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Yamareco

記録ID: 642559
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ハイキング
房総・三浦

三浦アルプス 森戸林道〜乳頭山〜仙元山 沢歩きでプチ遭難気分

2015年04月25日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.9km
登り
668m
下り
666m
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
京急新逗子駅から徒歩で発着
コース状況/
危険箇所等
今回苦戦した南沢の沢歩きには相応の装備が必要(特に靴)。雨の後には歩かないようにと、京急の地図にも注意書きあり。
6月以降は虫や蜘蛛の巣が酷そうなので、避けた方が良さそう。
南尾根はいくつか新しい道案内が設置されている?
京急新逗子駅を出発。歩いて森戸林道を目指す。
京急新逗子駅を出発。歩いて森戸林道を目指す。
途中の桜山トンネルは通らずに、あえて上の丘陵を迂回する。
どうせ歩くなら車道よりも林道の方がいい。
途中の桜山トンネルは通らずに、あえて上の丘陵を迂回する。
どうせ歩くなら車道よりも林道の方がいい。
迂回路の様子。かなり道が入り組んでいる。
去年初めて歩いた時は盛大に迷ったが、今回はすんなり抜けられた。
迂回路の様子。かなり道が入り組んでいる。
去年初めて歩いた時は盛大に迷ったが、今回はすんなり抜けられた。
長柄交差点付近に下った後は、林道入り口までしばらく市街地を歩く。
長柄交差点付近に下った後は、林道入り口までしばらく市街地を歩く。
周囲の風景には、静かな山間の町、といった風情がある。
周囲の風景には、静かな山間の町、といった風情がある。
林道の入り口に到着。
何やら不穏な文字列が見えるが、見なかったことにして先に進む。まあ京急が紹介してるコースだし大丈夫だろ・・・
林道の入り口に到着。
何やら不穏な文字列が見えるが、見なかったことにして先に進む。まあ京急が紹介してるコースだし大丈夫だろ・・・
沢が流れる谷間の林道を行く。立体的なロケーションが面白い。
沢が流れる谷間の林道を行く。立体的なロケーションが面白い。
三浦アルプス名物、案内板の手書き情報がここ森戸林道にも。
少なからぬハイカーがこの情報に助けられたことだろう。
三浦アルプス名物、案内板の手書き情報がここ森戸林道にも。
少なからぬハイカーがこの情報に助けられたことだろう。
車道の橋梁をくぐって進む。
車道の橋梁をくぐって進む。
よく整備された林道をのんびり歩く。
このまま今日は始終快適な山歩きになるのだろうか、そんな風に考えていた時期が私にもありました。
よく整備された林道をのんびり歩く。
このまま今日は始終快適な山歩きになるのだろうか、そんな風に考えていた時期が私にもありました。
林道終点までは何も考えずに来れたが、そこから南沢に向かう道が見つからなくて焦った。
思い返せば、この時点ですでに嫌な予感がし始めていたのだ。
林道終点までは何も考えずに来れたが、そこから南沢に向かう道が見つからなくて焦った。
思い返せば、この時点ですでに嫌な予感がし始めていたのだ。
細く荒れた道は、ほどなく沢歩きの悪路に変わる。
他の山なら道を間違えたと確信するレベルの酷さだが、踏み跡もあるし、三浦アルプスなら充分ありえる、と判断して先に進んでしまった。
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細く荒れた道は、ほどなく沢歩きの悪路に変わる。
他の山なら道を間違えたと確信するレベルの酷さだが、踏み跡もあるし、三浦アルプスなら充分ありえる、と判断して先に進んでしまった。
ここが一番の難所。
沢から見上げると岩の上に山道が続いているのが見えるが、滑りやすくてうまく登れない。少し躊躇したが、だましだまし這い上がり、何とかロープにつかまることができた。
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ここが一番の難所。
沢から見上げると岩の上に山道が続いているのが見えるが、滑りやすくてうまく登れない。少し躊躇したが、だましだまし這い上がり、何とかロープにつかまることができた。
その後無事に南中峠に到着。
「マジでさっきのが正規ルートだったのか!」と逆に驚いた。
この道標にも色々言いたいことはあるが、解読可能な分まだマシと言える。上部中央の文字を何とか”乳頭山”と読み取り、そちらのルートに進む。
その後無事に南中峠に到着。
「マジでさっきのが正規ルートだったのか!」と逆に驚いた。
この道標にも色々言いたいことはあるが、解読可能な分まだマシと言える。上部中央の文字を何とか”乳頭山”と読み取り、そちらのルートに進む。
乳頭山頂上手前で工事をしていた。新しい鉄塔を建てるのだろうか。
乳頭山頂上手前で工事をしていた。新しい鉄塔を建てるのだろうか。
ようやく乳頭山に到着。ここで昼食タイムにする。
ハイカー集団が入れ替わり立ち代り登ってきて、珍しく賑やかだった。
ようやく乳頭山に到着。ここで昼食タイムにする。
ハイカー集団が入れ替わり立ち代り登ってきて、珍しく賑やかだった。
頂上からの眺望を眺めながら飲む冷え冷えチューハイ(水筒に入れて持参)が美味い。
頂上からの眺望を眺めながら飲む冷え冷えチューハイ(水筒に入れて持参)が美味い。
昼食後は南尾根をたどって仙元山に向かう。
三浦アルプスと言えばやはり藪漕ぎだ。
昼食後は南尾根をたどって仙元山に向かう。
三浦アルプスと言えばやはり藪漕ぎだ。
どんぐり並木(たぶん)。
どんぐり並木(たぶん)。
観音塚。
仙元山まではもうひと踏ん張り。
観音塚。
仙元山まではもうひと踏ん張り。
南尾根は標高の割にアップダウンが激しく、うっそうとした山様が続く。意外な山深さを楽しめるのも三浦アルプスの魅力だ。
南尾根は標高の割にアップダウンが激しく、うっそうとした山様が続く。意外な山深さを楽しめるのも三浦アルプスの魅力だ。
250段の階段。
すれ違う人が死にそうな顔で登ってくるのを尻目に、涼しい顔で下ってゆく。
250段の階段。
すれ違う人が死にそうな顔で登ってくるのを尻目に、涼しい顔で下ってゆく。
ついに仙元山に到着。はるばる歩いてきたなあ!
ついに仙元山に到着。はるばる歩いてきたなあ!
仙元山からは、相模湾、江ノ島、丹沢山系までを見晴るかすことができるが、この日はちょっと霞んでいた。
ひとしきり展望を楽しんだ後で、最初の新逗子駅に帰還することにする。
仙元山からは、相模湾、江ノ島、丹沢山系までを見晴るかすことができるが、この日はちょっと霞んでいた。
ひとしきり展望を楽しんだ後で、最初の新逗子駅に帰還することにする。
行きに迂回した桜山トンネル。
帰りは通り抜けるつもりでいたが、入り口左脇に気になる階段を見つけてしまった。ならば行くしかないだろう。
行きに迂回した桜山トンネル。
帰りは通り抜けるつもりでいたが、入り口左脇に気になる階段を見つけてしまった。ならば行くしかないだろう。
大体予想していたが、階段が終わった途端この荒れようである。
大体予想していたが、階段が終わった途端この荒れようである。
長柄桜山古墳群の周辺マップがあった。ありがたい!
行きは第1号墳側を迂回したので、今度は六代御前の墓方面に抜けてみることにする。
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長柄桜山古墳群の周辺マップがあった。ありがたい!
行きは第1号墳側を迂回したので、今度は六代御前の墓方面に抜けてみることにする。
予想外に急な階段が延々と続く。
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予想外に急な階段が延々と続く。
階段の途中にいたムカデ。
鮮やかな色合いがカッチョイイが、もし自室で見かけたならパニック必至だろう。
よく見ると体の下にまだ何かいる!
階段の途中にいたムカデ。
鮮やかな色合いがカッチョイイが、もし自室で見かけたならパニック必至だろう。
よく見ると体の下にまだ何かいる!
よくわからん石碑の広場に出た。
ここまで何度か分岐があったのだが、先の地図には目印がほとんど描かれていないのでこの道で本当に合っているのか不明。
よくわからん石碑の広場に出た。
ここまで何度か分岐があったのだが、先の地図には目印がほとんど描かれていないのでこの道で本当に合っているのか不明。
どこなんだ、ここは!
(この後無事に下界に下りられました)
どこなんだ、ここは!
(この後無事に下界に下りられました)

