記録ID: 6427103
全員に公開
山滑走
剱・立山
人津谷から前大日岳 稜線の七人
2024年02月03日(土) [日帰り]
osamuin
その他6人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:17
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 1,384m
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日帰り
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:18
6:49
182分
スタート地点
15:07
ゴール地点
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
工事車両が停まっているゲート手前の広場も除雪済み。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
天候：晴れ 無風 気温：-2℃ 立山道路は雪が少なく雪の段差は膝下ぐらい。 七人でシール走行開始。 固い雪の緩やかな広い車道を七姫平のクムジュンまで歩いていく。 太陽光に照らされた尾根の白い樹氷が遠く眺められたが日陰は寒い。 さらに人津谷の林道に進んでいく。 例年よりも雪は少ないそうで、何か所か道路の地面が見えている。 土砂崩れの場所が一か所、板を外してツボで通過。 標高800mのヘアピンを過ぎると広めの森となりどこでも歩けるようになるが沢もある。 すぐに最初の沢が現れるがスノーブリッジを渡って森林地帯に。 さらに登っていくと左側からの谷間にぶつかり、もう一度、板を外して渡渉。 広い杉林の中を標高を上げていくと一面樹氷の世界。 固い雪の上に軽い雪が積もっていた。 尾根筋に日が当たり出して眩しいが谷間は日陰で吹き降ろしてくる風が冷たく指先が痛む。 標高900mを超えるとブナの疎林が主体となり、谷も狭くなってくる。 次第に勾配も増してきて、人津谷の左岸を登っていく。 下に固い層があり、前進基地までひと登りとなるので標高1100mでクトーを付ける。 キックターンとクトーで谷筋を詰めて最後は右手にトラバース気味に尾根に乗り上げると目の前が前進基地だった（標高1300m）。 ここからは南へ大日岳に続く尾根を歩いていくが標高1500m越えまで坂が連続する。 雪は相変わらず軽めなのでブーツラッセルが続くがたまに急になる。 尾根の右手は避けて左手をジグザグにルートを取っていく。 標高1500mを超えるとようやく広い尾根になったくるが雲が湧き出して雲海に近くなる。背後に富山平野と大辻山の山域が見える。 進む尾根には真っ白な世界が拡がる。 P1566の脇の丘に乗り上げると南側の景色が広がる。 薬師、鍬崎、大日平、弥陀ヶ原などを見られる。 更に尾根を進んでいくとややアップダウン気味に標高を上げていく。 左手のポコを過ぎると最後の一登りで前大日岳。 早乙女岳、大日岳、毛勝三山、僧、薬師〜鳶、鍬崎、北の俣、白山などを一望できる。 山頂で昼食を取り、記念撮影後、シールオフ。 下から雲が湧き出し尾根を隠し始めていた。 山頂直下はナイスパウダーが続き、尾根が狭くなってくるとガスがかかってきて ポコを巻いたりカニ足で標高1500mまで。 ここから前進基地まで一滑り。 下にガリガリの層があったのでパラレル気味に広い斜面を落としていく。 急勾配は右手の谷筋に滑ってトレースに戻る。 前進基地までも一気の滑り。 ポールのあるところからすぐに下降し、ややトラバース気味に滑って谷の鞍部に出る。そこからはトレースを外さないようにして安全に滑ってパウダーを拾っていく。 杉林手前から右岸側の右手の杉とブナの境界近くを滑って沢を避ける作戦。 板を外して渡渉したところは山手から尾根が迫ったいたのでトレースに戻され、帰りも板を外して通過。さらに滑ると林道に合流。 雪はザラメに変わりそれはそれで楽しめたが、土砂崩れ現場で一回板を外す。 雪が少なく足場が脆くなっているところもあるので注意したい。 最後の堰堤を過ぎ、後は林道ボブスレーの消化試合で終了。 |
写真
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日の出前スタート準備。
今回もパウダーを求めての七名の山行。
近場なので楽。
今回もパウダーを求めての七名の山行。
近場なので楽。
もうすぐ除雪が始まる季節。
積雪量が少ないので始まると早いだろう。
積雪量が少ないので始まると早いだろう。
林を抜けるとブナの疎林。
樹氷の世界へ
日常からしばらく離れる
谷間なので寒い。
樹氷の世界へ
日常からしばらく離れる
谷間なので寒い。
標高1500mまで尾根伝いに登る。
ガリの上に新雪。たまに急登あり。
ガリの上に新雪。たまに急登あり。
撮影機器：
感想
今回は、会の皆さん六名と人津谷から前大日岳、
近場だがまだ行ったことがないルートへ。
藤橋ゲートから歩き出すと寒いが青空が広がり出す。
人津谷に入ると雪が少ないようで、渡渉など板を外す事二回をこなして杉林を抜けると樹氷の世界へ。
ガリガリ斜面に薄い新雪の人津谷を抜けるとアルプスの雰囲気へ一変。
雲海と樹氷の尾根を詰めて前大日岳まで登って景色と滑りを楽しみました。
後は路面状況、写真コメントをご覧ください。
御同行の皆さんに感謝です。
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