記録ID: 6413109
全員に公開
ハイキング
京都・北摂
鬼谷橋尾根から箕ノ裏ヶ岳、参道から廃墟いろは明神、瓢箪崩山 京都北山 岩倉 静原稲荷神社
2024年01月29日(月) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:45
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:46
10:23
8分
長谷別れバス停 京都市左京区
10:31
10:31
20分
岩倉中町バス停 ファミマ
10:51
10:51
6分
権土池
10:57
10:57
10分
佛大グラウンド(佛大岩倉キャンパス)前
11:07
11:07
15分
繁見峠
11:22
11:27
45分
鬼谷橋バス停
12:12
12:12
11分
岩のあるP約382
12:28
12:28
12分
=救助標識17
12:40
12:40
23分
P326.4
13:03
13:03
19分
静原の里・獣除けフェンスのゲート
13:22
13:22
2分
静原の里・稲荷橋南詰
13:24
13:26
6分
いろは明神参道入口
13:32
13:37
19分
静原稲荷神社いろは明神(廃墟)
13:56
13:56
10分
三角点五郎谷
14:06
14:06
86分
救助標識14
15:32
15:32
12分
P476
16:03
16:03
4分
=救助標識5
16:07
16:07
7分
分岐(→寒谷峠←八瀬分岐へ巻道↑八瀬分岐へ尾根道)
16:14
16:14
19分
=八瀬分岐
16:33
16:33
14分
分岐
16:47
16:47
7分
分岐(→長谷八幡宮)
16:54
16:58
2分
出口調査でロスタイム
17:00
17:00
9分
下山地点 西願寺南側 岩倉長谷町
17:09
長谷別れバス停 京都市左京区
天候 | 曇り 風強し午後から風やや強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
京都バス 長谷別れ(岩倉村松行、岩倉実相院行、および長谷八幡宮経由岩倉村松行が停車。ただし、十王堂橋を経由する岩倉実相院路線は通りません) *均一料金区間内(全系統の全区間) *四条河原町-三条京阪-河原町三条から昼間15分ヘッド *京都市営地下鉄烏丸線国際会館駅前から毎時数本 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鬼谷橋バス停からのスタートで良かったのだが、そこを通るバスが少ないので岩倉から繁見峠を超えてスタート地点へ行った。 箕ノ裏ヶ岳へは、静原の砕石場前・鬼谷大橋北詰から繁見坂を通らない尾根ルートで。 廃墟になって半世紀。けなげに持ちこたえている静原稲荷神社「いろは明神」に参拝。まさかかっての参道が通行可能とは! 京都北山 (岩倉外周) 長谷別れBS→岩倉中町BS→繁見坂→市道静市4号線起点→鬼谷橋BS→市道起点→北側尾根→岩倉一周トレイル区間(岩のあるP約382 →箕ノ裏ヶ岳→鞍部317.9m)→P325.4→静原藤ケ森橋東方獣除けフェンスのゲート(しずはうす裏)→稲荷橋→いろは明神→岩倉一周トレイル区間(救助標識14→寒谷峠→瓢箪崩山→救助標識2)→長谷八幡宮東方尾根→西願寺南側→長谷別れBS (BSはバス停です) 【おおよその所要時間】 長谷別れBS→繁見坂→市道静市4号線起点ゲート 55分 静市4号線ゲート→箕ノ裏ヶ岳→静原・獣除け柵ゲート90分 (市道静市4号線ゲート→箕ノ裏ヶ岳 55分) (箕ノ裏ヶ岳→静原・獣除け柵ゲート 35分) 静原・稲荷橋→いろは明神→瓢箪崩山→長谷別れBS 205分 (静原→いろは明神→寒谷峠→崩山 145分) (瓢箪崩山→西願寺南側→BS 60分) 1. 長谷別れBS→繁見坂→鬼谷橋 状態良。問題箇所なし。 2. 鬼谷橋→P約382付近 ほぼ良。坂がきつい所は落葉に注意。危険箇所なし。今回の登りは問題ないが、下りは尾根分岐に注意。 3. 岩倉一周トレイル(P約382付近→箕ノ裏ヶ岳→TP317.9) ほぼ良。急坂あり、相応の注意。 4. 