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Yamareco

記録ID: 6482170
全員に公開
山滑走
東北

会津駒ヶ岳(源六郎沢源頭)

2024年02月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
T_HAYASHI その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:00
距離
12.9km
登り
1,443m
下り
1,429m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
0:22
合計
6:52
7:18
7:18
35
8:44
8:44
58
9:42
9:43
113
11:36
11:55
121
14:05
14:06
3
14:09
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桧枝岐村 民宿「こまどり」に前泊
アクセスは当宿泊施設のホームページを参照
https://oze-komadori.com/
会津駒ヶ岳登山口前バス停の隣の宿です。
コース状況/
危険箇所等
すでにパウダーシーズンは終わり、春の雪。
スタート時は放射冷却でガチガチに凍結していましたが、朝8時を過ぎた所で気温が上昇、アウターを着ていられない状況となる。

登行で注意すべき所
冬道と夏道が異なります。
下ノ沢と上ノ沢の出合にて上ノ沢方面に進み、滝沢登山口に通じる林道に上ります。
そのまま登山口に進まず、谷間を登り詰め、南東側に伸びる尾根の上にでます。
この個所はそこそこの急登です。
シートラで登られている方もいました。(自分は3Dアセントで直登)
階段がある夏道はさらに急登でトラバースもあり、初戦で体力を奪われるでしょう。
<夏道参考[登山道調査隊▲全部見せたい !]さま>
https://youtu.be/vo8HdIhbNtM?si=DUcBjiZUfKVLC7Ue

下山は源六郎沢源頭から標高1600m地点まで滑り降ります。
そこから南面の谷を登って登山道がある尾根に戻ります。
ここもかなりの急登です。標高差は150mあります。
雪質次第では登り難いかもしれません。
ブーツアイゼンシートラで登ろうかとも考えました。
この時は3Dアセントを使い、ジグを切りながら上に登り詰めましたが、雪がだいぶ締まって来ており、アセントの食い付きも良く安定して登る事が出来ました。

