蓮華温泉周辺スキー
- GPS
- 30:15
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 1,617m
- 下り
- 2,645m
コースタイム
12:00 栂池自然園ロープウェイ駅 1825m地点 発
12:50 天狗原 2200m地点
13:45 白馬乗鞍岳山頂付近着 2440m地点
14:20 乗鞍沢エントリー 2440m地点
15:30 蓮華温泉ロッジ着 1470m地点
5月6日
06:50 蓮華温泉ロッジ発 1470m地点
08:20 雪倉岳への渡渉ポイント(瀬戸川上部)着 1490m地点
※渡渉できず、雪倉岳登頂/滑降を断念
天狗の庭方面へプラン変更
10:20 天狗の庭着
10:40 2308ピーク手前着 レスト&滑走準備 2230m地点
11:20 滑走開始
12:20 蓮華温泉ロッジ 1450m地点
12:50 蓮華温泉ロッジ発(木地屋集落の車デポ地点へ)
18:15 木地屋集落の車デポ地点着 栂池へ
天候 | 5月5日 晴 5月6日 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆栂池自然園〜白馬乗鞍岳 特に危険箇所は無い。白馬乗鞍岳は面ツル斜面の為、雪崩の通り道を避けて登ろう。 ◆乗鞍沢 斜度及び地形的に雪崩の発生する可能性がアルため、エスケープゾーンの確認をしっかりすべし。 上部は快適な斜面でとても面白い。 下部は、この時期は沢が出てくるので最新の注意が必要。穴に落ちるとまず助からないだろうな。この日も何カ所か穴が空いていて、その下を水が轟々と流れてた。 蓮華温泉ロッジへの林道に交わるのでそのまま林道に乗れば良いと考えるが、そう楽には行かない。 林道と沢の合流地点は橋が掛かっており、橋付近は10mくらいの崖になっているんで橋に乗り込む事は不可能。また、大分雪が無くなっており滑走終了ポイントを間違えると戻ってくるのが困難になる。 で、そのポイントだが、橋上部20m付近でスキーヤーズライト側の薮に乗り上げる。もの凄い濃い薮扱きを強いられるが、この時期はこれしかなさそう。 もっと安全サイドに倒す場合は、乗鞍沢を滑るより一本東側の振子沢を滑ると問題無く林道に合流する。 ◆瀬戸川の渡渉ポイント(夏道) 結果的に渡れなかったが、後になって、積雪期は此処は渡渉できないと判明・・・。 本来は、1400m付近で渡渉するようだ。。。 ◆雪倉岳への登り&滑り プラン変更の為、分からず... この時期は岩が出てたりと、尾根直登はなんだか難しそう。 3月末〜4月中くらいに狙うのがベストかな。 ◆天狗の庭方面への登り 天狗の庭に繋がる尾根は、全てが急斜面なので、ずり落ちると結構危険。 この時期は雪も腐っており急斜面の登りはシール、スノーシューともに難儀極まりない。 ◆天狗の庭から蓮華温泉ロッジへの滑走。 幾つものシュートがあるが、実はこれの殆どがこの時期繋がっていない。 天狗の庭からカッコいいシュートを滑りたいのであれば乗鞍岳からダイレクトにエントリーする事は避けた方がよい。(シュート内の雪の状態が確認出来ないため)。 蓮華温泉からシュートがほぼ見えるので下から入念なインスペを行って登って滑るのが良い。 ◆蓮華温泉ロッジ〜ツアールート〜木地屋集落 この時期雪が無く、滑走できず ◆蓮華温泉ロッジ〜林道経由〜木地屋集落 兎に角、兎に角長い(だいたい13km程)。おまけに傾斜が殆どなく滑って行く事は不可能なので本当に疲れる。 また、この時期林道上の雪は片斜面となっており、かなりの負担がかかる。 何カ所か、落石があったが、結構危険箇所ありだった。ツボ足で歩いて足滑らせて崖にドボンッ。ってのが何カ所か危ないとことがある。 兎に角長い。早めにロッジを出る必要あり。(今回は13時前の出発だったがギリギリだった) 所用時間:5時間30分程(但し、スキーの場合は4時間弱くらいだろうか) |
感想
いよいよビッグマウンテンの時期が来た。
GWの山行といえば温泉を絡めた山奥エリア周遊スキーである。
5月5日〜6日で蓮華温泉をベースに周遊スキーし、あわよくば雪倉岳を滑っちゃおう的な企画である。
今回はスタート地点とゴールがムチャクチャ遠いため、回収用として、マイカーを木地屋集落にデポ。仲間の車に乗り込み栂池スキー場へ。
そして重大なミス!