鞍部TP317.9→P325.4→静原の里(しずはうす東方) ほぼ良。急坂(そこは落葉が少ない)あり、相応の注意。⚠獣除けフェンスの出口ゲートは1箇所のみ。写真の説明参照。 5. 静原の里→いろは明神→救助標識14 ほぼ良。危険箇所なし。やや急坂あり、相応の注意。⚠いろは明神参道入口はルート図と写真説明の両方参照。 6. 岩倉一周トレイル(救助標識14→瓢箪崩山→救助標識2先) ほぼ良。急坂あり、相応の注意。ルート逸脱やや注意。 7. 救助標識2先→西願寺南側→長谷別れBS ほぼ良。急坂を通ったが、通らない事も可能、写真説明に記載。 【詳細】 1. 長谷別れBS→繁見坂→鬼谷橋 佛大グラウンドから繫見谷を上る林道繫見線。林道の分岐で、左の車止めのゲートのある林道繁見支線へ入る。繁見峠までは山行者の通行の多い林道。 繁見峠(救助標識18)で岩倉一周トレイルと交差し、直進して市道静市4号線に入る(繁見峠が終点)。行先を「静原口採石場」と表記した古い道標があったと記憶しているが、今日発見した朽ちかけた道標には「静原口」とだけ書いてあった。 市道は京都府道40号線に出合って終る(こちらが起点)が、ここは市道がフェンスの南京錠をかけたゲートで閉じてある。しかし、右手(山裾側)に少し入った所から府道40号線に出られる。 蛇足:南京錠をかけたゲートの南側に錠のかかっていないゲートあり。こちらが市道の分のゲートかも知れないが、草木が茂っていて利用し難い。 府道を左手(南)に行けば、鬼谷大橋(おにだにおおはし)を渡った南側に、京都バスの鬼谷橋(おにたにばし)BSがある。北大路駅・北大路バスターミナル・市原などから路線があり、ここからの登山には使えるが、便数が少ないのでここに下山した場合は、運に恵まれた人しかバスを利用できない。その場合、府道を市原BSまで歩くか、繁見坂を通って岩倉村松BSに出る。(市原もバスの均一運賃区間内です。) 蛇足:この付近の府道40号線は、現行の新道のほかに旧道もあり、市道静市4号線は正確には旧道が起点の様だ。 2. 鬼谷橋→P約382付近 鬼谷橋・静原口採石場の北側、市道のフェンスのゲートの左(北側)から山裾に入り、そのまま左側の尾根に上る。後は尾根を登るだけ。 登りの場合は迷う様な分岐はない。 下りの場合は標高363mあたりに分岐があり、左を取る。左(南側)が主尾根だと思うが、分岐地点では右(北側)の方がなだらかに見えるかも知れないので、下りは注意。(登りは心配無い。)分岐地点は地図上は明らかだが、目印になるような物が見当らないので、わたしならGPSが必須になる。まあ、間違ったらじきに気付いて戻ると思うが。 以前からのマーキングが2〜3種類あるが、なぜか中程にだけある。分岐地点や他の区間にはなかったので、今回わたしが付けた。 京都市の地図にある377.3mの標高点付近で岩倉一周トレイルに出合う。出合付近にGPS(ヤマレコアプリ)で約382mの小ピークがあるが、標高点は小ピークではなく、少し西側だ。分岐も小ピークの少し西側だと思うがTP約380mだろうか。 表道(岩倉一周トレイル)の今日のルート側に倒木や岩があり、分岐地点は不明確。表道を歩いても最近まで気付かなかった。 3. 岩倉一周トレイル(P約382付近→箕ノ裏ヶ岳→TP317.9) このトレイル区間はルートも判り易く歩き易い。 2月3日追記:但し、箕ノ裏ヶ岳からの下りに急傾斜区間があり、虎ロープが設置されている。急傾斜と言っても多少木を掴めば虎ロープは不要な程度。箕ノ裏ヶ岳には救助標識17がある。 4. 鞍部TP317.9→P325.4→静原の里(しずはうす東方) これは[箕ノ裏ヶ岳↔静原の里]の近道ルート。 鞍部TP317.9で岩倉一周トレイルルートと別れて、地理院地図のルートに入るとすぐ、P325.4がある。ここから尾根を一直線で下る。その尾根道の上の方は坂がややきついが、その部分は落ち葉が少ない。木を掴まなくても歩くことは可能だが、木を掴んで歩くことを前提にすればかなり歩き易い方だ。 里に出る所の獣除けフェンスの適当な出口ゲートは1箇所のみ。写真に説明を書いた。 しずはうすと言うのは老人保健施設で、母のショートステイ先がそこだった時は、わたしは坂原峠越の道を歩いて通っていた。