丹沢の美瀑が揃う原小屋沢【榛ノ木丸(ハンノキマル)】


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 880m
- 下り
- 873m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
魚止橋手前 復路 18:10魚止橋-別所の湯-平塚市内(夕食)-厚木IC-流山IC-23:00千葉県 ガス代360k÷9k=40k×130円=5,200円 高速代5,140円 計10,340円 4,000円補充 残高45,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
原小屋沢(1級) 雷滝、バケモノ滝、ガータゴヤの滝は巻いた。 原小屋沢については、ガイドブックおよびkamogせんせのレコを参照した方が詳しいと思います。 今回、ほとんどの滝を巻きました。 持参した30mクライミングロープは不使用。1ヶ所補助ロープを使用。 詰めは枝沢が無数に入り現在地の把握が難しくなります。 ちゃんと詰めればほとんど高低差なく原小屋平に出ます。 下山に使った榛ノ木丸の尾根は、榛ノ木丸から下は踏み跡不明瞭です。 テープはあるが信用できない。 特に新しいピンクテープは森林の植生調査か林業関係のものと思われ尾根を外れる。地形図に沿ったテープを選ぶ。 979mより下は急降下で足元悪くバランス力が必要。 今回ヒル害は全くなし。 前回のkaitoさんの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-548920.html 詳しいことはkamog講師の沢講習の記録を参照ください。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-436537.html |
その他周辺情報 | 別所の湯:3時間700円 食事は19:00まで 地産地象のメニューがおいしそうだった。 |
写真
装備
個人装備 |
靴 メタ:モンベルアクアグリッパー(ラバー)<br /> かいとさんとひこさん フェルト
|
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共同装備 |
助けロープ
10mm 30m
|
感想
またまた、来てしまいました。
去年のkamog先生の講習から、これで3回目の原小屋沢になります。
何回きてもあきることのない沢ですね。
見ごたえ十分の雷滝やガータゴーヤノ滝。
小川の中のハイキングのような上流部。
癒やされますね。
以前から行きたがっていたmetaさん。沢が二度目のhikoさんにも、十分たのしんで頂けたと思います。たぶん?
丹沢の沢としては、流程が長く以外と時間がかかります。
入る方はゆとりをもって臨んでください。
榛の木尾根を暗くなってから下降するのは無理です。
知識と技術は必要な沢に、安易に足を踏み入れてしまいました。kaitoさん、metaさん暖かいフォローありがとうございました。
いつか、堂々と沢やってます!って言える自分になりたいです。
丹沢の美しい滝群を持つ沢、原小屋沢。
いつか行ってみたいと思いながらタイミング合わず、同時にヒルに対する恐怖などもありなかなか足が向きませんでしたが、今回kaitoさんが計画してくれたおかげで訪問できました。この沢は厳しい登攀もなく一眼遡行もできそうなので一眼レフをもっていけました。
以前 レコ友のISさんやNAVEさんのレコで雷滝、バケモノ滝、ガータゴヤの滝の美しさを知りそれを目にすることを楽しみにしておりました。
ただ一つ、いや二つ残念だったのは早戸川の大滝を見なかったこと、三脚も持っていかなかったことが心残りとなっています。
次は持って行ってぜひゆっくり写真に収めてみたいと思います。
ここの沢は、登攀要素がほとんどなく巻きばかりですが丹沢の沢の中では開放的で沢旅としても長く楽しめると思います。
もちろん、沢登りですので知識と技術は必要なので沢経験のない方が安易に踏み入れることはお勧めできません。
【原小屋平】
ISさんにいただいた「丹沢今昔」の中に原小屋平には山小屋があったようで帰ってその記述を読んだ。姫次ではなくなぜそこにできたのかそれは水がとりやすかったからのようで今も残っていたら縦走する人いとってはとても助けになっただろうなとおもった。ちなみに国体の際に有志により建設された山小屋はとてもメルヘンな雰囲気を持っていた。残念なことに昭和56年頃取り壊されてしまった。
