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Yamareco

記録ID: 629422
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

新潟焼山

2015年05月02日(土) 〜 2015年05月04日(月)
 - 拍手
ももちゃん🍄 その他5人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
45:40
距離
21.1km
登り
2,066m
下り
2,069m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5/2 11:55 駐車地 - 15:40 アマナ平 (幕営地)
5/3 6:36 アマナ平 (幕営地) - 13:57 新潟焼山 14:19 - 16:22 アマナ平 (幕営地)
5/4 7:58 アマナ平 (幕営地) - 9:34 駐車地
天候 3日間晴れ 下山後に雨
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹倉温泉から奥の林道除雪終了地点 堰堤付近
この山域はGW中でもガラガラ、縦走される方や山スキーのパーティーを数組見かけたくらいでした。
コース状況/
危険箇所等
九十九折の林道片斜面は相変わらず危険です。
山頂のカルデラ湖からは急峻な岩場、滑落・落石注意。
山頂付近では火山性ガスが噴出していますので、不用意に近寄らないこと。有毒ガスを吸ったら即死します。
その他周辺情報 笹倉温泉の日帰り入浴 10:00〜
この堰堤付近に駐車させてもらってスタート!
2015年05月02日 11:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 11:46
この堰堤付近に駐車させてもらってスタート!
林道歩きはすぐに雪の壁に当たります。
2015年05月02日 11:58撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 11:58
林道歩きはすぐに雪の壁に当たります。
新緑と残雪という珍しい景色
2015年05月02日 12:37撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 12:37
新緑と残雪という珍しい景色
片斜面は相変わらず
2015年05月02日 13:19撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 13:19
片斜面は相変わらず
まだまだ遠いですが、今日はBCまで。
2015年05月02日 14:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 14:46
まだまだ遠いですが、今日はBCまで。
アマナ平の沢の近くで幕営。水があるのはとても便利。
2015年05月02日 16:22撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 16:22
アマナ平の沢の近くで幕営。水があるのはとても便利。
さて山頂を目指します。どこから登ろうか?
2015年05月03日 07:39撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 7:39
さて山頂を目指します。どこから登ろうか?
天気が良すぎ、皆で日焼け。
2015年05月03日 09:16撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 9:16
天気が良すぎ、皆で日焼け。
滑り落ちて途中で止まっている岩。こんな下で休憩できません。
2015年05月03日 10:40撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 10:40
滑り落ちて途中で止まっている岩。こんな下で休憩できません。
北面台地はとても広い。下山時は賽の河原の右手に回るように。
2015年05月03日 10:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 10:56
北面台地はとても広い。下山時は賽の河原の右手に回るように。
メンバーの一人が風邪気味で体調不良、BCに戻る。(GPSと無線あり)
2015年05月03日 11:03撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 11:03
メンバーの一人が風邪気味で体調不良、BCに戻る。(GPSと無線あり)
一箇所、どうしても藪を突破しないといけない箇所あり。難儀します。
2015年05月03日 11:48撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 11:48
一箇所、どうしても藪を突破しないといけない箇所あり。難儀します。
急斜面が続きます。
2015年05月03日 11:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 11:56
急斜面が続きます。
ここは右手に巻きました。クラックがあるので踏み抜かないよう慎重に。
2015年05月03日 12:31撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:31
ここは右手に巻きました。クラックがあるので踏み抜かないよう慎重に。
突然の落石にも注意。全員ヘルメット着用しています。
2015年05月03日 12:41撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 12:41
突然の落石にも注意。全員ヘルメット着用しています。
カルデラ湖のところまで到着。前回はここまででした。
2015年05月03日 13:23撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 13:23
カルデラ湖のところまで到着。前回はここまででした。
右手から巻いて登ります。急峻な岩場、ロープありますがやや古いので注意。
2015年05月03日 13:34撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 13:34
右手から巻いて登ります。急峻な岩場、ロープありますがやや古いので注意。
登り返しもありますが、少しです。
2015年05月03日 13:41撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 13:41
登り返しもありますが、少しです。
いよいよ山頂が近づいてきました。
2015年05月03日 13:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 13:46
いよいよ山頂が近づいてきました。
少し雲が出てますが360度の眺望です。
2015年05月03日 14:06撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 14:06
少し雲が出てますが360度の眺望です。
噴出口付近は荒々しいです。
2015年05月03日 14:06撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 14:06
噴出口付近は荒々しいです。
急斜面をスキーでトラバースしたらザラメ雪の表面がドサーっと雪崩れました。足元すくわれましたがスキーも外れず大丈夫。今回の雪質は表面が緩み重くなっていたのでとても雪崩れやすかったです。
2015年05月03日 14:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 14:50
急斜面をスキーでトラバースしたらザラメ雪の表面がドサーっと雪崩れました。足元すくわれましたがスキーも外れず大丈夫。今回の雪質は表面が緩み重くなっていたのでとても雪崩れやすかったです。
狭いルートを攻めてもらいます。
2015年05月03日 14:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:56
狭いルートを攻めてもらいます。
大曲まで下山、あっという間。
2015年05月03日 15:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 15:27
大曲まで下山、あっという間。
2泊目の宴会。盛り上がります。
2015年05月03日 18:04撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 18:04
2泊目の宴会。盛り上がります。
翌朝、幸い晴天です。
2015年05月04日 07:39撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 7:39
翌朝、幸い晴天です。
今日は下山だけ。なるべく登り返しの少ないルートを選ぶためこまめにGPSを確認。
2015年05月04日 08:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:27
今日は下山だけ。なるべく登り返しの少ないルートを選ぶためこまめにGPSを確認。
片斜面は相変わらず、でも滑る方が楽です。
2015年05月04日 08:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:46
片斜面は相変わらず、でも滑る方が楽です。
撮影機器:

