ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 644570
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

タワ尾根〜長沢背陵〜川苔山〜鳩ノ巣 念願の酉谷山避難小屋泊

2015年05月22日(金) 〜 2015年05月23日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
28.1km
登り
2,019m
下り
2,273m

コースタイム

1日目
山行
5:12
休憩
0:53
合計
6:05
10:10
10:15
20
11:00
11:05
30
11:35
11:35
40
12:15
12:30
62
13:32
13:40
30
14:35
14:40
10
14:50
14:50
0
2日目
山行
7:22
休憩
0:48
合計
8:10
5:40
115
7:35
7:40
25
8:05
8:05
5
8:10
8:20
47
9:07
9:15
15
9:30
9:30
0
9:30
9:30
40
10:30
10:43
45
11:28
11:40
130
13:50
13:50
0
13:50
ゴール地点
天候 22日 曇り・晴れ
23日 晴れ・曇り
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 奥多摩駅8:10(西東京バス)−8:41日原鍾乳洞
復路 鳩ノ巣駅
コース状況/
危険箇所等
・タワ尾根
一石山神社社務所右の道を上がり登山道に出るがわかりづらい。少し登ると道標があったのでこの道で正しいとわかり一安心。その後、踏み跡が判然としない急斜面を登るとようやく比較的明確な踏み跡に繋がる。
先に述べた登山道入口付近、ミズナラの巨樹の後、ウトウノ頭を越えて下った後の最初の登りの3度にわたり踏み跡を見失ったが、最終的には尾根をはずさない事を心がけた。また、極端に危険を感じる事は無かったが、ウトウノ頭の後はやせ尾根となり、注意を要する。
・長沢背陵
よく踏まれた気持ちの良い道で、タワ尾根の後ということもあるが歩きやすい。但し、尾根を巻く道は右側が切れ落ち道幅も狭いので余所見は禁物。注意深く歩いた。
・三ツドッケ〜川苔山
道幅も広く歩きやすい尾根道。特に日向沢ノ峰付近は樹木が伐採され明るい。川苔山付近は登山者も多く都会に来た印象。
・川苔山〜鳩ノ巣駅
よく整備され歩きやすく危険箇所はなし。
今回も神田のカプセルで前泊。眠れず
3
今回も神田のカプセルで前泊。眠れず
鍾乳洞方面に行きます
鍾乳洞方面に行きます
日原鍾乳洞のトイレ。感動的に綺麗
5
日原鍾乳洞のトイレ。感動的に綺麗
鍾乳洞の駐車場
一石山神社に登ります
1
一石山神社に登ります
一石山神社。道中の無事を祈念
一石山神社。道中の無事を祈念
社務所横の道を登ります。こっちでいいのだろうか?
4
社務所横の道を登ります。こっちでいいのだろうか?
道標あり。あっていたようです
3
道標あり。あっていたようです
踏み跡がほとんどない急斜面を登った後明らかな踏み後発見
2
踏み跡がほとんどない急斜面を登った後明らかな踏み後発見
少し登るとベンチあり。但し標識は破損しており役をはたしていない
1
少し登るとベンチあり。但し標識は破損しており役をはたしていない
破線ルートにもこんな階段はある
3
破線ルートにもこんな階段はある
でも標識はやっぱり破損・・・
でも標識はやっぱり破損・・・
何が書いてあるのかわからない(笑)
1
何が書いてあるのかわからない(笑)
休憩すると虻がたかってくる
1
休憩すると虻がたかってくる
癒されます
ところどころあるこれが勇気付けてくれました
ところどころあるこれが勇気付けてくれました
一石山。風情ある標識
1
一石山。風情ある標識
拾いました。ゴミは持ち帰りましょう
3
拾いました。ゴミは持ち帰りましょう
破線ルートだけあってアリさんも強そうだ・・・?
1
破線ルートだけあってアリさんも強そうだ・・・?
ダニさん?何故赤いの?もしかして・・・
2
ダニさん?何故赤いの?もしかして・・・
広い尾根は道迷いしやすい
2
広い尾根は道迷いしやすい
