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Yamareco

記録ID: 630002
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰山(弥山・八経ヶ岳)行者還トンネルより 【奈良遠征2日目】

2015年05月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
YAMA555 tonbou その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:30
距離
10.7km
登り
1,143m
下り
1,144m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:53
休憩
0:29
合計
5:22
6:48
6:48
19
7:07
7:07
21
7:28
7:28
43
8:11
8:17
30
8:47
9:03
19
9:22
9:22
8
9:30
9:30
4
9:34
9:37
32
10:09
10:09
20
10:29
10:33
13
10:46
10:46
38
ルートはEtrex20のGPSデータです。
天候 曇り 途中から雲が降りてきて展望なし
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き(洞川温泉→登山口約40分)
前日に高野山観光後、大峰山山上ヶ岳の麓にある洞川温泉にてテント泊。
テント撤収後に天川から行者還トンネルを目指しました。天川は西側になります。行者還トンネルまでは沢沿いの道路を走ることになりますが、対向車が来た時には通り抜けかなり厳しい細い道路です。
途中双門ルートの登山口ありましたが、5時過ぎの時点で複数台とまっていて、停めるところなさそうでした。
行者還トンネルは管理する方がいて停めるところを案内してくれます。5時45分到着した時点でかなり先行車がありました。
私たちが下山する時にも続々と登ってくる人がいましたが、駐車する場所ないだろと思っていると、どうやら管理人さんが車のキーを預かっていて、順次空いたと場所に車を移動しているようでした。
山バッチは管理人さんに聞いたら鞄から出して売ってくれました(500円也)。

帰り
翌日が大台ケ原の予定だったので和佐又ヒュッテにテント泊。来た時とは反対側の東へ抜けます。こちらの道路は結構広くて対向車あってもそれほど心配ありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
るるぶ 南紀(高野山のページ)
山と高原地図 大峰山
山と高原地図 大台ケ原
日本百名山山歩きガイド下巻

●登山道
総じて危険な箇所はありません。
登山口から稜線までは結構急坂です。その後、弁天の森少し先までなだらか。
弥山への登りは再び急坂で木道の階段が一部施設されています。
八経ヶ岳までも比較的なだらか、オオヤマレンゲ自生地は鹿の食害を防ぐ為、金網で保護されていました。
八経ヶ岳からは展望良さそうですが、あいにくガスの中でした。

●弥山
小屋、テントサイトあります。弥山への登山道にある鳥居の前に皇太子登山記念碑がありました。そのためかトイレは清潔です。
その他周辺情報 ●温泉
下山後は北上山の道路沿いの道の駅「吉野路上北山」から橋が架かっていて対面にある北上山温泉「薬師湯」にて汗を流しました。(500円→JAF会員は100円引きで400円也)
露天風呂あり、ボディーシャンプーあり(シャンプーはなし・必要なら購入すること)、食事できます。

