記録ID: 6288016
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
塩見・赤石・聖
兎岳・笠松尾根ルート敗退(1泊2泊)
2023年12月18日(月) 〜
2023年12月19日(火)
greenpower
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 929m
- 下り
- 927m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 12/18(月)→はれ 12/19(火)→はれ/雪/くもり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■アクセス→中央道・飯田IC〜90分。 ■駐車台数→10台。 ■トイレ→なし。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし。 ■24時間利用→可能。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■北又渡発電所駐車場(きたまたど・680m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 兎岳・聖岳・光岳に登る場合は芝沢ゲート駐車場を利用しますが2月(聖岳)・4月(光岳)・5月(聖岳)と落石と倒木で芝沢ゲートまで進めませんでした。 登頂できても下山後に落石・倒木・崩落の危険が全く消えないので、比較的に安全な北又渡発電所駐車場を利用します。 北又渡発電所〜芝沢ゲートまで安全第一で片道1.3km(徒歩25分)を歩きます。 芝沢ゲートは4回訪れて、飯田市役所(土木課)に電話して落石・倒木の撤去を依頼しているのでとにかく林道赤石線は厄介です。 ■芝沢ゲート(722m) 北又渡発電所駐車場から約30分で芝沢ゲートに到着です。 国道152号線(上島バス停)〜芝沢ゲートの区間は落石・倒木が多く特に危険です。 夏期は仮設トイレが2台ありましたが、冬期は撤去済みです。 登山ポストがあります(用紙・ペン有り) 芝沢ゲートから易老渡まで片道4.6kmあり、自転車を利用する登山者がいますが(飯田市役所は自転車の通行を禁止している)特にデポした小型・折り畳み自転車の盗難被害が増えているので注意が必要です。 ※別称→芝沢ゲート駐車場と呼ばれます。 ■易老渡(いろうど・906m) 芝沢ゲートから約85分で易老渡に到着です。 分岐点になり直進→兎岳・聖岳へ向かい、右折(渡渉)→光岳へ向かいます。 易老渡は危険な落石エリアなので、100m先の易老渡駐車場で休憩しましょう。 ■易老渡駐車場(905m) 易老渡から約5分で易老渡駐車場に到着です。 仮設トイレ(電気・水道・紙なし)と雨やどり処と登山者カード投函所(登山ポスト→用紙・ペン有り、消費期限切れの水)があります。 駐車台数20台の駐車場がありますが、芝沢ゲートが封鎖されているので現在は利用できません。 初日は広さ2畳の登山者カード投函所の倉庫に宿泊しますが、内部は狭くて機密性が高く換気口がありません。夕食で約60分ガスコンロを使用して就寝後に一酸化炭素中毒になり、夜中に頭痛と嘔吐で目覚めました。 聖光小屋にも同じ倉庫がありますが、使用する場合(宿泊・休憩)は必ず換気が必要です。 ※別称→易老渡登山口と呼ばれます。 ■聖光小屋(1,001m) 易老渡駐車場から約45分で聖光小屋に到着です。 厳密には便ヶ島(森林公園)に便ヶ島登山口と聖光小屋があると言えます。 聖光小屋(営業→03/01〜11/12、予約がない場合は管理人が不在)とテント場(40張り・500円)と休憩棟と炊事場と外トイレ(電気・水道・紙あり、100円→入れるが冬期閉鎖)と公衆電話(100円硬貨のみ・通話20秒)があります。 聖光小屋とテント場と外トイレの水道がありますが、全て冬期閉鎖で使えません。 聖光小屋には駐車台数40台の駐車場がありますが、芝沢ゲートが封鎖されているので現在は利用できません。 芝沢ゲートから聖光小屋まで自転車が利用でき、往復15.4kmを自転車→約1時間、徒歩→約5時間かかり、4時間も短縮できるならば自転車の利用は十分に有りです。 北又渡発電所駐車場〜聖光小屋までの林道は準備運動になり、聖光小屋から本格的な登山道です。 