ビーコンをマイカーに忘れ物・・・(涙×10 T-T)
取りに戻り、軽く1時間半のロス。。
相棒、スミマセン。
気を取り直して(俺が言うな)、11時過ぎにスキー場ベース出発。
12:00 自然園到着&出発
この辺りはシーズン中は良く滑ったが、今回は特に用は無い。
ヒタスラガシガシ登る。
13:40 白馬乗鞍岳山頂付近着
さあ、どこ滑ろうか?ここはやはり当初狙ってた乗鞍沢へ
上から覗いてみる。
スゲー良さそう!!!
エントリーポイントは、急なところで一瞬50度くらいであとは快適な30〜40度が続く。
ここにも最高なザラメバーンがあった!
蓮華温泉がオープンしてパウダーに恵まれたらハイシーズンにでも滑りたいな。
蓮華温泉ロッジはというと、、
最高ーーー!!
過去最高の山小屋&過去最高の温泉といえば伝わるであろうか!?!?
ロッジから歩いて15分程あるくと「仙気の湯」があり、その上部に「薬師の湯」ってのがある。ここからの見晴らしが最高なんです!本当に最高なんです!!
口で伝わらないのが残念だが、是非一度行ってみて下さい。
この日の宿泊者は、全部で8人!GWを少し外した事が功を奏した。外湯独占です!
(普段は混むんだろうな〜)
そしてロッジ、、、
最高ーーー!!
飯旨い。そこいらで採れた山菜の天ぷらあり、ハンバーグ旨いのキノコのみそ汁旨いのって。。
そして内風呂!湯の花浮きまくり〜そして山小屋なのにシャンプー/ソープあるじゃん!!!
確かにここは山小屋というよりはギリギリ旅館って位置づけだからかな。
でもここはこの時期林道は開通しておらず、スキーでしかこれないのでひっそりとしてる。
雪倉岳に沈む夕日に黄昏れながら、、、
就寝ZZZ
5月6日は、雪倉岳を目指す事に。
しかし、これが甘かった(チッ)。
瀬戸川の渡渉ポイントを入念にチェックするのを怠った。
夏道の渡渉ポイントを使えると考え、取り付いたが、雪解け水が轟々と。。。(汗)
後から聞いたら、さらに100M程下の1400M地点付近で渡るらしい。。。
おまけに雪倉岳への取り付き地点まで意外と時間を食う。雪倉岳への登りの標高は1200m弱くらいなので4時間〜5時間見ていたが、もっとかかる。この日7時出発したが、これでは遅過ぎだね。。反省。
気を取り直して天狗の庭方面へ登り返し。
雪が腐ったこの時期に急斜面を登るのはとても難儀。。
滑ったらとまらん斜度だった。
そして、天狗の庭着。
スゲーー景色良い!!
最高!そして誰もおらん。
2308ピーク手前から蓮華温泉ロッジに向かって何本かあるシュートを滑ろうとするが、、、下からシュートを正確に確認することを怠り、安全サイドに倒して安全な斜面を滑る。
ここもメチャメチャ気持ち良い。
下から振り返ると、、、何本かのシュートは繋がっておらず・・・。
危なかった〜
上からは見えないから、ここら辺を滑るには、下から確認して登って滑るってのが安全だね。
その他、やっぱり雪倉岳はでかかった!絶対滑りたい!
また、小蓮華の裏、、これもヤヴァイ!是非、来期はここらで滑り倒したい。
そして、帰路へ。ここからがチョー試練。。
林道13km、延々横移動。5時間。。。
クタクタになりました。。
精も根も尽き果てた山行でした♪
満足
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