袴腰山（↑↓ヒメサユリの小径）

2024年01月20日(土) [日帰り]

• GPS: 05:58
• 距離: 6.8km
• 登り: 509m
• 下り: 494m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 1:32
• 合計: 5:58

6:51 スタート地点
8:20 8:41 高城城跡
9:50 10:29 袴腰山
11:14 11:46 高城城跡
12:49 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

『長禅寺』下の『森町ヒメサユリの小径駐車場』に停めました。
キャパ160台と広大で、ヒメサユリのシーズンには満車もあり得ますが、今の時期はガラガラです。
現在は駐車場無料で、きれいなトイレがあり、使えます。
自販機もありますが冬季使えないようです。

コース状況／危険箇所等

駐車場から針葉樹林帯はほとんど雪がなく土の上を歩きました。
舗装された林道は2〜3cm雪があったりなかったりでしたが、もう解けてなくなっていると思います。
ヒメサユリの小径に入ると朝のうちは0〜20cm程度の積雪があり、ツボ足で気持ちよく歩けました。高城城址までは特に危険な場所はありませんが、空堀の下りは2〜3mの急な場所があるので注意です。
以降、袴腰山頂までは3回程度急な登り下りを繰り返します。雪の状態によっては滑り止めがあった方がいい場合もありそうです。気温が上がって雪が緩むと歩き難くなります。

写真

1/20 6:45

(ka)今日はここから！

どうも！カスティーナです！

(S)雪がたくさんあることを期待して来てみた！

1/20 6:52

(S)駐車場すぐ上に長禅寺があって、この境内を抜けていきます。

(ka)おじゃましまーす。

1/20 6:53

(S)ちゃんと登山口の案内があったんだねぇ。

(ka)ね、前回はちっとも気付かなかった。

1/20 6:55

(S)雪が積もるとなかなか見れない霜柱。なんかひさしぶりに見た気がする。

(ka)ついでに氷華もあればいいのに！

1/20 6:56

(S)ずいぶん秋が深まった頃まで咲いていたけど、ついに力尽きた感のあるアキノキリンソウ。

(ka)この手の咲き終わりは雪に埋もれちゃうであろう越後の国。

1/20 7:02

(S)舗装路に出ました。若干の積雪があるけど、やっぱり少ないなー。せっかくスノーシュー担いできたけど、今のところ用無しであります。

(ka)とはいえ、この積雪量は関東の民なら大喜びしてトレースをつけまくることでしょう。

1/20 7:06

(S)ここから登山道。と同時にヒメサユリの小径が始まる。

(ka)ヒメサユリ以来だー。

1/20 7:09

(S)陽が射してきて清々しい！

(ka)このね、キンと冴え渡る空気がいいよね( ´ ▽ ` )

1/20 7:14

(S)この辺りはヒメサユリの頃に大盛況ね。

(ka)観光客と登山者でごった返してたね。

1/20 7:17

(S)雪も少ないのでおとなしく遊歩道を歩くです。

(ka)「なんでロープ付いてるの？」って思ったけど、そりゃヒメ様をお守りするためなわけよね。

1/20 7:21

(S)これはきっとおさるでしょうね。

(ka)赤ちゃんのトレースかと思ったけど、そんなわけないな……(​ *´꒳`)

1/20 7:26

(S)見晴らせる第一ポイント。

(ka)以後、この手の案内板が頻繁に。

1/20 7:26

(S)守門岳ずどーん。

(ka)ひゃー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

1/20 7:26

(S)ここには祠付お地蔵さんがいらっしゃる。

(ka)特等席ですね。

1/20 7:36

(S)二の坂というところに差し掛かる。一の坂はなかった気がする。

(ka)ん？そういえばヒメ様の頃はここまでさえ到達せずに帰ったんだね。

1/20 7:38

(S)中の眺めの実力やいかに。

(ka)わくわく(* ॑꒳ ॑* )⋆*

1/20 7:38

(S)ひょー！遠くまで見えてる！あれは長岡市最高峰と言われている鋸山かな？

(ka)かも！かも？

1/20 7:41

(S)弥彦山・多宝山。鉄塔ズも見えているけど、あそこも雪が少なそうね。

(ka)こんだけ雪が少ないと逆に行きたい山に迷うわけです( ˘ω˘ )