聖光小屋〜笠松尾根まで落石・倒木・崩落・滑落に注意、遠山川が近く沢音で落石や熊の出没に気付きにくいので最大の注意が必要です。 ※便ヶ島(たよりがしま)・便ヶ島登山口と同じとします。 ■笠松尾根の取付き(1,012m) 聖光小屋から約15分で笠松尾根の取付きに到着です。 聖岳方面へ50m斜面を登ると十字路の分岐点になり遊歩道になります。 左折すると右カーブになり10m先の左上が笠松尾根の取付きになり、目印としてトラロープがありますが雪に埋まった場合は見つからないのでGPSで確認が必要です。トラロープを登り切ると笠松尾根の末端になり、今回の敗退地点の標高1,400mまで傾斜45度〜50度の急登になります。 ■敗退地点(1,404m) 笠松尾根の取付きから約115分で敗退地点に到着です。 笠松尾根の末端から尾根芯を登りますが、巨岩を左右から複数回巻くので道迷いに注意が必要です。 笠松尾根はバリエーションルートですが定期的に整備されていて、ピンク・イエロー・赤布のマーキングがあります。下山時に笠松尾根を整備されている人と会ってお話しできました。 笠松尾根の急登と一酸化炭素中毒の影響で頭痛と嘔吐が止まらずペースが上がらないので、日の出まで3時間のツェルトビバークをします。 体調が回復したら笠松山まで目指す予定でしたが、体調不良のまま雪が降り出したので午前7時に下山します。 ■笠松尾根の取付き(1,012m) 敗退地点(1,404m)から約70分で笠松尾根の取付きに到着です。 落ち葉の足首ラッセルで滑りやすく、登りより下りは登山ルートを見失いやすいです。また尾根のガレ場の岩は霜柱が隆起する影響で動きやすく、笠松尾根は落石を落としながらの登下降になるので注意が必要です。 ■聖光小屋(1,001m) 笠松尾根の取付きから約10分で聖光小屋に到着です。 登りでは遊歩道を利用しましたが、遊歩道から聖光小屋の東家までショートカットができたので利用しました(写真添付) 危険箇所はなく傾斜もきつくないので、ショートカットを登下降で利用しても問題ありません。 ■易老渡駐車場(883m) 聖光小屋から約50分で易老渡駐車場に到着です。 下山時に聖光小屋の管理人と笠松尾根を整備しているヒゲ隊長と出会い、林道・聖光小屋・笠松尾根・土砂崩落の情報交換をしました。 6月に土砂崩落した林道赤石線は土砂を撤去しただけでは開通できず、約50m崩落した斜面を修復する必要があり多くの時間と予算が掛かり工事の着工時期は未定です。しばらく下栗の里経由でしか芝沢ゲートまで行けません。 冬期・積雪期に聖光小屋の管理人が林道や聖光小屋の見回りをして、落石を人力で撤去してくれています。 山行も下山するだけなので、北又渡発電所駐車場まで林道の落石と倒木の全撤去とゴミ拾いをしながら下山します。 ■易老渡(いろうど・880m) 易老渡駐車場から約5分で易老渡に到着です。 ■芝沢ゲート(712m) 易老渡から約90分で芝沢ゲートに到着です。 前日から関東圏の自動車が1台あり、おそらく聖岳の登山者と考えられます。 芝沢ゲート〜北又渡発電所駐車場〜国道152号線に到着するまで落石・倒木の危険が非常にあり、前日に6回落石・1回倒木を撤去しながら北又渡発電所駐車場へ向かいました。万が一に備えて車に軍手・スコップ(落石 or 雪かき)・ノコギリ(倒木)を積んでいれば小規模な落石・倒木は対処できる可能性があり、災害に遭った場合はスマートフォンが圏外なので国道152号線まで約20kmを歩く事になります。 芝沢ゲート〜国道152号線までの林道赤石線は、狭くすれ違いが困難なので、19ヶ所の待避場があります。飯田市役所(土木課)だけで落石の除去や対応には限界があるので、全ての待避場に軍手・スコップ・竹ほうき・鋸を設置してもらえると登山者・釣り人が対応可能になります(クラウドファンディング or 寄付・協力金) ■北又渡発電所駐車場(668m) 芝沢ゲートから約25分で北又渡発電所駐車場に到着です。 これで無事に山行が終了です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 兎岳・笠松尾根ルートの区間は距離→30.7km(北又渡〜聖岳)・標高差→2,138m・コースタイム→15時間〜20時間になり、日帰りが可能ですが困難です(積雪期の場合・山滑走を除く) 積雪期に日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 ★林道赤石線について 国道152号線上島トンネル〜北又渡発電所〜芝沢ゲート〜易老渡の区間は落石・崩落で通行止めに度々なります。 