●宿泊場所
翌日が大台ケ原登山の為、普賢岳麓にある和佐又ヒュッテにてテント泊しました。国道169から結構車で登ります。道はスキー場だけあってまーまー広いです。
スキー場のため芝生が心地よいです。トイレ・水場が若干遠いです。ヒュッテ内にビール自販機があり購入できるのはグット(350mlで480円)
http://www.wasamata.com/
天川から先は対向車が来るのが怖い細い道。
天川から先は対向車が来るのが怖い細い道。
沢沿いに道があります。
沢沿いに道があります。
行者還トンネルの駐車場。管理人さんが誘導してくれました。1日1,000円です。
行者還トンネルの駐車場。管理人さんが誘導してくれました。1日1,000円です。
登山口に管理棟、トイレ有ります。
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登山口に管理棟、トイレ有ります。
登山口には登山届けのポスト有り。
登山口には登山届けのポスト有り。
登山口付近は新緑が瑞々しい。
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登山口付近は新緑が瑞々しい。
稜線に出るまでは結構な急坂。
稜線に出るまでは結構な急坂。
稜線に出ました。奥は行者岳、普賢岳でしょうか。
稜線に出ました。奥は行者岳、普賢岳でしょうか。
弁天の森。このあたりはなだらかな稜線歩き。
弁天の森。このあたりはなだらかな稜線歩き。
この時点で山頂はまだ見えていましたが・・・。
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この時点で山頂はまだ見えていましたが・・・。
稜線に出るとまだ芽吹きもなし。ちょっと物寂しい雰囲気です。
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稜線に出るとまだ芽吹きもなし。ちょっと物寂しい雰囲気です。
しばらく歩くと、ケイソウの葉がじゃんじゃか生えていました。
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しばらく歩くと、ケイソウの葉がじゃんじゃか生えていました。
聖宝ノ宿跡には理源大師の像。
聖宝ノ宿跡には理源大師の像。
段々とガスが降りてきました。天気予報は悪くなかったはずなのに〜。
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段々とガスが降りてきました。天気予報は悪くなかったはずなのに〜。
さらに段々とガスが降りてきて・・・稜線が隠れていきます。
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さらに段々とガスが降りてきて・・・稜線が隠れていきます。
弥山への登り。階段が続きます。
弥山への登り。階段が続きます。
弥山の小屋に到着。雨が多い為か苔が見事に絨毯となっています。
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弥山の小屋に到着。雨が多い為か苔が見事に絨毯となっています。
弥山小屋に到着。
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弥山小屋に到着。
雨というよりはガスで濡れる感じですが、真っ白になってしまいました。テント泊の方もいますね。
雨というよりはガスで濡れる感じですが、真っ白になってしまいました。テント泊の方もいますね。
狼平道標あり。
先に八経ヶ岳に向かいます。
途中はオオヤマレンゲ保護の為、柵があります。
先に八経ヶ岳に向かいます。
途中はオオヤマレンゲ保護の為、柵があります。
八経ヶ岳に到着。一瞬だけ弥山が見えた!
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八経ヶ岳に到着。一瞬だけ弥山が見えた!
八経ヶ岳道標。
八経ヶ岳から明星ヶ岳への稜線。立ち枯れした景色。
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八経ヶ岳から明星ヶ岳への稜線。立ち枯れした景色。
大峰山も雨量が多いだけあって苔の絨毯が見事です。
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大峰山も雨量が多いだけあって苔の絨毯が見事です。
弥山に戻ってきて山頂へ。皇太子登頂の碑があります。
弥山に戻ってきて山頂へ。皇太子登頂の碑があります。
弥山山頂。神社と錫杖があります。
弥山山頂。神社と錫杖があります。
弥山小屋。
下山後、管理棟に誰もいなかったので管理人さんに聞いたら鞄から出してくれました。500円也。
下山後、管理棟に誰もいなかったので管理人さんに聞いたら鞄から出してくれました。500円也。
新緑と針葉樹が折り重なり見事な山模様でした。
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新緑と針葉樹が折り重なり見事な山模様でした。
東側へ降る車道は結構広く走りやすかったです。こちらから登山口に来るほうが良いですね。
東側へ降る車道は結構広く走りやすかったです。こちらから登山口に来るほうが良いですね。
南下して上北山の道路沿いにある道の駅。
南下して上北山の道路沿いにある道の駅。
その対面にある薬師湯にて汗を流しました。
その対面にある薬師湯にて汗を流しました。
薬師湯は食事も出来ます。柿の葉すしも販売していました。
薬師湯は食事も出来ます。柿の葉すしも販売していました。
その後再び北上し、普賢岳麓にある和佐又ヒュッテへ向かいます。
その後再び北上し、普賢岳麓にある和佐又ヒュッテへ向かいます。
ガスの中でしたが、芝生が心地よいテントサイトです。
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ガスの中でしたが、芝生が心地よいテントサイトです。
オートキャンプ場ではないので車の隣には張れません。
オートキャンプ場ではないので車の隣には張れません。
私らは桜の木の下へ設営。隣にあるベンチでゆっくりと酒盛り。
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私らは桜の木の下へ設営。隣にあるベンチでゆっくりと酒盛り。
ビールは自販機で購入できるので便利。
ビールは自販機で購入できるので便利。

感想

前日の高野山散策から一転2日目は目標の百名山大峰山を登ります。本来であれば山上ヶ岳行きたかったのですが、深田久弥さんは八経ヶ岳を選ばれたのでまずはこちらを登ることにしました。天候によっては双門コースも考えましたが、いまいち良くないようなので一番お手軽な行者還トンネルからピストンです。

大峰山は365日雨が降ると言われる程、多雨な場所のようですが、天気予報では4日より天気が崩れるだろうということで奈良遠征を決行。序盤は高曇りながらも展望があり、これは大丈夫だろうと思っていたら、あっという間にガスが降りてきた。
雨というほどではないので雨具はつけなかったが、期待していた展望は全くない。前日に高野山では「今年はいい山登りができますように」と祈願したが、その効果があったのかどうか?苔生す山容にガスがかかると神秘的な姿となるので、大峰山へ登るならこちらのほうが良いぞと言ってくれたことにしよう。
八経ヶ岳に到着した瞬間少し、ガスが晴れて弥山が見れたのは嬉しい限りだ。

最初急坂だった登山道も稜線に出るとケイソウが群生する緩やかな尾根歩きとなり、歩き易い山だ。皇太子が登られているためか、弥山への登りは木道による舗装がしっかりしており歩き易いし、トイレもキレイだった。

そして一番印象に残ったのは、登山を終えて下り始めた時に見た山容。早春の広葉樹の瑞々しい緑と、針葉樹の深い緑の入り組んだ模様は見事でした。今回は初めての近畿遠征でしたが、次回は双門コースから八経ヶ岳や、山上ヶ岳、普賢岳など登れればと思います。いつの日か奥駈け縦走で熊野まで歩きたいコースでもあります。

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