標高1650m付近から下ノ沢へ降りる谷を落とします。
この時点で雪質は重くなり滑りが難しくなりますが、日陰はまだ走りました。
林道末端に砂防ダムがありますが右岸を巻いて林道に出ました。
そのまま登山口へ。
最後に登山口手前50m地点、川の脇道を降りますが、森の中で薄暗い事と地形段差が分かり難いので、川に飛び込まない様に…。
その他周辺情報 燧の湯(ひうちのゆ)
1000円/人
露天は15時から
前日に檜枝岐村「こまどり」に宿泊しました。
滝沢登山口のすぐ隣にあります
車は宿の駐車場に置かせていただきました。
前日に檜枝岐村「こまどり」に宿泊しました。
滝沢登山口のすぐ隣にあります
車は宿の駐車場に置かせていただきました。
百名山ハンターの2人(Y氏とK氏)と同行します。
2人は夏山で訪れていますが、自分は会津駒は初めてです。
強力なお二人にいつも頼ってばかりですが今日はよろしくお願いします。
百名山ハンターの2人(Y氏とK氏)と同行します。
2人は夏山で訪れていますが、自分は会津駒は初めてです。
強力なお二人にいつも頼ってばかりですが今日はよろしくお願いします。
空は快晴だったため放射冷却きつかった。
雪面は固く締まっていた。
まずは上ノ沢と下ノ沢との出会いを目指した。
空は快晴だったため放射冷却きつかった。
雪面は固く締まっていた。
まずは上ノ沢と下ノ沢との出会いを目指した。
K氏の案内で出合まで来た。
林道をショートカットするために、上の沢方面へ向かう。
K氏の案内で出合まで来た。
林道をショートカットするために、上の沢方面へ向かう。
150m程進み、右手の谷を詰める。
ここで3Dアセントを装着。
アセントは駒の小屋手前まで装着した。
150m程進み、右手の谷を詰める。
ここで3Dアセントを装着。
アセントは駒の小屋手前まで装着した。
林道に出て20m程進むと、右に向かって大きくカーブしている。ここが冬道と夏道の分岐点。
カーブまで来るとその先に落石防止策が見えるので、そこまで行く必要はない。
ここから本格的な急登になる。
先にはシートラアイゼンで登られてる方もいた。
その左手のルンゼを詰める。
林道に出て20m程進むと、右に向かって大きくカーブしている。ここが冬道と夏道の分岐点。
カーブまで来るとその先に落石防止策が見えるので、そこまで行く必要はない。
ここから本格的な急登になる。
先にはシートラアイゼンで登られてる方もいた。
その左手のルンゼを詰める。
自分達はシール登行で登った。
雪面が程よく固いためアセントが気持ちよく刺さった。
自分達はシール登行で登った。
雪面が程よく固いためアセントが気持ちよく刺さった。
ルンゼから南東尾根に乗った。
少し狭いが直登で問題なかった。
ルンゼから南東尾根に乗った。
少し狭いが直登で問題なかった。
登って来た谷を見下ろす。
雰囲気伝わる?
登って来た谷を見下ろす。
雰囲気伝わる?
2人が登ってくるをの待つ。
ここで2人はアウターを脱いだ。
まだ8時なのにすでに気温急上昇中。
2人が登ってくるをの待つ。
ここで2人はアウターを脱いだ。
まだ8時なのにすでに気温急上昇中。
登山道がある尾根に向かう。
登山道がある尾根に向かう。
下枝が目立つが隙間を縫いながら進んだ。
下枝が目立つが隙間を縫いながら進んだ。
登山道がある尾根に合流。
ここかららは広い尾根を登り詰める。
馬鹿尾根というやつですね…長かったです。
登山道がある尾根に合流。
ここかららは広い尾根を登り詰める。
馬鹿尾根というやつですね…長かったです。
自分もアウターを脱いだ。
二人はすでに帽子もとってしまった。
自分もアウターを脱いだ。
二人はすでに帽子もとってしまった。
ここまで来れば先に進むだけなんだけど、長かった…。
ここまで来れば先に進むだけなんだけど、長かった…。
先行する登山者を追い越したり追い抜かれたり…
先行する登山者を追い越したり追い抜かれたり…
燧ケ岳が縫える位置に来た。
燧ケ岳が縫える位置に来た。
日光白根山も頭だけ見えた。(合ってる?
1
日光白根山も頭だけ見えた。(合ってる?
ブナの森から針葉樹林に植生が変わったところから斜度が緩くなる。ただし日差しが熱い。
ブナの森から針葉樹林に植生が変わったところから斜度が緩くなる。ただし日差しが熱い。
燧ケ岳。尾瀬の山でもひときわ目立つ。
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燧ケ岳。尾瀬の山でもひときわ目立つ。
大休憩を1回入れる。
駒の小屋まであと1km地点。
大休憩を1回入れる。
駒の小屋まであと1km地点。
妙高山みたい。
あそこもBCで行けるらしい。
妙高山みたい。
あそこもBCで行けるらしい。
オープンバーンに出ると右手上に目指す会津駒ケ岳が見えて来た。
尾瀬の鳩待峠から見る至仏山みたいだ。
写真だけだと間違えそう。
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オープンバーンに出ると右手上に目指す会津駒ケ岳が見えて来た。
尾瀬の鳩待峠から見る至仏山みたいだ。
写真だけだと間違えそう。
ここで3Dアセントを外す。
休み休み進む。
1
ここで3Dアセントを外す。
休み休み進む。
地味に遠い…。
スノーモンスターはすでに消失。
1週間前のSNSの記録では残っていたようだが、あっという間に消えた…。
スノーモンスターはすでに消失。
1週間前のSNSの記録では残っていたようだが、あっという間に消えた…。