感想

山岳会の遠征例会の幹事役で新潟焼山に行ってきました。
ここは標高差も距離もあり、かつ集合場所から片道400kmと遠いため2泊3日での計画としました。山スキー2人、歩き4人という構成です。
テント泊なのでどうしても荷物が重くザックに揺らされ、出だしの林道片斜面は無駄に力が入ってへばりました。荷物を分担してもらって少し余裕ができました。
幕営地をどこにしようか〜と考えながら歩いていたのですが、幸い雪解け水の沢があったのでその近くに幕営。水が豊富にあるのはとても助かります。
初日から宴会が炸裂、ビールに日本酒、焼酎に梅酒、バーボンやらウイスキーやら出るわ出るわ・・・翌朝は少し二日酔いでペースが上がらない始末(笑)
2日目はBCからですが、それでも標高差1300mくらいあるので結構ハードです。荷物が軽いのは随分楽です。
問題はどこから山頂を目指すかですが、結局2年前と同じ正面からやや右寄りの斜面を詰めました。一箇所藪の突破が必要な部分があり、濃密な藪なので苦労しました。また雪の斜面も急なので緊張が続きます。
最初はお昼くらいに登頂できれば〜なんて思っていましたが、近づいているようでなかなか近づけないピーク、カルデラ湖のところで13:30を過ぎてました。タイムリミットを14時としていましたが、まあ少々はOK、ピークを右側から巻いて目指します。そこにはロープが下がっており、かなりの急斜面。かつ浮石多数で慎重に行動します。むろん全員ヘルメット着用して臨んでいます。
ここをクリアすればあとは比較的容易、なんとか14時前にピークに到着しました。長かっただけあって感動もひとしお。メンバーの一人が体調不良でBCに戻り欠けているのだけが残念でした。
ここはまだガスが噴出していますので注意が必要です。メンバーの一人はガスが目にしみたとのことでした。ガスの成分が悪いと命を奪われますので、早々に退散しましょう。
さて下山はカルデラ湖までがまた緊張を強いられます。そのあとはスキー隊はスキーを履いて急斜面を滑ります〜とトラバースしたらザラメ雪が表層雪崩を起こしました。10cmくらいの雪でしたが、重い雪のため足を取られ少し流されました。こんなパターンの雪崩もあるのだと新しい発見でした。なかなか読めないのが雪山です。
歩行隊もシリセードを駆使してかなり速いです。スキー隊もうかうかしていられません。幸いシールの再装着なしになんとかBCまで戻れました。10時間弱の長い行動でした。
早速雪で冷やしておいたビールで乾杯!最高のうまさ!
しばらくすると歩行隊も戻ってきて、またまたテントで宴会です。山で抹茶というレアな組み合わせ、そして高野豆腐の煮物、スライス餅にトッピングをして食べるというメニューで今夜は早めに宴会も終わり就寝します。
翌朝は天気が崩れる恐れがありましたが、幸い晴れていました。あまり早く下山しすぎても笹倉温泉が開いていないので、7時撤収開始、8時下山開始、10時に下山と予定通りに進みました。
笹倉温泉に浸かっている間に雨が降り出しましたが、山行中に降られなかったのはラッキーでした。帰路は結構激しく雨が降ることもあり、またGW中なので国道沿いのレストランはどこも満員で待ち時間が長く、お昼にありつけたのは14時を過ぎてました。
無事に集合場所まで戻ることができ、いい形で遠征例会を終えることができたのではないかと思いました。街中の環境と比べたら、汗だくになるもお風呂にも入れず歯も磨けない不便なところ、寝床はとても快適とは言えませんが、それが普通の姿。それに文句を言わず、何か自分にできることはないか、次の機会には改良できるところはないか、そういうのを探求するのが山仲間でしょう。
最後にご参加いただきましたメンバーの方々にお礼申し上げます。

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