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Yamareco

記録ID: 6462046
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

リハビリに行ったら上りは良かったのに下りはヤバかった百里ヶ岳

2024年02月13日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:03
距離
9.1km
登り
703m
下り
715m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:49
休憩
1:08
合計
6:57
9:03
9:03
12
9:51
10:37
28
11:32
11:32
6
11:38
11:54
6
12:00
12:00
53
12:53
12:53
29
13:54
13:55
26
14:21
14:22
2
14:24
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道781号線は細く慎重を要するながらも山奥の集落を繋ぐ生活道路なので除雪されており、百里新道の登山口である小入谷越の登山者用駐車地も時に除雪されてるようだが、こちらは時によって入れるのが2〜3台とか、広く除雪されてれば4〜5台駐められるとか、積雪量によっても状況が変わってくるのかもしれないので要注意。
コース状況/
危険箇所等
積雪期に小入谷側から登るなら百里新道ピストンが一般的なようで、無雪期のメイン登路であろう鯖街道からの道は上の方の登山道部分が傾斜のきついトラバースが多く、雪が多かったり崩れやすい状態だと道が分からないのはもちろんの事、滑落の危険も大きいのでやはり入るべきではないと思う。
大阪側から行くと坊村をちょっと過ぎた所で京都側の山に入っていく京都府道滋賀県道の781号線はすれ違いも出来なさそうな所がほとんどのヒヤヒヤさせられる道。
そこを走る事20分ほどだったか、百里新道から上るための小入谷越登山口の駐車場所は道路ほどではなくてもある程度除雪もされるようで3〜4台くらいは駐めれそうな感じ。
ここをスタートする時点でスノーシュー履いた。
2024年02月13日 07:22撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 7:22
大阪側から行くと坊村をちょっと過ぎた所で京都側の山に入っていく京都府道滋賀県道の781号線はすれ違いも出来なさそうな所がほとんどのヒヤヒヤさせられる道。
そこを走る事20分ほどだったか、百里新道から上るための小入谷越登山口の駐車場所は道路ほどではなくてもある程度除雪もされるようで3〜4台くらいは駐めれそうな感じ。
ここをスタートする時点でスノーシュー履いた。
連休は前半にある程度の人が入ったのかトレースはあるが、前日の連休最終日に歩かれたのはワカンのお一人だけのよう。
下ってこられた踏み跡がずっと続いていた。
前半下の方は雪もしっかり締まり、表面は軽くクラストした状態でとても歩きやすい。
2024年02月13日 07:31撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 7:31
連休は前半にある程度の人が入ったのかトレースはあるが、前日の連休最終日に歩かれたのはワカンのお一人だけのよう。
下ってこられた踏み跡がずっと続いていた。
前半下の方は雪もしっかり締まり、表面は軽くクラストした状態でとても歩きやすい。
上に上がってくると前夜もちょっと降ったのかだいぶモフモフした感じに。
疎林の間からこれから歩く稜線から左には目指す百里ヶ岳。
2024年02月13日 08:12撮影 by  iPhone 12, Apple
1
2/13 8:12
上に上がってくると前夜もちょっと降ったのかだいぶモフモフした感じに。
疎林の間からこれから歩く稜線から左には目指す百里ヶ岳。
これこそリハビリにふさわしい疎林の中の落ち着いた雪の尾根道。
2024年02月13日 08:33撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 8:33
これこそリハビリにふさわしい疎林の中の落ち着いた雪の尾根道。
なんかちょっといやらしかった所。
この日は駐車場出発した時はマイナス1度だったのに快晴の上に気温がぐんぐん上がり、雪がザラメってズルズルになりそうだったので、早い時間で安定していて助かった。
2024年02月13日 08:52撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 8:52
なんかちょっといやらしかった所。
この日は駐車場出発した時はマイナス1度だったのに快晴の上に気温がぐんぐん上がり、雪がザラメってズルズルになりそうだったので、早い時間で安定していて助かった。
嫌な感じのところに続く細尾根だが、ここからは東の眺望が開けていた。
