駒山～奥矢作湖から、かつての小馬寺参道を行く

2023年12月29日(金) [日帰り]

• GPS: 04:56
• 距離: 8.2km
• 登り: 577m
• 下り: 590m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:56

9:08 駒山登山口（相走橋側）
10:51 11:28 駒山
14:04 駒山登山口（相走橋側）

天候

晴れ　
風もなく暖かい日でした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥矢作湖畔、相走橋近くの元レストラン跡地の駐車スペースに停めました。
下山口にも広い駐車スペースあり。

トイレは、名古屋方面から県道11号線、356号線で行くなら矢作ダムのトイレ、稲武方面から国道257号線経由で行くなら、押川大滝のトイレが最寄りとなります。

コース状況／危険箇所等

元レストランからの道は、一部倒木があったり、アセビが生い茂っている箇所もありますが、思いの外歩きやすい道で緩やかに上がっていくので、あっけなく林道に出て、その後は快適に小馬寺跡まで行けます。

小馬寺跡は、本堂と庫裡の瓦礫が撤去されていました。駒山山頂へは、左から回り込む従来のコース、本堂跡から右へ上がるコース、いずれも歩けます。

下山は山門廃墟の横を通り、登山道へ行くところが少しわかりにくかったです。斜面をゴソゴソ下りましたが、もっといい道があるのかも。

その後は快適な道で、一部水が流れているところもありましたが、ずっと雨が降っていないので大丈夫でした。雨続きの後はちょっと嫌かも。

林道は、大きなコンクリート製の建造物が建設中の感じで、今後何年かしたら大きく道筋が変わるかも知れません。

鉄塔のところから下る道が分からず、少し迷いました。鉄塔まで行ってはダメで、その手前の林道終点から右へ行くといい道があります。

展望地からの眺めは素晴らしいですが、伐採地のため足元は少し危うい感じです。気をつけて歩いて下さい。

その後はまた山道に入り、古い砂防ダムのところで渡渉すると下山口は近いです。

その他周辺情報

道の駅 どんぐりの里いなぶ

矢作ダム(ダムカード もらえます)

