ニセイカウシュッペ山【茅刈別林道から】


- GPS
- 11:17
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,424m
コースタイム
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:17
天候 | くもり / 朝は小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2016年に茅刈別林道からニセイカウシュッペ山に登ろうとしたときは寒さと深い雪で途中撤退となってしまった。その後また登ろうと思っていたのに辛かった記憶が残っていてずっと放置していた。あらめて記録を読み直すと何故あんな日に登りに行ったのか自分でも分からない。あれから8年も経った。このまま放置しておきたくないと思ったのだ。
朝の気温はマイナス18℃とそこそこ寒かった。まずは茅刈別林道をひたすら奥へと進んでいく。ラッセルも浅くてスイスイ進むことが出来た。日が昇ると寒さも和らぐ。動いていると丁度いい感じだった。尾根取り付きの渡渉ポイントで少しウロウロ。何とかギリギリ渡ることが出来た。広い尾根に上がったら緩い斜面をひたすら登る。天気も時々小雪が舞う程度で前回と違い快適な登りだった。
標高1400mを越えると樹林を抜ける。標高1574mの小ピークまで登ると巨大な雪庇の尾根となる。ハイマツのデコボコで歩きにくかった。標高1600mぐらいからはガスの中に入る。真っ白だけど微妙に進む方向は見えた。標高1700m辺りからは細い急斜面の尾根となる。雪はそんなに固くないしハイマツが抵抗になってスリップしない。スキーのままでも案外登れた。
標高1800m辺りでどう頑張ってもスキーでは登れなくなる。ハイマツの窪みでどうにかアイゼンに履き替える。真っ白で同じ場所に戻ってくる自信が無かったためスキーは背負った。その後はトボトボ歩いて山頂まで。寒いし何も見えないしで写真を一枚写したらスキーを背負ったまま登って来た尾根を戻った。
標高1700mまで下りたところでアイゼンからスキーに履き替える。シールを付けたまま標高1574mの小ピークまで戻る。この頃から急速に晴れてくる。遠くの山々も見えて素晴らしい景色だった。まさに絶景。あと1時間早く晴れてくれれば…。
標高1574mの小ピークでシールを外して滑り出す。広い尾根は疎林でヤブも無く快適な滑り。前回は雪が深すぎて全く滑らなかったようだけど今日は浅すぎず深すぎずの雪で楽しい滑りだった。
林道合流地点で沢の渡渉中にスノーブリッジが崩壊し川に落ちてしまう。そこそこ深くてブーツに浸水。靴下を濡らしてしまった…。スキーとブーツに付いた雪は一瞬で氷の塊となる。スキーは氷を剥いでどうにか滑れるまでに回復させたがブーツはバックル部分が一部ガチガチに凍ってしまいどうしても動かせなかった。仕方がないのでバックルは締めたままで林道を戻った。歩きにくかった…。
距離は長いが色々変化に富んでいて結構楽しかった。天気の良い日を狙ってまた登ろう。
【過去の山行記録】
ニセイカウシュッペ山(1430m地点まで)【茅刈別林道から】 2016年01月25日(月)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-803084.html
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