天候の関係かこの日は雲海が広がっていたが、ちょっと霞んでいて遠くまだはっきりとは見えなかった。
2024年02月13日 08:55撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 8:55
嫌な感じのところに続く細尾根だが、ここからは東の眺望が開けていた。
天候の関係かこの日は雲海が広がっていたが、ちょっと霞んでいて遠くまだはっきりとは見えなかった。
鯖街道からの道との合流点。
夏冬関係なく鯖街道からの道が百里ヶ岳のメイン登路と思い込んでてここまで来ればもっと人が通ってトレースしっかりしてくるはずと思い込んでたので、人が通った気配が無い事にびっくり。
帰りはこちらから下るつもりなんだけどちょっと気になった。
2024年02月13日 09:17撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 9:17
鯖街道からの道との合流点。
夏冬関係なく鯖街道からの道が百里ヶ岳のメイン登路と思い込んでてここまで来ればもっと人が通ってトレースしっかりしてくるはずと思い込んでたので、人が通った気配が無い事にびっくり。
帰りはこちらから下るつもりなんだけどちょっと気になった。
プチ雪庇地帯。
例年ならおそらくもっとでかいのが見れたんだろうけどまあこれはこれで危険が少ないのでリハビリにはよしとする。
2024年02月13日 09:23撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 9:23
プチ雪庇地帯。
例年ならおそらくもっとでかいのが見れたんだろうけどまあこれはこれで危険が少ないのでリハビリにはよしとする。
高い所はやはり昨晩も少し降ったようで雪面が綺麗。
2024年02月13日 09:25撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 9:25
高い所はやはり昨晩も少し降ったようで雪面が綺麗。
最後二つほど急登を上って山頂到着。
この積雪量が多いのか少ないのかよく分からないけど、まずは来ましたよを1枚。
2024年02月13日 09:50撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 9:50
最後二つほど急登を上って山頂到着。
この積雪量が多いのか少ないのかよく分からないけど、まずは来ましたよを1枚。
遠くに霞んで微かに見えるのは白山か。
2024年02月13日 09:52撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 9:52
遠くに霞んで微かに見えるのは白山か。
山頂あたりは風が当たって寒かったのでシェル羽織って少し北側に下りて風が当たりにくい所で飯。
ただ、木の根元に陣取ったのが失敗で、お昼になって気温がぐんぐん上がってる上に陽当たりも良く、木の上の雪が断続的にバラバラ落ちてきて、首筋やザックに入るのは勿論、カップラーメンに飛び込まれたのにはびっくりした。
2024年02月13日 10:26撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 10:26
山頂あたりは風が当たって寒かったのでシェル羽織って少し北側に下りて風が当たりにくい所で飯。
ただ、木の根元に陣取ったのが失敗で、お昼になって気温がぐんぐん上がってる上に陽当たりも良く、木の上の雪が断続的にバラバラ落ちてきて、首筋やザックに入るのは勿論、カップラーメンに飛び込まれたのにはびっくりした。
山頂からの下りは杉の植林帯で沢山の雪をかぶっており、飯食べてる間に10度近くまで上がってきた気温と陽当たりによって溶けて文字通り雨霰と降ってくる中、逃げるように鯖街道との分岐まで来、もうよく考えもせずすぐに当初の予定通り鯖街道側に踏み込む。
2024年02月13日 11:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 11:04
山頂からの下りは杉の植林帯で沢山の雪をかぶっており、飯食べてる間に10度近くまで上がってきた気温と陽当たりによって溶けて文字通り雨霰と降ってくる中、逃げるように鯖街道との分岐まで来、もうよく考えもせずすぐに当初の予定通り鯖街道側に踏み込む。
最初は地図通り穏やかな上り下りを繰り返す尾根で、黄色い分水嶺トレイルとかいうテープが付けられていた。
しかしそれも根来坂峠までで、そこから先この帰りのルートはどこにもテープ類がほとんど見当たらなかった。
2024年02月13日 11:13撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 11:13
最初は地図通り穏やかな上り下りを繰り返す尾根で、黄色い分水嶺トレイルとかいうテープが付けられていた。
しかしそれも根来坂峠までで、そこから先この帰りのルートはどこにもテープ類がほとんど見当たらなかった。
これは数日前のワカンの跡か。
このあたりも昨晩少しは降ったと思うけど、木がなくて吹きさらしの場所では時々この踏み跡が残っていた。