入山前の天気予報に注意して、冬期は山小屋が閉鎖(定期的に見回りあり)して登山者が少ないので林道は落石・倒木で荒れています。 破損したガードレール・法面・落石防護ネット・道路を見れば危険地帯だと認識できます。 兎岳・聖岳・光岳に危険はありませんが、林道赤石線はとても危険です。 2023年06月に国道152号線から5.7km地点で土砂崩落があり通行止めです(写真添付) おそらくカーナビで検索すると土砂崩落したルートで行き止まりになるので、下栗の里の迂回路 or 上村小中学校脇からの迂回路を通過して芝沢ゲートを目指します。 ★笠松尾根ルートについて 笠松尾根はバリエーションルートになりますが定期的に整備がされていて、ピンク・イエロー・赤札のマーキングがあります。 取付きは易老渡と聖光小屋の2ヶ所ありますが、どちらも急登と藪こぎがあります。ヤマレコには両方の山行記録があるので事前にダウンロードしてGPSで確認すると安心です。 標高差は北又渡→2,138m・芝沢ゲート→2,096mあり、標高差が2,000mを超えるので急登に加えて簡単なルートではありません。 ★★★一酸化炭素中毒について★★★ �仝彊�→換気をしないままガスが燃え続けると、酸素不足で不完全燃焼を起こして一酸化炭素中毒になります。一酸化炭素中毒は毒性が強く、無色・無臭で気づかず中毒になります。 �⊂評�→初期症状は頭痛になり一酸化炭素の濃度が上がるに従って、判断力の低下・疲労・嘔吐・めまい・視力障害・痙攣が現れて最終的に死亡する危険があります。重症になるまで呼吸困難の症状はありません。 ��治療→軽症の場合は、新鮮な空気を吸い休憩すれば次第に回復します。重症の場合は高濃度の酸素を投与して、血液中の一酸化炭素を排出します。 ★積雪量について 国道152号線・林道赤石線・笠松尾根の敗退地点(1,404m)には全く雪はありませんが、最新の天気予報を確認して下さい。 積雪期は標高2,000m・2,500m・3,000m地点で環境が大きく変わり、それぞれの地点で敗退を決断するポイントになります。 登りで雪が降らなくても下りで雪が降る場合もあり、少しでも安全に登山できる装備をする事で登頂確率が上がります。 ★登山ポストについて 兎岳・笠松尾根ルートには登山ポストが3つあります。 �ー蚤凜押璽函´�易老渡駐車場 �Ｊ悒�島 �↓�は登山者カード投函所の倉庫内にあり、3つの登山ポストには用紙・ペンがあります。 登山計画書は事前にオンライン提出が可能です。 ★兎岳について 兎岳の登山ルートは�ヽ涵照�根ルート �⊆蚤凜襦璽�(芝沢ゲート〜聖岳) �Ｃ祓嘘拇仍蓋�ルート �だ斬�登山口ルート �ダ崟亞戮�ら縦走ルートがあり、�´△�多く利用されています。 ★水場について 地図では兎岳・笠松尾根ルートには水場が1つあります。 易老渡が水場に指定されていますが、明確な設備はなく林道沿いの沢水になります。 聖光小屋まで上記の水場を含めて林道沿いに8ヶ所の水場がありますが、6月に土砂崩落があり林道が整備されて今年5月より水場が3つ消滅しています(写真添付) 今回は飲料水1.2L担ぎ上げて1.0L残りました。2回の夕食で備蓄された期限切れの飲料水1.5L(0.5L×3本)を使用しました。 登山者カード投函所(易老渡・便ヶ島)の倉庫内に防災用に備蓄された消費期限切れの飲料水が大量にあり手洗い等に使用できますが、多くの登山者が使用後のペットボトルを捨てて持ち帰りません。 ★駐車場について 兎岳・笠松尾根ルートには4つの駐車場があります(写真添付) �）緬�渡発電所駐車場(10台) �⊆蚤凜押璽斑鷦崗�(45台) �０從慧話鷦崗�(20台) �だ燦�小屋駐車場(40台) 芝沢ゲートより先には一般車両が進入できないので���い詫�用できません。 全ての駐車場は人気がないので、貴重品の管理と車上荒らしに特に注意が必要です。 ★山小屋の営業について 兎岳・笠松尾根ルートには山小屋が2つあります。 �＼燦�小屋 ��兎岳避難小屋 �，賄澳�閉鎖中で冬期小屋はなく、�△歪滅�無人の避難小屋です。 