写真

12/29 8:46

県道11号線から356号線経由で登山口に向かったので、久々に矢作ダムを見て、ダムカード もゲットできました😁

12/29 9:07

レストラン跡地の広い駐車スペースに車を停めて歩きます。登山口はこの先のすぐ右

12/29 9:08

小さな登山口の案内があります。

12/29 9:10

よく手入れされた人工林の中を行きます。

12/29 9:23

たまに倒木もありますが、苦もなく跨げるので問題なしです。

12/29 9:29

いい道です。

12/29 9:41

最初の鉄塔

12/29 9:56

右手に少し方向が変わり、尾根道を登ります

12/29 10:13

ちょっとだけ眺望がありました。

12/29 10:19

一見大変そうですが、気をつけて歩けばOK

12/29 10:29

林道に出ました。この辺りは草ぼうぼうですが、すぐにいい道になります。

12/29 10:33

こんな感じ。問題なく歩けます。

12/29 10:35

牛地保有林　年季ものの看板

12/29 10:35

このあたりは本当に気持ちのいい場所です。
ここだけでも散歩したい感じ。

12/29 10:42

伐採地。新しい杉の苗が植えてありました。

12/29 10:46

作業道　駒寺線の注意書
これは車のためのものかな。

12/29 10:46

ここでやまびこコースからの林道と合流します。

12/29 10:47

お久しぶりの石仏さん

12/29 10:48

重機が2台になってる

12/29 10:53

　小馬寺の石垣が見えて来ました

12/29 10:54

あらま、すっきり。
ここは庫裡の残骸があったはず。

12/29 11:31

ここは本堂跡。前は見えなかった石段が出て来ました。

12/29 10:59

本堂の一部

12/29 11:30

トイレは健在。使用してもいいのかな？

12/29 11:04

お馴染みの子たち

12/29 11:04

この杉、「弁慶杉」と呼ばれていたとか。
この日、たまたまここで出会った地元の方に伺いました。

12/29 11:05

もうほとんど読めない石碑。拓本がどこかにあるといいのに。

12/29 11:11

さて、先日行けなかった山頂へ向かいます。この辺りは伐採したばかりの木が折り重なっていたっけ。

12/29 11:22

山頂のブナたち。枝がそれぞれ、東西と南北に伸びているそうです。

12/29 11:22

12/29 11:23

力強く伸びています。

12/29 11:23

よく見る山頂標識。なかなか可愛い

12/29 11:34

この前伐採された木の切り株。大きな木だったんだね。

12/29 11:37

尹良親王(よしゆきしんのう)の墓と、地元の人に教えていただきました。各所に伝説が残り、実在性も確かではありませんが、苔むした塔にロマンを感じました。

12/29 11:41

山門へ下る石段。今日は尹良親王の墓からトラバースしてここに来ました。

12/29 11:42

大杉の間を通って山門へ

12/29 11:45

お久しぶりの山門。今日はお天気がいいので、なんとなく山門も明るい雰囲気です。

12/29 11:47

12/29 11:50

今度来る時まで残っていてね。

12/29 11:55

12/29 11:56

山門からここまでが今ひとつ道を外したみたいで、適当に斜面を降りました。

12/29 12:00

12/29 12:05

沢のような道。脇を通ろうとしたら、わさわさだったので、ここを歩いた方がマシです。

12/29 12:08

小さな流れを渡って林道に出ました。

12/29 12:09

新しく立派なコンクリートの林道です。

12/29 12:10

この看板ね。思うに、この看板の先の道へは入るなと言うことではないかなと思いました。
駒山方面には向いていません。

12/29 12:15

このコンクリートの建造物は何なんでしょうね？
この先の上の方に道っぽいものがあるので、何年か先にはこの辺り、ガラッと変わってしまうかも。

12/29 12:24

歩きやすい林道をスタスタ進みます。

12/29 12:25

撤去された石仏たち。どうぞ、またどこかに立ててあげて下さい。🙏

12/29 12:27

この鉄塔のあたりでちょっと道をロスト。
急斜面の先に道が見えるけど、そこまではどう行くの？

12/29 12:34

ここまで戻って、右手に進むのが正解です。

12/29 12:34

普通の道で進めます。

12/29 12:37

12/29 12:39

伐採地の展望地に着きました。

12/29 12:40

ここからの景色はなかなかのもんです。
朝渡って来た赤い旭大橋が見えます。

12/29 12:44

12/29 12:46

伐採地のちょっと不安定な道をじぐざくに降ります。前に見えるのは高社山。

12/29 12:53

役行者の岩。なかなかの迫力です。

12/29 12:55

この方が小馬寺を開いたとも言われます。

12/29 13:09

人工林の中を下りていきます。

12/29 13:19

御嶽神社に着きました。
ちょうど日が指してきていい感じです。

12/29 13:20

神社から奥矢作湖が見えました。

12/29 13:29

最後の難関、渡渉箇所を教えてくれるピンテ

12/29 13:30

ここから渡りました。この日は水が少ないので楽勝でしたが、水量の多い時は結構難儀するかも。

12/29 13:32

古い砂防ダムです。

12/29 13:40

ここから道路に降りてきました。登山口の案内はなし。

12/29 13:40

苔むした石像が登山口にポツリ。

12/29 13:40

広い路肩です。こに車を停めてもいいかも。

12/29 13:41

路肩の向かい側にも広めの駐車スペースがありました。ここに「奥矢作湖」の看板があります。

12/29 13:44

かなり水嵩が減った奥矢作湖。湖底に沈んだ村の遺構が見えます。かつては田んぼだったのかな。

12/29 13:55

あとは1.5キロほど県道356号線を歩いて車回収です。

撮影機器：

iPhone 15 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

waruiusagi

前回は稲武野外学習センターの「やまびこコース」を歩いて駒山に向かいましたが、その日は山頂付近で伐採作業をされていて山頂が踏めず、泣く泣く帰って来ました。

今回は奥矢作湖から小馬寺参道を周回して駒山に登りました。
小馬寺跡は、本堂、庫裡の瓦礫が撤去されて広々。
無事、山頂も踏むことができました。

帰り道、少し迷うところもありましたが、登り、下りとも、概ねよく踏まれた歩きやすい道、林道が大半で、心配するほど大変な道ではありませんでした。

「立ち入り禁止」の看板も見ましたが、看板の向こうに道が続いていたので、「その先には入るな」と言うことかなと思いました。(駒山への道とは方向が違います)
そのあたりは、一度調べてみようと思います。