2024年02月13日 11:21撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 11:21
これは数日前のワカンの跡か。
このあたりも昨晩少しは降ったと思うけど、木がなくて吹きさらしの場所では時々この踏み跡が残っていた。
白石山到着。
ここまではほんと穏やかで言う事無しのリハビリ道。
地図上ではここから南に直下する尾根が楽そうに見えるけど、途中酷い薮とか崖とか何かあって通れないんだろうか。
まあ初めてなのでさすがにそういう所には踏み込まずにおとなしく一般ルートである根来坂峠方向に。
2024年02月13日 11:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 11:32
白石山到着。
ここまではほんと穏やかで言う事無しのリハビリ道。
地図上ではここから南に直下する尾根が楽そうに見えるけど、途中酷い薮とか崖とか何かあって通れないんだろうか。
まあ初めてなのでさすがにそういう所には踏み込まずにおとなしく一般ルートである根来坂峠方向に。
白石山からは先ほどまでいた百里ヶ岳がすぐそこに。
2024年02月13日 11:34撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 11:34
白石山からは先ほどまでいた百里ヶ岳がすぐそこに。
地図には鯖街道への登山道が記されている根来坂峠到着。
なんか誰も来た気配が無いのは何でだろ。
2024年02月13日 11:39撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 11:39
地図には鯖街道への登山道が記されている根来坂峠到着。
なんか誰も来た気配が無いのは何でだろ。
地図と地形見るにここが林道の上を平行して通るトラバース道のはずなんだが、この連休も誰も通らなかったのか、ほとんど道の形は無くてただの雪の斜面。
テープ類も何も無いが、でも鯖街道と名の付く道からの昔からのメインの登路だからすぐにはっきりした道になるはずと、木の無い一筋の空間があるからここに違いないと意を決して踏み込む。
2024年02月13日 11:41撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 11:41
地図と地形見るにここが林道の上を平行して通るトラバース道のはずなんだが、この連休も誰も通らなかったのか、ほとんど道の形は無くてただの雪の斜面。
テープ類も何も無いが、でも鯖街道と名の付く道からの昔からのメインの登路だからすぐにはっきりした道になるはずと、木の無い一筋の空間があるからここに違いないと意を決して踏み込む。
傾斜もきつくどこが道なのかも分からない斜面のトラバースに緊張が続く。
とにかく傾斜がきつくてすぐ右下に林道が見えてる所もあるのに上下に逃げる事も出来ない。
道なんてどこにも無い。
このあたりでようやくここは冬は通れない道ではないかという疑念が。
もうリハビリムードは吹き飛んで、木の間に先が見通せるような狭い空間と、雪が転がり落ちて出来た小さいデブリがある所が少しでも傾斜が緩く道のはずと、テープも何も無いただの雪の急斜面を慎重に渡り続ける。
2024年02月13日 12:05撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 12:05
傾斜もきつくどこが道なのかも分からない斜面のトラバースに緊張が続く。
とにかく傾斜がきつくてすぐ右下に林道が見えてる所もあるのに上下に逃げる事も出来ない。
道なんてどこにも無い。
このあたりでようやくここは冬は通れない道ではないかという疑念が。
もうリハビリムードは吹き飛んで、木の間に先が見通せるような狭い空間と、雪が転がり落ちて出来た小さいデブリがある所が少しでも傾斜が緩く道のはずと、テープも何も無いただの雪の急斜面を慎重に渡り続ける。
あそこは道かなと思える所を繋ぎながらなんとかトラバース続けてきたらこの帰りのルートで初めての杉の幹に巻かれたでかい赤テープに出合い、これは登山用なのか林業用なのか考えながら進むとすぐに斜面から尾根に飛び出す。
それまでの植林の西斜面とはうって変わって東に開けた光景。
2024年02月13日 12:13撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 12:13
あそこは道かなと思える所を繋ぎながらなんとかトラバース続けてきたらこの帰りのルートで初めての杉の幹に巻かれたでかい赤テープに出合い、これは登山用なのか林業用なのか考えながら進むとすぐに斜面から尾根に飛び出す。
それまでの植林の西斜面とはうって変わって東に開けた光景。
ここがこの日一番ヤバかったトラバース。
この手前までは道は分かって間違いなかったと思うし、行き先は向こうに見えるくぼんだ所を向こう側に越すんだと思うが、この斜面は何。
これが地面だったら間違いなく崩落地。
通行止め看板があってロープでも張られてそうな所。
