剱岳 早月尾根 残雪期 日帰り

2015年05月10日(日) [日帰り]

• GPS: 11:58
• 距離: 15.2km
• 登り: 2,328m
• 下り: 2,336m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:12
• 休憩: 0:47
• 合計: 11:59

4:42 スタート地点
5:16 5:17 松尾平
8:22 8:47 早月小屋
12:08 12:09 カニのハサミ
12:14 12:23 剱岳
12:26 12:36 カニのハサミ
14:28 14:29 早月小屋
16:41 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

松尾平から急斜面以外は雪がつながっていました。
2500mくらいから　5/9　に降雪があった模様。

写真

5/10 5:16

松尾平から雪が残っていました。夏道がわからずマークもなかったので15分ほど道迷い。。GPS確認しながら何とか夏道を発見しました。

5/10 5:31

松尾平をすぎるとしばらくこんな感じ。すぐに雪がつながってきます。

5/10 5:34

お約束の立山杉。

5/10 6:21

雪がつながってくると夏道よりも楽にのぼれます。アイゼン無しでも問題ありませんでした。

5/10 7:24

マッチ箱が見えてきた。

5/10 7:24

下からガスが。。

5/10 8:17

5/10 8:21

予想より早く早月小屋に到着。

5/10 8:21

早月小屋から上の尾根筋。思ったよりも天気が悪く寒かったので、ここで1時間ほど行くかどうか迷いました。が、結局登ることに。。

5/10 9:49

先日登った毛勝三山。一瞬の晴れ間で撮影。きれいでした。

5/10 9:49

剱岳が近づいてきました。

5/10 10:29

途中から何やら鳥の足跡がたくさん。。とんでもない急斜面をあちこち歩いています。こんな標高で鳥の足跡なんてあれしかいません。。

5/10 10:29

徐々に雪と交互に急斜面の岩稜が増えてきます。岩の上をアイゼンで慎重に登っていきます。

5/10 10:48

寒いはず。。

5/10 10:48

一瞬だけ立山方面がきれいに見えました。

5/10 10:49

きのう降った雪です。

5/10 10:59

5/10 10:59

毛勝山方面

5/10 11:30

枝が凍っています。。

5/10 11:52

立山方面。

5/10 12:13

ようやく頂上に！

5/10 12:13

北方稜線。

5/10 12:13

BCボーダー1名、他3名ほどいました。天気が悪いのに。。

5/10 12:36

天気が悪いので休憩もそこそこに下山開始。夏道が雪で埋もれて鎖は一部しか使えませんでした。ダブルアイゼンで三点支持で慎重に急斜面を降りていきます。

5/10 12:38

一部鎖が顔を出していました。

5/10 14:07

2400m付近で何やら鳥のつがいの姿が。。あの足跡の！
近づいても逃げる様子がありません。。

5/10 14:07

オス、大分黒い羽毛が増えています。

5/10 14:07

メス、こちらはまだ白い羽毛が多かった。

5/10 14:07

付かず離れずの微妙な距離感。夫婦のお手本のような関係ですね。。

5/10 14:07

この後2300m付近をカラスが鳴きながら通過。オス・メスともに急に警戒の姿勢を。。しかしこんなところまでカラスがやってくるとは。。全種族が滅亡してもカラスだけは最後まで生き残りそうですね。。

5/10 14:08

最後にカップルをもう一度撮影。つがいを見たのは初めてだったのでよい記念になりました。

5/10 14:42

帰りは雪のあるところを軽快にアイゼンで下っていきます。

5/10 14:42

が、調子にのりすぎて脚をすべらせ転倒。アイゼンでスパッツに穴が（涙）

5/10 15:53

帰りは松尾平を回避して雪のつながっている白萩川に向かって緩斜面を下っていきました。

5/10 15:53

まだまだ雪が残っていて非常に快適です。。

5/10 16:16

最後、河原におりるところがよくわからず、写真のところからおりてきましたが雪がだいぶ無くなっているのでここからの取りつきはもう無理かも。。

5/10 16:42

ようやくゴール。疲れました。。

撮影機器：

Xperia A SO-04E SONY

感想

sean1

早月尾根は過去2回、雪の無い時期に登っていますが今回はじめて残雪期に日帰りに挑戦。登り、下りともに無雪期よりも楽に移動することが出来ました。特に下りは無雪期はいつも膝が痛くなっていましたが、雪のおかげで膝への負担も軽く痛みもまったく出ずにすみました。ただし全体的に雪が緩んでいるためアイゼンの掛かりも弱く、2400mから上部の急斜面は慎重に移動する必要があります。何度来ても早月尾根はやはりタフですね。またしばらくは来たくありません。。