カラパタール
- GPS
- 73:12
- 距離
- 120km
- 登り
- 18,410m
- 下り
- 18,291m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 6:52
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 3:40
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:20
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:59
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:59
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:29
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:30
- 山行
- 12:24
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:24
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 8:35
天候 | 全日昼過ぎまで晴れ、そこから夜まで曇り、夜から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
飛行機
成田〜トリブバン国際空港(カトマンズ) トリブバン国際空港(カトマンズ)〜テンジンーヒラリー空港(ルクラ) 【タクシー】 カトマンズ市内の移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所なし。 空気は薄さとほこり、動物の糞尿の臭いで危険。 |
その他周辺情報 | 【カトマンズの観光】 ・寺院(ヒンドゥー、仏教、チベット仏教) ・パチモンのアウトドア用品店 ・お茶 ・カジノ 【エベレスト街道】 ・Khumjungの博物館(イエティの頭部?あり) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
モバイルバッテリー
シュラフ
テントシューズ
ダウンジャケット
ダウンパンツ
バラクラバ
毛帽子
着替え
|
---|---|
共同装備 |
カメラ
ソーラーランタン
浄水器
ソーラー充電器
サーモスボトル
ロールペーパー
パルスオキシメーター
ダイアモックス
|
備考 | サーモスボトルは個人装備でよかった |
感想
アンナプルナに行った先輩の話を聞いて興味が湧き、エベレスト街道トレッキングへ行ってきました。高山病と世界一危険な空港が不安でしたが、無事に絶景を楽しんで帰ってこれました。
高山病予防としてはガイドに教えてもらって下記を行いました。
・不安な高度になる一日前からダイアモックスを飲む
・たくさん水分を取る
・禁酒
・寝ると順応が止まるので、昼寝禁止。夕食後も2時間後まで寝ない
・時々外に出て深呼吸。
・【4000m以降】シャワー禁止。起床時はニット帽・就寝時はシュラフで頭部をあたためる
・【5000m以降】油もの、乳製品を摂らない。冷水は避け、お湯や温かい飲み物を飲む
・【効果不明】朝晩のパルスオキシメーターチェック。75になったら止まれ、70になったら引き返せ、とのことで毎日測っていたが、ゴラクシェプで一番息切れしていた自分が90なのにピンピンしている他の人達が80とか70、と謎だった。使い方が要検討なのかもだが、あまり数値に頼らない方がよさそう。
【0日目】
ネパール航空で成田からカトマンズへ。イヤホンの線がすぐ切れたり、フライトマップが永遠に表示されなかったり、映画のラインナップが古かったりとなかなか興味深かった。機内食はチキンカレーオンリー。スパイシーでおいしい。着陸直前にサモサとブラウニー。途中小腹が空いたのでおやつを貰いに行ったら、りんごとナッツとビスケットをくれた。設備はいまいちだがスタッフは素敵。夕飯は到着後、タメル地区でダルバートとマサラティー。
【1日目】
カトマンズ〜ルクラ〜トクトク(2600mくらい)
のんびりトレッキング開始。2日目の目的地ナムチェまで行くとちょっと長いが、途中で止まるとちょっと歩き足りない距離感。物足りなさを感じつつも、高山病予防のため2日目以降は禁酒になるので、せっかくだしとロッジに着いてビールの飲みおさめをした。おつまみに食べたヤクチーズは普通にハードタイプのチーズという感じで癖もなくおいしかった。山椒のアチャール(漬け物)は和とネパール両方の風を感じた。音楽好きのオーナーが、日本人が来てるからとAdoをかけてくれた。