とにかく渡っていく所も結構な傾斜だけどその左に落ち込んでるのはもう崖。
こんな所積雪期に通るのなんてよほどの物好きかここをよく知ってる人以外いないに違いない。
結果的に自分のルーファイに間違いはなかったので助かった。
2024年02月13日 12:24撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 12:24
ここがこの日一番ヤバかったトラバース。
この手前までは道は分かって間違いなかったと思うし、行き先は向こうに見えるくぼんだ所を向こう側に越すんだと思うが、この斜面は何。
これが地面だったら間違いなく崩落地。
通行止め看板があってロープでも張られてそうな所。
とにかく渡っていく所も結構な傾斜だけどその左に落ち込んでるのはもう崖。
こんな所積雪期に通るのなんてよほどの物好きかここをよく知ってる人以外いないに違いない。
結果的に自分のルーファイに間違いはなかったので助かった。
一番ヤバかったトラバースを越えるとそのあとはいきなりはっきり窪んだ道地形になり、鯖街道の看板まで出てきてそのままついに林道に降り立つ。
助かったという思い強し。
2024年02月13日 12:28撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 12:28
一番ヤバかったトラバースを越えるとそのあとはいきなりはっきり窪んだ道地形になり、鯖街道の看板まで出てきてそのままついに林道に降り立つ。
助かったという思い強し。
やはり昨晩降ったんだろう。
獣の踏み跡さえ無いまっさらの雪の林道。
2024年02月13日 12:30撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 12:30
やはり昨晩降ったんだろう。
獣の踏み跡さえ無いまっさらの雪の林道。
林道を歩く事数分ですぐにまた鯖街道の看板。
この看板がある以上、先ほどのような危ない所はもう無いと信じて後ろ髪引かれる思いで林道から離れる。
2024年02月13日 12:32撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 12:32
林道を歩く事数分ですぐにまた鯖街道の看板。
この看板がある以上、先ほどのような危ない所はもう無いと信じて後ろ髪引かれる思いで林道から離れる。
その思い空しく、またちょっと分かりにくく怖いトラバースもあったがなんとか乗り越えるとまた林道に合流。
2024年02月13日 12:49撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 12:49
その思い空しく、またちょっと分かりにくく怖いトラバースもあったがなんとか乗り越えるとまた林道に合流。
林道に出た所にあった焼尾地蔵。
何かの際は避難小屋の役も果たせるような何人かは入れそうな小屋に祀られてた。
2024年02月13日 12:51撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 12:51
林道に出た所にあった焼尾地蔵。
何かの際は避難小屋の役も果たせるような何人かは入れそうな小屋に祀られてた。
今度はちょっと長く林道を歩くとまたまた出てきた鯖街道へのお誘い。
時間も早いしここまで来てエスケープも嫌なのでまたまた突っ込む。
2024年02月13日 13:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 13:04
今度はちょっと長く林道を歩くとまたまた出てきた鯖街道へのお誘い。
時間も早いしここまで来てエスケープも嫌なのでまたまた突っ込む。
今度こそはっきりした道地形が続く。
2024年02月13日 13:07撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 13:07
今度こそはっきりした道地形が続く。
途中途切れ途切れに人の足跡のようなものがあって最初なんなのか分からなかったが、形の崩れの少ないものにアイゼンの歯のような穴が残っているのがあったので、もしかすると前日か前々日にアイゼンで上ってきた人がいるのかも。
でもさすがにここにワカンやスノーシューでなくアイゼンでは無理で引き返されたものと思われ。
2024年02月13日 13:11撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 13:11
途中途切れ途切れに人の足跡のようなものがあって最初なんなのか分からなかったが、形の崩れの少ないものにアイゼンの歯のような穴が残っているのがあったので、もしかすると前日か前々日にアイゼンで上ってきた人がいるのかも。
でもさすがにここにワカンやスノーシューでなくアイゼンでは無理で引き返されたものと思われ。
なぜか下りるにつれて、道がはっきりするにつれて鯖街道看板が頻繁に現れるように。
2024年02月13日 13:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 13:19
