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Yamareco

記録ID: 6316418
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳

2023年12月27日(水) [日帰り]
 - 拍手
ytomei その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
24:58
距離
44.6km
登り
4,240m
下り
4,211m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
0:47
合計
8:07
7:27
22
スタート地点
7:49
7:49
5
7:54
7:54
5
7:59
8:01
3
8:04
8:04
52
8:56
8:56
85
10:21
10:44
170
13:34
13:38
12
13:50
14:08
86
15:34
日帰り
山行
7:45
休憩
2:10
合計
9:55
6:06
156
8:42
8:52
76
10:08
10:44
17
11:24
11:37
16
11:53
12:12
14
12:26
12:35
5
12:54
13:11
50
14:01
14:06
97
15:43
15:45
16
16:01
宿泊地
日帰り
山行
5:26
休憩
0:49
合計
6:15
6:49
39
宿泊地
7:28
7:51
9
8:00
8:02
74
9:16
9:23
131
11:34
11:39
36
12:15
12:15
6
12:21
12:30
5
12:35
12:37
3
12:40
12:41
23
13:04
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
とにかく雪がなかった。小屋周辺は全く雪なし。水が取れる雪を探して高度を上げるが、2400m を超えるぐらいまで雪が出てこなかった。

本当に綺麗な水を作りたければ、2700m の砂払いまで行く必要があっただろう。

雪が少ないので難しいところはほとんどなかった。
夜叉神峠出発。この日はまだ車の数は少ない。
2023年12月27日 07:20撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
1
12/27 7:20
夜叉神峠出発。この日はまだ車の数は少ない。
夜叉神ゲート。
2023年12月27日 07:20撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/27 7:20
夜叉神ゲート。
展望台から北岳と間ノ岳。
2023年12月27日 08:00撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/27 8:00
展望台から北岳と間ノ岳。
鷲住山を下り、吊り橋を渡る。
2023年12月27日 09:39撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/27 9:39
鷲住山を下り、吊り橋を渡る。
2023年12月27日 10:21撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/27 10:21
2023年12月27日 13:47撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/27 13:47
小屋の周りには全く雪がなく水が作れないので、さらに高度を上げる。
2023年12月27日 13:54撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/27 13:54
小屋の周りには全く雪がなく水が作れないので、さらに高度を上げる。
2350m の城峰付近に幕営するが、雪はお世辞にも綺麗とは言えなかった。水作りが今回の最大の課題だった。
2023年12月27日 16:23撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/27 16:23
2350m の城峰付近に幕営するが、雪はお世辞にも綺麗とは言えなかった。水作りが今回の最大の課題だった。
朝焼けの富士山。
2023年12月28日 06:59撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 6:59
朝焼けの富士山。
2023年12月28日 07:10撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 7:10
2023年12月28日 07:44撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 7:44
2023年12月28日 08:07撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 8:07
ボーコン沢の頭から。北岳が目の前に飛び出してきた。バットレスがかっこいい。
2023年12月28日 08:46撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 8:46
ボーコン沢の頭から。北岳が目の前に飛び出してきた。バットレスがかっこいい。
2023年12月28日 08:46撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 8:46
2023年12月28日 08:46撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 08:51撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 8:51
2023年12月28日 09:58撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 9:58
八本歯の頭から。残念ながら体調不良で。水谷さんはここまでとなった。
2023年12月28日 09:58撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 9:58
八本歯の頭から。残念ながら体調不良で。水谷さんはここまでとなった。
2023年12月28日 09:59撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 9:59
一緒に記念写真。
2023年12月28日 10:02撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 10:02
一緒に記念写真。
ということで、ここからは一人。八本歯を下りきったところ。雪があまりないので難しくはなかった。
2023年12月28日 10:38撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 10:38
ということで、ここからは一人。八本歯を下りきったところ。雪があまりないので難しくはなかった。
吊尾根分岐に向かってつめ上げるが、ここがめちゃくちゃ暑かった。頭がくらくらするくらい暑かったので、冬装備を解除した。
2023年12月28日 10:38撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 10:38
吊尾根分岐に向かってつめ上げるが、ここがめちゃくちゃ暑かった。頭がくらくらするくらい暑かったので、冬装備を解除した。
八本歯を振り返る。
2023年12月28日 10:41撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 10:41
八本歯を振り返る。
吊尾根分岐に到着。分かっていたことだが、尾根を乗っ越した瞬間に強烈な西風を浴びることになる。このままでは低体温床になりそうだったので、冬山装備に戻した。
2023年12月28日 11:30撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 11:30
吊尾根分岐に到着。分かっていたことだが、尾根を乗っ越した瞬間に強烈な西風を浴びることになる。このままでは低体温床になりそうだったので、冬山装備に戻した。
頑張って山頂に到着。意外と疲れた。
2023年12月28日 12:00撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 12:00
頑張って山頂に到着。意外と疲れた。
2023年12月28日 12:00撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 12:00
2023年12月28日 12:00撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 12:00撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 12:00撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 12:00撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 12:01撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 12:01
2023年12月28日 12:01撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 12:01撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 12:05撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 12:05
2023年12月28日 12:05撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 12:05撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 12:09撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 12:09
今回一番いやらしいと感じた山頂直下のトラバース。直通しようか迷ったが、雪質が良かったのでトラバースにした。ステップはなかったので、ピッケルとキックステップでカニ横ばいで登下降した。ここは雪の状態では雪崩れそうだし、落ちたら助からないので一番気をつけるべきところだろう。
2023年12月28日 12:24撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 12:24
今回一番いやらしいと感じた山頂直下のトラバース。直通しようか迷ったが、雪質が良かったのでトラバースにした。ステップはなかったので、ピッケルとキックステップでカニ横ばいで登下降した。ここは雪の状態では雪崩れそうだし、落ちたら助からないので一番気をつけるべきところだろう。
2023年12月28日 12:30撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 12:30
2023年12月28日 12:33撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 12:33
2023年12月28日 12:38撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 12:38
帰りに八本歯の核心部を上からとった。雪がないので、登下降ともに難しくはない。雪があったとしても、ルーファイと懸垂下降などの技術があれば問題なく通過できると思う。

