏ヶ岳→桶谷東尾根~支尾根下山 箕ノ裏ヶ岳からP276へ行くルートをとり、途中で別れて桶谷東尾根に入る。桶谷東尾根は先端からの登りで3回以上、今日の支尾根からの登りで1回登っているが、思っていた以上に滑り易くリスキーなルートだった。下りであること、落ち葉が多い事、が原因かも知れないが、少なくともこの時期はこのルートは止めておこうと思った。落ち葉が濡れていたりしたら極めて危険だ。 桶谷東尾根の支尾根を通って下山。支尾根は歩き易い。 下山後は里道で村松方面に行き、さらに、わたしの都合で国際会館駅を経て、その近くで終了した。 |
写真
装備
個人装備 |
お金
長袖シャツ
長ズボン
縫付地下足袋12枚馳
行動食(ハムレタスサンド/あぶり焼きニワトリ/ピーナッツ/お茶)
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
標識テープ(リボン)
フェルトペン(名前ペン)
腹掛
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感想
*P331(P325.6)南尾根ルート
良いルートです。
*いろは明神前後
一応良いルート。
*桶谷(おけやたに)東尾根
このルートは良くありません。わたしは、少なくとも、落ち葉の多い時期には通らない事にしました。ルート自体も再確認が必要。
但し、以上すべて、裏道を普通に歩かれる方向きです。
19日追記
桶谷東尾根の急傾斜部分を、今日再訪して確認して来ましたのでレポートします。
【結論:この部分は登りの方が歩き易い。落葉の少ない時期が好ましい。】
急傾斜は標高330〜360m程の区間。
山行記録の日は、木を掴みながら降りて来たので、下の方(340m前後)でも木の多い所を歩いて、わずかに西に行き過ぎていた様だ。最大でも10m程度だが、そのため傾斜の急な部分を歩いていた。当日歩いた部分に他の方のマーキングもあるが、そこより東側の蛍光オレンジのリボンの位置が良いと思う。
下りの方が良い道筋が判り易いルートもあるが、ここはそうではない。
登りではわたしでも極端に心配する程ではないので、この時期はわたしは下りを避けた方が良いと思った。できれば、登りでも落葉の少ない時期が良い。
急傾斜区間手前で桶谷(西側の地理院地図の道のある谷)どの間を行き来出来る。桶谷の下流が荒れて歩き難かった頃は桶谷東尾根に迂回していた。
桶谷東尾根(山行記録の東側の支尾根ではない桶谷東尾根)の鞍部までと、鞍部から上側とではマーキングが異なっている。下は短いピンクリボンで鞍部から桶谷に降りたのか? 上は青い紐や白いテープがあるがかなり以前のものだ。通しである黄色テープ(の一部)、ピンク紐、蛍光オレンジリボンはわたし。べたべたマーキング追加してしまった。ちょっとダサイ。
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