なぜか下りるにつれて、道がはっきりするにつれて鯖街道看板が頻繁に現れるように。
ついに降り立った鯖街道からの百里ヶ岳登山口。
どう考えてもここは積雪期の道ではなさそうで、くだんのアイゼンの方の踏み跡以外人が来た形跡何も無し。
2024年02月13日 13:25撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 13:25
ついに降り立った鯖街道からの百里ヶ岳登山口。
どう考えてもここは積雪期の道ではなさそうで、くだんのアイゼンの方の踏み跡以外人が来た形跡何も無し。
川が現れてどこから渡るのかと思ったら洗い越。
この日から気温上がったがまだ雪解けそのものは多くはないようで、スノーシューのままだとなんの問題もなく渡れた。
2024年02月13日 13:30撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 13:30
川が現れてどこから渡るのかと思ったら洗い越。
この日から気温上がったがまだ雪解けそのものは多くはないようで、スノーシューのままだとなんの問題もなく渡れた。
ついに除雪された林道との合流点。
日当たりも良かったのでここで2回目の飯に。
2024年02月13日 13:31撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 13:31
ついに除雪された林道との合流点。
日当たりも良かったのでここで2回目の飯に。
ここからは集落の中の舗装路を歩くのでスノーシュー脱いだらいきなり膝までハマって焦った。
2024年02月13日 13:54撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 13:54
ここからは集落の中の舗装路を歩くのでスノーシュー脱いだらいきなり膝までハマって焦った。
こんな山奥の林道沿いの集落。
人は誰も見かけなかった。
2024年02月13日 13:57撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 13:57
こんな山奥の林道沿いの集落。
人は誰も見かけなかった。
小入谷というバス停から橋を渡ってまた山に入っていく。
2024年02月13日 14:00撮影 by  iPhone 12, Apple
2/13 14:00
小入谷というバス停から橋を渡ってまた山に入っていく。
前日にでもどなたかバスで百里新道を登りに来られたのか、堰堤手前の橋に下りて渡っておられたが、この時間このあたりは雪も緩んでハマりまくって再度スノーシュー履いてたので橋には下りずに手前の小さい堰堤越えた所で小さい流れを飛び越えて駐車場への山道を上がった。
2024年02月13日 14:09撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 14:09
前日にでもどなたかバスで百里新道を登りに来られたのか、堰堤手前の橋に下りて渡っておられたが、この時間このあたりは雪も緩んでハマりまくって再度スノーシュー履いてたので橋には下りずに手前の小さい堰堤越えた所で小さい流れを飛び越えて駐車場への山道を上がった。
今朝上り始めた登山口到着。
朝、自分はここでさて右左どちらから行くのかと見回して右上にピンテ発見して、そちらにワカンの踏み跡もあったのでそこから急坂を直登してしまったが、実際は左に少し下りた所からしっかりしたトレースが上って行ってたので、左に少し下るのが一般的だったよう。
2024年02月13日 14:21撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 14:21
今朝上り始めた登山口到着。
朝、自分はここでさて右左どちらから行くのかと見回して右上にピンテ発見して、そちらにワカンの踏み跡もあったのでそこから急坂を直登してしまったが、実際は左に少し下りた所からしっかりしたトレースが上って行ってたので、左に少し下るのが一般的だったよう。
気温上がって雪が溶けまくった駐車地の中に自分の車がただ1台。
2024年02月13日 14:22撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/13 14:22
気温上がって雪が溶けまくった駐車地の中に自分の車がただ1台。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

先月末、警報級の大雪が二日続いた次の日に行った戸倉トンネルから氷ノ山への県境尾根での急登含む8時間にも及ぶ平均膝上ラッセルはさすがにきつすぎ、帰ってから腰が痛くなってしまって結局半月も運動自粛。
ところが先日この週の後半は気温が上がって小春日和などという天気予報で20度などというのを聞き、それではただでさえ少なかったこの冬の雪が無くなってしまうと、まだ完治はしていない感じだったのに焦ってせめてあまり高くなく無茶せず短時間で歩けて雪たっぷりな所はないかと考えて思いついたのが最近雨雪レーダー見てて結構雪になってた百里ヶ岳。