1/20 7:45

(S)今日は午前中晴れる予報なので、早く出発しました。

(ka)お昼までに勝負を賭けるよ！

1/20 7:49

(S)こんな積雪量の道をずんどこ進んでいくと。

(ka)ツボ足は歩幅が合わないからズボって楽しい♪

1/20 7:51

(S)なにやら沢をへつるらしい。ドボンチャンス！

(ka)……越後のへつり、冗談抜きでこわいのよ(꒪⌑꒪.)‎

1/20 7:51

(S)ところが落ちると無事に済みそうもないへつりであった。

(ka)ほらね！谷が深いのよ！

1/20 7:56

(S)おひさまは弱々しい…けどきれい。

(ka)繊細なモルゲンね。

1/20 7:56

(S)次第に青空も多くなってきた。

(ka)がんばれ、おひさま！

1/20 7:58

(S)まるで残雪期も終わりかけのように見える登山道。

(ka)元旦のレコだと雪、あったのにー。

1/20 8:00

(S)こんな景色を眺めながら進むのだ(´ω｀)

(ka)実に爽快♡

1/20 8:02

(S)スノーシュー担いでんのが恥ずかしいくらいの雪ね！

(ka)なんならトレランシューズでも歩けるわ、これなら。

1/20 8:03

(S)山城には何の知識もないけど、こんなところわざわざ攻めないとならんかったの(・ω・)？
ボクならスルーするね！

(ka)ちなみに背後は完全に崖で、この写真撮るのもかなり、ギリ。

1/20 8:06

(S)雪はまだまだサクサクなコンディションで快適です。

(ka)気温は上がってきてるねー。

1/20 8:07

(S)登り下りが多いルートだなぁ。2〜3度登っているはずなのにまったく覚えていなかった。

(ka)いちいち急登なのよ。

1/20 8:08

(S)登り始めは-2℃だったから凍った枝が輝いていた。

(ka)ついでに露出してる岩も凍ってて、おっかない。

1/20 8:09

(S)おお、これで終わりなのか。でも山頂はまだけっこう先じゃないの？

(ka)何をもって終わりなのか問いたい！問い詰めたい！

1/20 8:13

(S)急登ではあるけど滑り止めが必要ってほどでもなかった。

(ka)前日までのトレースもノーアイゼンだね。

1/20 8:17

(S)青空優勢！うれしいね！

(ka)これは、いい予感しかしませんわよ。

1/20 8:18

(S)ようやく小屋のある高城城址に到着。

(ka)やったー！

1/20 8:18

(S)大好きな守門を何度も撮ってしまう。

(ka)SMセンセイのいちばん好きな山。

積雪期にちゃんと登りたいから、がんばる(๑•̀ - •́)و✧

1/20 8:19

(S)おひさまが当たるととたんに温かい。
ここで休憩とする！

(ka)よかった。夏道のCTと変わらない調子で上がってこられた！

1/20 8:20

(S)里山風景だなぁー。

(ka)例年ならもっと真っ白なんだろな。

1/20 8:20

(S)これは鋸山だと思うんですよね。角度が変わると形も変わって確信が持てないけど。

(ka)合ってると思うけど、山座同定はできないなー。

1/20 8:36

(S)ここには目立つダケカンバだかしらかばの木が真ん中に一本立っている。

(ka)これはきっと、大人気ね。

1/20 8:36

(S)青空に映える白い幹。

(ka)うっとり(ㅅˊᵕˋ*)♡

1/20 8:37

(S)いやまったくフォトジェニックな木である！

(ka)この木ばっかり4〜5枚、写真撮っちゃった。あは。

1/20 8:41

(S)みんな大好き熊看板。

(ka)もはや、冬眠もしないらしいですし。

1/20 8:43

(S)ドライフラワーがあちこちに。

(ka)ヤマノイモの実かな。

1/20 8:49

(S)左のピークが山頂のようです。

(ka)エグいアップダウンが見えるけど、見なかったことにします……

1/20 8:50

(S)やはり！終わりの坂は終わりではなかった！

(ka)なんなら、めちゃくちゃ下らされたよね？

1/20 8:52

(S)心臓を破られに登ろうじゃないか。

(ka)カスティーナの変な笑いと雄叫びがこだまする。

1/20 8:57

(S)うおーこれぞアルパイン、掴めるものは何でも掴む！

(ka)木の根っ子がいちばん滑ってこわいんだってば( ；∀；)

1/20 9:00

(S)写真じゃ伝わらないけどけっこうな急登だったぞ。

(ka)いやー、シビれるわ(*´艸`*)

1/20 9:01

(S)そして弥彦〜角田山まで見える展望ポイント。

(ka)グリーンシーズンの展望はどうなんだろ。

1/20 9:04

(S)じゃあいこっちゃおう(´ω｀)