【2日目】
トクトク〜ナムチェ(3440m)
トクトクのロッジ(Magar Kitchen Home)で朝食に飲んだマサラティーが今回の旅で堂々一位の美味しさだった。エベレスト街道に行く人は全員飲んで欲しい。
たくさんのロバに追い抜かれながら800mくらい登る。ロバが立てる砂埃とフンのにおいがすごいので、バンダナやマスクなど鼻と口を覆うものは必須。ナムチェはお店やロッジで賑わっているが、オフシーズンなので閉まっているお店も多かった。タムセルクやクワンデなどの山々がきれいに見える。夕飯はヤクステーキ。スパイスたっぷりのハンバーグという感じでおいしい。
【3日目】
ナムチェ〜エベレストビューホテル〜クムジュン(3790m)高度順応日
この日は高度順応日のため、ナムチェで2泊の予定だったが、クムジュンという少し先の村に行ってもいいとガイドから提案される。ナムチェより高度が稼げるし、翌日の行程も楽になりそうだったので、エベレストビューホテルでお茶した後、そちらの村へ行くことに。イエティの頭がある寺院があったが、閉まっていて入れなかった。代わりに運良くネパールの国鳥のダフェを見ることができた。この日からロッジのwifiと電源は有料に、暖炉の燃料は薪ではなくヤクのフンに。
【4日目】
クムジュン〜パンボチェ(3985m)
標高的にはあまり変わらないが、降りて登ってがあったので丁度よい疲労感。途中から木がまばらになっていき、森林限界が近いのを感じた。昼食を食べたタンボチェに大きい寺院があり、旅の安全祈願の祈祷をしてもらった。道中最後になるシャワーを浴びる。
【5日目】
パンボチェ〜ディンボチェ(4350m)
だらだらゆるゆる高度を上げる。昼食前に目的地のディンボチェに着けたので、ロッジの水場を借りて洗濯をさせてもらった。外に干しておいたら、夕方にはかちこちに凍ってて笑った。ロッジからはエベレストとローツェ、アマダブラムがきれいに見えた。
【6日目】
ディンボチェ、高度順応日
凍った洗濯物を外に干して、近くの丘に散歩にでかける。4700mくらいまで散歩し、帰ってきてロッジでだらだら過ごす。アイランドピークに向かうグループはこの村でカラパタール行きと別れて東に向かうらしい。眠気を誘う陽気の中、高度順応のため寝れないのが辛かった。頭痛がしたので鎮痛剤を飲んで寝る。
【7日目】
ディンボチェ〜ピラミッド(5050m)
急な上りとだらだら上りを経て、ついに5000mへ。頭痛は午前中で治ったが、この日から高山病予防として油もの、乳製品も避けることに。ロブチェで泊まる予定だったが、4日目のパンボチェでピラミッドのロッジのオーナーに会い、「泊まりにおいでよ!」と誘われていたのでそちらへ行くことになった。ロブチェより30分くらい先。ホットシャワーあり、水の流れるトイレあり、食堂に暖房あり、部屋もあったかい、と客にとっては素晴らしいロッジだったが、ガイドやポーターの寝る場所はあまりよくなく、彼らはあまり眠れなかったそう。
【8日目】
ピラミッド〜ゴラクシェプ〜カラパタール〜ゴラクシェプ(5550m)
昼頃にゴラクシェプに着き、昼食をとった後、ついに目的地カラパタールへ。すぐに息が切れ、全然思うように歩けないが、なんとか到着。プモリ、ロブチェピーク、ヌプチェが360度パノラマできれいに見えるが、エベレストとローチェが雲で隠れていてがっかり。一縷の望みをかけ、寒さの中1時間くらい待ったが一向に晴れず、翌朝再チャレンジすることにし、その日は下りることに。頭痛や嘔吐はないものの、少し歩くだけで息切れ、食欲はなしという状態。
【9日目】
ゴラクシェプ〜ゴラクシェプ・リ〜パンボチェ(3985m)
5時からエベレストビュー再挑戦。カラパタールより手前にあるゴラクシェプ・リという丘でもエベレストは見えるはずということで、そちらを目指す。とにかく息が苦しかったが、待ってもらいながら時間をかけてゆっくりゆっくり登った。なんとかたどり着くと雲ひとつない晴天で、エベレストもローチェも、全部の山がくっきりきれいに見えた。てっぺんで初日の出を見ながら泣いた。
ロッジに戻って朝食を食べ、急いで下山。予定ではナムチェ近くのキャンヅマまで行く予定だったが、遅くなってしまったのでパンボチェまでしか行けなかった。それでも18キロ歩いたのでへとへとに。