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ★マーキングについて 兎岳・笠松尾根ルートには各所に道標やピンクテープがあり道迷いする場面が少ないです(北又渡発電所〜敗退地点) 兎岳に登頂していないので、敗退地点(1,404m)から兎岳は未確認です。 兎岳・笠松尾根ルートでは、落枝と共に落ちた古いピンクテープは回収済みです。 ★天候や服装について 兎岳・笠松尾根ルートの8〜9割が樹林帯になり、降雪後は落雪・落氷・落枝が発生するのでザックカバー・ゲイター・タオル・合羽・着替えがあると快適です。 標高2,500mを超える山域になり、樹林帯は暗く寒い環境なので防寒・防風対策が必要です。 当日は気温-1℃〜6℃あり、平均気温は2℃です。 悪天候では装備や服装に気を配り、金属(ピアス・指輪)による凍傷に注意が必要です。 ★幕営適地について 兎岳・笠松尾根ルートにはほとんど幕営適地がありません。聖光小屋のテント場・炊事場・駐車場を除くと快適な場所は少なく、笠松尾根では笠松山と標高2,100m地点しかありません。標高2,000mを過ぎると山頂直下の兎岳避難小屋しかなく、積雪期にテント泊装備で登るのは厳しい状況です。 幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。 ★熊の出没について 兎岳は熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。笠松尾根では3つの熊のフンがあり、樹林帯の下部は雪がないので熊が冬眠していない可能性があります。 北又渡発電所から笠松尾根の取付きまで沢沿いを歩くので、沢音で熊の気配や存在に気付くのが遅れるので注意が必要です。 ★山バッジについて 積雪期は多くの山小屋が閉鎖して、山バッジが購入できません。 兎岳の山バッジの販売・製造元が確認できず、知っている方はぜひ教えて下さい。 ★北又渡発電所駐車場まで国道152号線・林道赤石線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また一般道・林道・登山道の崩落・土砂災害・台風による交通規制や様々な注意報(雷・大雨・大雪・雪崩)に注意が必要です。 ★兎岳・笠松尾根ルートでは、スマートフォンの電波が常に圏外です(時期・天候・機種による) 5月に聖岳を目指して聖平小屋に宿泊した時は電波が6〜7割入り標高が上がると繋がりやすくなったので、芝沢ルートに近い笠松尾根も同じ状況かもしれません。 暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリー(充電ケーブル含む)が必要です。 ★当日の兎岳・笠松尾根ルートでは登山者のすれ違いは1日目→0名、2日目→0名です。 日照時間が短くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。 特に単独登山者はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメットを全行程で使用しました。 ストックは北又渡発電所駐車場〜標高1,075m地点の登下降で使用しました。 ツェルトを敗退地点(1,404m)で3時間使用しました。 チェーンスパイク・12本爪アイゼン・ピッケル2本は携帯しましたが不使用です。 ★緊急時の連絡先 �＾て邨抻―陟�0260-25-0110(代表) ★今回の山行の危険箇所 �々馥�152号線〜北又渡発電所→落石・崩落。 �∨緬�渡発電所〜易老渡→落石・崩落。 �３涵照�根の熊の遭遇 ★北又渡発電所駐車場(1日目)→15時25分に気温4℃、敗退地点(1,404m)→04時10分に気温2℃、北又渡発電所駐車場(2日目)→12時05分に気温6℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→06時41分、日の入り→16時48分と活動時間は短くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です(ルートは樹林帯が長く日陰が多いため) ★兎岳・笠松尾根ルートでは、北又渡発電所駐車場〜易老渡まで落石に特に注意が必要です。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。 