太平山（旭又コース奥岳）

2015年05月30日(土) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 10.8km
• 登り: 918m
• 下り: 916m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:44
• 休憩: 2:22
• 合計: 7:06

8:05 旭又登山口
8:29 8:35 御滝神社
9:54 10:07 御手洗
11:20 13:05 太平山
13:41 13:46 御手洗
14:36 14:49 御滝神社
15:11 旭又登山口

　秋田大学手形キャンパスを自家用車3台で7:09発，7:50に旭又登山口着。
　登りは御滝神社(標高400m付近)，あやめ坂を登りきったあたり(標高550m付近)，御手洗（標高830m付近）で小休憩。下りは御手洗，馬返し(標高600m付近)，御滝神社で5分程度かそれ以内の小休憩をとった。
　登りは3時間15分，下りは2時間5分の所要時間だった。旭又登山口のと奥岳頂上の標高差は約870m。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/30 8:05

旭又登山口のタニウツギ（谷空木，スイカズラ科）

5/30 8:06

旭又登山口（旭又キャンプ場）のトイレ

5/30 8:06

旭又登山口の駐車スペース

5/30 8:13

オククルマムグラ（奥車葎，アカネ科）

5/30 8:18

ヒメヘビイチゴ（姫蛇苺，バラ科）

5/30 8:20

宝蔵岳コースと旭又コースの分岐。旭又コースを進む。

5/30 8:20

仁別森林鉄道旭又沢支線のインクライン跡。ここで貨車をワイヤーロープで引き揚げたり下ろしたりしていた。森林軌道は現在の御滝神社を経て旭又沢にぶつかるところが終点であった。

5/30 8:28

タチカメバソウ（立亀葉草，ムラサキ科）

5/30 8:29

弟子還沢を渡る

5/30 8:31

ヒメシャガ（姫射干［姫著莪］，アヤメ科）。まさに今が花の盛り。

5/30 8:32

ウゴツクバネウツギ（羽後衝羽根空木，スイカズラ科）。ツクバネウツギの変種で葉が大きく，東北地方日本海側に分布。

5/30 8:32

御滝（おたき）神社

5/30 8:40

御滝神社付近のヒメシャガ

5/30 8:44

御滝神社付近のヒメシャガ

5/30 9:23

黄色がかったウゴツクバネウツギの花

5/30 9:23

マイヅルソウ（舞鶴草，ユリ科）

5/30 9:35

ヒメアオキ（姫青木，ガリア科）の実。アオキの日本海側多雪地帯型の変種。

5/30 9:39

ブナ林の中の登山道（標高750m付近）

5/30 9:39

ブナ林の中の登山道（標高750m付近）

5/30 9:48

チゴユリ（稚児百合，ユリ科［イヌサフラン科］）

5/30 9:48

ユキザサ（雪笹，ユリ科）

5/30 9:56

御手洗（みたらし）の広場着

5/30 9:56

御手洗の水場

5/30 9:57

ミヤマカタバミ（深山片喰、カタバミ科）

5/30 9:57

ミヤマカタバミ

5/30 10:00

御手洗の古いベンチ。秋田大学職員山の会40周年記念の銘板。

5/30 10:00

御手洗の新しいベンチ。秋田大学職員山の会50周年記念の銘板（平成23年10月）。

5/30 10:06

タムシバ（田虫葉，モクレン科）

5/30 10:07

オオカメノキ（大亀の木，スイカズラ科）

5/30 10:09

御手洗のお地蔵様

5/30 10:10

シラネアオイ（白根葵，キンポウゲ科）

5/30 10:11

シラネアオイ

5/30 10:20

ミヤマスミレ（深山菫，スミレ科）

5/30 10:27

エンレイソウ（延齢草，ユリ科 ）

5/30 10:30

登山道わきのブナ林（標高970m付近）

5/30 10:33

登山道わきに残る雪（標高970m付近）

5/30 10:42

ムラサキヤシオツツジ（紫八汐躑躅，ツツジ科）

5/30 10:43

ツバメオモト（燕万年青，ユリ科）

5/30 10:53

オオバキスミレ（大葉黄菫，スミレ科)

