今年最後の天狗岳

2023年12月23日(土) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 9.4km
• 登り: 892m
• 下り: 879m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:21
• 休憩: 1:24
• 合計: 7:45

距離 9.4km 登り 892m 下り 894m

6:56 天狗岳登山口駐車場
6:59 唐沢鉱泉
7:56 8:04 唐沢鉱泉分岐
8:55 8:59 第一展望台
9:46 9:47 第二展望台
10:31 10:44 天狗岳
11:01 11:11 東天狗岳
11:13 11:20 天狗の鼻
11:25 11:28 天狗岳分岐
12:12 中山峠
12:17 12:53 黒百合ヒュッテ
13:30 13:32 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
14:39 唐沢鉱泉
14:41 ゴール地点

　今回の行程は、唐沢鉱泉をスタートして第一展望台、第二展望台を経て西天狗岳、東天狗岳に登頂し、下山は、中山峠を経由して黒百合ヒュッテに行き、ヒュッテでランチを食べた後、唐沢鉱泉に戻るコースとしました。

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
　三井の森の別荘地を過ぎるとダート道となり、夏沢鉱泉との分岐が出てくるので、分岐を直進し、約3.5キロほど進むと唐沢鉱泉に到着です。
　なお、唐沢鉱泉までの道はダートとなりますが大変綺麗に整備されています。

【駐車場】
　天狗岳登山口駐車場（唐沢鉱泉駐車場）無料
　約30台程度止めることが出来ます。
　今回は6時半頃に到着しましたが、駐車場は余裕がありました。
　下山時は、路肩に10台程度駐車されていました。

【トイレ】
　駐車場横にバイオトイレが設置されていますが冬季閉鎖中。
　その奥に仮設トイレも使用中止となっていました。
　登山道の途中では、黒百合ヒュッテにトイレがあります。（200円）

コース状況／危険箇所等

◆唐沢鉱泉〜西尾根分岐
　唐沢鉱泉前の橋を渡ってすぐに急傾斜の登山道を登ります。
　西尾根分岐まで基本的に展望はありません、斜度のキツイ樹林帯の中を淡々と登ってきます。
　雪は昨日積もった感じでパウダースノーです。
　雪の下の石は凍っているので、チェーンスパイクを履いた方が安全にあるけると思います。

◆西尾根分岐〜第一展望台
　斜度のキツイ樹林帯は同じですが、木の根の階段や大きな岩が出てくると第一展望台手前となり、この辺りから多少展望が開けてきて、第一展望台に到着すると一気に展望が開けます。
　第一展望台までは雪の量はそこまででなく、石や木の根が見える状況です。
　第一展望台は風が強かった〜です。展望もありませんでした。
　
◆第一展望台〜第二展望台
　第一展望台を出発するとシャクナゲやハイマツの小道を抜けてすぐに樹林帯に戻ります。
　この辺りから徐々に雪の量が増えてきましたが、まだまだ雪の量がすくないので、木の根や岩が露出している箇所が多いです。
　第二展望台手前になると雪は多くなりますが、まだ夏道を通って行けます。
　
◆第二展望台〜西天狗岳
　第二展望台を出発すると鞍部まで急傾斜の坂道を一気に下ります。
　雪がそれなりに積もっているので、チェーンスパイクでは心許ないです。
　そのため、直下の岩場手前でチェーンスパイクからアイゼンに履き替えました。
　直下の岩場は夏道と冬道のミックスな感じでした、右側に直登ルートが出来ていましたが雪が少ないので、今回は頑張って夏道を登りました。
　ここの風もかなり強かったです。

◆西天狗岳山頂
　西天狗岳の山頂は広いため、休憩や食事はゆっくりを取ることが出来ますが、冬は気温も低く、風も強いためなかなかゆっくりは出来ません。
　今回、展望はありませんでしたが風はそこまでなく快適でした。

◆西天狗岳〜東天狗岳
　西天狗岳からは鞍部までも雪が少ないため、ガレ場とのミックスです。
　中途半端な状況なので大変歩きずらく、東天狗岳までその状況が続きました。

◆東天狗岳山頂
　東天狗岳の山頂は少し狭く、休憩等は取れますが少し忙しい感じがします。
　今回は展望も無く、風も大変強いので記念写真を撮ってすぐに出発です。

◆東天狗岳〜中山峠〜黒百合ヒュッテ
　東天狗岳を出発するとすぐに急傾斜の下りとなります。
　結構な斜度があり、道も狭くなっていますので滑落に気をつけましょう。
　天狗の奥庭、中山峠分岐までは、細いトラバースとなりますので、下に降りすぎないように気をつけましょう。
　分岐を過ぎて中山峠方向に進むと、急斜面の下りが出てきます。
　ある程度下ると樹林帯で高度感がありません。
　その後は樹林帯に入り、開けた所に出ればもうすぐ中山峠です。
　中山峠から黒百合ヒュッテは5分程度で到着します。
　樹林帯に入るまでは大変風が強かったです。

◆黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉分岐
　黒百合ヒュッテからの下りは、沢沿いの樹林帯で大きな岩がごろごろしている沢道を下って行く感じとなります。
　今回は雪の量が少なくまだ岩が結構見えている状況でした。
　凍っているので所々滑りますので慎重に下りましょう。
　黒百合ヒュッテからの下りはチェーンスパイクに履き替えました。
　
◆唐沢鉱泉分岐〜唐沢鉱泉
　唐沢鉱泉分岐からは沢沿いを外れ、中ぐらいの岩が点在する樹林帯を下っていきます。
　特段危険箇所等はありません。