もうすく巨樹
ミズナラの巨樹。大きい枝が折れてしまったようですが存在感は抜群
5
ミズナラの巨樹。大きい枝が折れてしまったようですが存在感は抜群
ウッドサークルがめぐらされています。神秘的な雰囲気でした
3
ウッドサークルがめぐらされています。神秘的な雰囲気でした
しゃくとりむし?この山行を通じて出没率高し
4
しゃくとりむし?この山行を通じて出没率高し
やっと金袋山
そして篶坂ノ丸 
そして篶坂ノ丸 
ウトウノ頭に到着!今回の目玉の一つです
4
ウトウノ頭に到着!今回の目玉の一つです
この表示板は誰が作ったのでしょうか?
3
この表示板は誰が作ったのでしょうか?
判りづらい道でこの日初めて赤テープ発見
1
判りづらい道でこの日初めて赤テープ発見
目指す酉谷山。右下に避難小屋らしきものが見えます
2
目指す酉谷山。右下に避難小屋らしきものが見えます
ようやくモノレールに辿り着く。ほっと一息
ようやくモノレールに辿り着く。ほっと一息
しばらくモノレール沿いに歩く。線路は続くよ
1
しばらくモノレール沿いに歩く。線路は続くよ
全長1,780m
モノレール終点
すこしいくと長沢背陵まき道に合流。安堵
1
すこしいくと長沢背陵まき道に合流。安堵
ここは酉谷山山頂へ
1
ここは酉谷山山頂へ
4月に行った両神山が見えました。感動
2
4月に行った両神山が見えました。感動
酉谷山山頂に到着
2
酉谷山山頂に到着
癒されます
酉谷山避難小屋に到着。既に4人の先客がいました
4
酉谷山避難小屋に到着。既に4人の先客がいました
避難小屋からは富士山などの展望が
2
避難小屋からは富士山などの展望が
大岳山方面
山行を通じて富士山はよく見えました
4
山行を通じて富士山はよく見えました
遠くに丹沢も見えるのですがわかりづらい
1
遠くに丹沢も見えるのですがわかりづらい
避難小屋のトイレ側。清潔なトイレでした
1
避難小屋のトイレ側。清潔なトイレでした
朝飯のラーメン(チャルメラちゃんぽん)。なかなか美味
2
朝飯のラーメン(チャルメラちゃんぽん)。なかなか美味
朝。避難小屋から奥多摩の山々。遠方に丹沢
朝。避難小屋から奥多摩の山々。遠方に丹沢
丹沢をズーム
富士山ズーム
避難小屋内部。同宿した女性がワックスをかけてくれました
5
避難小屋内部。同宿した女性がワックスをかけてくれました
お世話になりました。また来る日まで
2
お世話になりました。また来る日まで
静かな尾根を歩く喜び
静かな尾根を歩く喜び
ところどころこんな橋が
1
ところどころこんな橋が
朝の尾根は爽やか。泊まらなければ味わえません
1
朝の尾根は爽やか。泊まらなければ味わえません
気持ちいい
ハナド岩からの展望。石尾根越しに富士山
1
ハナド岩からの展望。石尾根越しに富士山
奥多摩の山々
天目山(三ツドッケ)山頂。非常に展望が良い山頂でした
5
天目山(三ツドッケ)山頂。非常に展望が良い山頂でした
2月に行った雲取山〜石尾根
2
2月に行った雲取山〜石尾根
一杯水避難小屋に到着
2
一杯水避難小屋に到着
この小屋も綺麗に維持されています
2
この小屋も綺麗に維持されています
一杯水は・・・
枯れていました(泣)
2
枯れていました(泣)
洗元峠の由来
蕎麦粒山山頂に到着
2
蕎麦粒山山頂に到着
目指す川苔山は遠い・・・この瞬間、自分の中では「ハイキング」から「無雪期ピークハント」に昇格(笑)
2
目指す川苔山は遠い・・・この瞬間、自分の中では「ハイキング」から「無雪期ピークハント」に昇格(笑)
下って登る・・・うらめしい
1
下って登る・・・うらめしい
しつこく富士山
気持ちの良い尾根。テープは無粋
1
気持ちの良い尾根。テープは無粋
飯能市最高峰とのことです
3
飯能市最高峰とのことです
川苔山。近付いてきました
川苔山。近付いてきました
比較的あっけなく山頂に到着。長沢背陵とはことなりたくさんの登山客が
比較的あっけなく山頂に到着。長沢背陵とはことなりたくさんの登山客が
川苔山山頂から奥多摩の山々
1
川苔山山頂から奥多摩の山々
さあ、下山します
2
さあ、下山します
これはなんという花でしょうか
これはなんという花でしょうか
2時間ほどで車道に
2時間ほどで車道に
鳩ノ巣駅に到着
やっぱりこれですね
4
やっぱりこれですね
駅の跨線橋から

