高賀山 〜cuteな急登 緊急入院あけ初〜
- GPS
- 03:28
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 781m
- 下り
- 774m
コースタイム
天候 | 高層雲は拡がるものの日差しあり。 半袖T。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
遅出でも埋まることはまずないと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
昨年の台風での倒木により不明瞭だった登山道は整備されています。 赤ペンキ矢印やピンクテープもありますのでちゃんと注意していたらわかりにくくありません。 ただし,全編急登。 |
写真
感想
平成27年5月11日 AM4:30ごろ。
なんだか胸が重苦しくて背中の方に突き抜けるような痛み。
そのまま,AM8:30の出社時間になっても状況変わらず。
二度寝することもままならず,まんじりとしていたら「そういや,亡くなった親父も今の僕ぐらいの年頃で不整脈が出たって騒いでたな」と思い出し。
会社の裏手に内科クリニックがあるので受診し,心電図をとってもらったら先生が渋い顔。
不整脈かと思いきや,「循環器専門病院に今すぐ行ってください,連絡しておきますから」とのこと。
「へっ?」って驚いてたら「ついては自分で運転しないように」とまで言われて。
すぐ会社に電話をして社員さんに送ってもらいました。
循環器専門病院に着くと所定の初診受付済んだら車いすに乗せられて。
いや,僕歩けますけど・・・。
で,すぐに心電図とられて「どうなってるんだろ?」なんてぼんやり考えてたら向こうの方で「あの患者はまだ来ないのか!!」って怒号。
看護師さんの「今処置室で心電図とってます」って返しに「なんでもっと早く言わないっ!!」って怒号。
「なに?」って思ってたら結構険しい目つきで先生登場。
心電図の結果を見て「すぐにカテーテル検査に入ります」と言われ,様々な重要事項を説明され,僕も知らない訳ではないので了承し,諸々あったら,ジェットコースターみたいな勢いで右手首からカテーテルが入って,液晶モニターに僕の心臓血管映ってるし。
結局,危惧された狭心症や心筋梗塞の類は見つからず,血圧のコントロールをちゃんとしないままGW中に伊吹から始まって5日連続で運動して心臓に負担をかけたんだろうってことになり,血圧の薬を飲み忘れることがあることを叱られ。
で,造影剤を使ったり手首の動脈の止血をしなきゃいけないこともあって一泊入院。
しかも,集中治療室(CCU)。
両隣りの方は緊急手術終えたばっかの方だし。
僕はトイレに自分で行ける検査だけしたヤツ。
両隣りの方にはお見舞いの家族が飛んできたりでにぎやかで。
僕は大丈夫だったので独りきり。
容体の急変ではなく,ただトイレに行きたいからバイタルの記録用のケーブル外してもらいたくてナースコールを押し。
申し訳ないっすって感じでトイレに行きひたすら寝る。
いや,まったく寝れませんって(笑)
おかげさまで翌日朦朧としながら退院しましたが。
そんなことがあって,何かあったらどうしよって不安に思って先週はフィットネスクラブで走るだけにして。
フィットネスクラブにゃヒトいるしAED完備だし。
でもやっぱり山に行きたい。
で,思い切って行ってみることに。
高賀山はcuteな急登の山。
山腹沢沿いをとにかくひたすら登って,最後の最後に稜線に出て少しだけ気持ちいって感じの山ですが。
このコースを登っておくと,今まで行ったアルプスでもどこでも気が楽で。
年に数回は登っておきたい山です。
数少ない僕の経験の中でも,燕岳の合戦尾根なんて高賀山と比べたら「だから?」って感じだし。
唯一,笠ヶ岳の笠新道の方がきついと思いますが,傾斜は同格,笠新道の方が距離がひたすら長いだけで,笠新道がうえな感じで。
丹沢,塔ノ岳の大倉バカ尾根も階段がいっぱいあるからめんどくさいけど傾斜は全然。
「きれいな血管でした」って誉められつつも,事実として心臓に若干の不安を持つ僕がここを登れたらもういいような気がしまして。
唯一の心配事はヒトが少ないこと。
万が一,また胸が重苦しくなってもヘタしたら遅出の僕の後に誰も登ってこないかもしれないし。
そんな心配はしましたが,無事にバリッと登ってきました。
去年秋に登った時よりのペースいいし(笑)
診てくださった先生からも「登山してもいい」と言われてましたし。
これで,僕の心臓は大丈夫ってことにします。
で,心臓に負担掛けないように禁煙外来を受診して。
禁煙にトライし始めました。
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