今回遡行した際、原小屋沢の源頭部に小屋跡地をみかけた。そんな跡があったように思う。御存じの方教えてください。
↓↓↓
【造林小屋について】
ある方から教えていただいた情報によると
古いガイドブック「丹沢」は昭和39年刊ですが、遡行図に造林小屋があります。本文には「右手に造林小屋が。これは右岸にあったものを最近になって左岸に・・・」とあります。左岸に立派な整地とブロック積みの跡がありました。当時、原小屋沢にはちゃんと鎖がかかっていたらしいです。今でも一部残っているのが当時の名残でしょうか。
と教えていただきました。
とても興味深い情報をありがとうございました。
【下山】
下山路として使った、榛の木丸からの尾根は地図読みの練習にぴったりでした。コンパスを頼りに歩くのにはよい尾根だと思います。
その際に自分としても地図読みがまだまだであることを再認識できました。もっと立体的に読みとらないといけないことがわかりました。
榛の木丸の尾根は植林の方以外に山頂のプレートを設置している団体による赤布もありました。赤布自体はそんなにたくさんなくつつしみあるものだったように記憶しています。
下山時にシオヤシロが少しですが咲いており幻想的にガスった中に白い花が綺麗でした。
気づけば丹沢の沢3連ちゃん。
次はどこに行こうかなと思いつつ、雪解けが早く進み上越やその他のエリアにも行ってみたいと思うのでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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なぁ〜んだ、あの車どこかで見た車だと思ったら・・・
朝駐車してあって私が降りてきたときもまだあったから
原小屋か榛の木丸かなぁと思っていました。
こちらも楽な太礼ノ沢でした。
記録を見てびっくりしてました。
取り付きあたりまで同じところを歩いていたのですね!
去年の釜ノ沢の時も驚きましたが、奇しくもその時と同じ先生の生徒3人が同じところ歩いているとは!
すごくご縁があるようで。
また、講習でお世話になるつもりです。その時はよろしくお願いします。
メタさん、kaitoさん, hikosirouさん、こんばんは
沢登り未経験の僕ですが、写真を拝見して本当に楽しそうだ!!!とワクワクしてしまいました
姫次に向かう沢にこれだけ多くの美瀑があるのですね
メタさん、自己紹介の写真変わりましたね
kaiさん コメントありがとうございます。
1級程度の沢でしたら、kaiさんの身体能力や技術・知識だと問題ないのだと思いますが、感覚的な慣れもあるのでどなたとか何回か行かれることをお勧めいたします。
ところで「聖会」のみなさんとかすごい沢登りされそうですよね
今回の原小屋沢はまた行ってみたいと思っています。沢登りというよりは沢歩きに近い感じだと思います。
プロフの写真は夏の沢バージョン編:「上越の名渓ナルミズ沢の源頭部です」
白髪門から巻幡山への縦走路の途中にいきあたるエリアです。
ここもおすすめですよ!!
こんばんは。
帰って記録をみているとお隣の沢にいらっしゃったようで驚きました。
太礼ノ沢はじめて拝見しました。また機会があったら訪れさせていただこうと思います。
とうとう自分ハンマー買ってしまいました。ヤフオクですが、CASSINのハンマーです。早く使ってみたいです
早戸川水系のメジャー沢で難易度順に易しい方から並べると
瀬戸ノ沢(1級)
太礼ノ沢(1級)
伝道沢(1級上)
原小屋沢(1級上)
本間沢(1級上)
鳥屋鐘沢(1級上〜2級下)
カサギ沢(2級下)
円山木沢(2級)
ってところでしょうかね。
ちなみに遡行グレードは私の体感印象です。
ご参考までに。
バイルはハーケン打ちなどネイルするほかいろいろな使い方がありますけど
まずはしっかりハーケン打ち実践してみてください。
でも極力、回収してくださいね。
今は残置の時代ではないので。
kamogせんせーありがとうございます。
早戸川でこれだけぱっと上がるもんなんですね。ありがとうございました。
ただこれからはオヒル様が出現されるので西側に逃げたいと思ってます。
ハーケンはみなさんの邪魔にならないところで練習してみたいと思います。
学生の時に土方のバイトで型枠ハンマー振り回してましたので(笑)
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