京都府：焼杉山

2024年02月18日(日) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 8.2km
• 登り: 582m
• 下り: 579m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:44
• 休憩: 1:09
• 合計: 3:53

8:40 焼杉山登山口
10:04 10:04 大原分岐
10:11 10:19 焼杉山
10:48 10:50 寂光院下降点
11:21 12:20 寂光院
12:34 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寂光院口駐車場　普通車約10台、バス約7台

写真

2/18 8:31

寂光院口駐車場に到着。

2/18 8:31

駐車料金はポストに入れるシステム。無人故に出入りは24時間OKとのこと。

2/18 8:35

駐車場の隣りにある乙が森。

2/18 8:36

ふむふむ。

2/18 8:37

ところで今日って小雨模様の予報やったの？天気予報を見ずに来たもんやから京都に入った頃から小雨が降ってきたから少しがっくし。

2/18 8:37

小雨の中でいざ出発。

2/18 8:39

『左 京道』『右 寂光院』ここを右に。

2/18 8:41

焼杉山登山口

2/18 8:43

ゲートを抜けて行きます。

2/18 8:47

2/18 8:52

2/18 9:03

見上げてみると木々の上は雲で真っ白。

2/18 9:07

NHK・KBS京都デジタルテレビ中継放送所。

2/18 9:12

緩やかに登って行きます。

2/18 9:20

ガクンッ！と下ります。

2/18 9:25

2/18 9:35

だんだん木の種類が増えてきた。

2/18 9:37

P581のピークに到着。

2/18 9:38

ほらね。

2/18 9:42

この辺りから雲に入ったのか、雲が降りてきたのか、視界が乳白色に霞んできた。

2/18 9:50

2/18 9:53

幻想的な景色になってきた。

2/18 9:57

2/18 10:00

俺的本日一番の難所。

2/18 10:02

この辺りは道が細いので少し危ないかな。コケたらノンストップで滑落。

2/18 10:04

稜線の大原分岐に到着。

2/18 10:05

2/18 10:06

ずいぶんと荒れておられる。

2/18 10:10

もうちょい。

2/18 10:11

焼杉山に到着。

2/18 10:12

ほらね。

2/18 10:12

三等三角点『岩谷』が山名板立てにされている。

2/18 10:15

山頂は木々に囲まれていて展望はなさそう。ま、あっても今日は真っ白故に見えねえだろうけどね。

2/18 10:17

これってベンチ？

2/18 10:21

では下山。

2/18 10:24

2/18 10:28

2/18 10:29

2/18 10:33

…？

2/18 10:34

…？？

2/18 10:37

雲の下に下りたのか視界が鮮明になってきた。

2/18 10:48

分岐の峠に到着。

2/18 10:49

ここから真っすぐ行けば翠黛山、右に行けば天ヶ岳、左に行けば大原。我々は左に行き大原に下りますよ。

2/18 10:50

2/18 10:51

…なんで立ってんやろう？

2/18 10:55

2/18 11:00

沢の水が流れる音が聞こえてきた。

2/18 11:06

大原ではよく見る登山口の看板。この独特な字体がいい。

2/18 11:06

こけこけ。

2/18 11:07

もふもふ。

2/18 11:09

沢の音を聞きながら広くなった道を下って行きます。

2/18 11:11

2/18 11:13

急に近代化。

2/18 11:18

砂防ダムの工事中。

2/18 11:19

ご安全に。

2/18 11:22

2/18 11:23

本日のメインである寂光院に到着。

2/18 11:23

…だそうです。

2/18 11:28

2/18 11:29

本堂。2000年に火災で焼失し2005年に落慶した。なんでも火災の原因は放火とのこと。嘆かわしい。

2/18 11:30

書院。

2/18 11:32

四方正面の池。エサをくれると勘違いした鯉が勝手に寄ってきます。

2/18 11:44

2/18 11:47

雪見燈籠。豊臣秀吉が寄進したものと伝えられているとのこと。

2/18 11:31

『池水に汀の桜散り敷きて波の花こそ盛なりけれ』
1186年、お忍びで建礼門院を訪ねてきた後白河法皇の一首。当時のままの汀の池の風景。

2/18 11:49

千年姫小松も当時のまま。しかし2000年の火災で枯れてしまった。マジで嘆かわしい。

2/18 11:49

ふむふむ。

2/18 11:50

寂光院の本尊は六万体地蔵菩薩立像。こちらも火災で焼失。今は新たに復元されて本堂に安置されている。

2/18 11:54

建礼門院徳子御庵室跡。壇ノ浦で平家が敗れた後、建礼門院徳子はここ寂光院で余生を過ごす。ある意味で平家の最後の地とも云えるかな。

2/18 11:52

建礼門院徳子御庵室跡内にある井戸遺構。建礼門院も使ってたのかな。

2/18 12:10

境内の水はどれも綺麗やな。

2/18 12:11

茶室の孤雲。

2/18 12:12

2/18 12:14

2/18 12:17

建礼門院徳子大原西陵にもお邪魔させていただきました。

2/18 12:19

2/18 12:19

建礼門院徳子大原西陵。

2/18 12:21

大原西陵から振り返ると彼方に静かな大原の集落が望めます。

2/18 12:25

寂光院を後にします。

2/18 12:27

落合の滝。

2/18 12:29

2/18 12:34

寂光院口駐車場に到着。お疲れ様でした。

2/18 12:58

近くのコンビニの駐車場から望んだ焼杉山。山頂は今だに雲の中のようで。

2/18 13:14

寄り道。土井志ば漬本舗本店に立ち寄り志ば漬を購入。寂光院で建礼門院がこの地の漬物を『柴葉漬け』と呼んだのが始まりなんだとか。美味ッ！

2/18 13:58

…うっ！今日は京都マラソンやったんや！京都市内はあちこちで交通規制で通れず！何処をどう通ったら帰れるんやぁ！

感想

とんげ

前回の滋賀県は鏡山に行った時。
平家終焉の地である平宗盛胴塚に訪れた。

その時。
壇ノ浦で生き残った平家がまだいたと思った。

建礼門院徳子。

平清盛の娘。
高倉天皇の中宮。
安徳天皇の母。

建礼門院は壇ノ浦で安徳天皇が入水したのを見届けてから自らも入水するが源氏に助けられ京に送られる。
そこで出家し静かな大原にあった寂光院に移り住み滅亡した平家一門と我が子安徳天皇の弔い終生を過ごしたと伝わっている。

歴史と権力と血筋に翻弄された女性である。

ある意味。
もうひとつの平家終焉の地ではないか。

行ってみようかな。

そうや！
大原と云えば志ば漬も喰べたいな！

てなわけで。
京都府は焼杉山に行ってきました。