八本歯よりは山頂直下のトラバースの方が自分としては技術的に難しいと思った。
2023年12月28日 13:08撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 13:08
帰りに八本歯の核心部を上からとった。雪がないので、登下降ともに難しくはない。雪があったとしても、ルーファイと懸垂下降などの技術があれば問題なく通過できると思う。

八本歯よりは山頂直下のトラバースの方が自分としては技術的に難しいと思った。
2023年12月28日 13:15撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 13:15
2023年12月28日 13:15撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 13:15
八本歯の頭で水谷さんが待っていてくれて感動した。
2023年12月28日 13:15撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 13:15
八本歯の頭で水谷さんが待っていてくれて感動した。
2023年12月28日 13:22撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 13:22
2023年12月28日 13:22撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 13:25撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 13:25
来年のカレンダー用に水谷さんのかっちょいい姿を撮った。
2023年12月28日 13:25撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 13:25
来年のカレンダー用に水谷さんのかっちょいい姿を撮った。
2023年12月28日 13:25撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/28 13:25
2023年12月28日 13:32撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 13:32
2023年12月28日 13:32撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 13:32
2023年12月28日 13:32撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 13:32撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2023年12月28日 13:33撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/28 13:33
ここから鷲住山までの上りがおそらく一番の核心だ。疲れた体に重い荷物と急登がとにかく応える。
2023年12月29日 10:05撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/29 10:05
ここから鷲住山までの上りがおそらく一番の核心だ。疲れた体に重い荷物と急登がとにかく応える。
2023年12月29日 12:21撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
12/29 12:21
夜叉神ゲートまで帰ってきました。
2023年12月29日 13:01撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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12/29 13:01
夜叉神ゲートまで帰ってきました。

感想

12/27-28-29の3日間で北岳へ。岐阜岳連理事長の水谷さんと。
季節的には厳冬期北岳だが、今年は暖かく雪も少ない。登りやすい方だったと思う。
1日目は夜叉神峠から。初日はアプローチなので距離と標高を稼いでテント泊。池山御池小屋でテントの予定が、雪がなく水が作れないので標高を上げてテントサイトを探す。2370mほどの城峰で水がなんとか作れるくらいの雪が確保できたので、幕営とした。
2日目は北岳アタック。日の出は樹林帯で迎えた。真っ赤に染まる木々をみてしばし立ち尽くす。2800m、ボーコン沢の頭についた途端、白いバットレスと北岳が眼の前に飛び出す。この景色に感動しないものはいないだろう。真っ白な白峰三山を眺めながら歩く池山吊尾根は最高だ。
2800mから水谷さんの調子が悪そうだ。登頂はできそうにないので、八本歯の頭までとするとのこと。そこから先は一人で向かうこととした。一緒にピークに経ちたかったので残念無念。しかし、気持ちを切り替えよう。今日はこの山域にいるのは、自分だけ、他に誰ひとりいない(28日は本当に全く人がいなかった)。北岳本当に貸し切りだ。とにかく山頂をふもうと決める。
八本歯は雪が少ないので安全に通過できた。もちろん登攀用具は携行しているのでいざというときは使えばよい。コルから吊尾根分岐までは、暑くて熱中症になりそうなくらい。頭がくらくらするので厳冬期装備を解除した。しかし吊尾根分岐を乗り越すと20mくらいの西風が吹き始め、このままでは低体温症になりそうなのでまた冬装備に戻すという次第。まぁ、色々と思案しながら高度を上げて山頂に到着した。眼下に見える山々や平野、河川がきれいだ。日本第二の高峰に立つと見えるものは違う。間ノ岳・農鳥の縦走路、ここも冬にチャレンジしたい。
しばし景色を堪能して下山する。八本歯も帰りは登りになるので、普通の山登りと変わらない。八本歯の頭で水谷さんが帰りを待っていてくれたので感動した。水谷さんは来年もう一度挑戦するとのこと。自分も手伝おうと思うし、できれば白峰三山を縦走したい。その日はテントに帰って早めの就寝についた。
3日目は帰りの日。あるき沢まで下って、鷲住山まで登り返す。この登り返しが核心かなぁ。疲れた体には応えた。この日は年末に入山する数パーティとすれ違った。夜叉神ゲートについて、山行モードから解放。家に向かって車を走らせた。
南アルプスは足が長いが、とにかく静かでいい。冬はテントサイトが指定されるわけでもないので、どこに泊まってもいい。それぞれの判断で、登ってもいいし、条件が悪ければ、体調が悪ければ、怖ければ、いつでも撤退すればいい。また登ればいいだけだから。自由意志による自己判断ってこういうことなんだろうなって、考えさせられた山行だった。来年はもう一度水谷さんと仲間と一緒にこよう。

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