落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★兎岳・笠松尾根ルートにはトイレが3つあります。 �ー蚤凜押璽函´�易老渡駐車場 ��聖光小屋のテント場のトイレ(電気・水道・紙あり) �，賄澳�撤去済み �△歪滅�利用できるが汚く雪で埋まると使えない ��は冬期閉鎖です。 実質3つのトイレが使えないので、必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★積雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。また登山道や踏み跡が雪・草木・落ち葉で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて落石・滑落・雪崩など危険回避に神経を使いましょう。 ★積雪期になり強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグル・バラクラバがあると便利です。 ★今回の山行 卯年に兎岳に登ろうと計画していましたが、林道赤石線は落石・倒木が多くて危険なのでなかなか行く気になれず後回しにしていました。 重い腰を上げてバリエーションルートの笠松尾根から目指しますが、一酸化炭素中毒になり標高1,404m地点で敗退です。 今回は登頂できずに残念ですが、一酸化炭素中毒とツェルトビバークの貴重な体験ができました。 的確な判断で無事に下山できたので、再び年明けに挑戦します。 ★駐車場の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがなく、とても不便なエリアです。 場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項があるので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で兎岳を楽しんでください。 |
| その他周辺情報 | ■飯田市・ほっ湯アップル ■営業時間→11:00〜21:00(最終受付20:30) ■休館日→月曜日 ■料金→大人600円、小人300円、3歳未満0円。 |
写真
南アルプス登山口(520m)
※林道赤石線は土砂崩れで通行止め→迂回路あり。
※林道赤石線は土砂崩れで通行止め→迂回路あり。
林道赤石線の迂回路(997m)
※1→国道152号線、2→通行止め(土砂崩れ)、青→迂回路(下栗の里)
※1→国道152号線、2→通行止め(土砂崩れ)、青→迂回路(下栗の里)
�［啼酸崟仞�の土砂崩れ(856m)
※発生日→2023年06月10日(土)、長さ50m・幅30m。
※発生日→2023年06月10日(土)、長さ50m・幅30m。
�⇔啼酸崟仞�の土砂崩れ(856m)
※国道152号線から5.7km地点。
※国道152号線から5.7km地点。
林道赤石線の通行止め(776m)
※期間→12/25(月)〜翌02/29(木)、時間→08:30〜17:00、休日→土日。
※期間→12/25(月)〜翌02/29(木)、時間→08:30〜17:00、休日→土日。
工事区間の法面(776m)
※林道赤石線で落石・倒木が1番酷い場所。
※林道赤石線で落石・倒木が1番酷い場所。
危険な林道赤石線(729m)
※落石6回・倒木1回撤去して芝沢ゲートを目指す。
※落石6回・倒木1回撤去して芝沢ゲートを目指す。
北又渡発電所駐車場前の崩落地(680m)
※ここが崩落すると芝沢ゲートは利用できない。
※ここが崩落すると芝沢ゲートは利用できない。
北又渡発電所駐車場(きたまたど・680m)
※芝沢ゲートまて距離1.2km・徒歩20分。
※芝沢ゲートまて距離1.2km・徒歩20分。
北又渡発電所から遠い便ヶ島(たよりがしま・685m)
※便ヶ島→(別称)聖光小屋。
※便ヶ島→(別称)聖光小屋。
遠山郷登山相談所(722m)
※定期的に芝沢ゲート〜聖光小屋まで見回りあり。
※定期的に芝沢ゲート〜聖光小屋まで見回りあり。
コーラ500ml→300円(722m)
※翌日の下山時に冬期閉鎖。
※翌日の下山時に冬期閉鎖。
��土砂崩れの迂回路(766m)
※上部→作業道、赤→崩落した登山道、下部→迂回路。
※上部→作業道、赤→崩落した登山道、下部→迂回路。
�Ｅ攤淑�れの迂回路(766m)
※迂回路は河川敷を500m歩く。