時間もお昼時を迎えようとしている、登って来た登山者が山頂に集まり始めた。
時間もお昼時を迎えようとしている、登って来た登山者が山頂に集まり始めた。
微妙なモンスター。
いや、もうモンスターじゃないか…。
微妙なモンスター。
いや、もうモンスターじゃないか…。
最後の登り。
山頂に到着。
私の百名山がまた1つ追加されました。
K氏が北面の様子を見に行ったがノートレースだったとの事。
K氏は「北面行かなくて良いんですか?」と聞いてきたが、時間的に遅いことと初見で攻める気まではなれなかったので、次回にパスする事に。
暑すぎて予定以上に体力を消耗した事もある。
結果的に1600m地点から登り返しを考えれば今日はこれで良かったと思っている。
山頂に到着。
私の百名山がまた1つ追加されました。
K氏が北面の様子を見に行ったがノートレースだったとの事。
K氏は「北面行かなくて良いんですか?」と聞いてきたが、時間的に遅いことと初見で攻める気まではなれなかったので、次回にパスする事に。
暑すぎて予定以上に体力を消耗した事もある。
結果的に1600m地点から登り返しを考えれば今日はこれで良かったと思っている。
山頂から源六郎沢源頭へ向かう。
ルートはK氏に任せていますが、私よりも経験豊富なのでそのルーファイ能力には賞賛しています。
雪質はザラメ1歩手前。パウダーではないけど安定した雪面で気持ちよく降りた。
久々の沢ルートだった。
山頂から源六郎沢源頭へ向かう。
ルートはK氏に任せていますが、私よりも経験豊富なのでそのルーファイ能力には賞賛しています。
雪質はザラメ1歩手前。パウダーではないけど安定した雪面で気持ちよく降りた。
久々の沢ルートだった。
標高1600m地点まで降りた所でK氏が立ち止まった。
その先に大きな滝がある様に見えた。
ここで登山道がある尾根に登り返すという。
これが結構な斜面で…。写真でみるとそんな事ないんじゃね?と思うかもしれないが、ちょっと焦った。
写真は上に見上げて撮っているので斜度が緩く見える。
動画で見て欲しい。
標高1600m地点まで降りた所でK氏が立ち止まった。
その先に大きな滝がある様に見えた。
ここで登山道がある尾根に登り返すという。
これが結構な斜面で…。写真でみるとそんな事ないんじゃね?と思うかもしれないが、ちょっと焦った。
写真は上に見上げて撮っているので斜度が緩く見える。
動画で見て欲しい。
シールを張り直して3Dアセントを装着。
これだけの急斜面だと、ルート崩壊の問題から3人揃って同じルートを進む事は出来なかった。
自分は20m上流側の方からジグを切って登る事にした。
幸いな事に雪面にアセントがしっかり食いつた事で滑ることもなく標高差150mを登り詰める事が出来た。
雪の状態次第ではブーツアイゼンシートラで登る事になるかもしれない。
こういう所もあるので、このルートは単独で来たくはないです。
仲間同士で精神的に繋がっている事の重要性を実感できました。
シールを張り直して3Dアセントを装着。
これだけの急斜面だと、ルート崩壊の問題から3人揃って同じルートを進む事は出来なかった。
自分は20m上流側の方からジグを切って登る事にした。
幸いな事に雪面にアセントがしっかり食いつた事で滑ることもなく標高差150mを登り詰める事が出来た。
雪の状態次第ではブーツアイゼンシートラで登る事になるかもしれない。
こういう所もあるので、このルートは単独で来たくはないです。
仲間同士で精神的に繋がっている事の重要性を実感できました。
無事尾根に戻れました…。
小休憩を入れて再び下山。
この300m先で下の沢方面のルンゼに入る。
小さいルンゼがあるので、間違えないように登りルート側に意識を向けて滑り降りた。
無事尾根に戻れました…。
小休憩を入れて再び下山。
この300m先で下の沢方面のルンゼに入る。
小さいルンゼがあるので、間違えないように登りルート側に意識を向けて滑り降りた。
重い雪質だったが、林道末端につなげる事が出来た。
重い雪質だったが、林道末端につなげる事が出来た。
ここから登山口まで林道滑走。
ここから登山口まで林道滑走。
滝沢登山口(無積雪期ルート)前を通過。
滝沢登山口(無積雪期ルート)前を通過。
林道途中でショートカット出来ないか悩んだ所もあったが、結局そのまま林道を降りて登山口へ。
無事に帰還。
宿の駐車場に戻り、燧の湯で汗を流してからK氏の運転で帰路についた。
林道途中でショートカット出来ないか悩んだ所もあったが、結局そのまま林道を降りて登山口へ。
無事に帰還。
宿の駐車場に戻り、燧の湯で汗を流してからK氏の運転で帰路についた。

装備

個人装備
ブンリン3Dアセント

感想

雪不足の中、K氏から会津駒ケ岳BCの提案を受ける。
地元長野県から桧枝岐村までは遠い事もあり自分から提案しようと思っていた矢先だった。移動だけで8時間は要するかな?
関東在住の2人の住まいから日帰りで行ける距離ではあったが、たまには宿に泊まろうという事で登山口前の宿に前泊する事になった。
3名宿泊2食で、確か8800円/人だったかな。9000円はしなかったはず。
他ETC代、ガス代を3人で割り勘したので安く上がった。
翌朝は宿の朝食を食べて朝7時過ぎに出発した。

全般としてルート上はすべて滑走可能。
源六郎沢からの登り返しは万全の準備で。




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