行ったことなかったけどここなら連休中もそんなに沢山人入ってなくてトレースガチガチなんてこともなく楽しめるかなと。
一般的な周回路は昔からの道だし、危ない所があるなんて話も聞いたことなかったので久しぶりのリハビリ兼ねた雪山はここに決定。
道は古いガイドブックにも載ってる百里新道と鯖街道の周回とし、この二つだと鯖街道の方がそんな名前もあるくらい古くからのメイン登路で緩やかだろうし、百里新道はその名の通りその後開かれた直登路でこちらの方がきついはずと、上りは百里新道から、そして下りをのんびり鯖街道からと決めた。
この時点ではどちらかといえばそこまでの県道が細そうだけど大丈夫かなとか、百里新道登山口の駐車地は除雪されてるかなという方が心配だったが、行ってみればやはり人里の生活道路なので細くて対向車が来るのは心配だったが問題無く通れ、駐車地も簡単な除雪はされていて数台は駐めれる状態で一安心。
歩き出す時はもう回って来れた気でいた。
百里新道はだいたい想定通り。
雪の状態も良くトレースもはっきり分かるけど深さはない状態で、天気も良くて出だしからスノーシューで楽しめ、最後二つほど短い急登があったのを除けばまさにリハビリに相応しかった。
しかし、途中鯖街道からの道との分岐点ではあると思い込んでたトレースが全く無くてびっくり。
でもこの時点ではまだそちらの方が緩やかな道と思い込んでるし、百里新道の方も上の方は前夜少し降った感じだったので薄いトレースが植林帯の中で風にさらされず埋もれたのかなくらいに考え、山頂からの下りは気温が上がって杉の上に積もった雪が雨あられとバラバラ降ってくる中、逃げるように急いで鯖街道側に踏み込んだ。
根来坂峠までは地形図通りトレースが無いのが不思議なくらいの緩やかな尾根道で、なんかちょっとおかしいかもって微かな不安はあったと思うけど、天気も良いし雪の状態も少し緩んできてるけどまだしっかりしててスイスイ歩けてしまった。
状況が暗転したのはそこから。
鯖街道への登山道は峠でUターンするように今下ってきたばかりの白石山の西斜面を巻くようなトラバース道に入るはずなんだが、トレース痕も何も無い疎林の中の雪の急斜面でどこから入るのかよく分からない。
まあすぐ道はハッキリするだろうとここかなと思われる木々の間に空間がある場所から入ってみたが、えらい急な雪の斜面があるだけでとうてい道とは思えない。
もしかするともう少し下を行くんだったかもしれない。
いずれにしても出だしは傾斜も相当で道地形はまったく分からないしテープ類もまったく無い中、上下に少しずつ逃げながら木々の隙間が続いている所、斜面を雪が転がり落ちてデブリになった所、先を透かし見て道らしきところを探してそこに繋がる木々の間を選んで一歩一歩進むしかない。
雪の状態が良かったからスノーシュー踏み込んで下を固めながら歩けてるが、斜面上側の足、左足はずっと膝曲げて中腰状態なので痛めてる腰より先に膝が痛くなってくる。
これはもしもっと雪が多かったり締まりの無い状態だったらとても歩けたものではないどころか、まあ傾斜は急だけど木々があるので大きな雪崩は無いとは思うが小さいものはありそうだし、何より足場が崩れて滑落の危険は大いにある。
ここまで来て初めてこのルートは積雪期に通ってはいけない場所だったんでは、だからテープも何も無いんではと気が付くがもう遅い。
もうこの斜面でスノーシューで方向転換するのも怖い。
地図やGPS見たって現地の細かい状況なんて分からない。
雪の状態が良いのを頼りに、自分のルーファイ力を信じて怖い斜面も渡っていくしかない。
あとで地図見ると尾根に飛び出すまでのトラバース区間はそんなに長くはないのに、楽な道と思い込んでた場所がその道もほとんど分からない状態だったのにびっくりし、頭も身体も一気に疲れてしまったが、同時にだいたい本来の道に近い所を通れたんではないかと、自分のルーファイ力をちょっと見直しもした。
まあこの最初の所は雪の状態は良かったので道が分からない事が一番困ったわけだが、怖い所は762を巻いて林道に下りる直前、なんかここ山が抜けて崩れてるんちゃうかって見える所を渡らなければならなかった箇所と、林道に下りてまたすぐ鯖街道の看板に従って山道に入ったら、しばらくジグザク下りてからまた右にずっとトラバースしていく所があり、ここは傾斜もさることながらもう気温が上がって雪が少しグズグズしてきてて慎重になった箇所か。
まあそこから先は林道と最後はしっかりした山道で助かったが、とにかく上の方は雪の状態次第ではマジで危なそうで、踏み跡も何も無いのが当然の、積雪期に通っていい所ではなかったと思う。
通るならせめて残雪期、すでに雪もだいぶ沈んで道地形も見えるようになり、その上よく締まってアイゼンが効くようになってからか。
というわけで、図らずも今回はリハビリとはほど遠い危なっかしい雪山歩きになってしまったけど、幸い腰は悪化せず、春日和になってしまう前にこの冬最後かもしれない雪とスノーシューを堪能出来た一日になりました。

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