※迂回路は河川敷を500m歩く。
�づ攤淑�れの迂回路(766m)
※登山道は長さ80m・幅300mの崩落。
※登山道は長さ80m・幅300mの崩落。
林道赤石線→落石エリア(826m)
※天候・季節を問わず落石あり。
※天候・季節を問わず落石あり。
易老渡(いろうど・906m)
※落石が多いので立ち止まると危険。
※落石が多いので立ち止まると危険。
�＾從慧賄仍蓋�の仮設トイレ(905m)
※雪に埋まらない限り使用可能。
※雪に埋まらない限り使用可能。
��易老渡登山口の仮設トイレ(905m)
※電気・水道・紙なし。
※電気・水道・紙なし。
易老渡登山口の登山者カード投函所(905m)
※倉庫内に飲料水あり(期限切れ)
※倉庫内に飲料水あり(期限切れ)
��易老渡登山口の登山者カード投函所(905m)
※1日目の宿泊場所(広さ2畳)
※1日目の宿泊場所(広さ2畳)
1日目の夕食(905m)
※倉庫は狭くて機密性が高く、一酸化炭素中毒になり頭痛・嘔吐あり→敗退の原因。
※倉庫は狭くて機密性が高く、一酸化炭素中毒になり頭痛・嘔吐あり→敗退の原因。
�∪燦�小屋のトイレ(992m)
※冬期閉鎖→11月中旬〜4月上旬。
※冬期閉鎖→11月中旬〜4月上旬。
聖光小屋の炊事場(992m)
※1つ目の幕営適地、水道は冬期閉鎖。
※1つ目の幕営適地、水道は冬期閉鎖。
便ヶ島の登山者カード投函所(992m)
※別称→便ヶ島登山口、聖光小屋。
※別称→便ヶ島登山口、聖光小屋。
3つ目の登山ポスト(992m)
※用紙・ペンあり、倉庫内に飲料水あり(期限切れ)
※用紙・ペンあり、倉庫内に飲料水あり(期限切れ)
便ヶ島(たよりがしま・992m)
※別称→便ヶ島登山口、聖光小屋。
※別称→便ヶ島登山口、聖光小屋。
分岐点(992m)
※1→聖岳、2→テント場、3→芝沢ゲート、4→聖光小屋。笠松尾根の取付きは�´�
※1→聖岳、2→テント場、3→芝沢ゲート、4→聖光小屋。笠松尾根の取付きは�´�
分岐点(1,008m)
※上→聖岳、左→笠松尾根の取付き(遊歩道)、下→芝沢ゲート。
※上→聖岳、左→笠松尾根の取付き(遊歩道)、下→芝沢ゲート。
1→聖光小屋、2→笠松尾根の取付き、青→水道施設、黄→水道ホース(1,012m)
※笠松尾根の取付きはカーブを曲がった10m左側。
※笠松尾根の取付きはカーブを曲がった10m左側。
笠松尾根の取付き(1,012m)
※高さ5mをトラロープで強引に登る。
※高さ5mをトラロープで強引に登る。
笠松尾根の取付き(1,012m)
※高さ5mをトラロープで強引に登る。
※高さ5mをトラロープで強引に登る。
穴が空いた水道ホース(1,044m)
※濡れるのを覚悟で直進するか、右下から大きく迂回する。
※濡れるのを覚悟で直進するか、右下から大きく迂回する。
尾根芯の岩場(1,075m)
※笠松尾根上にある複数の岩場を左右から回り込むので、道迷いに注意。
※笠松尾根上にある複数の岩場を左右から回り込むので、道迷いに注意。
笠松尾根のマーキング(1,075m)
※ピンク・イエロー・赤布あり。
※ピンク・イエロー・赤布あり。
激急登の笠松尾根ルート(1,358m)
※一酸化炭素中毒と急登で大失速。
※一酸化炭素中毒と急登で大失速。
体調不良でツェルトビバーク(1,404m)
※兎岳(2,818m)の半分で敗退決定。
※兎岳(2,818m)の半分で敗退決定。
3時間のツェルトビバーク(1,404m)
※ツェルト内の気温→1℃〜3℃、外気温→0℃〜1℃。
※ツェルト内の気温→1℃〜3℃、外気温→0℃〜1℃。
初のツェルトビバーク(1,404m)
※体温を奪われるので体育座り or 長座で凌ぐが汗冷えで震えが止まらない。
※体温を奪われるので体育座り or 長座で凌ぐが汗冷えで震えが止まらない。
日の出まで耐えるツェルトビバーク(1,404m)
※気温1℃(外気温)も3℃(ツェルト内)も変わらない。
※気温1℃(外気温)も3℃(ツェルト内)も変わらない。
待ちに待った夜明け前(1,404m)
※雪が降り始め芝沢ゲートまで深いV字谷なので、正午でも日が当たらない。
※雪が降り始め芝沢ゲートまで深いV字谷なので、正午でも日が当たらない。
ツェルト撤収前(1,404m)
※寄りかかった木がとにかく冷たい。
※寄りかかった木がとにかく冷たい。
2回目の朝食(1,404m)
