記録ID: 627177
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雪山ハイキング
栗駒・早池峰
北栗駒 桑原山塊 大薊山(おおあざみやま)往復
2015年05月02日(土) 〜
2015年05月03日(日)


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:45
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 858m
- 下り
- 864m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:02
距離 6.0km
登り 359m
下り 349m
10:34
242分
スタート地点
14:36
宿泊地
2日目
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:35
距離 8.3km
登り 519m
下り 519m
6:23
335分
宿泊地
11:58
ゴール地点
5/2(土)
10:35 須川温泉P
11:45 P1097.4
13:05 P1012
14:30 P1134(泊)
5/3(日)
06:25 P1134発
07:05 大薊山1165.7
休憩
07:45 出発
08:15 P1134テン場
休憩
09:05 出発
09:50 P1012
10:45 P1097.4
12:00 須川温泉P
10:35 須川温泉P
11:45 P1097.4
13:05 P1012
14:30 P1134(泊)
5/3(日)
06:25 P1134発
07:05 大薊山1165.7
休憩
07:45 出発
08:15 P1134テン場
休憩
09:05 出発
09:50 P1012
10:45 P1097.4
12:00 須川温泉P
天候 | 5/2(土)快晴 5/3(日)快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
✿例年GWに合わせて開通するが、今シーズンは4/24 12:00に早くも開通した。(ただし、岩手県側は4/30まで閉鎖だったみたい)しばらくは17時から翌朝9時まで夜間通行止めの措置がとられる。 ✿秋田の道情報http://road.pref.akita.lg.jp/modules/tinyd0/ �播 ✿一関から須川温泉まで路線バスがある。(H27 4/30〜11/上旬) 一関駅前 → 須川温泉 09:00 → 10:34 14:40 → 16:14 ✿秋田側は五郎沢山の西側の集落、草の台までの羽後交通路線バスのみ。 ✿車を広い須川温泉の駐車場に駐めさせていただく。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
✿北は焼石連峰、南を見れば栗駒山、この有名な山域に挟まれた地味な山々が桑原山塊である。主峰は桑原岳1126.8m。 ✿この桑原山塊に登山道のある山は無い。いや、一つだけあった。東山である。秋田側から登山道があるが、本当の山頂である下東山1117.2mは踏めず、南方にある上東山1116mが夏道の存在する桑原山塊唯一の山である。 ✿この山域はまったく人を寄せ付けない秘境と呼べる存在なのか。否である。秋田(東成瀬村)と岩手(奥州市)を結ぶR397に並行してその昔、『仙北道』と言う古道があったことが知られている。 千二百年の古道・仙北道を行く http://www.akita-gt.org/walk/160/senbokudo.html 千古の歴史を刻む仙北街道 http://www.pref.akita.jp/fpd/senbokudo/senbokudo.htm ✿桑原山塊に関して僕が把握している情報は以上である。ネットで検索してもこの分水嶺を踏破した記録は極めて少ない。 ✿多少の藪漕ぎがあるが大薊山までならなんとか日帰り可能かもと思う。大薊からその先はアップダウンが一段と激しくなり、少なくとも西側斜面に雪はほとんど付いていないように見えた。 この稜線を歩くにはR342の開通を待っていては遅いだろう。 |
その他周辺情報 | 《関連記録》 東山(上東山)北栗駒山群の北端へ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-205273.html 《須川温泉》 栗駒山荘(秋田県) http://www.kurikomasanso.com 栗駒高原温泉(岩手県) http://sukawaonsen.jp |
写真
撮影機器:
感想
鶯が囀りを競い合っている。
巧妙にビブラートを使う奴だっている。
人間の僕でもわかるくらい多様な音階、リズム、長短があった。
例えば「ホー、ホケキョ」のホーがやけに長かったり、
「ホケキョ」のところで、ケッキョ、ケッキョと二回繰り返したりするのだ。
僕はこのままこの大薊山で鶯語をマスターするのも悪くないと思ったが、
帰ることにした。
またあの藪を漕いで行かないと人間の世界には戻れない。
P1097.4の登りに差し掛かった時、久しぶりに人間を見た気がした。
向こうも僕を見ている。
挨拶を交わすと、
僕が熊に見えて向かってきたと思ったと言う。
まさかね(笑)
毎年この時期にP1097.4に来るのだそうだ。
南側に栗駒がひときわ美しく見えるこの山頂に。
それじゃ、ココはあなたにとっての"秘密のテラス"ですね。
僕は思わずそう口走りそうになった。
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コメント
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じっくり拝見しました。tooleさんに教えていただかなければ知らないままの山域です。
「この稜線を歩くにはR342の開通を待っていては遅いだろう。」
3月~4月上旬に1週間くらい、休みが欲しいところですね
石滝山〜平の松山の西に延びる尾根なんか、なかなか良さそうです。
泊まり装備を背負っての強烈な藪漕ぎ、お疲れ様でした
登山者に忘れ去られた山域、
というか見向きもされない山域でしょうね
3月~4月の極上の日を選んで、いつの日か歩いてみたいですね
通行止の国道歩きが多少酷ではありますが
kamadamさんは目の付け所がいいですね。
石滝山〜平の松山の西に延びる尾根!
やっぱり、ここから繋いでいくしか無いですかね〜
理想的な山歩きだと思いました。
分水嶺上にテントを張って、テントの中から名山を愛でる・・・ 鶯の気持ちを理解する・・・
栗駒山は私にとっても思い入れの山の一つです。山をやり始めて間もなくの高校一年生で、夏合宿で出かけたのが、栗駒山と焼石岳でした。テントサイトにホタルが乱舞していて、テントの中にまで入ってくるのに、東京育ちの私は仰天したものです。なお、焼石岳までの間、桑原山塊(って言うのですね)を藪漕ぎしたのではなく、トラックの荷台に乗って移動しました。ですので、この区間は私にとっても、宿願ですが、東北は遠いので、足を踏み入れるのは、定年後になってしまいそうです。
分水嶺歩きも眺望が良ければ、理想的な山歩きに近づきますね。
多少、藪漕ぎした方が満足感は大きくなるような気がします
nomoshinさんは東北の山に結構な頻度で足を伸ばされているから、思い入れがお有りなのだろうと思っていました。
そうでしたか。
栗駒周辺は僕も幼い頃から山歩きしている山域でして、
僕の全ルート地図を見るとわかる通り、お気に入りの山域です。
この桑原山塊は沢歩きを除けば、楽に歩ける期間はごく短く限られてしまうと思います。
地元の地の利を生かしてまた来季に繋げていこうというところです。
この時期の鶯ちゃんたちは、鳴き方の練習中ですよ。
だって、へたっぴ揃いですもの。
ホーホケッ…で止まられたりなんかしたら、気になってお花撮影に集中できません
お花と言えば、今日友達とアザミの話をしていまして、アザミって食べたことある?から、月山には2種類のアザミが咲くんだよ。から、アザミってどう書くか知ってる?という感じで。
友達が漢字を検索し、魚の骨のような鋭い刃物のようなトゲトゲがあるからこの漢字だと教えてくれました。
今後は、薊と言えばtooleさんを思い出すようになりますね。
鶯は鳴き方の練習をしてたのですか。
僕はてっきり求愛の歌声の競い合い大会かと思って聴いておりました
アザミは食べられるみたいですが、食べたこと無いですね。
キク科だから、春菊みたいな香りを想像しますね。
Springさん、今度日記にでもアザミ料理を特集してください
アザミの漢字、深く考えませんでしたが、なるほど魚のトゲに擬えてというわけですか
ひとつ賢くなりました
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