5/30 11:01

タカネザクラ（高嶺桜，バラ科）

5/30 11:01

タカネザクラ。別名ミネザクラ。

5/30 11:09

ゴゼンタチバナ（御前橘，ミズキ科）

5/30 11:10

イワカガミ（岩鏡，イワウメ科）

5/30 11:10

ミツバオウレン（三葉黄蓮，キンポウゲ科）

5/30 11:11

稜線から太平山奥岳頂上と直下の鳥居

5/30 11:12

稜線まで登ってくると視界が広がる。天気も良く，男鹿半島も見える。

5/30 11:13

ショウジョウバカマ（猩々袴，ユリ科）。咲いたときはピンク色だったはず。

5/30 11:13

奥岳への最後の急坂の手前にある小さな池にはアズマヒキガエルが集まっていた。今が産卵の時期。

5/30 11:15

カタクリ（片栗，ユリ科）

5/30 11:15

エチゴキジムシロ（越後雉莚，越後雉蓆，バラ科）

5/30 11:17

エチゴキジムシロ。バラ科キジムシロ属の多年草。

5/30 11:21

ツボスミレ（坪菫，スミレ科）

5/30 11:24

太平山奥岳頂上着。太平山奥岳の標高は2014年4月に1171mから1170mに改定された。

5/30 11:23

奥岳山頂の方位盤

5/30 11:38

奥岳頂上より岩手山遠望。鳥海山は雲に隠れて見えなかった。

5/30 11:38

頂上の太平山三吉神社奥宮の鳥居

5/30 11:39

奥岳頂上から太平山連峰の山々。前岳，中岳，鶴ガ岳、剣岳、宝蔵岳と連なって見える。

5/30 11:40

ヤマガラシ（山芥子，アブラナ科）

5/30 11:41

ガクウラジロヨウラク（萼裏白瓔珞，ツツジ科）。奥岳山頂のものはまだつぼみ。

5/30 11:45

太平山奥岳頂上の山小屋の外壁に架かる説明板

5/30 11:48

鍋で煮込んだできたての豚汁を2杯いただきました

5/30 12:18

ドリップしたコーヒーもいただきました

5/30 12:36

太平山三吉神社奥宮の社殿脇に集められていた石碑群

5/30 13:05

奥岳頂上で咲いていたタンポポ

5/30 13:07

いよいよ下山開始

5/30 13:11

シラネアオイ

5/30 13:11

奥岳頂上直下，稜線上の鳥居

5/30 13:14

萩形（はぎなり）コース分岐。旭又コースはここから稜線上と別れて急坂を下る。

5/30 14:28

あやめ坂のヒメシャガ。アヤメの仲間のヒメシャガが多く咲くのであやめ坂。

5/30 14:37

あやめ坂の表示板。話しながら歩いていたせいか，登りのときには気付かなかった。

5/30 14:44

御滝神社まで下山。この先は急な下りがなく，気分も楽。

5/30 11:09

（秋田大学職員山の会・藤原勉さん提供）

撮影機器：

COOLPIX S600 ニコン

FinePix XP70 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 サングラス タオル ストック カメラ

共同装備

食器 調理器具 調理用食材 ガスカートリッジ コンロ コッヘル

感想

Ssakana

　ちょうどあやめ坂のヒメシャガが見頃で，今年は特に見事だったようだ。御手洗から少し登ったところや，稜線上でははシラネアオイも美しかった。御手洗の少し下流の沢沿いにミズバショウの群落があり，登山道から白い花がちょうど咲いているのを見下ろすことができた。
　太平山奥岳の頂上付近には秋田県の地名を冠したコアニチドリが咲くことを最近知った。花の時期の7~8月に見に行ってみたい。
　この日は天候もよく，頂上からの眺めも良かった。やや気温が上がったせいか，思った以上に行動中に水分を補給することになってしまった。頂上で豚汁やコーヒーをいただいた上に，下山までに500ccのペットボトルの飲料を3本消費した。