平標山〜登り初めは踏み抜き＆ラッセル祭り〜

2024年01月14日(日) [日帰り]

• GPS: 07:38
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,060m
• 下り: 1,059m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:39
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:37

8:57 平標登山口バス停
9:01 9:06 平標登山口
10:16 10:16 平標山四合目
11:03 11:05 松手山
12:51 12:51 一ノ肩
13:28 14:07 平標山
14:31 14:32 一ノ肩
15:20 15:31 松手山
15:50 15:50 平標山四合目
16:27 16:27 平標登山口
16:32 16:32 平標登山口駐車場
16:34 ゴール地点

天候

快晴爆風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：越後湯沢8:00発バス
復路：平標登山口16:55発バス

コース状況／危険箇所等

※降雪から何日目かで全然変わるので参考まで

松手山まではしっかり踏まれたトレース有り。
急登でもあるのでアイゼンが最適。
キックが一発で埋まる柔らかい雪なので何なら登りはツボ足でも行ける状態。
松手山を越えると前日の降雪と強風の吹き溜まりでフカフカ新雪。
特に7合目以降はワカンでも膝〜股上の踏み抜き地獄。
トレースもすぐ埋まるので少しでも圧雪されているラインが分からず、ひたすらラッセル。
核心部は8合目付近の急登、雪が崩れて本当に登れない。

その他周辺情報

ウインターシーズンの週末は越後湯沢駅のぽんしゅ館が19:30まで延長営業。
お陰で風呂も日本酒もしっかり堪能できた。

写真

1/14 8:56

公共交通機関で来るとスタート9時、路駐が一杯だったけどこれでも少ない方らしい

1/14 9:03

樹林帯はトレースクッキリで歩き易いけどたまに木の枝が邪魔

1/14 9:32

4合目の鉄塔まで結構な急登

1/14 10:13

雪庇の成長もまだまだ

1/14 10:55

景色が開けた！手前左の一ノ肩への登りが核心部、右奥が平標山

1/14 11:06

素晴らしい尾根道…でもこの日はここからが地獄だ

1/14 11:15

迫る核心部、実は手前の7合目までの登りも結構キツイ

1/14 11:50

核心部に入る、あの先行者にピーク辺りで追いつくが距離が有り過ぎてほぼトレース使えず、ちなみにこの明確なトレースも下山時には強風で全部埋まって踏み抜き地獄になってた

1/14 11:50

冬の苗場山ってどうなんだろう？

1/14 12:50

ワカンでも足を取られまくって核心部に入って1時間でやっと一ノ肩到着、何気にまだ先が長い

1/14 12:50

今年は雪が少なく爆風地帯なのも有ってぜんぜんブッシュが埋まってない、それでいて新雪で足は埋まる

1/14 12:50

景色は最高だけどなぁ

1/14 13:08

爆風の稜線を行く、あとチョット

1/14 13:08

谷川主脈美しい

1/14 13:29

やっと着いた…とても仙ノ倉まで足を延ばせる状態じゃなかった

1/14 13:29

山の家方面、後から知ったけどこちらから上がってくる人はほぼスキーだったらしくトレース微妙、撤退も居たそう

1/14 13:29

群馬県境トレイル一望、でもどれが白砂山かは良く分からない

1/14 13:29

爆風下で頑張って撮ったけど苗場山小さくなっちゃった

1/14 13:30

主脈良いなぁ、冬に縦走したいけどこの日の調子じゃ3泊くらいかけちゃうかも、つかテント飛ばさない様に設営するだけで2時間くらいかかりそう

1/14 14:15

下山前にアップでもう一枚、仙ノ倉までは行きたかったわ

1/14 14:16

県境トレイル方面ももう一枚

1/14 14:16

下山時、爆風でトレースほとんど消えました

1/14 14:23

すれ違ったスキーヤーのトレースだけが薄っすら

1/14 14:55

下りも絶景ではある、キラキラ光ってるのは爆風で舞ってる雪

1/14 14:55

こんな、ちなみにこのトレースは自分のモノ、たぶん20分も有れば埋まる

1/14 15:03

下りでラッセルしたのは初めて、核心部を超えてトレース明瞭な標高まで戻ってきた

1/14 15:30

松手山を越えて絶景見納め

1/14 15:34

最後に苗場山アップ

1/14 16:10

日が落ちる、何とか暗くなる前には下りれそう

1/14 16:29

行で撮り忘れた登山口、看板や竿が有りトレースも勿論有るので初めてだけど迷わなかった

1/14 16:35

帰って来れた〜、強烈にタイムかかったわ

1/14 18:23

登山後は越後湯沢を満喫、まず風呂

1/14 18:54

お約束の利き酒

1/14 19:04

ワインも飲んでみた、結構イケる

1/14 19:11

爆弾おにぎりも初めて食す、美味い

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック バラクラバ ワカン

感想

shige_verde

新年一週目に仙丈ヶ岳地蔵尾根1泊の計画をしたが天候が怪しく中止。
そして二週目も日曜は良いものの土曜が大荒れ予報で中止。
余りにも天気に恵まれずシビレを切らして日帰りで計画したのがこの平標山。

本来は仙ノ倉山まで行きたかったが、前日の降雪と装備がワカンだった事も有りとても辿り着けるコンディションではなかった。
途中で抜いた2パーティー5人は撤退したほど。

それでも爆風を除けば天気は最高だったので登り初めとしては上々。
冬は始めて来たがやはり谷川連峰は森林限界が低く絶景で素晴らしい。
今回はその森林限界の低さが足元の悪さとして出た訳だけど(汗

次こそは仙ノ倉まで行ける様に再チャレンジしたい。
前日降雪が有ってもあと2時間あれば行けた。
前泊かレンタカーかの選択。
日帰りでの新幹線往復考えたら費用的には変わらないかも。
後はいよいよスノーシュー購入を考えるべきかな。

計画通りではなかったけどそれなりに楽しめた初登り。
今年も天気には悩まされそうだが、何とか1年で20山行はしたい。