記録ID: 645613
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沢登り
栗駒・早池峰
西栗駒 虎毛山塊 沼沢沼探訪
2015年05月24日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:37
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 525m
- 下り
- 522m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:38
10:17
398分
スタート地点
16:55
ゴール地点
10:20 駐車地
11:15 Co429危険な橋(渡渉)
12:10 春川−沼沢出合(渡渉&入渓)
13:05 河原沼
13:40 沼沢沼
14:40 春川−沼沢出合(渡渉)
休憩
15:05 出発
15:15 Co429危険な橋(渡渉?)
17:00 駐車地
11:15 Co429危険な橋(渡渉)
12:10 春川−沼沢出合(渡渉&入渓)
13:05 河原沼
13:40 沼沢沼
14:40 春川−沼沢出合(渡渉)
休憩
15:05 出発
15:15 Co429危険な橋(渡渉?)
17:00 駐車地
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
✿皆瀬川(春川)沿いの登山道は歩き易い平坦な道。時折沢を眺めながら飽きることなく歩ける。特に軽井沢山東側の尾根末端の皆瀬川(春川)が湾曲する箇所は深いゴルジュとなっており、その景観は見事の一言。登山道沿いの藪が薄いので間近で俯瞰することができる。 ✿地形図でコンター429記載のところには20mの高さはあろう橋がかかっている。しかし、老朽化のため使用は控えるようにとの注意書きがある。行きはこの橋を回避した。すなわち、渡渉を試みた。なるべく水流の穏やかな箇所を見つけたが、腹くらいまで濡れた。帰りの僕はこの橋の上を通過しただろうか?その答えはあなたの想像に委ねることにする。 ✿登山道を沼沢の出合まで歩いて、春川に入渓した。この時期、春川の水流は深くて速い。渡渉するにはそれなりの危険が伴う場合があるだろう。今回歩いたコースの核心は先述の橋を回避した場合のコンター429付近の春川渡渉と、沼沢出合の渡渉、この2点だけである。 ✿春川と沼沢の出合からは苔むした岩の景観。ちょうど奥入瀬渓流をミニマムにしたような沢歩きを楽しめる。滝は全く無く、森の中の沢歩きの趣き。 ✿河原沼に詰め上がるところで、急に沢水が枯れる。地下水脈になっていると思われる。以降は藪というほどの藪では無い。河原沼は時計回りに北側を迂回した。この先、沼沢沼まで再び水量豊富な沢が復活するだろうと期待していた僕は少しがっかりすることになった。河原沼の南側に接続する沼沢はまったくの涸れ沢だった。 ✿沼沢沼には多くの魚がいた。日本庭園にいる錦鯉は人間をあまり恐れないイメージがあるが、ここの魚たちも僕を恐れている様子がなかった。寧ろはじめの一匹が多くの魚影を引き連れてきた。日本庭園の錦鯉は人間に飼いならされた魚であるが、ここの魚たちは人間の怖さ、或いは存在そのものを知らないのかもしれない。 |
その他周辺情報 | 奥小安峡 大湯温泉 阿部旅館 http://www.abe-ryokan.jp |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ピンソール
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
渓流シューズ
|
---|
感想
西栗駒の沼沢沼。
地形図から想像するに八百切山の東側の尾根が崩壊して沢が堰き止められて出来た湖沼なんだろうなと考えていた。
そういう場所の沢の状態はどうなっているのか?
しかもこの沼沢沼に至る登山道は無いみたいだから、何か新しい発見があるかもしれない。
そうだ、きっと"秘密の花園"が広がっているはずだ。
いや、未知の生物が潜んでいるのだ。
訳もわからぬ期待を膨らませながら訪れた沼沢沼には多くの魚がいた。
彼らは岸辺にいる僕にわざわざ寄り付いてくるような不思議さを持ち合わせていた。
釣り人じゃなくて良かったよね。
魚たちのオアシス、沼沢沼。
ネッシーとまでは言わないが、滝太郎クラスの未知の大物が潜んでいたらいいよね。
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コメント
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tooleさん、山猫森だけでなく秘密の花園も創設されました?
マニアでなくては入っていけない世界をご紹介していただいてありがとうございます
臼ヶ岳と沼沢沼のライン次は繋げていくのかな〜 ?