感想

今年のゴールデンウィークは思う存分山に登りまくりたい! ということで、前哨戦として三浦半島の三浦アルプスに登ってきました。

三浦アルプスを歩くのは3回目になります。
いつもは仙元山から乳頭山を経て京急田浦に抜ける南尾根コースを歩いていましたが、今回はメジャールートの森戸林道から南沢を経て乳頭山に登り、そこから南尾根を逆走して京急新逗子駅に戻る周回コースを歩いてみました。

ところで「三浦アルプス」で検索すると、京急のハイキング地図が真っ先にヒットしてきます。この地図を頼りに今回のコースを歩いてみたわけですが、途中の南沢が予想外の悪路で、思いがけず大変な山旅となってしまいました。
件の地図は、街道、林道、沢歩きのルートが区別なく書かれているため、見込みを誤ってしまった感じです(一応補足説明はあるにはある)。
三浦アルプスを歩いていると結構な数のハイカーがこの地図を持参しているのを見かけますが、私のように意図せず険しいルートに入ってしまう人がいないかちょっと心配になりました。
それで思い出したが、南沢に分岐した直後に軽装の中年ハイカーとすれ違ったのだが、あの人はもしかして予想外の悪路に断念して引き返してきたのではなかろうか・・・。

相変わらず三浦アルプスは妙な所で手応えがあるなあ、と思いました。別にそういうのは求めていないんですが・・・。

乳頭山〜仙元山間の南尾根は何度も歩いてるので加減はよくわかっています。ただ、途中の岩場で自転車を担いだ2人組みとすれ違ったのが謎でした。良く知らないが、トライアスロン的なものなのでしょうか。

あと上の写真でも紹介しましたが、最近は三浦アルプスを歩く時は、途中の桜山トンネルの上を歩いて超えるのが恒例になりつつあります。
去年初めて歩いた時は盛大に迷い、トンネル長300mの所を1時間くらいかけてようやく脱出したりしましたが、今回は割りとすんなり抜けられました。


三浦アルプスには「不親切な道標」「荒れた道」「藪漕ぎ」というややネガティブな印象がありますが、その一方で妙に固定ファンの多い山でもあります。私もこれまで「近いから」という理由で登ってきましたが、最近その良さが段々わかりかけてきたような気がします。
そんなわけで、これからも京急のマップを充分精査しつつ、全コース制覇を目指して歩いていきたいと思います。

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