(ka)憩わないとこの急登にいろいろ追いつかない……

1/20 9:04

(S)あの登りが待っているわけか。

(ka)いやー、いい稜線だわ、ドM的には。

1/20 9:09

(S)なにげなくまだ登りがあった。

(ka)じりじり斜度を上げてくわけよ……

1/20 9:10

(S)しかもロープがぶら下がるようなところだった！

(ka)これは等高線からはまったく予測不可。

1/20 9:10

(S)ずんどこ登ってもうすぐ小ピークみたい。

(ka)なんやかんや高城からのコルから100くらい上げられた。

1/20 9:12

(S)袴腰銀座とな。ここからも守門岳がすばらしい。

(ka)銀座とは(꒪⌓꒪)

1/20 9:15

(S)いつもと反対側から見る守門もまたよき。

(ka)真っ白でぴかびか！

1/20 9:15

(S)何かと名前の付く場所が多い登山道ね。

(ka)こーゆーので気を紛らわせないとくじけてしまうのでは。

1/20 9:16

(S)下って登って下って登って。

(ka)ほっほーい！たまらないね！

1/20 9:29

(S)いよいよアレに登るときがきた。

(ka)いよいよ「下田の名峰」にアタックするときがきたようだわ・:*+.\(( °ω° ))/.:+

1/20 9:33

(S)ここは100m弱を登らねばならない。しかし藪も薄いしなかなかナイスな道です。

(ka)ここも例年なら胸ラッセルくらいできそうな……

1/20 9:36

(S)完全にころしにきてるね。

(ka)どう見たってヤる気まんまんよね……？

1/20 9:36

(S)ツツジ系の何かだっけ？

(ka)んー、もうちょっと調査しないとだけどもヤマツツジの虫こぶみたいよ。

1/20 9:45

(S)標高は低いけど、それでもこの雪の少なさはどうなんだ。

(ka)雪は少ないけども斜度マシマシなのでカスティーナはここらで6本爪アイゼン装着。結果的にはいらなかった。

1/20 9:48

(S)そしてついにとどめをさすときがやってきた！
なんという青空だろうか！

(ka)まさかの越後厳冬期の快晴、いただきっ٩(ˊᗜˋ*)و

1/20 9:50

(S)ここまで来て初めて粟ヶ岳の全貌が見える。

(ka)やば……あれは登りたい……
何かで読んだのよ「粟ヶ岳に登れたら一人前」って。

1/20 9:50

(S)山頂にはそれなりに雪が多くて、やっと雪山らしくなった。

(ka)あちこちズボって、おもしろーいヾ(*´∀｀*)ノ♬ 

1/20 9:51

(S)風もないしじっとしていても寒くない、いい日だなぁー。

(ka)いい山だねー、袴腰！

1/20 9:52

(S)まだ時間が早いので、ここでゆっくり休憩しましょう。

(ka)おまけに、ほかにまだ上がってくる人もいないしね。

1/20 10:24

(S)気軽に三角山方面に縦走しようと思って見に来てみたら、この雪質・勾配でアイゼンなしで延々と下るのはちとツライ。

(ka)雪質の見極めはセンセイにおまかせしたけども、下山でよーく分かった。

1/20 10:25

(S)今日は16mくらいのロープしかないし、カラビナやATCもないので懸垂も不可能。こんなところで落ちるのはイヤなので、検討の結果ピストンで帰ることにしました。

(ka)ここも等高線からは想像できない斜度、というか雪壁だった。

腐りはじめの雪だったから懸垂してもこわかったかもね。
ふかふかの雪がたくさんのときにチャレンジしたいところ。

1/20 10:56

(S)まぁピストンでもそこそこおもしろい下りである(´ω｀;)

(ka)念のため装着したアイゼンはあちこち引っかかるだけで、むしろ重いばっかり……

1/20 12:02

(S)高城城址でカップめんをすすり、順調に下山中。

(ka)周回する気まんまんでいろいろ行動食も買い込んだけど、それ歩荷トレーニング……

1/20 12:23

(S)ヒメサユリポイントまで来れば一安心。

(ka)山頂直下で数名とスライドしたのみで、登りも下りもふたりじめで、静かな山だったね。

1/20 12:28

(S)途中鉄塔を見に行った。誰のトレースもなし。

(ka)ノートレースをズボズボしたかったのだー♡

1/20 12:33

(S)舗装路までくれば終わり感が色濃くなる。

(ka)さみしいな、終わっちゃう。

1/20 12:42

(S)なんか朝よりさらに雪減ったよね？

(ka)今日、かなり暖かかったもんね。

1/20 12:44

(S)雪でひっくり返ったのかな。

(ka)無事に立ってる石仏の方が少ない模様。

1/20 12:46

(S)カスティーナ博士によれば2種類の実が入り乱れているようです。

(ka)何か青い実ができる低木にヘクソカズラが巻きついてるのかな。

この青い実が何だかわかんない(๑•̆з•̆)

