ぜんぶ縦溝のせいだ! 双六小屋敗退からの宴会ヶ岳
- GPS
- 32:53
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,407m
- 下り
- 2,406m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 10:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
左俣林道の雪渓トラバースが何箇所かあり通過時に注意が必要も雪の量は日々減っていくので状況は変わります。 弓折岳直下は急斜面で滑落に注意が必要 |
写真
感想
今年は山に雪が少ないといわれているGW、今回は双六小屋ベースで周りの斜面を滑る計画で行ってみました。
【1日目】
7時に新穂高を出発。出発して30分ほどは林道を歩きます。その後雪が出てくるのでシール歩行に。・・・が、その後雪が切れている箇所が数箇所ありその度に板の着脱で時間がかかる。。
秩父沢の取り付きから斜度がググっと上がり重い荷物もあって歩みが遅くなる。。さらにデブリと縦溝でシールでの登りが辛い。。大ノマ乗越方向がシールで進みやすそうだったが、ショートカットできそうな弓折岳方向へ急斜面を攀じ登る。
弓折岳直下の急斜面を詰めていたところグサ雪に乗っかって自分も含めて2名が15mほど滑落。。ここまで8時間ほど歩いてみたが重い荷物を背負って余裕を持って双六小屋までたどり着くことが困難で冬季小屋も入っている人数を考えると点とは苦になる可能性を考えここで行動を終了することに。見てみるとすぐ近くにテントサイトの跡があるw
サイトは槍穂高が一望できる贅沢な眺め。まずはビールで乾杯して景色を楽しむ♪その後テント設営して雪壁を作成。それにしても見える斜面が全部縦溝・・・・この状況に全員テンションが下がってしまい、今日までの行程と翌々日のお天気とを鑑みてあげた食材&酒を消費しきってお天気のいい明日のうちに下山してしまおうということにw ここで山行の目的が山滑走→宴会になりました♪
夕暮れころから肉を焼きながらの宴会突入♪ビール→日本酒→ウイスキーお湯割りでガッチリ盛り上がり、明日ものんびりでいいので遅くまで盛り上がっちゃいました♪
【2日目】
朝日も上がりきった朝6時半起床w
朝一で槍穂高を眺めながらビールで乾杯♪朝ごはん&お昼ご飯をのんびり頂いてから撤収し11時半に下降開始。斜面は深い縦溝のおかげでマトモにターンができません。。ほとんど斜めにトラバースと横滑りで高度だけを落としていく状況で下りがほとんど楽しめない状況でした、滑り系には辛い状況です。
下りの斜面をうまく滑ってわさび平まで下ったところでシールを履いて歩きに。その先で雪が切れていたので板を担いでの歩きになりました。その先雪がある部分もあったのですが面倒なので板は背負ったまま。
1時間半ほどの歩きになったためスキーブーツでは長い歩きが辛く、最後は足が痺れてきつかったですね。。やっぱりトレッキングシューズで来ればよかったか。。
午後3時半に無事下山。今回は荷物背負いすぎで敗退か雰囲気でしたが、滑る気満々で行ってもきっと楽しめなかったんじゃないかと。。いい宴会ヶ岳に登頂ができたので楽しい山になりました♪
滑りメインで登るときはしっかりと装備と計画を立てないとダメな山域ですね、次回はしっかりリベンジしたいと思いました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する