元旦だったので、すれ違うトレッカーたちと「Happy New Year!!」と言い合いながら歩いたのが楽しかった。
【10日目】
パンボチェ〜ジョルサレ(2740m)
黙々と下山。この日も19キロ歩いた。川のすぐ傍の村、ジョルサレのロッジに泊まることになり、激流の音がうるさい&ゴラクシェプのロッジより寒い、で大変だった。ちょっと先の、川から上がったところにあるモンジョに泊まった方がいい。絶対。
【11日目】
ジョルサレ〜ルクラ(2840m)
登って降りて登って……と地味に辛い行程をクリアし、空港のあるルクラに戻ってきた。一週間ぶりのシャワーを浴び、ビールとチキンチリ、Chopsuey(皿うどんみたいなの)、Sizzler(チキンステーキ)、プリングルスで祝杯を上げた。
【12日目】
ルクラ〜カトマンズ
6:50のルクラ発の飛行機を予約していたが、なかなか飛行機が来ず、空港で待機。昼までにカトマンズに帰れたので、日本食レストランでお疲れ様会。
日本に帰るまではカトマンズ観光をした。スワヤンブナート寺院、ボダナート、パシュパティナート、ダルバール広場など。運良くクマリ様を見れた。
エベレスト街道のハイシーズンは10-12月中旬なので、年末のこの時期はオフシーズンとのことでした。そのため道中ロッジやお店が閉まっていることも多かったですが、客が少ない分食事を丁寧においしく作って貰えたり、暖炉周りで洗濯物を乾かして貰えたり、日当たりのいい部屋を使わせて貰えたりと、融通を利かせて貰えるシーンが多く、現地の方々に感謝です。寒いですが、道の凍結はほとんどなかったので(あっても避けられる程度)、この時期のトレッキングおすすめな気がします。
ゴラクシェプ以降は本当に苦しくて自分の力量不足を痛感しましたが、同行者、ガイド、ポーターに支えられて、絶景を拝むことができました。ありがとうございました!
人生で一度は行きかったネパールへ行ってきました。
カラパタールまで行ってきました。率直な感想としてはデカかったです。カラパタールまでの行程のイメージとしては涸沢カールの道のりの巨大版です。上高地〜横尾間(lukra〜numche)、横尾〜本谷橋(numche〜dinboche)、本谷橋〜涸沢カール(dinboche~Kala Patthar)というイメージ。それぞれ2〜3日くらいかかります。
写真を載せましたが氷瀑や岩などトレッキング以外の遊び方もありそうな印象を受けました。遊んでいる人はいるのでしょうか?
【0日目】
11:00成田第二ターミナル(RA403)→16:25(現地時間)トリブバン国際空港第一ターミナル(カトマンズ)→ホテルエベレストネパール泊
トレッキング行程
【1日目】
Lukra~Tok tok
カトマンズールクラ間フライトからトレッキング開始。噂のルクラの空港の着陸はスリリングで楽しかった。この日はルクラから3〜400m下ってTok Tokまで。マサラティーがうまい。
【2日目】
Tok tok~Numche
【3日目】
Numche~Khumjung(高度順応日)
【4日目】
Khumjung~Pangboche
【5日目】
Pangboche~Dingboche
【6日目】
Dingboche(高度順応日)
【7日目】
Dingboche~pyramid
【8日目】
pyramid~Gorakshep
【9日目】
Gorakshep~Pangboche
【10日目】
Pangboche~Jorsalle
【11日目】
Jorsalle~Lukra
【12日目】
ルクラーカトマンズフライト。カトマンズ観光
【13日目】
カトマンズ観光→帰国
コメント
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ネパールにいらしたんですね〜!
120キロ凄い!
空気の汚さは共感します笑
そちらも行かれていたようで!
カトマンズあたりでニアミスしてたかもですね!
初めまして
いや〜、懐かしいです。
自分は40年程前に途中のパンボチェまでトレッキングしました。
飛行場やホテルが激変です。
当時のルクラ飛行場は舗装されてなく芝生でした。
テント泊で食事はキッチンボーイが作り各テントまで運んでくれました。
食後の食器はキッチンボーイが水たまりや川で洗い、彼が着ている服で拭いていました。
よってツアーが終了する頃に6人中2〜3人が高熱と下痢を発症(自分もその一人)。
下痢や高熱も今は思い出の一部分です。
有難うございました。
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