※気分が悪くても空腹になるので食べるが、下山まで食事→嘔吐のくり返し。
※気分が悪くても空腹になるので食べるが、下山まで食事→嘔吐のくり返し。
笠松尾根の激急登(1,342m)
※標高1,100mから傾斜45度〜50度、落ち葉の足首ラッセル、ガレ場の急傾斜。
※標高1,100mから傾斜45度〜50度、落ち葉の足首ラッセル、ガレ場の急傾斜。
聖光小屋のトイレの青い屋根(1,109m)
※標高1,100mから聖光小屋が見えて、沢音が聞こえる。
※標高1,100mから聖光小屋が見えて、沢音が聞こえる。
笠松尾根のガレ場(1,070m)
※霜柱が隆起して夏場より岩が動きやすくなり危険。
※霜柱が隆起して夏場より岩が動きやすくなり危険。
穴が空いた水道ホースを通過(1,044m)
※登りは左側を迂回して下りは直進する。
※登りは左側を迂回して下りは直進する。
赤→笠松尾根の取付き、青→水道施設、黄→遊歩道、緑→ショートカット(1,001m)
聖光小屋から眺める急登の笠松尾根(967m)
※赤→笠松尾根の取付き、黄→急登。
※赤→笠松尾根の取付き、黄→急登。
8つ目の水場(950m)
※6月の土砂崩落で今年5月より林道沿いの水場が3つ消滅。
※6月の土砂崩落で今年5月より林道沿いの水場が3つ消滅。
左→聖光小屋の管理人、右→笠松尾根を整備しているヒゲ隊長(951m)
ご来光→10時10分(903m・日の出→06時41分)
※深いV字谷で正午でも北又渡まで日が当たらない。
※深いV字谷で正午でも北又渡まで日が当たらない。
国道152号線まで18.6km(850m)※緊急時は国道152号線まで助けを呼ぶ必要あり(北又渡 or 芝沢ゲートは圏外)
1
12/19 10:22
国道152号線まで18.6km(850m)
※緊急時は国道152号線まで助けを呼ぶ必要あり(北又渡 or 芝沢ゲートは圏外)
※緊急時は国道152号線まで助けを呼ぶ必要あり(北又渡 or 芝沢ゲートは圏外)
自転車の危険ポイント(822m)
※細いタイヤは溝にはまるので注意。
※細いタイヤは溝にはまるので注意。
崩落地の迂回路(763m)
※本来の河川敷より3m〜4mは遠山川に削られている。
※本来の河川敷より3m〜4mは遠山川に削られている。
笠松尾根を整備しているヒゲ隊長(722m)
※当日も聖光小屋まで整備・点検。
※当日も聖光小屋まで整備・点検。
赤→法面の工事場所(699m)
※工事期間→12/25(月)〜翌02/29(木)、時間→08:30〜17:00、休日→土日。
※工事期間→12/25(月)〜翌02/29(木)、時間→08:30〜17:00、休日→土日。
�ヾ躙吋櫂ぅ鵐�(712m)
※北又渡〜芝沢ゲートの区間で1番崩落する危険な沢。1つ目の水場。
※北又渡〜芝沢ゲートの区間で1番崩落する危険な沢。1つ目の水場。
��危険ポイント(712m)
※ 北又渡〜芝沢ゲートの区間で1番崩落する危険な沢。
※ 北又渡〜芝沢ゲートの区間で1番崩落する危険な沢。
下栗の里の狭い迂回路(1,083m)
※工事で大型車両が多くすれ違い不可。
※工事で大型車両が多くすれ違い不可。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
ヘルメット
ツェルト
ヘッドランプ
温度計
モバイルバッテリー1万mAh5個
ちり紙
携帯トイレ
地図登山計画書(控)
ザック85L
スマートフォン2台
ゴミ袋
現金
ココヘリGPS
ザックカバー
ストック
熊鈴
帽子
登山靴(冬用)
投光器(1000ルーメン)
インナーシャツ(半袖)
靴下(冬用)
毛帽子
ハードシェル(上下)
ゲイター
バラクラバ
タイツ(冬用)
ミドルシェル(上)
テントシューズ
ベースレイヤー(長袖)
防寒グローブ(冬用)
テムレス
ゼリー飲料2個
パン4個
粉末アミノ酸4本
チョコバー3個
豚汁(240g)2個
ラーメン2個
スノーシュー
チェーンスパイク
ピッケル2本
12本爪アイゼン
ゴーグル
アタックザック22L
ウエストバッグ
竹ペグ4本
ソロテント
ペグ10本
テントシート
寝袋
シュラフカバー
着替え2点(靴下
長袖シャツ)
メスティン(大)
マッチ
ライター
割り箸
コーヒーフィルター
粉末コーヒー(8g)2本
固形燃料(30g)3個
ガスコンロ
ガス缶
水0.7L
白米(200g)2個
中華丼の素(17g)2個
雑炊(20g)2個
農業用ロープ5m
サブザック30L
|
|---|
感想
■2023年/兎岳・笠松尾根ルート敗退(1泊2日)
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■2023年12月18日(月) はれ
※兎岳・笠松尾根ルート 登り
北又渡発電所駐車場 15:25 680m 4℃
芝沢ゲート 15:57 722m 4℃
易老渡 17:24 906m 2℃
易老渡駐車場 17:30 905m 2℃
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■2023年12月18日(月) はれ
小屋の掃除 17:30〜17:40 2℃
荷作り 17:40〜18:00 外0℃ 内2℃
夕食 18:00〜18:30 外0℃ 内2℃
消灯 18:30
※外→屋外の気温、内→屋内の気温。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■2023年12月19日(火) はれ/雪/はれ
※兎岳・笠松尾根ルート 登り/下り
起床 23:50 外0℃ 内2℃ はれ
朝食 23:50〜00:50 外0℃ 内2℃
荷作り 00:50〜01:20
易老渡駐車場 1:20 905m 0℃
聖光小屋 02:05 1,001m 0℃
笠松尾根の取付き 02:18 1,012m 0℃
敗退地点 04:10 1,404m 2℃
ビバーク 04:10〜07:10 1,404m 1℃ 雪
撤収 07:10〜07:20 1,404m -1℃
敗退地点 07:20 1,404m -1℃
笠松尾根の取付き 08:32 1,012m 2℃
聖光小屋 08:43 1,001m 2℃ はれ
易老渡駐車場 09:34 905m 2℃
荷作り 09:34〜10:00 905m 2℃
易老渡 10:06 906m 2℃
芝沢ゲート 11:38 722m 4℃
北又渡発電所駐車場 12:05 680m 6℃
着替え 12:05〜12:15
実家 12:15〜15:35 1,000m 9℃
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■卯年に兎岳に登る計画を先延ばしにしていて
重い腰を上げて笠松尾根から目指す。
しかし6月に林道が崩落した事を知らず
迂回路でなかなか登山口に辿り着かない。
やはり林道赤石線は危険でとても脆い。
夕方に出発して易老渡の倉庫で1泊するが
山小屋・テントと違って機密性が高い。
換気せず夕食でガスを使って一酸化炭素中毒。
夜に頭痛と嘔吐で目覚めて初めて気付いた。
下山まで空腹→食事→嘔吐のくり返し。
笠松尾根の急登で緊急のツェルトビバーク。
昼を過ぎても兎岳には登頂できないので
日の出と共に下山を開始する始末。
まさか標高1,404mで敗退とは驚いた。
5月は30km歩いて聖岳に登頂できず
今回は20km歩いて兎岳に登頂できなかった。
来週にリベンジできるかは天候次第だ。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■体重→61.0kg 荷物→17.25kg
■日の出→06:41 日の入り→16:48
■距離(合計)→18.9km
1日目→5.8km・2日目→13.1km
■時間(合計)→09時間14分
1日目→02時間05分・2日目→07時間09分
■休憩時間→03時間36分
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：161人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
兎岳は、昨年の年末年始登山で私が聖に行った際に、山頂直下で敗退してきた方がおられました。彼らの話をよく覚えていませんが難しいところがあるのかもしれません。 また行く際はお気をつけください。
なにせご無事で何よりです。
積雪期はテント内でガスコンロを使用しますが、換気口があるので問題ありませんでした。狭い倉庫で暖かく油断した結末が一酸化炭素中毒で敗退です。
卯年に兎岳には登れませんでしたが、再び年明けに挑戦します。
山頂よりも兎岳避難小屋に泊まりたいだけです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する