タワ尾根〜長沢背陵〜川苔山〜鳩ノ巣 念願の酉谷山避難小屋泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,019m
- 下り
- 2,273m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:05
天候 | 22日 曇り・晴れ 23日 晴れ・曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 鳩ノ巣駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・タワ尾根 一石山神社社務所右の道を上がり登山道に出るがわかりづらい。少し登ると道標があったのでこの道で正しいとわかり一安心。その後、踏み跡が判然としない急斜面を登るとようやく比較的明確な踏み跡に繋がる。 先に述べた登山道入口付近、ミズナラの巨樹の後、ウトウノ頭を越えて下った後の最初の登りの3度にわたり踏み跡を見失ったが、最終的には尾根をはずさない事を心がけた。また、極端に危険を感じる事は無かったが、ウトウノ頭の後はやせ尾根となり、注意を要する。 ・長沢背陵 よく踏まれた気持ちの良い道で、タワ尾根の後ということもあるが歩きやすい。但し、尾根を巻く道は右側が切れ落ち道幅も狭いので余所見は禁物。注意深く歩いた。 ・三ツドッケ〜川苔山 道幅も広く歩きやすい尾根道。特に日向沢ノ峰付近は樹木が伐採され明るい。川苔山付近は登山者も多く都会に来た印象。 ・川苔山〜鳩ノ巣駅 よく整備され歩きやすく危険箇所はなし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
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感想
かねてより長沢背陵を歩き酉谷小屋避難小屋に宿泊したいと思っていたところ、最近見たレコにあったタワ尾根のウトウノ頭の山頂表示板が頭を離れず、タワ尾根〜酉谷山〜三ツドッケ〜東日原のコースを計画。小さな避難小屋は週末は混雑することを念頭に休暇を貰い金曜日泊とした。
21日(木)、どうしてもはずせない酒宴が終了した20時にダッシュで電車に飛び乗り市原の自宅に一旦帰る。着替えを済ませパッキング済のザックを背負い前泊地である神田のカプセルホテルにチェックインしたのは23:30頃。翌朝、5:45分の電車に乗り一路奥多摩へ。「ウィークデーだから空いているはず」との目算は大きく狂い日原鍾乳洞行のバスは超満員だった。川乗橋で半分が下車したものの後の半分は東日原若しくは日原鍾乳洞で下車。案外混んでいる。
バス停から5分ほどで売店、駐車場、トイレあり。トイレは暖房便座で非常に綺麗。用をたしストレッチを行い出発。一石山神社に登り社務所横から登山道へ入るがわかりづらい。標識などもなし。急斜面を暫く登るとはっきりとした踏み跡に遭遇しホッと一安心。ミズナラの巨樹までは踏み跡も判りやすかったがウッドサークルあたりで見失う。最終的には尾根をはずさない事を心がけ暫く登ると再びルートに合流した。金袋山、篶坂ノ丸を無事に過ぎ念願のウトウノ頭へ。ウトウノ頭から一旦下った後の登りで踏み跡を見失う。やせ尾根を慎重に登ると暫くしてモノレールに遭遇し一息つく。ここからモノレール沿いの明確な踏み跡をトレース。終点後暫く歩き長沢背陵まき道に合流した。達成感MAX。静かな尾根道を気持ちよく歩き酉谷山山頂経由で避難小屋へ。
小屋ではは行きの電車、バスで一緒だったベテランの(失礼)女性3人組と、山慣れた雰囲気のこちらもベテラン男性お一人が既に到着しており自分を含めた5人で板の間は満員となる。この後に到着した方々は土間で就寝或いは幕営していただいた。ウィークデーでこれだけの人出は予想外だった。それにしても素晴らしい避難小屋である。宿泊者がきれいに使い、掃除をして退去することもあるがネットでも有名なコアなファンの方のご努力の賜物であると思われ感謝に絶えません。この日も女性3人組のうちのお一人がご自宅からワックスを持参され退去時にワックスがけをされていた。そのお気持ち及び持って上がるだけの体力に圧倒された。ちなみに小屋の水場は細いながら出ていた。
今回の山行はもともと酉谷山避難小屋に宿泊し、人の少ない長沢背陵をのんびりと歩くことが目的だったので当初は2日目にヨコスズ尾根をそのまま日原に下る予定だったのだが、あまり早く下山するのももったいないと貧乏性が鎌首を擡げ、せっかくだから、と同宿の男性に教えていただいた蕎麦粒山を経由し川苔山(川乗山)までの縦走路を行く事にした。はるか彼方に仰ぎ見た川苔山だったが思ったよりも軽快に足が進み山頂に到着。長沢背陵に比べると都会に来た感のある人出だったが、渋滞するほどのものではなく新緑の中を鳩ノ巣駅に下山。下山後のビールが美味かった。
それにしても酉谷山避難小屋は予想以上に快適だった。天窓があることから室内も明るく、窓からは富士山、丹沢、石尾根や奥多摩の山々が見渡せる。なによりものんびりとした雰囲気がたまらなく良くリピーターが多いのも理解できる。自分も季節をかえて来てみたいと感じたがこの良さをなくさず維持していくために皆が責任をもって利用しなければならない、と自らを戒めたい。
コメント
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天気が良くて気持ち良かったでしょうね。
避難小屋も綺麗そうでしたね。今度行こうかな。
酉谷山避難小屋は素晴らしい!のんびりとお酒を呑みながら過ごせれば最高です(^o^)
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