人の気配の無い山域ってどこかスリルで新鮮で聖域ですね。
沼沢沼にはきっと未知の生物居るんですよ
お魚さん達は指令を受けて偵察に集まってきたのでは?
あの橋、非常階段があるので帰りに渡ったんじゃないですか?
もともと2本立てでやっております
meikenさんも秘密の花園に投稿してくださいよ
ただいま、参加者募集中(パスワード公開してます)でございます。
やっぱり、あの沼には隠れボスがいますよね
今度はゴムボートでも用意して釣り糸垂れてみようかしら
あの橋の上を歩くのは、おすすめできません。
ナイフリッジな雪の稜線歩くのとは訳が違います
あの橋、床板のベニヤが腐っていますが、一応は渡れますね。
私も三角点探訪で何度かお世話になりました
安易に下を見てはいけないと思いましたが、これは林鉄の名残でしたね。
それにしても、あの橋のそばの絶壁を登り降りされたのは凄いです。
また、虎毛沢の出合までは本当に長い歩きですよね。
巨木もありV字渓谷の景観も良いので飽きませんが…。
あと、沼沢沼に魚がいるとは驚きました。
釣り師に荒らされないことを祈るばかりです
貴重な秘境レコ、ありがとうございました
仰る通りで、橋の床のベニヤ板は変形していてとても体重を任せられるような状態ではありませんでしたね
通過するなら鉄筋の上(橋の両端)を歩くしかないでしょうね。
そういえば、登山道から沢に降りる場合もなかなか気を使いましたね。
笹や、ブナの灌木を掴みながら後ろ向きに降りました。
あの登山道というか、作業道はどこまで続いているのでしょう?
ああいった立派な道が整備されているということは、やはり昔は滝ノ沢山へ登山道が繋がっていたというのも頷けますね。
沼沢沼は深山にあるので、そう簡単に釣り人が入って来れないでしょう。
でも、もしかしたら花山峠から臼ヶ岳の方に作業道みたいなのが伸びていますから、東側からの方がアプローチが楽かもしれません。
現在の登山道、作業道は虎毛沢の出合まであるようです。
この登山道は「皆瀬林道」という名称で、桂沢集落から虎毛沢出合いまでの区間で
昭和16年〜41年まで運用されたようです。
虎毛沢出合い以南の区間(滝の沢山の東付近まで)は「春川支線」という名称で、
昭和27年〜37年の期間運用されました。(国有林森林鉄道全データ東北編)
この支線、現在は崩壊が進んでいるようで、軌道跡をトレースするより
沢を渡渉したほうが早いです。
皆瀬川、虎毛沢、春川はいずれも増水した時は危険です。
私は一度、流されましたが、運よく岩に引っかかって助かりました。
また臼ヶ岳方面からの道は、花山峠から臼ヶ岳と県境尾根との鞍部まで小径があるのを確認しています。地形図破線が目安です。残念ながら臼ヶ岳の山頂を目指したので途中で別れてしましました。花山峠から林道はすぐに崩壊していて、基本的に県境から徒歩になります。
この山塊は地形図に載っていない杣道がたくさんあって面白いですね
この山域をかなり詳細に分析されてますね
情報提供ありがとうございます。
やはり虎毛沢の出合までがひとつの目処ですか。
滝ノ沢山方面は山頂へ続く道がなくなって、荒廃したのでしょうね。
この虎毛山塊はもう少し掘り下げて歩いてみたい山域ですね。
仰る通りで、増水時が最も怖いですね。
昨年の夏、前森山の西側でラヂオに耳を傾けながら天気をしきりに気にしていました
花山峠からの道も気になりますね。
臼ヶ岳と県境尾根との鞍部まで小径があるとすれば、こちらから沼沢沼へのアクセスは意外と楽かもしれませんね。
あとは‥ヤヴの状態ですかね
花園・・というわけではなかったようですが 秘境探訪、tooleワールドを見せていただきありがとうございます
秋田県の最奥の沼、写真だと意外に明るい雰囲気ですね。
魚がtooleさんに寄りついてくる・・tooleさんを友達と思っているんじゃない?
花園というか、秘密の魚園でしたね
釣りが好きな人なら一泊して、
幻の巨大魚を一発狙うのも楽しいかもしれませんね
狩りが趣味の方であれば、熊狩りもありですね
登山というよりは、そういう楽しみ方が似合う山域ですね
魚の友達
ぎょぎょぎょ〜
さかなくんもビックリですよ
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