記録ID: 633613
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
国見岳・鈴鹿の上高地 (アカヤシオの残像と新緑の神崎川)
2015年05月05日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 01:01
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 840m
- 下り
- 830m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・朝明〜ブナ清水〜きのこ岩〜国見岳は、見所多く足に優しい中高年向きの垂涎のコース。アカヤシオは、残念ながら前日の雨で地面がピンクに染まる程にすっかり散っていた。 ・上水晶谷右岸尾根は、バリルートで道も踏み跡も無くテープもほとんど無い。枝尾根も多く迷い込み易いので、利用するなら登りに使う方が安心。 ・鈴鹿の上高地も、芽吹きの季節で、見通しが悪くなり、踏み跡やマークも殆ど無いので、安易に入らないようにした方がよい。 ・タケ谷は、テープはあるが道が分かりにくく徒渉が数か所あるので、通る場合は慎重に。 ・伊勢谷は、崩壊地の高巻きは通行止めで、河原を通るようにルート変更してあるが、その他は殆ど問題ない。 |
写真
感想
雨が降る前にと予定していた日が、朝から雨の日となった。
計画を翌日に変更し、期待半分不安半分でアカヤシオ王国に潜入した。
結果は、無惨にも地面がピンクに染まるほどの夥しいアカヤシオの落花を目の当たりにすることになった。
木の枝にわずかに残ったピンクの花ビラを見つける度に、その健気さに愛おしさを感じずにはいられなかった。
すっかり色あせた尾根を見つめながら、またしても最盛期を逃してしまったとの思いで、来年再挑戦だなとつぶやいた。
帰りは、かねてから計画しては延ばし延ばしになっていた上水晶谷右岸尾根を、鈴鹿の上高地目指して下った。
下るにつれ次第に濃くなっていく新緑に季節の移ろいを感じると共に、鈴鹿の一番いい時期にこうして彷徨い歩ける幸せを感じた。
芽吹き始めたばかりの鈴鹿の上高地は静かだった。
初夏というにはまだ少し早く春色がそこかしこに残っているような鈴鹿の上高地だった。
誰もいないのが勿体ないと思わせる台地だった。
台地に別れを告げようとした時、少し離れた所に一張りのテントが目に入った。
帰り道の足取りが、少し軽くなったような気がした。
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