1/20 12:46

(S)駐車場に帰ってきた！

(ka)ただいまー！すごく楽しい山だったよ(⁎˃ᴗ˂⁎)♡⤴︎⤴︎

1/20 13:21

(S)その後は車で数分のこんなところに来てみました。

(ka)白鳥の郷公苑。

1/20 13:21

(S)カモとか数種類の水鳥。

(ka)公式サイトによればなかなかゴージャスなんだけど( ˙꒳​˙ )

1/20 13:21

(S)ハクチョウさんもいらっしゃる。

(ka)サイトの写真と比較するとアレだけど至近距離で観察できる！

1/20 13:25

(S)おねむのようです。

(ka)フラミンゴみたいなネンネ姿.°ʚ(*´˘`*)ɞ°.

1/20 13:25

(S)ここからも堂々たる粟ヶ岳が見えた。

(ka)左端が今日歩いた袴腰山かな？

とっても満足だったのです！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

SM100C

行きたい山、やりたいことが多過ぎてまったく困っている。

雪が降れば雪山に行きたいし、福寿草が咲いたと聞けば関東にも行ってみたいし、そろそろアルパイン的なところにも行ってみたい。
行ったことのない山域にも魅力を感じるし、何度でも登りたい山も多い。

とにかく山の愉しみは無限大で、どこに行くにしても高揚感がある。
きっと山に登れなくなるまでこの感じは続くのだろう。

惑うことなく、自分のやりたい山をやり続けていきたいものです。

kastin52

雪と一口に言っても、いろんな雪があることが分かってきた。

新雪。圧雪。パウダー。ぐさぐさ。かりかり。かちかち。クラスト。モナカ。腐った雪。

雪の種類によって装備も歩き方も変えなくちゃいけなくて、場合によってはルートもその場で検討する。

雪の下に何があるのかを探りながら歩いたり、夏道とはまるで様子が変わる道があったり。

薄くトレースが残っていることもあれば、アニマルトレースに従うこともあるし、まっさらの雪原を縦横無尽に転げまわることだってできる。

景色だって、そうだ。
落葉した冬山は、夏に比べたらとんでもなく見通せるけども、ヤブはおろか灌木さえ埋め尽くす豪雪の雪山はたかが数百mの低山でさえ、どこかのアルプスみたいな絶景になったりするわけだ。

そんな雪山をじっくりゆっくり、味わっている。

山を始めたあの頃のときめきの再来だ。

出発の朝の胸の高鳴りがとなりで歩く人に聞こえてしまいそうで、それがちょっとくすぐったい。

コメント

yamaonse

おふたりさま、こんばんは！ヒメサユリの頃には何度も足を運んだ袴腰山、冬場はこんな感じなんですね。雪がなくても稜線は細いし、へつりのところなんかは片側が切れてるから雪がついていると怖そう。いいゆらていの方に降りるところは逆オーバーハングみたいでさらに怖そうですね。それでも今の時期の眺望はすっきりしてていいもの。身近な山もアルパインに変わるニイガタはすごいけど、ほっこりしたくなったら三国峠越えて花見にでも来てくださいね。弥彦あたりのオーレン三昧レコもよろしくです（＾＾）

SM100C

yamaonseさんこんにちは！
ここ何度か歩いたことがあるんですが、まったく記憶に残っていなくて予想以上に疲れました(´ω｀;)
今度行くときはもっと雪が増えて下り易くなってから周回してみようかと思います。
そういえば昨年末からオーレン咲いているみたいなんですよね。今ならまだ見れそうですが、今日から最強寒波とか騒いでいるので、埋まってしまいそうです。週末どうなっているか…そちらに花見も行きたいし、それもこの寒波で果たして三国峠越えられるのか…いろいろと不確定要素が多過ぎて悩みのタネです(´ω｀;)

kastin52

やまおんせさん、まいどです♡
袴腰、初登頂したけどいい山だったー。
飯能アルプスをうろうろしていたわたしには懐かしいジェットコースターロードで、わーきゃー大騒ぎしながら歩くにはもってこい！

この界隈、ヤマビルも出ないわけではなさそうなので実は積雪期が最高の適期なのでは？と思います。

ウワサのオーレン狂い咲き、雪景色の中を激写できたらいいなあ、などと妄想していますよ。ふふ。