記録ID: 65068
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ハイキング
中国山地西部
右谷山
2010年05月16日(日) [日帰り]


- GPS
- 05:35
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 815m
- 下り
- 815m
コースタイム
12:00寂地峡駐車場-12:27木馬トンネル-12:55水車小屋跡-13:20(10分休)チゲン谷入口の滝出発-15:40右谷山
15:45南尾根下山開始-17:35駐車場着
15:45南尾根下山開始-17:35駐車場着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
寂地峡の駐車場を出発して木馬トンネルを通り、ヤケヤマ谷沿いにミノコシ峠へと立派な登山道がありますが、今回は途中からチゲン谷に入り詰め上げて右谷山に行ってみました。チゲン谷は標高890mぐらいの分岐で左に進むといったん伏流っぽくなりますが、少し登るとまた流れが出てきました。その後、標高930mぐらいから階段状の小滝が続くなかなか楽しい沢でした。源流からコルまでは数十mで詰め上げることが出来ます(ちなみに靴底から5〜6cmぐらいしか水には入っていません)。 下山路は南尾根を辿りましたが、そこそこの踏み跡とテープもありガンガン飛ばして下らない限り迷うことはないと思いますが、磁石と地図はあった方がよいと思います。 標高を下げてくると次第に道もハッキリしてきます。そして標高860mぐらいから2万5千分の1の地図の破線の道から外れ、五竜の滝の方に下山するルートが本筋になっています。昔の破線の道は、標高860mぐらいの所のコキッと曲がるあたりになんとなく残っている程度で、道なりに普通に下山すると五竜の滝そばに到着します。五竜の滝そばでは26番石仏のところに出ます。 26番石仏は、前が広くなっていて他に4、5体の石仏があります。そこから右に道なりに6〜7分下山すると遊歩道(遊歩道Aコース)に合流、それを下っていくとキャンプ場のファイアーサークル場辺りに出ます。 また石仏に出た後、右に10mばかし進んで、よくよく下を眺めていると道すじのようなものが見えてきます。それを3〜40mも降りると木馬トンネルの出口の石仏のところに降りてきます(石仏前から左に行く踏み跡もありますが、そっちは少し進むと行き止まりで、行き止まりの所から下を見ると二つのトンネルの間の遊歩道が見えますが、ここは危険そうなので無理してこちらから下りない方がよいでしょう)。 石仏から下に下りて、そこからはトンネルを潜って遊歩道Bコースを戻ってもよいですし、トンネルを潜らずにそのまま下山する遊歩道Bコースを辿ってもよいでしょう。下りていくうちに木馬トンネルに直接下りてこなかった場合の合流地点があり、この遊歩道を下山すると宇佐神社よりのキャンプ場の端の方のファイアーサークルのある所に出て、川向こうに寂地峡の駐車場が見えます。 |
写真
2つある木馬トンネルを一方に出た所。右谷山から南尾根を下山した場合、この上にある(標高にして15mぐらい)26番石仏のところに出ます。普通にミノコシ峠に登る場合はこの反対側に出て進みます。
感想
チゲン谷を歩いていて、一箇所で強烈なクマ臭がしました。おそらく数分前にそこいらを横切ったものだと思われます。
どんな臭いかといわれると、広島市安佐動物公園にはクラウド君という棒をぐるぐると器用に回すツキノワグマがいるのですが、これがカープの4番、栗原健の使用した古いバットをまわしているというのがローカルニュースでやっていて、そんなこともあってクラウド君を観にいったことがあり、このクラウド君の檻の前で嗅いだ匂いだといえば、広島の安佐動物園に行ったことのある人にはわかってもらえるでしょう。
右谷山から南尾根を歩く下山道は、場所によっては茂っていますが、適当に目印もあり迷うこともないと思います。…が、ガンガン飛ばし過ぎて誤って他の尾根を下りたりしないように注意して下さい…。この尾根は標高を下げてくるとハッキリとした道になります。
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コメント
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はじめて見ました。初めまして 右谷、寂地、冠の
メインコースは歩いてますが まだ地図にも
ガイドブック にも載ってないコースがあるとは
「チゲン谷」滝も多くて明るくてよさそうですが
クマが心配で単独行では ためらいますね
この山域は登山道の人気の度合いによってクマの危険度が違うような気がします。例えば冠山に登る道も松ノ木登山道や汐谷登山道ではクマ注意の看板を見かけませんが、めったに人がこない小川林道からの登山道にはしっかりとクマ注意の看板があります。
そう考えていくとこのバリエーションルートはドキドキでした。
私は一人で行くことがほとんどですので、クマに気を使ってもらえるようにと熊鈴を持ち、特にバリエーションルートなどを歩く時には時々笛も吹いたり、あるいは「ほっほーい!」などと大声を出したりしながら歩いています。一応用心のために武器がわりになればと思い先の尖った山菜スコップと小型の防犯スプレーも腰につけていますが、イザとなったらどうなる事やら…。
ニアミスっぽいのは何度かありますが、実際に現物を見たのは車の中から一度だけです。その時は芸北の八幡高原あたりの舗装林道で30m先を横切っていきました。
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