バスが少ないので叡山電鉄とバスを乗継ぐより、実質的には歩く方が速いのだった。 これからは公共交通が少なくなるので、再び山歩きが重要な移動手段になるのだろう。 5. 静原の里→いろは明神→救助標識14 市道静市2号線は静原橋付近に起点があり、坂原峠の静原の墓の前が終点になっている。これは知られているが、昨日京都市の認定路線網図提供システムを見ていて、里の部分のルートが普通歩いている舗装道路とやや異なっている事に気付いた。13:05の写真の後に認定路線網図から引用した画像を入れたので参照されたい。市道のいつも渡っている橋が「稲荷橋」という名前である事も分かった。稲荷橋南詰東手の小屋の東に、山裾の水路に小橋があり、静原稲荷神社いろは明神参道はそこから小屋の裏手を通って登って行く事が分かった(画像参照)。付近の山裾は獣除けフェンスに取り囲まれていて、参道が実際に通れるとは期待していなかったのだが、以上のことを記憶には止めていた。そして、うろついた。すると、獣除けフェンスにはゲートがあり、その先には参道があった。 その後は、いろは明神の社殿右側から尾根道を登ると、表道に合流して四等三角点五郎谷から救助標識14に至る。初めの方は坂がきついが問題個所はなく、尾根を上るだけでルートも判り易い。 現在のいろは明神の社殿は1935年頃に大工中大路松之助氏が新築した。1983年の西村昭次氏の著書に「瓦がずり落ち屋根に穴が・・・」とある。それから40年たっているが、屋根や壁が一部無くなっても、傾かずに持ちこたえている。いまだに白木は美しく、わびしくも、神々しくも見える。どうにか復興できないものだろうか・・・ 何回か訪れているが、参詣しただけで参拝していない事に気付き、いつか参拝しようと思っていた。 参拝は、特に指定のある神社以外では「二拝二拍手一拝」。お賽銭なしでも、心が通じたと思えたら良いのだと思う。勝手すぎるだろうか? 6. 岩倉一周トレイル区間(救助標識14→瓢箪崩山→救助標識2) 危険個所はないが、坂のきつい区間もあるので、応分の注意が必要。おおむねルートは判り易い。 7. 救助標識2→西願寺南側→長谷別れバス停 ほぼ良。尾根道。今回は尾根上方の坂がきつい区間も通ったが、地理院地図の破線をたどれば、尾根上方の坂がきつい区間を過ぎてから尾根に入ることができる(写真に説明あり)。それ以外は問題なし。なお、坂がきつい区間も転落するような地形ではないので、危険はない。 下山地点は岩倉長谷町。地図では西願寺参道だが、現状は西願寺南側。以前は民家と山の間に降下して民家の横のどぶ板の上を通る微妙なルートだったが、現在は尾根先端のそれより右(北)側が切り開かれている感じで、舗装道路終点付近にたやすく直接出られる様になっている。 2/2追記:ヤマレコの足跡を見ると西願寺参道に濃い足跡がついているが、実際に検索すると現在出てくる山行は西願寺南側と西願寺参道がいずれもお一方のみ(今回のわたしを除いて)。参道側はフェンスがあったと思うが・・・フェンスのない所もあったかも知れない。 2月3日追記:岩倉一周トレイルは正式名称ではないが、岩倉外周の救助標識のあるルートの事。ほぼ分水嶺の尾根上を通っている。地理院地図のルートとはズレていたり、地理院地図にはなかったりする。岩倉一周トレイルのルートはほぼはっきりしている。一方、地理院地図のルートのうち岩倉一周トレイルに含まれていない部分はほとんど歩かれておらず、消滅区間や踏跡のない区間が多くなっている。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
お金
長袖シャツ
長ズボン
縫付地下足袋12枚馳
お弁当(ピーナッツ/フライビーンズ/エンドウ豆/チョコ)
缶コーヒー
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
標識テープ(リボン)
フェルトペン(名前ペン)
腹掛
|
---|---|
備考 | DL済 |
感想
いろは明神の参道を見つけて感動しているのはわたしだけだろう。
山行記録の見出しにした程だが、わたし以外には意味不明か。
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