立石越から信貴越へ（令和五年最後の山歩き）

2023年12月30日(土) [日帰り]

• GPS: 04:28
• 距離: 9.1km
• 登り: 609m
• 下り: 571m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 1:17
• 合計: 4:27

11:51 服部川駅
13:38 13:39 立石越
13:52 13:54 高安山
13:57 13:57 高安山気象レーダー観測所
14:03 15:10 高安山駅
16:03 16:10 信貴越え（黒谷道）登山口
16:17 16:17 信貴山口駅
16:18 信貴山口駅ホーム

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：近鉄信貴線・服部川駅
復路・近鉄信貴線・信貴山口駅

写真

12/30 11:39

服部川駅から、イザ、出陣。ここは第二の故郷（ふるさと）です。

12/30 11:50

駅前のスーパー跡地は、綺麗に整地されて駐車場になっていました。

12/30 11:55

服部川八幡宮さんで、年末最後のご挨拶。

12/30 11:56

立派な門松で正月の準備をなさっていました。

12/30 12:04

ここでハイキング道から分かれて、立石越の旧道へ向かいます。

12/30 12:07

高い塀に囲まれた大邸宅の裏口前を通過して、「天龍寺」（廃寺）をめざす。右折は神徳寺さんです。

12/30 12:13

途中にある「陰陽石」とご神木。

12/30 12:16

奥に進むと7世紀頃の両袖式古墳が南向きに開口しています。まさに「生と死」は隣り合わせ。陰と陽ですね。

12/30 12:18

「陰陽石」に戻って、奥へ進みます。

12/30 12:23

天龍寺さんの入口に着きました。綺麗に草刈りされていました。

12/30 12:24

毘沙門天護法ノ瀧と刻む石碑です。毘沙門天は信貴山のご本尊なので、古くから信仰の対象となっていたのかも。

12/30 12:26

奥に滝行場が残っています。石碑などから、生駒によくあるコリアン寺院の行場として利用されていたと推測。

12/30 12:27

南東に伸びる右俣の谷は、峯ノ総池源流部に通じています。こちらが本流なのかも。

12/30 12:30

小屋の横から旧立石越のルートを確認。かなり荒れてるけど、なんとか登れそうです。装備を整えてチャレンジするか。

12/30 12:33

小屋横から支流が分岐する。ココが突入ポイント。バリ・ルートファンに捧ぐ。

12/30 12:55

ハイキング道に戻って、現在の登り口に着きました。

12/30 12:59

新たな倒木です。迂回路ができていたので、難なく通過できました。ありがたいです。

12/30 13:10

旧道と出合う付近を過ぎると、かつての官道らしい立派な道型になりました。堀切跡を二箇所通過します。

12/30 13:14

かつてのヤスンバ跡と推測される場所に、自然石の手水鉢が残っています。

12/30 13:15

立派な木札が付いたので、見逃すことはないでしょう。

12/30 13:19

八尾市が設置したブリキ製のプレート。ここから倒木などで、道は荒れて細くなる。

12/30 13:21

ようやく古道らしい雰囲気が戻って来た。

12/30 13:24

「カエデのコバ」休憩所です。あずまやの付近は、知る人ぞ知る紅葉スポットです。

12/30 13:26

久安寺の窪へ分岐する辻に立つお地蔵さん。高いところに立っておられます。

12/30 13:39

ジョウサンの森に寄って、松永さんにご挨拶します。

12/30 13:41

平群地方では、松永さんの評判は芳しくないとのこと。

12/30 13:42

大明神として祀られていますが、やや忘れられた存在なのかも。

12/30 13:43

ヤシロタツオさんじゃありません。来年の干支として活躍する予定の竜神さま。大和では、「代」の字をあてて、河内の龍王さんと区別なさいます。

12/30 13:44

2016年頃から倒れたままの鳥居。ちょい気になりますね。

12/30 13:53

二等三角点・峯山にタッチ！

12/30 14:04

高安山ケーブル駅に到着。

12/30 14:06

ごじゅうからガーデンのテーブルとチェアを利用します。

12/30 14:19

久々の山ラーメンを楽しむ。やや火力が弱くてノビノビのラーメンになってしまった。

12/30 15:10

夕陽に照らされて、やや明るくなりました。お正月は飯盛山に行きますよ。

12/30 15:21

下山ルートは信貴越を利用します。こちらも元官道だけど、冬場じゃないと歩けないw

12/30 15:22

二十二丁の道標がヤブに隠れています。

12/30 15:25

この付近の旧字は「ジョーガ」と呼ぶ。足元に黒谷大権現奥宮の敷石が残っています。参道の石段とも言われています。

12/30 15:29

二十一丁の道標は火袋付き。

12/30 15:33

岩屋弁財天さんへの分岐に立つ道標。寛政八年の紀年銘が刻されており、かつては利用者の多い参詣道でした。

12/30 15:38

大木が根起こしで倒れて、周りの木を巻き込んでいます。

12/30 15:39

植林の杉林に倒れ込んで枝に直撃。道はなんとか無事でした。

12/30 15:46

深いヤブに覆われた八尾市道標。背後はケモノ道です。コワー。

12/30 15:52

周辺は広大な棚田跡で、ため池への道が分岐しています。

12/30 15:56

ヤブの間から八尾市内を見おろせる場所に来ました。

12/30 15:59

冬の柔らかい夕陽が生駒山系を照らしていました。

12/30 16:03

丸太階段は新しそうですが、ベンチは古そうですね。最近、切り拓いたのかな。前はヤブに埋もれていました。

12/30 16:05

ここから旧道に下ってみようと思います。

12/30 16:09

真っ暗で不気味な竹やぶでしたが、なんとか降りて来ることができた。

12/30 16:16

信貴山口駅に着いたら、折り返しの電車が入線してきた。

12/30 16:18

大急ぎでiPhoneを取り出して、ICOCAでタッチ！無事に間に合った。

撮影機器：

Google Pixel 7 128GB SIMフリー Google

感想

Ikoma Nature Walk

令和五年最後の山歩きは、やっぱり生駒山系で締めくくりたいと思っていました。
何度も歩いているルートでも、何かしらの発見はありますね。来年は、飯盛山からスタートしたいと思っています。

では、では。
良いお年をお迎えくだされ。