その他周辺情報

【日帰温泉】今回は日帰り温泉に入っていません。
　唐沢鉱泉
　〒391-0213　長野県茅野市豊平4733-1
　TEL：[phone]
　URL：http://www.karasawakousen.com/
　日帰り入浴　990円/人
　営業時間：10:00〜15:30（日帰り入浴）

写真

12/23 6:55

駐車場は7時でもまだ余裕がありました。

12/23 6:58

出発します。

12/23 6:58

夏用トイレは冬季閉鎖

12/23 6:58

簡易トイレは故障中でした。

12/23 7:01

西尾根目指して出発です。

12/23 7:03

昨日の雪でそれなりに雪が着いています。

12/23 7:32

全体的に雪は少ないです。
岩が凍っているのでチェーンスパイク等を装着しましょう。

12/23 7:56

積もったばかりの雪でさらさらです。

12/23 8:00

西尾根分岐に到着です。

12/23 8:05

ここから先の登山道も雪が少なめ

12/23 8:32

木の根等が滑ります。

12/23 8:49

ほぼほぼ夏道状態です。

12/23 8:52

ここを登れば展望が・・・

12/23 8:53

真っ白でした。
風も強いです。

12/23 8:57

第一展望台に到着

12/23 9:02

第二展望台を目指します。
岩場が滑りますので注意して下さい。

12/23 9:16

少しずつ雪の量が増えてきます。

12/23 9:16

一瞬の青空

12/23 9:45

西天狗岳が顔を出してくれました。

12/23 9:45

このまま晴れてくれば良かったのに

12/23 9:47

第二展望台に到着です。

12/23 9:51

光が差し込み幻想的です。

12/23 10:07

山頂直下の岩場に来ました。

12/23 10:11

風の強い中、夏道を探して上ります。

12/23 10:18

目印が無いので、夏道のイメージで登ります。

12/23 10:31

この時の気温が-13.6度
体感は-20度以下です。

12/23 10:38

山頂に到着お疲れ様。

12/23 10:38

山頂で記念撮影です。

12/23 10:38

記念撮影です。

12/23 10:44

東天狗岳を目指します。
ガレ場がまだ見えています。

12/23 10:45

ここが急傾斜ですので注意しましょう。

12/23 11:02

東天狗岳までの道です。

12/23 11:06

山頂に到着
記念撮影です。

12/23 11:07

記念撮影です。

12/23 11:11

天狗の鼻です。

12/23 11:17

この辺りも雪が微妙にすくなく歩きづらい

12/23 11:20

こんな感じでした。

12/23 11:24

分岐に到着です。

12/23 11:25

中山峠を目指します。

12/23 11:33

雪はそれなりにありますが、まだまだ少ないですね。

12/23 11:34

稲子岳やにゅうがみえています。
光が当たって綺麗です。

12/23 11:35

東天狗あたりからカメラのレンズプロテクターが凍っています。全体的にファンシーなのはその為です。

12/23 11:44

中山峠に向かう岩場です。

12/23 11:56

樹林帯に入ります。

12/23 11:59

どうにか、西、東天狗岳が見えました。

12/23 11:59

岩場を抜けます。

12/23 12:10

木にビッシリ雪が着いていました。

12/23 12:12

中山峠に到着です。

12/23 12:17

黒百合ヒュッテに到着です。

12/23 12:21

黒百合ヒュッテ前でランチを食べました。

12/23 12:55

出発します。

12/23 12:55

青空が出てきました。

12/23 13:03

唐沢鉱泉の分岐までこんな感じです。

12/23 13:26

木が良く滑ります。

12/23 13:31

分岐に到着です。

12/23 13:33

唐沢鉱泉までもこんな感じです。

12/23 13:44

そこまで雪がおおくないのでゆっくりめに下ります。

12/23 13:49

木から雪が降ってきます。

12/23 13:57

この辺りは雪が少ないので道が残っています。

12/23 14:25

ここを下るとあと少し

12/23 14:35

橋を渡ってゴールです。

12/23 14:38

唐沢鉱泉の源泉です。

12/23 14:41

駐車場の様子

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 登山地図 コンパス 笛 登山計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ツェルト ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ アイゼン ピッケル ゴーグル

感想

t-nao

　今年最後の登山として天狗岳に登ってきました。
　クリスマスの時は泊まりで入ることが多いのですが、今回は日帰りで登山をして、下山後、諏訪湖周辺で宿泊して、次の日はワカサギ釣りとなりました。

　天気は回復する予報だったのですが、残念ながら天候に恵まれませんでした。
　第一、第二展望台や山頂からの展望はなしだったので、風と温度で冬山を堪能してきました。
　やはり、マイナス10度以下で風が吹くと冬山って感じがします。

　今回は、駐車場から西天狗直下の岩場まではチェーンスパイクで、岩場から山頂、黒百合ヒュッテまで12本アイゼン、その後、黒百合ヒュッテからの下りはチェーンスパイクで歩きました。

　天候には恵まれませんでしたが、楽しい雪遊びが出来ました。

　ちなみに、次の日のワカサギ釣りは650匹程度とちょっと少なめでした〜。