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ テントマット シェラフ

感想

かねてより長沢背陵を歩き酉谷小屋避難小屋に宿泊したいと思っていたところ、最近見たレコにあったタワ尾根のウトウノ頭の山頂表示板が頭を離れず、タワ尾根〜酉谷山〜三ツドッケ〜東日原のコースを計画。小さな避難小屋は週末は混雑することを念頭に休暇を貰い金曜日泊とした。

21日(木)、どうしてもはずせない酒宴が終了した20時にダッシュで電車に飛び乗り市原の自宅に一旦帰る。着替えを済ませパッキング済のザックを背負い前泊地である神田のカプセルホテルにチェックインしたのは23:30頃。翌朝、5:45分の電車に乗り一路奥多摩へ。「ウィークデーだから空いているはず」との目算は大きく狂い日原鍾乳洞行のバスは超満員だった。川乗橋で半分が下車したものの後の半分は東日原若しくは日原鍾乳洞で下車。案外混んでいる。

バス停から5分ほどで売店、駐車場、トイレあり。トイレは暖房便座で非常に綺麗。用をたしストレッチを行い出発。一石山神社に登り社務所横から登山道へ入るがわかりづらい。標識などもなし。急斜面を暫く登るとはっきりとした踏み跡に遭遇しホッと一安心。ミズナラの巨樹までは踏み跡も判りやすかったがウッドサークルあたりで見失う。最終的には尾根をはずさない事を心がけ暫く登ると再びルートに合流した。金袋山、篶坂ノ丸を無事に過ぎ念願のウトウノ頭へ。ウトウノ頭から一旦下った後の登りで踏み跡を見失う。やせ尾根を慎重に登ると暫くしてモノレールに遭遇し一息つく。ここからモノレール沿いの明確な踏み跡をトレース。終点後暫く歩き長沢背陵まき道に合流した。達成感MAX。静かな尾根道を気持ちよく歩き酉谷山山頂経由で避難小屋へ。

小屋ではは行きの電車、バスで一緒だったベテランの(失礼)女性3人組と、山慣れた雰囲気のこちらもベテラン男性お一人が既に到着しており自分を含めた5人で板の間は満員となる。この後に到着した方々は土間で就寝或いは幕営していただいた。ウィークデーでこれだけの人出は予想外だった。それにしても素晴らしい避難小屋である。宿泊者がきれいに使い、掃除をして退去することもあるがネットでも有名なコアなファンの方のご努力の賜物であると思われ感謝に絶えません。この日も女性3人組のうちのお一人がご自宅からワックスを持参され退去時にワックスがけをされていた。そのお気持ち及び持って上がるだけの体力に圧倒された。ちなみに小屋の水場は細いながら出ていた。

今回の山行はもともと酉谷山避難小屋に宿泊し、人の少ない長沢背陵をのんびりと歩くことが目的だったので当初は2日目にヨコスズ尾根をそのまま日原に下る予定だったのだが、あまり早く下山するのももったいないと貧乏性が鎌首を擡げ、せっかくだから、と同宿の男性に教えていただいた蕎麦粒山を経由し川苔山(川乗山)までの縦走路を行く事にした。はるか彼方に仰ぎ見た川苔山だったが思ったよりも軽快に足が進み山頂に到着。長沢背陵に比べると都会に来た感のある人出だったが、渋滞するほどのものではなく新緑の中を鳩ノ巣駅に下山。下山後のビールが美味かった。

それにしても酉谷山避難小屋は予想以上に快適だった。天窓があることから室内も明るく、窓からは富士山、丹沢、石尾根や奥多摩の山々が見渡せる。なによりものんびりとした雰囲気がたまらなく良くリピーターが多いのも理解できる。自分も季節をかえて来てみたいと感じたがこの良さをなくさず維持していくために皆が責任をもって利用しなければならない、と自らを戒めたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1211人

コメント

お疲れ様でした。
天気が良くて気持ち良かったでしょうね。
避難小屋も綺麗そうでしたね。今度行こうかな。
2015/5/24 23:54
ありがとうございます
酉谷山避難小屋は素晴らしい!のんびりとお酒を呑みながら過ごせれば最高です(^o^)
2015/5/25 23:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら